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イイね!
2016年01月22日

“ポチっちゃった♪” のつづき (CHORD Mojo)

こちらの記事のつづきです☆
https://minkara.carview.co.jp/userid/126746/blog/37172299/




これを開けると



ちっっっさ “Mojo”って書いてます。



中身はもっと小さいwww


これ、ポータブルDACです。
DAC=デジタル to アナログ コンバーター。
それにヘッドホンアンプ機能がついています。

主な用途としては携帯デジタルプレーヤーやスマホとデジタル接続して
DA変換とヘッドフォンをドライブする為の物です。




ぼくはこれをホームで使います☆

だって歩きながら音楽を聴く習慣がないもので。。。w


んじゃ据え置き型を買ったらいいじゃないかって?

ごもっともなんですけど。。


今回ポチったこのDAC、CHORD Mojo という製品。
知っている人にとってはド定番のブランドの最新製品です。

このブランドを一気に有名にしたのはDAC64という製品です。
国内の発売は2002年頃だったかと。

こんなの

確か38万くらいの製品だったと思いますが、運良く新古品を25万程度で入手。
当時はEAD DSP-7000BL/II という少し時間が経過した40万オーバーのDACを
使っていましたが、レンジや情報量は圧倒的にDAC64が凌駕していました。

これだけ高性能で価格の方もそこそこでしたのでDAC64はベストセラーモデルとなり、
デジタルオーディオをやる人間にとって知らない人は居ないというほどの名声を得ました。

ところが。。

ぼくは2台のDACを3ヶ月ほど鳴き合わせた後、DAC64の方を処分することにします。
DAC64のつるんとした肌触り、独特のエコー感が気になったのと同時にDSP-7000の
ざらっとした質感、帯域は狭いがみっちり詰まった感じが古いジャズを鳴らすのには
向いていたのです。

それでもやはりDAC64の音はずっと忘れられずにいました。
(これとJeff Rowland Synergyというプリアンプを組み込んだシステムで出した音は
某超高級オーディオブランドを立ち上げた方に「一般家庭でここまでの低域が鳴っているのを
聴いた事が無い、いや30センチ程度のウーファーで再現出来る低域ではない」との
お墨付きを頂きました。)


時は流れて。。

ぼくは2006年末から2007年頭にかけて一旦アナログプレーヤー以外のオーディオシステムを
すべて処分します。

理由は割愛しますが、1本3万円程度のマイクロスピーカーを30万程度のデジタルアンプと
CDプレーヤーで鳴らすというところからの再出発です。


その間、CHORDはというと。。
DAC64はmkIIを経てQBD76シリーズになり、価格も倍に。

さらにChordetteシリーズを発表して小型で安価なDACとして人気を博しました。


そして2014年にHugoというポータブルDACが登場します。

こちらは実売25万程度でポータブルというには大きいものでしたが、100万円近い価格の
QBD76HDSDに迫る理論値を誇っていて発売後数ヶ月で5年間売られてベストセラーになった
DAC64のセールスを上回るという驚異的な大ヒットとなったのです。

ほほーーー と思いながら貧乏オーディオまっしぐらのぼくにとっては25万円もする
DACなんか関係ないのでスルーしておった訳です。


と こ ろ が


昨年11月に Mojo なるポータブルDACが発売されたとのこと。
今回のは本格的に「ポータブル」なサイズで、Hugoのようにある程度据え置きでの
使用を想定したものではありません。

駄菓子菓子このDAC、理論値では一部Hugoを上回ってさえいるというのですっ。

その上

実売7万以下!


マジかwwwwwww



そしてジョーシンWEBが会員特別価格で破格になっているのを発見。
こういう時のために大事に寝かしておいたジョーシンポイントを今こそ使うときだっっ。

そーするとヤフオク相場を鑑みて、現用DACを処分すれば実質持ち出しゼロで
音質UPできるかも??
もしダメでMojoをヤフオクに出したとしてもほとんど値落ちせずに捌けそう。


といういきさつでポチったというわけです♪


果たして音はどうだったか。



今はこんな感じで仮置きしています。
右が最近まで使っていたLAXMANのDA-100です。
これも小さいながら立派な外観と音で実売6万前後とは思えない。
入門用USBDACとして非常に人気のあるDACです。(当然ヤフオクで半額程度で入手w)
2011年の発売ですが現行機種。移り変わりの早いデジタル機器の中では
ロングセラーと言っていいでしょう。

