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2015年10月04日 イイね!

クラウンアスリートのフェイスリフト

久々のトヨタのグッジョブ☆

従来のアスリートってぼくには

「顔に大きな下向きの矢印が張り付いてる車」だったのですな。



と こ ろ が




どーですかお客さん♪

グリルのモチーフや基本的なライトフォルム、バンパーの切れ上がったサイドロアグリルの
考え方など、ほとんど変わっていないように思えるのですが、見た目の印象が全然違う。

それもそのはず↑のように一見同じ様に見える要素の1つ1つの解釈が変わっていて
狙いが非常に明確になったのです。

その狙いとは「唐突に張り付いた様な巨大なグリルを全体のフォルムに馴染ませる」
ということだったのではないかと推測します。

まずオリジナルを見て下さい。
ボンネットのプレスに連続する形で矢印グリルが来ているのですが、
これがプレスの流れに連続する事無く正面に張り付いている様に見ている。
ところが新型のグリルを見ると同じ様に稲妻型の線を持ちながら綺麗にバンパーの
プレスからの流れを下に向けて抜けさせることに成功しています。
なぜそう見えるか

1.稲妻の形をボディのフォルムに合うラインに修正している。
2.プラスそのラインが最大限に活きる様にパンパーの造形をより立体的に
(開口部の基本は変わってないがよりハッキリと「開いている」感を強調している)
 グリルのメッキエッジを覆いかけるような表現になっている。
 さらにライトの下あたりのバンパーのほお骨にあたる部分を旧型比でかなり張り出させ
 平面的だった顔面に凹凸感をもたせ、そのラインと稲妻の尖りが馴染む様にしている。
3.グリルを囲むメッキのエッジ部分にも強弱を付けて躍動感を与えている。
4.そして何よりもグリルの下端をバンパー下端を突き抜けるように微妙に延長している。
 (グリルのエッジの底辺自体がバンパーの下端を担っていてバンパーは左右に分断されている)

以上の練り上げによって「ぺたん」と顔面に張り付いていた矢印は
見事に車体の一部になっています。



これでディテールも良くわかります。
2.のほお骨の処理はグリルの尖りに直接入るのではなく、尖りの先端のラインはヘッドライトの
切り欠きに入って行くエッジと馴染んでいます。そのことによってまた面が増えて
より立体感が強調されています。

ライト形状も従来の丸プロジェクターからそれを囲むパーツを追加して角張った印象に
しているだけでなく、微妙にラインが変えられています。
さらに従来「目頭」以外はボディと同一平面上にはまり込んだ感じのライトだったのを
目頭の彫り込みを深くし、ボンネットを延長して丁度まぶたが垂れ下がるように
ライトにかかるようにしています。ここでもまたより立体感が。
その垂れたまぶたの一部を構成するボンネットのプレスのショルダーも
「これでもか」というくらいエッジを盛り上げて連続するグリルに負けない
存在感を示しています。

4.のディテールに関してはモデリスタのエアロパーツにもその思想がちゃんと
受け継がれています。

旧型


新型


一目瞭然ですw
フェンダーダクトの追加も効いてます。


欲を言うならなぜ最初からこれくらいの練り込みがなかったのか?ということ。
「顔に矢印つけたろ」というアイデアを大して昇華させずにそのままやっちゃった感大です。

まぁその反省もあったのでしょう。
今回のフェイスリフトは「イメージを変える」のではなく、造形的な練り込みが全ての
ように感じます。そして大成功している。


付け加えると話題のカラーも非常に綺麗な色が揃っていて、しかもボディと自然に馴染んで
美しい。ピンククラウンの唐突さとはえらい違いです。
(まーピンククラウンは意表をついてナンボみたいな企画ではありますが)

なぜクラウンでカラーマーケティング?という疑問はありますが、そういうあざとさを
感じつつも物として違和感がないので許せてしまいます。


「やればできるじゃん♪」

Posted at 2015/10/04 04:25:03 | コメント(8) | トラックバック(0) | 車評 | クルマ
2015年10月01日 イイね!

どうした???SUZUKI (良い意味で♪)

まいふぇいばりっと国産メーカーSUZUKIがやってくれましたねー♪

http://carview.yahoo.co.jp/article/photo/20150928-20102611-carview/1/

東京モーターショー2015の出展概要が発表になったのですが。。





何この素敵な車♡
なぜ今までなかったのかこのカラーリング。









これもカラーとディテールの勝利でしょう。


コレ 欲しい欲しい欲しい〜〜〜〜


ファッション業界に於いては(プレタやオートなんかはさすがにアレですが)
デイリーカジュアルのセンスは日本がダントツブッチギリだと思うのです。

そういう物差しで物を言うと、↑くらいのセンスの車がすでに普通に街を走ってても
全然おかしくない。
むしろ大衆車に於いてはこういうデザインコンシャスなクルマで勝負しないでどうする??
と思う訳です。日本の自動車メーカーは消費者像をダサく設定し過ぎでしょ。

たしかに欧州車のコンセプトに影響を受けたのは明白ですが、それでも
「これが日本のクルマのデザインだ」と胸を張れるテイストのコントロールを感じさせます。
「君らの文化をジャパンが味付けするとこんなにもオシャレ」とヤツらに言うてやりたいです☆


↓このへんは即市販車でしょうけどええ感じ











こういうテイストの車が今の日本のメインストリームであって欲しいです。


今年のモーターショー、SUZUKIにどれくらいの注目が集まるのか。
期待値1000%です♪
Posted at 2015/10/01 12:45:42 | コメント(12) | トラックバック(0) | 車評 | クルマ
2015年09月12日 イイね!

シエンタ大ヒット

クルマに限らず、商品のデザイン(形)なんて物はアートとは違うので
「売れてナンボ」な訳です。
造形的に優れてるとかそんなのは二の次。

そういう意味で新型シエンタのデザインは大変優れたものだと言えます。
結果オーライ的に良いデザインなのです。

ぼくは常日頃、日本の自動車業界でデザインの仕事に従事している人は
発注者(企業上層部)の意向を粛々と形にしてて偉いな、とちょっと思っておったのです。
なのでデザイナーはだまってニコニコして会社からお給料もらってたらええと
思うのです。

んでもなんかえらく饒舌に語っちゃってくれるわけですよ これが。

シエンタのデザインのキーワードは「一筆書き」だそうです。


ん?

一筆書きとはひとつの形を切れ目のない線で描ききる事。

ふむ。。

まークルマの線を全部一筆書きすることなんて不可能なので、そんな「一筆書きになって
ないやん」とか意地悪なツッコミは致しません。

んでもそうならば、基本どんな造形物でもラインの繋がりや流れを考えて作るもの。

あえてトピックとして言わんとあかんことですかね?


↓はシエンタのサイドビューです。



どう一筆書きなのかわかります?

こういう事だそうです。



Aピラーの付け根からドアの上端のラインを通ってリアドアの終点でおりかえして下へ向かい、
前方にもどって跳ね上がる。
ここには「一筆書き」と表現していいラインが見えますね。
でもですよ。
バンパーからルーフへのライン、後輪タイヤハウス横の樹脂パーツなんて
一筆書きとなんか関係あります?????
なんだったら樹脂パーツはドアの一筆書きラインを分断しております。
なんでわざわざ盛って来るのか。

答えはこれです。



シエンタを初めて見た時にまずギョッとさせられるディテール、ヘッドライトから
フォグに伸びた黒の線。

最近ヘッドライトから逸脱した線をアクセントで使うというのが流行のような気もします。
(そういう意味では先日のメガーヌも意味合いは同じですね)
これは歩行者保護の為にボンネットが高くなったことによって、でっかくなった顔が
間延びしてしまうのを視覚的に何とかしようという各社のチャレンジやと思います。
最も分かりやすい例がコペンローブですね。

別にそれはそれでええのですよ。
でも、そのディテールを発注される前に、もっと大前提の発注があったと思われます。



「こんな顔にして」





で 結果これ




さてデザイナーは悩みました。
「サイドビューこんなラインにしたいけど、アクアの顔と合わないよな。。」
「あ そうや サイドのこのラインを一筆書きということにして。。」
「それをテーマ的にやってみましたってことにして。。」
「ライトの端から黒い線でぴゅ〜ってフォグまで繋げて。。」
「おお んじゃ最近の流行だからつけろって言われてるサイドの樹脂パーツも。。」
「唐突な感じのヘッドライトの形のリフレインにすれば馴染むかもだし。。」
「なんか考えてやったっぽく見えない?????」

なーんて考えたかどうか知りまへんよ??

でも一筆書きのイメージで、なんて言われた日にゃこんな妄想もしちまうってもんです。

それにどーも「一筆書き」の定義が定まっていない様子。

デザイン説明の動画では

こんな感じで一筆書きだよって言うのですなぁ

いやもし言うならばですよ

こうでしょ こう

もちろん動画作った人間は別部署でしょう。
んでも監修しないんですかね。
こんなVまで作っていかに「一筆書き」なのかを力説するわけですよ。
こんなええ加減な仕事でええのかえ?


彼らが一筆書きと主張するヘッドライトから伸びた黒い線を見た時、
瞬時にぼくはある強烈なトラウマを思い出しました。


幼稚園のときに瓶に紙粘土を付けてなにか造形し着彩するという課題があったのですな。
まー自分で言うのもなんですが、今は凡人のぼくもご幼少の砌にはちょっとした
天才でしてねw
絵も褒められましたが何より粘土が大好きで今思い出してもとても幼稚園児が
作る様なレベルでないものを誰とも遊ばずに家で1人で延々と作ってたのです。
そんなガキなので、その課題に対して他の皆は単に粘土を貼付けてそこに花の絵なんか
書いたりしてるなか、よしカッパの顔にしてやろうと考えた訳です。

さてベースは粘土で出来た。
次は色を塗らんとあかん。
カッパの皿は元からの黄色い瓶のフタ。
その廻りに濃い緑のギザギザ、顔は薄い緑に塗って。。
目とくちばしは瓶のフタに合わせた黄色にしましょ。

