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2018年04月23日

KOJI TAMAKI PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 THE GRAND RENAISSANCE -CURTAIN CALL- 特別公演  ながっっ

に「4月10日」に行ってまいりましたw

今回は上野公園近くの東京文化会館・大ホールです。

なんと30年ぶりの上野。

もうどんなところだったのか記憶も朧げですが。。
なんか駅とアメ横の関係も記憶と全く違ってて「ここどこ?」状態。

宿に荷物を預けて上野公園を散策。





不忍池ってこんなだっけ??
全然亀がおらんがなー。

で せっかく上野に来たんだから。。

パンダ。。。。などでは断じてなく。。



どん
どんだけ逆光w

日本のアートの最高学府「東京藝術大学」に勝手にお邪魔することにw

日本で最も受験の競争率が高い学校として有名ですが、その実力もえぐいえぐい。
大昔ぼくが受験生だった頃、東京芸大の受験生の予備校での油画の習作を専門誌で見て
「こんなもん一生絵描いててもこれは描けん」と思ったものです。

そもそも有名な芸術家の子女やずぅーーーっと絵を描き続けててなおかつ何浪もして
やっと、と言う人が行くところなので実質半年の準備で試験に臨んでつるんと合格した
我が母校などとは月とスッポンというのもおこがましいくらいの差があるわけです。

まー人生でいっぺんくらいどんなところか見ておきたいと前々から思っておりました。



あんまり写真撮るものなんなので、絵画専攻の棟だけパシャリ。

で、その感想なのですが〜

ぶっちゃけ夢破れた感はありますね。

世代的なこともあるんやと思いますが、まー学生に元気がない。
とても何かを表現してやろうというパワーを感じません。

外で石彫をやってたので少し見たのですが、なんやろ。。まー確かに
そこそこ上手いのですがビビるほど上手いというわけでもなく、
何より「君らあんなハードな受験を乗り越えてこんなもんをつくりたかったんか?」
というような作品。

あんま日本の最高学府を悪く言いたくはないのですが、
「君ら卒業してほんまどうすんの?」と思いました。

東京芸大といえば数年前に爆笑問題がキャンパス内で学生を集めて討論するという
番組があったのですが、その中でも「卒業後の自分が見えない」的な話を学生が
しておりました。教授ですら美術だけで身を立てていける人が少ないのに、
みたいな話。

ぼくが学生だった80年代、日本の現代美術の中心は間違いなく関西でした。
短い期間でしたが、日本の美術史の中でも非常にエネルギッシュに活動する作家が
関西にいっぱいいてめちゃめちゃ刺激を受けたものです。

そもそもアートを取り巻く環境が冷え切った現在と比べるのも酷な話ですが、
日本のトップランナーにならないといけない学生たちがこれでは。。と非常に
寂しくなりました。

先日久しぶりに同期の彫刻家の個展に顔を出して、その後ゼミの先輩の作家らとも
食事に行ったのですが、結局やはりぼくらの学年が関西の現代美術の活況を知る
最後の学年やな、というような話になりました。
ぼくらの頃は学校休んで個展やグループ展をやったら教授が見にきてくれたもの
ですが、ぼくらが卒業して間もない頃から普通に欠席扱いになるようになったそう。
そりゃアーティストも育たんわなー。


閑話休題


ま ぼやいてても仕方ないので w



ちょうど桜が終わり切った時期の見事な葉桜を見ながらホテルに戻り、
コンサート支度をしていざ出陣。



まだ薄明るいですね。



とにかく特異なホール。
扇型に広がった客席は座席が全てステージを向いており、左端から右端の客席を見ると
横顔ではなく斜め45度の顔が見えます。

ぼくと年齢が近い古いホールのようですが、非常に精緻な音がするホールでした。
上等のスピーカーで聴くような、というか。
こういうのも面白いと思いました。

この日の指揮者は西本智実氏で、このコンサートはホールに対する興味に加えて、
当代を代表する人気指揮者の演奏とはどんなものか、という興味で臨んだわけです。

果たして結果は〜

もう「独特」としか言いようがないですな。
玉置浩二のシンフォニックのオープニングはいつも玉置浩二が全楽譜を書いた「歓喜の歌」
というオーケストラ曲で始まるのですが、もう1音目から「おや?」ですわ。