それに比べてMojoの貧弱な事www
とはいえ、アルミ削り出しボディでそこそこ重さがあり、ケーブルのバネ力で簡単に
動いてしまうようなことはありませんが。

一聴、「うわ やってもうたw」な音でしたが、そこは新品。
ある程度鳴らしてやらないと本来の音になってきません。

まる二日も鳴らし続けると落ち着いて来ました。

もうなんというか。。。
DAC64のまんまの音調www

繋いでいる機器が全く違うので「まんま」と言い切るのはおかしな話ですが、
全体的にDAC64を薄くして躍動感を普通寄りにした感じかと。

うーーーーーむ

DA-100はMojoに比べるとすごくニュートラルな音調だったのだなと再認識させられました。


丁度3年くらい前にCDプレーヤーを処分して、今はPCをトラポにしてオーディオ機器に
接続してiTunesで音楽を聴いています。
30万程度のCDプレーヤーと比較するとこの方法に可能性を見出せたからです。
(DDコンバーターは不可欠ですが)

ですが、回転系から解放された安定感と引き換えに音がよそよそしくなった感じが
していました。

その点、今回のMojoを通して繋いだ場合、PCからの音楽再生がようやく「音源」らしく
なったような感じがするのです。

そういう意味ではDA-100に戻るのは不可能と思えるクオリティであると断言できます。

そうなると問題は音調ですねぇ〜


昔からCHORDというブランドはDACチップに既製の物を使わず、独自の理論の
自社製のチップを使っています。
どうやらこの方式の音調なのでしょうね。

やはりどうも「ガッツリ」来ない。

そしてそれがどうも気になる^^;;


果たして今回もCHORDは脱落することになるのか。。。??


まだ結論は出してませんが、たぶんそちらの道は今回は選ばないように思います。

手綱を取る方法がなんとなく頭にある。。。


そろそろ「つなぎ」で投入したSNOW WHITEという可愛い名前のプリアンプを卒業して
本命のプリを買い戻す時が来たかも??



クルマ弄ってる場合ではないかもですw(爆






ブログ一覧 | オーディオ | 趣味
Posted at 2016/01/23 02:02:31

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この記事へのコメント

2016年1月23日 7:12
長い文章読んだのに 

色々な方向性を示唆したまま

結論には至っていない・・・

どうするんや~?

ここまでレビューしたら

腹決まってるはずやのにな!
コメントへの返答
2016年1月23日 7:27
お疲れさま☆

結論があっても先立つ物がなければどうしようもありませんw

それに「割れ鍋に綴じ蓋」をしたところで。。という気持ちもあります。

デジタル技術の日進月歩は実に悩ましいものですなぁ〜。
2016年1月23日 21:05
こんばんは♪

3年ほど前にMP3をカセットに良い音で録音できるかな&
ヘッドフォンでPCサウンドを良い音で聞こうと
ONKYO SE-U33GXV2 を入手しました。。

しかし、、音の良さが解らない耳?頭?なので
宝の持ち腐れとなってしまってます(^^;
コメントへの返答
2016年1月24日 3:01
こんばんは^^

ONKYO SE-U33GXV2がわからないのでググってみたらなかなか興味深い製品ですね☆
AD変換をしてくれる装置ってあんまりないですし。

こういう「ちょっと足してみる」的な製品は使うと使わないでは大きな差があることが多いのでコストパフォーマンスは高いと個人的には思います。

「良い音」の定義は色々ですが、ぼくは各個人が思う「良い音」が正解だと思っています。
それとは別に「高性能な音」という変な定義もあると思っていて、これは誰が聴いてものけぞるようなリアリティを持った音だとも思っています。

デジタル時代になってそこそこ「高性能な音」が安価で体験できるようになってきていますので、一度世の中的に「良い音」だとされている再生音を体験してみると面白いと思いますよ♪
まったく次元の違う物を体験するということは1と100を知る事で、そのことによって1と5の違いもわかるようになったりします☆
2016年1月24日 2:16
オーディオは素人なんで わからないんですけど
師匠の喫茶店では 知名御多出横と言う沖縄のメーカーの
パイプスピーカーを使って 店内にBGMを流してます。
このセットだけでン十万とか?
でも良いかんじです。(*^^*)

