北硫黄島
投稿日 : 2009年04月07日
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パッと見は南硫黄島とも似た急峻な“魔の島”に見えるが…
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ちょっと角度を変えて。南硫黄島とは少し雰囲気が違うことがわかる。
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島のスペック自体は海岸線長8km、標高793mと南硫黄島を少し大きくした感じであるが、南硫黄島と大きく異なるのは、南硫黄島が一つの山で形成されるのに対し、この北硫黄島は二つの山が、よくある“おっぱい山”のような形状になっておる。
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そのため“峠”あるいは“鞍部”の両側部分に多少(…といってもごくわずか)の集落を築けるスペースが生じており、峠を挟み島の両側に二つの集落が形成されていた。
なお小学校は片方の集落にしか無く、通常は海岸線を歩いて登校していたが、高波の日には峠を越えての通学を余儀なくされていたとのこと。しかし過酷な通学路である。
なお昭和19年までは有人島だったこともあり、当時の住人が今でも父島や内地でご存命で、こうした島の生活に関する話を聞くこともできるのだとか。
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海岸から一段高くなったところ、ちょっとなだらかな場所が集落跡。
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集落跡をアップで。
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雲霧帯でわかりにくいが、南側の山の山頂付近に若干の平坦地があり、牧場として使われていたとのこと。(ブログのリンクの地形図から見るとわかりやすい)
その牧場の牛がこの崖から落ちてしまうといった事故もあったのだとか。
それよりも謎なのが、どうやって山頂近くまで牛を登らせたのかということ。今となってはよく分からないらしい。
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北硫黄島ではイルカともご対面。独特の円を描くような動きで乗客を楽しませてくれた。
咄嗟のことで、コンデジのズーム+トリミングで何とか撮影。
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