この日の玉ちゃんはその西本氏の指揮に実に忠実というか、彼女のプランに限りなく
沿っていこうという姿勢が鮮烈で初めて聴かせてもらう感じでした。

最初はこの難しい指揮に対して完全に乗り切って行く様を驚嘆とともに楽しめていたのですが
後半になってくるとあまりに固定された世界観の指揮にしんどくなってきました;;

いつも通り二部のオープニングはクラシック曲を演奏するのですが、この日は
エルガーの「威風堂々」でした。
大変有名な曲なので自分なりの曲のイメージがあるのですが、「こんな曲ちゃうやろw」
みたいなw

しかし、明確な個性があり、徹頭徹尾彼女の美学で押し切ってくるのは立派、
やはりわかりやすいというのは人気を得るには必要なのかな、と。

まーぼくはこういうのは要りませんがねw


非常にええ経験をさせていただいて、数分の出待ちで玉ちゃんと典子夫人の顔も見れたし
アメ横で飯を食おうかとも思ったのですが。。



こえーよww

新世界とはまた違った「異国情緒」ですなw

こんな異国情緒はいらない、と少し会場寄りに戻って夕食をとりましたw

ブログ一覧 | 安全地帯☆玉置浩二 | 音楽/映画/テレビ
Posted at 2018/04/23 03:33:25

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この記事へのコメント

2018年4月23日 11:11
こんにちは♪
昨日RSJ行ってきましたが、前回のRSJでmo☆noさんに初めてお会い出来てAileを即買いしたことを思い出しました。今年は…ちょい消化不良でしたね。

文化会館はよくバレエを観に行ってました。老朽化してますがそこが良いとも言える…玉置さんと西本さんの共演だったのですね。彼女の指揮はクラシックで2度聴きましたが賛否両論ある方のようですね。彼女の立ち居振る舞いは印象に残ってるんですが、音楽的な印象を全く覚えてないという…

「通学部の若い学生の元気がない 」という話を私の学校の先生もしてましたが、天下の芸大生もそうなんですかねー。例えば未だに前時代的な偉い先生がいて「芸術で金を稼ぐなんてとんでもない 」と教え込んでいるとか(笑)。

コメントへの返答
2018年4月28日 23:53
遅レスすみません><

>今年は…ちょい消化不良でしたね。
いろんな方の画像を拝見してるとぼくもそんな感じがしました。来年はどうなるのでしょうねぇ。

>賛否両論ある方のようですね
なるほどそうなのですね。
ぼくにとっては「奇をてらっている」という印象でしたね。ただ、解釈に一本筋は通っていると思うので彼女なりの美学なのでしょう。

>天下の芸大生も
それこそ行ったことがないのでわからないですが、武蔵美や多摩美なんかの方が元気なのかも?

>芸術で金を稼ぐなんて
芸術で稼ぐというのはなかなか難しいことやとは思いますが「とんでもない」というのもお門違いだと思いますねー。

ぼくが作品を創らなくなった大きな理由の一つに、インターネットをはじめとするITの登場があります。これを超えるインパクトを従来の延長線上のアートで人々に与えられる気がしなかったのです。
案の定、現代美術はその後迷走します。
もう一般的には美術とは過去のものという空気があるのはわかりますが、ぼちぼちITが当たり前になった今、一周回って美術の出番なのではないかと最近思っております。
2018年4月23日 16:05
アメ横ってそんなに怖いところなんですか~?
新世界も怖かったけど、最近は歩ける環境になりましたね。
コメントへの返答
2018年4月28日 23:55
「月曜から夜ふかし」でやってましたがなかなかの「ゾーン」のようですw
完全にテーマパークと化した新世界よりもヤバい空気感がありました。

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「トムブラウンの点数以外納得の審査でした おめでとう御座います」
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