私も VICTORのウッドスピーカー付きの EX-Ak1と言うの買いましたが
クラッシックには良いかんじですけど ポップス系とかにはあまり良く無く
部屋が 壁が薄いんで 逆に 大きな音で聴こうと ゼンハイザーのHD598と言う プリンみたいな
ヘッドホン買ったら クラッシックはイマイチでポップスは こちらの方が
良かったりと 難しいもんですね。(^_^;)

ちなみに やはり 慣らしって あるんですね。
コメントへの返答
2016年1月24日 3:16
久々に目にしましたw@知名オーディオ

最近はタイムドメインのYoshii9みたいなのを作ってるんですねぇ。ほかのもちょっとどこかで見た感じのスピーカーで昔ほどのオリジナリティは感じられませんが、それだけ洗練されて来たのかもしれません。無指向型の再生装置は心地よいものが多いです。

エレクトリックとアコースティックで「あっちが立てばこっちが立たず」っていうのはあるあるですね^^;;

「慣らし」と言われるものに対する変化は確実にあります。それがどういうメカニズムかはわかりませんが、結果として確実に体感出来ます。それは通電することであったり、接地などのメカニカルな馴染みであったりします。
2016年1月25日 10:06
USB-DACやポータブルアンプを調べ始めるとmojoの名はいたるところで見ました。たいへん評判がいい製品のようですねー。
条件が合えば僕も車内で使ってみたかった製品なんですが、USB-DACが使えない再生環境というのがもう両手両足をもがれているような感じで、どうしようもありませぬ。この間実験で試したゼンハイザーのHPAmpを使った構成にまだ未練があり、とりまわしが超めんどいのですが今でもたまにがんばって繋いで聴くことがあります。あのHPAはそれほど評判のいい機種というわけでもないのですが、2万円台のスマホと3000円のHPAであそこまで鳴るのなら、COWONのPLENUE Dあたりを繋いだら大化けするのではないか…と妄想しておる次第です。
あ、Fiio e6はもう使ってません…あれ繋ぐくらいならMedianavで鳴らせばいいや、というのが結論となりました。
コメントへの返答
2016年1月25日 19:38
CHORDは所謂ハイエンドブランドですのでそもそもこれまでの「ポタアン」とは次元の違うものだと思います。

DAC二階建てに関して気づいたことがあります。
アップルの場合、iPodなどのDOCK端子から出力を取り出すと、ライセンス契約したメーカー以外はアナログ信号しか受けれません。つまり、ルーテシアの純正ヘッドのUSB端子に接続した場合、iPod内のDACを通したアナログの音声信号を受けていることになります。
ぼくが車内で使っているHRT iStreamerはアップルよりライセンスを受けた製品ですのでそのままでデジタルの音声信号を扱えます。
つまり、USB端子で扱う信号もアナログ端子で扱う信号も同様にアナログ音声信号ではあるけれども処理したDACが違うということになります。
どっちみちAD変換してデジタルに一旦戻すというプロセスを踏むにしても入力されるアナログ信号の質にそもそも差があるわけで、外部DACを使う意味は大きいというわけです。
ですのでウチの場合は違う理由がハッキリと分かりました。

ですが、otakenさんが試された環境にこの話は通じません。依然真相はわからないのですが、どうやら「アナログ入力」というワードが密接に関わっている「気」がします。
2016年1月26日 0:11
たびたび失礼します

僕のやったあれなんですが、結局のところ何だったのかというのはまだよくわかってなかったので引き続き考えているのですが、そろそろ一つの結論らしきものが見えてきた感はあります。
ポタアンの二階建てをやる人がいるという話を聞いたことがあります。(見たことはないですが)
その目的というのはまあ「音質の改善」のようなんですが、アンプを通すと一般的に「音場を広げる」という効果があるという話をまた別のところで目にしました。
その理由は書いてありませんでしたが、一方で「音場を広げる」エフェクト(ステレオエンハンサー)はディレイであるという話を読みました。<http://okwave.jp/qa/q6628683.html

