スバルブラットのでっち上げ　その２

気が乗っているうちに組み立てを開始しました。
まずはギヤボックスから。

スバルブラットはマイティフロッグに先行して発売されたモデルで、数カ月程度の差しかないにもかかわらず、マイティフロッグはいくつかアップデートを受けていました。

デフもそのひとつ。

ギヤケース自体はスバルブラットもマイティフロッグも同じで、画像は当時物のスバルブラットの説明書なんですが、ご覧の通りノンデフ。
手持ちの部品はマイティフロッグで、ギヤデフになっています。

ノンデフの部品も持っていますが、今回は部品取り用として組み上げるので、ギヤデフで。
こうしておけばアッセンブリで交換できますしね。

さすがに2ヶ月ほどで都合4台目のギヤボックスですから、部品をつまみ出してホイホイと組み立て。
説明書はマイティフロッグ2005で、ギヤデフになっています。

なお、復刻版のスバルブラット2007は、マイティフロッグ2005と部品を共用にしたのかギヤデフになっていました。

お次はフロントのサスアームを組み立てていきました。

金属部品の状態は良いものの、ネジ類は状態のとりわけ良くないものしか残っておらず、ネジ一本一本のサビを落としていきました。

サビたシャフトというのもそう悪いものではなく、サビさえ取ってしまえば荒れた表面はグリスを保持しやすくなり、わずかにシャフト径がやせるので、なじみの良いスルスルのサスアームにはできるんです。

とはいえ40年の歳月はネジ山をダメにしてしまうこともあり、2本ばかりのネジが再利用不可の判定になりました。

ホームセンターのネジでは代用の利かない段付きビスなので、明日にでもラジコンショップに置いてないか見てこようと思います。

スバルブラットのリヤサスは、形ばかりのスプリングのみのもので、フリクションダンパーにもなっていません。

状態は良く、1台分揃ってはいるんですが、これも他のマイティフロッグはすべてオイルダンパーになっているので、取り付けていてもあまり意味がありません。

なにか無いかとジャンク箱をあさってみましたら、キングキャブから外されたメーカー不明のオイルダンパーありました。
長さも近く、ちょっとした調整で使えそう。

かつてのハイキャップダンパーやスリーブドダンパーに似ていますが、Oリングが非交換式なのでタミヤ製ではなさそうです。
それでもオイル漏れはなく、シリンダ容量が非常に大きいため、ダンパーとしては優秀。

軸間距離をマイティフロッグ用に合わせて、オーバーホールしてからスバルブラットに組んでやろうと思います。