まここまでは良かったのです。

少年mは「黒目描いたろ」と思ったのですな。
普通に黒の絵の具で左の黒目を入れ、さー右の黒目を入れたら完成。

油断したのかなんかわかりません。
筆に付けた絵の具の量が多かった。
右の黒目を入れた瞬間、その黒は黒い涙となってカッパのほほを伝ったのです。

ぎゃっ と思いましたね。
拭いてもダメなのはわかっています。
ここまで緻密に作った来たのに何たるミス。
壊したくなりましたがそういうわけにもいかないので。。。

少年mは考えました。
頬の半ばまで垂れた黒い涙。これを活かそうやないか と
まず黒目を大きくして黄色い部分が分断されている印象を最小限に止める。
そして目とくちばしを広範囲で縁取るカブキのような黒い縁取りにして
誤摩化したのです。

今こうやって書いていても胸が痛くなります。
なんたる付け焼き刃な誤魔化し。

でも皮肉なことに非常にアバンギャルドな出来映えとなったカッパの花瓶は
えらく褒められました。
本来は黄色いフタをカッパの皿に見立てたアイデアを評価してほしかったのに。。
「フタ閉めたら皿になるねんでっ」って自慢したかったのに。。

CMに登場したシエンタはその時のカッパと同じ色をしていました。
そしてぼくのカッパのように黒い涙を流してました。

それは意図された線ではなく誤魔化しの黒い線。

少年mが犯した誤魔化しと同じ誤魔化しの黒い涙。



街には結構な数のシエンタがすでに走っています。
唐突な感じのライト形状のお陰でスリムに見えるフロントマスク。
不思議で新鮮なフォルムです。
今最も目で追ってしまうトヨタ車かもしれません。
資本主義社会における大変すぐれたプロダクトデザイン。



でもぼくにとっては黒い涙のカッパなのです。


Posted at 2015/09/13 01:23:34 | コメント(9) | トラックバック(0) | 車評 | クルマ
2015年09月10日 イイね!

ダイハツ キャスト などなど

歌ネタ王決定戦2015良かったですね〜☆

って長くなるのでやっぱりこっちのネタでいきましょw

こっちとはコレ





本日発表のダイハツ キャスト3タイプのインパネ画像です。
もうね、エクステリアには触れもしませんよw 不毛ですからね。

それぞれ悪くないと思います。
それに3タイプの外装に合わせて相当雰囲気を変えて来ている。
しかも大きく変わっているのは一番上で言うところの青い部分、ダッシュの真ん中を
横切るパーツを変えているだけ。賢い。

これは花丸を上げましょうね♪


さらにコレ




新型スズキ ソリオのインパネです。
現物写真はライティングが悪いのとシフトまわりのシルバーが安っぽいですが、
デザイン画の様に黒っぽかったらええ感じやないですかね??


少なくともデミオを除く国産Aセグ、Bセグのどれよりも好感が持てます。

もうちょっと前にさかのぼるとラパンの内装も素敵でした。


ここに来て軽自動車の内装デザインが「いかにも軽」から脱却しつつあるのでは?

なーんてほくそ笑むべきなのか。。。



んーーー

たぶん本格的に軽自動車が普通車のボトムレンジに取って代わる時代になったと
見るのが正解なような気がします。

価格はほぼほぼ同じ、でもランニングコストは有利。

サイズ以外に装備やクオリティに差がない。

車は走ればいいから走行性能はどっちでもいいし、そもそも軽の走りで十分。

下取り価格が断然有利。


ぼくなら(特段車に興味がなければ)軽を買いますねー


ところがやっぱりぼくは車に肩入れしたいので。。。
国産普通車コンパクトの奮起をお願いしたいのですな。

どうも「小さい=安物」という先入観でつくられているとしか思えんのですわ〜

マツダに出来て他にできないわけないでしょ♪
Posted at 2015/09/10 01:12:50 | コメント(6) | トラックバック(0) | 車評 | クルマ
2015年09月08日 イイね!

おや?(メガーヌのディテール)

新型メガーヌの画像を見ていて気付いた事が。



RENAULT SPORT のバッジデザインが変わってます。

この方が大人な感じですね。


リアのロザンジュに関しても、菱形の立体物を貼るというだけでなく、ベースから立ち上げて
立体感を出すと言うさらに進んだ表現になっていますね。
(このベースの立体処理はAlaskan Conceptにも見られます。与えるイメージの着地点は
違いますが。基本アイデアは同じでもそれぞれのイメージの追求の為にアプローチを変えて
来る意識がすごいと思います。)

ディテールを追って行くと「高級感」の演出に心血が注がれているようです。
実車の存在感は相当なものだと予想します。

ヴァンデンアッカー氏のコダワリはぼくの琴線に触れる要素満載ですねぇ。
天才肌ではないと思いますが、理詰めのデザインという意味ではすごい人だと思います。
ぼくみたいに天才でない人の理想形のような人だと。

これはしばらく画像を眺めて楽しめそうです♪
Posted at 2015/09/08 16:30:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車評 | クルマ

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何シテル?   10/07 23:47
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