これらを併せて考えてみるに、アナログアンプというのはふつうオペアンプ(など)で構成されて、信号を再帰的にループさせて増幅させるということをやるんだと思いますが、このとき信号はループしながらもごく微細なずれを伴います。回路内部で使われる素子や回路構成等によってもそれぞれ独特の音響の変化をもたらすともされているわけですが、一般的に音場を広げる効果があるとしたらこのズレがごく微量のディレイ効果のような働きをしているのではないかと推測しています。
僕がMedianavにもっとも不満を持っていたのが音場の狭さであったため、このアンプ重複でその弱点が克服され、かつスマホのDAC性能+据え置き用HPAの余裕のある入力ソースの供給が本体の構成を優越したのだろう、というのが今のところ自分では最も納得がいく説明となっています。

実はそもそものDACの性能がどうなのか、という点もいろいろなDAC環境を試さなくてはならないものの納得がいくレベルでは果たせておりませんで、このあいだひろべえさんのハイレゾウォークマンやXperiaを同様の構成で接続してみたんですけどいまいちピンと来ませんでした。結局今のHPAを噛ませる構成はDAC(プレイヤー)との相性も大きいのかなと思います。

要するに僕も以前mo☆noさんがuchi_shirousoさんのところで仰っていた「ソースが大事」という言葉を噛みしめているという状況です。最終段にAD-DA変換が挟まっているのは事実としても、素性の良い好みの音を入力する環境づくりで十分以上の音が鳴るという厳然とした好ましい事実があり、ではその「好みの音」をどう作るかという話なのですね。

まあそんなわけで結局、iStreamerを利用して直結で高性能なDACを利用される意味もよくわかっているのですが、僕はiOSもAndroidも今は好きになれないので、んーくまったなあ、というところなんですよね…。(それでCOWONとかiBASSOとかいう話が出てくるわけです)

そもそもスマホサイズの機器を車中でいじるのは危険ですし大嫌いで、なのでアレをやった当初の目論見は内部の構造を見て本体の音質向上につながる何かが見つかったらいいなあというのが本音だったんですが、予想外に好みの音が出てしまい、同時に本体再生での音質向上には絶望的な結論が出てしまい二重に悩ましいのですw
コメントへの返答
2016年1月27日 1:15
いらっしゃいませ♪

>エフェクト(ステレオエンハンサー)はディレイである

なるほど。
イコライジング機能の延長として「クラブ」「ホール」などの名称で音場「感」を演出する加工はエコーの度合いを調節することでそれを演出している側面は強いですねぇ。(もちろんイコライジングカーブも違いますが)
ただそれが単なるディレイなのか、信号から抽出して付け加えているのかどうかはぼくにはわかりませんし、そういう機能があっても使う事はないので真相に興味がありません。

「音場」という変なオーディオ用語についてですが(そもそも造語ですので正しい定義があるかどうかも怪しいのですが)ステレオ再生における「音場」とは再生された音楽が録音された状況の空間の有り様をキチンと伴ってその「場」に再現されている様子のことだとぼくは解釈しています。
ですので正確に言うと、今のほとんどのソフトに「音場」というものは記録されていないことになります。なぜなら音楽を演奏している「場」の音を録音していないからです。ジャズのコンボであってもスタジオ録音の場合は「せーの」で録ることは珍しいですし、一発録りであってもミックスダウンで擬似的に音場を作っています。
アコースティックなジャンルの音楽でさえそうですから、電子楽器を多用したもの、もっと言えばデジタル音源で演奏している音楽ソースに「音場」なんてものはそもそも存在しないのです。

上でわざわざ音場「感」と表現したのはそういうことです。
本当の音場というのはステレオマイク一本で生撮りしたようなソースにしか厳密には存在しません。

ミックスダウン、トラックダウンの際に擬似的に楽器の位置を定位させているジャズやクラシックの録音では「疑似音場」というものはあるとおもいます。それは上手く鳴らしてやると部屋自体が「音場」の一部になり、非常に立体的な音体験ができます。段階的に言うと「2本のスピーカーの間で音楽がなっている」→「スピーカーを中心にその外側を含めて空間を感じる」→「リスニングポジションまで含めて空間感を感じられる」→「完全に自分が音場に取り込まれる」となります。
4つ目の段階が本当にあるかどうかはぼくは体験したことがないのでわかりませんが、あると主張する人がいらっしゃいます。
せめて第二段階の状態になればそこそこ楽しめます。ウチでは今は結構いい加減にセッティングしてあるので第二段階に毛が生えた程度ですが以前はほぼほぼ第3段階になっていたと思います。
良く言う「歌っている歌手の唇の動きがわかる」というやつの延長で、「目の前で人間が歌っているとしか思えない」イリュージョンが起こるのです。これが「音像」というやつです。

