ボンネット 開口部のフタ自作その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ボンネットのでっかい開口部が特徴のランエボ。
エンジンルームの排熱性向上と引き替えに、大なり小なりの浸水は避けられません。
まぁ、普段の使用レベルでは問題ないと言いますが、気になるのは洗車時。
とくにドライブスルーの洗車機なんか通した日には、もうもうたる水蒸気が立ち上り注目の的になってしまいます(苦笑)
もちろん、熱したエキマニが急冷されるのは耐久性にも影響大(実際、エキマニにクラックが入ったという例も聞きますし)
そこで、洗車の際には画像のように養生テープを貼り重ねていたんですが、さすがに面倒&もったいない... 何とかしたいなと考えていました。
2
エキマニの錆対策だけなら市販のエキマニカバーという手もありますが、できればエンジンルーム全体への浸水を防ぎたいので、ここは開口部に被せる蓋(カバー)を作ることにします。
型取りするために開口部のグリルを外します。(ボンネット裏面のナット6個で固定されています)
3
材料はホームセンターで買ってきた薄手のPP板(\980)
装着したまま走ることはないので、耐熱性はそれほど考慮していません。
画像のように油性ペンで型取りした後、切り抜いていきます。
4
さて、一番悩んだのがカバーをどうやって固定するか...
ホームセンターをうろうろしつつ、ウェルナットやブラインドナットその他、いろいろ考えましたがどれもイマイチぴったりしません。
苦肉の策で画像のような建材用のトグラーをグリルの網部分に装着することにします。(元々は家屋の石膏ボード壁に物を固定するために使うパーツ)
工具無しで簡単に脱着できるよう、ツマミ付きのネジを使うことにしたので、タップでネジ穴を開け直しておきます。
5
トグラーをグリルに装着。(画像下は拡大したもの)
端っこに装着したのは脱着時に共回りしてしまうことを防ぐためです。
6
トグラーの位置に合わせて、切り出したPP板にネジ穴を開けます。(ピンバイスとリーマーを使うと便利です)
なお、カバーは両端を固定するだけでは中央部が浮き上がりそうだったので、カバー側に電線用のクリップを貼り付け、網に引っ掛けることで固定箇所を増やしました。
7
仮留めして問題がないか確認。
工作のしやすさと、脱着のしやすさを重視して透明のPP板を使いましたが、これでは目立ちにくいため、うっかり付けたことを忘れて走り出す可能性がなきにしもあらず?
8
ということで、イヤでも目立つように赤のラインテープをクロス貼りしておきます。
アクセントに手元にあったスリーダイヤも貼ってみました(笑)
これで洗車時のみならず、大雨の際にも安心です。
※その後...
やはり薄板では洗車機に通した際、ブラシの擦過には意外と耐えるものの、水滴飛ばしのエアブロー時に端っこがめくれてバタバタすることに気づきました。
ということで、手元にあった3mm厚の低発泡塩ビ、FOREXで作り直しました。
透明じゃないので装着時にちょっとトグラーのネジ穴が確認しづらいですが、まぁ何とかなるレベルです。
真っ白では味気ないので、以前作ったスリーダイヤも貼ってみました(笑)
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク