こちらの記事のつづきです☆
https://minkara.carview.co.jp/userid/126746/blog/37172299/
これを開けると
ちっっっさ “Mojo”って書いてます。
中身はもっと小さいwww
これ、ポータブルDACです。
DAC=デジタル to アナログ コンバーター。
それにヘッドホンアンプ機能がついています。
主な用途としては携帯デジタルプレーヤーやスマホとデジタル接続して
DA変換とヘッドフォンをドライブする為の物です。
が
ぼくはこれをホームで使います☆
だって歩きながら音楽を聴く習慣がないもので。。。w
んじゃ据え置き型を買ったらいいじゃないかって?
ごもっともなんですけど。。
今回ポチったこのDAC、CHORD Mojo という製品。
知っている人にとってはド定番のブランドの最新製品です。
このブランドを一気に有名にしたのはDAC64という製品です。
国内の発売は2002年頃だったかと。

こんなの
確か38万くらいの製品だったと思いますが、運良く新古品を25万程度で入手。
当時はEAD DSP-7000BL/II という少し時間が経過した40万オーバーのDACを
使っていましたが、レンジや情報量は圧倒的にDAC64が凌駕していました。
これだけ高性能で価格の方もそこそこでしたのでDAC64はベストセラーモデルとなり、
デジタルオーディオをやる人間にとって知らない人は居ないというほどの名声を得ました。
ところが。。
ぼくは2台のDACを3ヶ月ほど鳴き合わせた後、DAC64の方を処分することにします。
DAC64のつるんとした肌触り、独特のエコー感が気になったのと同時にDSP-7000の
ざらっとした質感、帯域は狭いがみっちり詰まった感じが古いジャズを鳴らすのには
向いていたのです。
それでもやはりDAC64の音はずっと忘れられずにいました。
(これとJeff Rowland Synergyというプリアンプを組み込んだシステムで出した音は
某超高級オーディオブランドを立ち上げた方に「一般家庭でここまでの低域が鳴っているのを
聴いた事が無い、いや30センチ程度のウーファーで再現出来る低域ではない」との
お墨付きを頂きました。)
時は流れて。。
ぼくは2006年末から2007年頭にかけて一旦アナログプレーヤー以外のオーディオシステムを
すべて処分します。
理由は割愛しますが、1本3万円程度のマイクロスピーカーを30万程度のデジタルアンプと
CDプレーヤーで鳴らすというところからの再出発です。
その間、CHORDはというと。。
DAC64はmkIIを経てQBD76シリーズになり、価格も倍に。

さらにChordetteシリーズを発表して小型で安価なDACとして人気を博しました。
そして2014年にHugoというポータブルDACが登場します。

こちらは実売25万程度でポータブルというには大きいものでしたが、100万円近い価格の
QBD76HDSDに迫る理論値を誇っていて発売後数ヶ月で5年間売られてベストセラーになった
DAC64のセールスを上回るという驚異的な大ヒットとなったのです。
ほほーーー と思いながら貧乏オーディオまっしぐらのぼくにとっては25万円もする
DACなんか関係ないのでスルーしておった訳です。
と こ ろ が
昨年11月に Mojo なるポータブルDACが発売されたとのこと。
今回のは本格的に「ポータブル」なサイズで、Hugoのようにある程度据え置きでの
使用を想定したものではありません。

駄菓子菓子このDAC、理論値では一部Hugoを上回ってさえいるというのですっ。
その上
実売7万以下!
マジかwwwwwww
そしてジョーシンWEBが会員特別価格で破格になっているのを発見。
こういう時のために大事に寝かしておいたジョーシンポイントを今こそ使うときだっっ。
そーするとヤフオク相場を鑑みて、現用DACを処分すれば実質持ち出しゼロで
音質UPできるかも??
もしダメでMojoをヤフオクに出したとしてもほとんど値落ちせずに捌けそう。
といういきさつでポチったというわけです♪
果たして音はどうだったか。
今はこんな感じで仮置きしています。
右が最近まで使っていたLAXMANのDA-100です。
これも小さいながら立派な外観と音で実売6万前後とは思えない。
入門用USBDACとして非常に人気のあるDACです。(当然ヤフオクで半額程度で入手w)
2011年の発売ですが現行機種。移り変わりの早いデジタル機器の中では
ロングセラーと言っていいでしょう。
それに比べてMojoの貧弱な事www
とはいえ、アルミ削り出しボディでそこそこ重さがあり、ケーブルのバネ力で簡単に
動いてしまうようなことはありませんが。
一聴、「うわ やってもうたw」な音でしたが、そこは新品。
ある程度鳴らしてやらないと本来の音になってきません。
まる二日も鳴らし続けると落ち着いて来ました。
もうなんというか。。。
DAC64のまんまの音調www
繋いでいる機器が全く違うので「まんま」と言い切るのはおかしな話ですが、
全体的にDAC64を薄くして躍動感を普通寄りにした感じかと。
うーーーーーむ
DA-100はMojoに比べるとすごくニュートラルな音調だったのだなと再認識させられました。
丁度3年くらい前にCDプレーヤーを処分して、今はPCをトラポにしてオーディオ機器に
接続してiTunesで音楽を聴いています。
30万程度のCDプレーヤーと比較するとこの方法に可能性を見出せたからです。
(DDコンバーターは不可欠ですが)
ですが、回転系から解放された安定感と引き換えに音がよそよそしくなった感じが
していました。
その点、今回のMojoを通して繋いだ場合、PCからの音楽再生がようやく「音源」らしく
なったような感じがするのです。
そういう意味ではDA-100に戻るのは不可能と思えるクオリティであると断言できます。
そうなると問題は音調ですねぇ〜
昔からCHORDというブランドはDACチップに既製の物を使わず、独自の理論の
自社製のチップを使っています。
どうやらこの方式の音調なのでしょうね。
やはりどうも「ガッツリ」来ない。
そしてそれがどうも気になる^^;;
果たして今回もCHORDは脱落することになるのか。。。??
まだ結論は出してませんが、たぶんそちらの道は今回は選ばないように思います。
手綱を取る方法がなんとなく頭にある。。。
そろそろ「つなぎ」で投入したSNOW WHITEという可愛い名前のプリアンプを卒業して
本命のプリを買い戻す時が来たかも??
クルマ弄ってる場合ではないかもですw(爆