この状態を車内で作り出すのは一般的には不可能で、もしやるとしたら相当たくさんのSPをとりつけて、それらをデジタルで自動調節してやれば可能ですが、ちょっとでも頭を動かしたら音場は崩れるでしょう。

本来「音場」再生とはステレオ再生に於いてもっともシビアであり、それを為すことは1つの到達点であると言えます。

ですので純正カーオーディオレベルで「音場」云々を語るのはナンセンスで、「エコー感」と表現したほうが良いと思います。

あと、「ボタアン二階建て」による音質改善という行為がotakenさんの「納得の行く説明」の根拠になっていると思いますが、ポタアンという言葉から察するにこれはヘッドフォン再生を前提とした改善策だと思います。
ヘッドフォンによる鑑賞の場合、「脳内に展開される音の広がり感=音場感」がエコー感が増える事によって増したと感じることは否定しません。
そこでその感覚をスピーカー再生に落とし込んだとして、「エコー感が増える=なんとなく音に広がり感を感じる」という意味合いに一旦固定してみます。
(以前言っていた、最近のソフトがヘッドフォン再生を前提として制作されているのではないか?という観点からしてもこういう「置き換え」に問題はないと思われます。)




DAC二階建て効果が果たしてエコー効果による「音質改善」かどうか。。
たしかに音の深みが全然違うのでエコー成分の差というのも当然考えられるのですが、今のぼくのクルマの音を思い返してみても「そういうことではなないよなぁ」と。
それではということで実験してみました。
具体的にはFM放送とUSB端子に接続のiPad、外部DACを通してアナログ端子に接続したiPadです。

まずFMですが、ほぼルーテシアでは聴いた事がなかったのですが、これはAM放送か?と思う様なクオリティで語る価値を見出せません。
次にUSBですが、これはFMに比べて大きな差があり、この差は誰が聴いてもわかる差です。
かっすかすの音に潤いが生まれ、音の実態感が全く違います。「おー結構やるな」と思って通常通りのアナログ入力にしてみたのですが。。。

これはなんというか。。
エコー感に差があるか耳をそばだてる必要も無く、基音自体のクオリティが全く違います。
例えて言うなら「インスタント珈琲」<<<<越えられない壁<<「コンビニの珈琲」<<<「専門店の珈琲」という感じで口に含んだ瞬間から違います。

ディレイによるエコー感があるかどうかを感じ取る以前に音の立ち上がりの時点で全く違うのです。
仮にディレイ効果が影響していたとしてもこのクオリティ差の一体何パーセントを担っているのか?無視出来るレベルだと思います。

ぼくはオーディオに関しては特に結果重視の姿勢でして(結果として自分が納得できればオカルトでもなんでも良いと思っております)技術的なことに関してはもともと苦手である上に全く勉強する気がないので未だにアンプの回路図をなんかを見てもほとんど何の事だかわかっていませんw ましてデジタルのことなんて何読んでも「ふーん」です^^;;
という感じですので、ルーテシアのDAC二階建ての件についても「現状不満がないのだし、不思議なことではあるけどまーええか♪」という感じではあります。
要はotakenさんが「要するに僕も〜話しなのですね」で仰っていることです。


とここまで書いてふと思ったのですが。。
「本体の音質向上につながる何か」と書かれていますが、これはメディアナビ自体に音楽データを取り込んで再生されているということですか??
ぼくはUSBなりAUX端子なりはたまたBluetoothなりで外部入力として信号を入れてやらないと音楽再生できないと思っていたのですが。。。
もしそういうことが出来ているなら一度どんな音なのか聴いてみたいです☆
2016年1月27日 13:18
ありがとうございます。大変参考になります。コメント欄がすごいことになってますがw、楽しいので続けさせてください

音場「感」という言葉、なるほどなと思いました。確かにそうですね。ライブ会場に車を持ち込んで、バイノーラル録音をしたうえでイヤホンで聴くとかすれば…イヤホンて意味ないなそれwww

