
真冬の気温0度以下での車中泊、一見、大変そうですが少し
工夫すれば真夏の車中泊より、やりやすいです、ポイントは、
断熱(熱を外に逃がさない)、具体的には、
1.窓の断熱
一番熱が逃げる窓を断熱します、キャンプで下に敷くマット(銀マット)
を加工して、窓にはめ込みます、厚みは、5~8mmの物を使用します。
2.寝具
寝具も普通の毛布等では、脇から熱が逃げるので寝袋を使用、耐寒用を
チョイスします、かさばるのが難点ですが、私は、-25度対応の寝袋を使用、
外気温-5度の草津温泉でも寒くなく、朝まで爆睡でした、御値段が張りま
すが真冬の登山用なら、更に暖かく、かさばりません。
3.頭部の断熱
人間の体で、一番熱が逃げやすいのが頭部です、フード付きの上着を
着るなり、タオルで覆うと、たいぶ暖かくなります(呼吸には、注意)
4.暖房の使用
就寝中にエンジンを回すのは、厳禁ですので事前に温めます、宿泊予定地点の
10から数km手前でトイレ等、車外に出る用事を済ませます、そしたら走りながら
暖房を全開、設定温度は、最高に・・・
泊地到着後、暖房や電装品を切ってアイドリング、バッテリーに充電させます、
その間にマットを窓にはめ込み、熱を逃がさないようにするのと、就寝の準備を
します、数分ほどで終わらせたら、機関停止、以後、翌朝の行動開始まで
動かしませんが晩酌(缶ビール1本)をするぐらいの時間は、大丈夫だと思います。
5.温泉(もしくは、銭湯など)
寒い地方で行動すると、どうしても体が冷えます、夕方頃、温泉や風呂に入って
おくと体の芯が温まるので寝やすくなります、さもないと、風邪をひきやすくなります
第1次西国ラリー中、島根県沿岸部を西進中、温泉に入り損ね、体が冷えた上に
翌日の厳島神社で潮風にとどめを刺され、車中で半日寝込んだ経験あり・・・
6.内装の断熱
車種にもよりますが板金がむき出しだったり、内装材がプラ1枚だったりする場合
は、梱包材に使われる、プチプチを内装に貼り付けます、フィットでは、必須です
さもないと、車内で凍結する事に、ここら辺、スバル車は、しっかりしてます、GD・
GG型インプレッサ、ダケかもしれないけど・・・
7.備え
予想以上の気温低下(北海道など)や大雪による立ち往生の場合を考え、ホッカイロ
を積んでおきます、他に長靴、携帯式スコップ、ガスコンロ(山用)、水、非常食、携行缶に
入れた予備燃料もあれば安心です。
GDAインプ車中泊仕様
https://minkara.carview.co.jp/userid/125933/car/1256639/2217922/note.aspx
失敗編(温泉入り損ねて風邪)
https://minkara.carview.co.jp/userid/125933/car/1256639/3398959/photo.aspx
フィットでの耐寒演習
https://minkara.carview.co.jp/userid/125933/car/1418166/3790303/photo.aspx
Posted at 2014/12/09 22:37:48 | |
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