目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今月、キャンプに行くことになりました。
3年ばかり前にもキャンプに誘われて行ったんですが、テントなどを持っていなかったので、その晩はエリオのラゲッジに転がったんですけど、とてつもなく寝にくい。
その後もキャンプ道具なんかを揃えたりしていなかったんですが、先月にキャンプ参加の打診を受けたので、これを機にエリオで車中泊をための方法を考えてみることにしました。
2
エリオのラゲッジは、拡げると奥行が150cmくらい。
跳ね上げた後席座面が邪魔で、フラットになるのはラゲッジ対角線上の170cmが限度でしたから、身長173cmの僕だとゆるく足を曲げてやっと寝られるというありさま。
そこで跳ね上げた後席座面を飛び越えて、180cmくらいのフラット面を用意できないか調べてみることにしました。
3
180cmもの長いフラット面をエリオの中に置こうとすると、前席を前にスライドさせたうえ倒さなければならず、こうなると運転ができなくなりますから、キャンピングカーのような据え置きで用意するのはムリ。
となると高さ30cm程度の脚を持つコットを置き、車中泊のときだけ展開するくらいしか手がありません。
エリオで車中泊やコット利用の前例をみつけられず、どんなコットを選べば良いのか見当も付かなかったので、ひとまず
1. 丸パイプで構成されている
2. トラス状の脚ではない
3. 寝台より外に脚が出ない
ものを条件に、中古品をひとつ買ってみることにしました。
4
買ってきたコットは、寝台の長さが190cmで脚から脚までの距離が160cm。
跳ね上げた後席座面を飛び越えたところにコットの脚がくる勘定です。
これだとコットの脚の下に、ラゲッジと同じ高さになる土台などを用意しなければなりません。
が、折りたたみで使うからには、車内に余計なものを置きたくもありません。
キャンピングカーでないのなら、エリオを日常使用したときの利便性はスポイルしたくないんですよね。
5
そこで脚の丸パイプの径をイレクターパイプと同じになるようにし、フロアまで延長する別の脚をイレクターパイプで作ってやることにしました。
丸パイプはだいたいインチ規格でできていて、探せば何らかの径を変えるアダプターがあるもの。
今回はバイクのハンドル径(22.2mm→28mm)を変える部品を使って、イレクターの並行ジョイントを付けることにします。
6
延長するイレクターパイプの脚は75cm。
150cmのパイプを買ってきて半分に切り、両端にはゴムを入れて、向きを問わず差し込めるようにしてみました。
これでうまくいくぞ、とニヤニヤしてたんですが。
7
折りたたんだ状態のコットは、延長した脚をつけたままでもラゲッジに収まってくれるんですが、コットを車内に展開しようとすると、今度は延長した脚が邪魔でできないんですね。
じゃあ、ということで脚を外し、コットを展開してから組もうとしてもダメ。
仕方がないので、延長の脚を2分割にすることにしました。
8
分割位置はコットの脚よりも短くなるようにし、短いほうの脚をコット側に組んだままでも通常のコットとして使えるようにして、車内で展開したときは、あとからねじ込み式の脚を継ぎ足す格好にしてみます。
キャンプまでに組み立てテストができると良いんですが、無理かな。
パイプカッターとヤスリを持っていって、場あたり工作になるかも知れません。
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