「音場(感)」という言葉は最近使われだした言葉な気がしています。ヘッドホン視聴の時代が生んだものでしょうか。ここ20年くらいでやれ「粒状感」やら「分離感」やら「解像感」やら、一気に音響関係の語彙が増えましたよね。

言葉がよくわからないので、音のよしあしは「リアルに聞こえるかどうか」という敷居の低く設定された最低ラインと、「どちらがよりドキドキするかどうか」で判断しています。「どちらがよりエロスを感じるか」と言ってもよいですが、A-Bテストのように「これとこれ、どっちがいいか」でざっくり判断を続けていくだけのシンプルなものです。
これをいろいろやっていたら先のHA400を挟んだ構成にハートマークが出たというところで、現在の理想は「Medianavのタッチパネルで曲選択をしつつこの音もしくはこの音に近い再生を行う」になっています。Medianavから超小型PC+USB-DACをリモート操作して…という夢を一瞬見たんですが、MedianavをLANに組みこめないので夢と消えました。

「音場(感)」についてはもともと不満に思っていた部分なので、HPAmpを噛ませてステージの広がりを感じたことに良い印象を持ったのは確かですが、音に色気が出たのは音場はあまり関係なくて、駆動力に余裕があるHP400のコンデンサあたりが「偶然」よしなに雰囲気つけているだけなんじゃないかなとは僕も思います。音場が広がる「だけ」のFiio e6を結局捨ててしまいましたし。
HA400はもともとモニター用の分岐HPAmpでしかなく、音質の向上効果を狙った機器ではないので、おそらく偶然でしょう。そのへんもアナログゆえの効果ですかね。ドットくっきりの液晶よりもブラウン管のほうが同じ解像度でも自然に見える的な。

いろいろ試してみても、さすがmonoさんの設備はホームオーディオの発想と機器で反則に近いんですけど笑、真似するのはいつでもできるので、僕なりのテーマを以てもう少し足掻いて=楽しんでみたいと思います。

---
ところで。
「本体」の音質向上と書いたのは、MedianavでDA変換を行っている再生の意で使っています。
なのでUSBメモリードライブの接続と、USBマスストレージとして働くスマホ(主にアンドロイドでしょうか)などを繋いだときが想定です。なぜこれにこだわるかというと、Medianav画面で曲選択ができるからという一点に尽きます。

BTはおそらくスマホ側のDACで一度アナログ化された音声が入ってくると思いますがそもそもプチプチ途切れがあって不安定ですし、曲選択もアルバム内でしかできません。iOS系はDockケーブルでUSB接続したときに特別なチップが用意されていてそこを通るんですが今手元に生きたiOS機器がないので試してないです。ここを通ると曲の選択はMedianav画面上でできるのかな??ですがどんなデータが入ってくるのか(DACはどこなのか)は不明です。(まあいずれにせよiOS機器側かMedianavかのどっちかでしかないです)

とはいうものの、本体ストレージへのmp3ファイルの投入は技術的に可能です。ただ本体プレイヤーからは認識させられないのでcoreplayerという別の再生ソフトを使うことになり、これもたんなる普通のメディアプレイヤーで、mp3のプロトコルに従ってデコードしたあとはOSに渡しちゃうんで大差はないっていうか同じかと。
なので、今の僕の理解では本体に入れたとしてもUSB接続と音が変わるとは思えません。USBになにか刺しているといないとで音質が変わるという話がなくもないのは知っていますが、
https://www.acoustic-revive.com/japanese/pcaudio/rut-1.html
これが本当だとしても空より刺していたほうが音質は上がるはずなので関係のない話かと思います。ただ「オカルトでも体感が上がればいい」とは、オーディオ以外でも以前みんカラのどなたかのブログでmonoさんがSゲフンゲフン絡みで話されているのを見ましたが、確かに一理あるので試してみるのはやぶさかではないです。
コメントへの返答
2016年1月28日 1:35
どえらいことになっとるwww

「音場」という言葉は70年代には登場してたと思いますよ。「解像度」「情報量」も。この辺りは長岡鉄男大先生が大好きな表現ですので。
「分離感」というのはあまり使わないですが(「音離れが良い」なんて言いますね)この辺で30年前くらい?
「粒状感」というのもあまりメジャーではないですがこれは20年くらい前からだと思います。

昔(ぼくが知っているのは70年代後半からですが)から再生音をどのように文字で伝えるかということは評論家諸氏が腐心したことであり、
今と違って評論家諸氏に文化的バックボーンがあった時代には「読み物」としても非常に面白いものでした。
「この人がこう表現するならきっとこんな感じ」と自分なりにイメージを膨らませて日本橋の電気屋さんに試聴に行ったものです。

子供の頃からずっとそんな遊びをしていると、大学生くらいのときには雑誌のインプレを読めば大体これはこんな音がする機器で、これでこれを鳴らしたらたぶんこんなだろう、
みたいなところまでなんとなく分かる様になり、しかもそれが大筋で合う様になりました。

普通の人はオーディオ誌なんて読まないので馴染みの無い言葉でもぼくらには慣れ親しんだ言葉なのです。
そうそう、オーディオの表現で一番衝撃だったのは「スピード感」です。これが25年くらい前。最初「速い低域」とか言われてもイメージとしてはなんとなく感じ取れても実際「これがそう」と確信を持てるまでだいぶ時間が掛かりました。そもそも「速い低域」なんて滅多に体験できないものですし。


今から20年ほど前に「STEREO SOUND」誌で菅野沖彦先生の「レコード演奏家論」が連載され始めたのはぼくの中では事件でした。
http://www.audiosharing.com/people/sugano/recordplayer/recordplayer_1.htm
ここにその序文があります。

ぼくは自分がレコード演奏家だという意識はありませんが、一般的な原音追求型ハイファイ志向の人たちとは違うという意識はずっと持っていました。
極端なことを言えば実際の楽器の音と違っても、自分にとって快感である音であればいいし、それを軸に「良い音」というものを自分なりに確立し常にそれ求めています。
自分という観客のために自分自身で「より良い音」を提供している感覚があったので「レコード演奏家論」の根底の部分は非常に共感出来たのです。

まーそんな感じの文系頭の人間が言うことですのでotakenさんのようなスッキリとした理系頭の方が見たら「何を言っているのか?」だと思いますが、
オーディオ趣味なんて本人以外にとってはムダで下らない行為以外の何物でもない自覚はあるので「かわいそうな人」と思って辛抱してあげてください☆
「ドットくっきりの液晶よりもブラウン管の方が〜」みたいな「情緒」を楽しむ遊びだと思っております。

本体の音質向上の件は理解致しました。
>特別なチップが用意されていて
これが単にDOCKから出力してもデジタル信号を得られないカラクリです。ちなみにiPadをUSB接続した場合はMedianav側で操作が出来る代わりに
iPadの音量のバーが消失し、こちらでは音量の調節ができなくなります。選曲等はiPad側でも可能。
それをアナログ接続すると、当たり前ですがMedianav側での操作は出来なくなります。選曲は全てiPad側。こちらでも音量を調節できます。
(音量はもちろんMedianav側でも調整できます)

この場合面白いのはiPad側をフルボリュームにせずに8割にくらいにしてMedianav側で音量調節する方が良い結果になります。それ以下にすると音の勢いが削がれます。
原因はわかりませんが、フルボリュームでの出力ではMedianavに対してゲインが高過ぎるのではないかということと
(フルボリュームだと音の肌が荒れます。それにMedianavのボリューム位置が同じとしてUSB接続とアナログ接続フルボリュームでは明らかに後者の音量が大きいです)
Medianavのボリュームを上げれる(抵抗値で音量調節している場合はボリュームの高い位置の方が音が良いだろうという一般論)という2つの要素が原因ではないかと想像しています。

>Sゲフンゲフン絡みで
たぶんあれのことですねw
ぼくがアレに興味を持ったのは、この商品にはちゃんとした「デザイナー」がついているな、と思ったからです。そしてそのデザイナーはオーディオのオカルトグッズからインスパイアされてデザインしているのは明らかですww
原理を少し読んだのですが、まー言いたい事はなんとなくわかる。ただ、果たしてそんな構造でそれが体感できるほどの差を生むのかというのが疑問です。
完全眉唾だとも思ってないのですが小保ちゃんのスタップ細胞が再現できなかったのと似た理由で実際には思った様に機能しないだろうと考えています。

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