
注)長文です。写真もいっぱいです。すんません。
2/15の土曜日、有休を取って札幌モーターショーへ行って来ました。
朝、ゆっくりご飯食べて出遅れたもんだから、会場から離れた第2駐車場(月寒グリーンドーム)はほぼ満車状態。
ちょっと時間がかかりましたが、何とか車をとめて無料のシャトルバスに乗り、11時過ぎに会場である北海道日本ハムファイターズの本拠地・札幌ドームへ到着。
当然、朝からハイドラ起動してますが、会場に入る前から既に「ちゃっちゃ~」の連続。
さっそく会場内へ。

まだ午前中なのでちょっと空いてるのかな?
えー、まずは会場の中が良くわからないので、入り口でもらったパンフを見ていると、

ん? おっ! 体験試乗会!?
すかさず受付カウンターへ。
しかし、朝出遅れたため早い時間は埋まっていて、空いているのは夕方の時間。
アクセラかCX-5、エクストレイルでも乗ってみようと思いましたが、マツダさんの2台は既に予約終了。
まあお遊びだからって事で、とりあえず一番早く乗れる「リーフ」を予約。
右手にデジイチ、左手にスマホ、カメラバッグを担いで、いざブースへGO!
まずはホンダ。
今回、一番モーターショーらしい出展をしていました。
気合入ってます。
キターっ、NSXコンセプト!

確か、東京モーターショーでは「白」だったハズですが、このガンメタ?シルバー?(照明の関係で色が良くわからない)もいいですなぁ。
ホンダさんも、札幌に色違いを持ってくるなんてニクイ~。
後ろから見ると、やはり最近のホンダさん共通のデザインですね。
エンジンルームなんかも見たかったけど、このままの展示のようでした。
(見せられる状態でないのかも)
続いて、今回一番見たかったS660コンセプト

2011年のモーターショーに出展されたコンセプトカー「EV STER」のデザインをベースに、より製品版に具体化。
一応コンセプトモデルですが、デザイン的にはほぼ最終版の仕上がりとの噂です。
(このまま市販化したら、180~200万円辺りってとこでしょうかね~)
お尻がアグレッシブ~。

新型UNI-CUB
体重移動で操作します。
座って乗れるセグウェイって感じでしょうか。
この手の近未来的な乗り物は、道交法が大幅改正されない限り日の目は見ないんだろうなぁ。
市販車も展示してましたが割愛しま~す。
(だって、そんなのディーラーで見ればいいじゃないですか~)
ところで、最近ASIMO君はどこへ行ったのかな?
続いてスズキ
スズキは「コンセプト」ではなく「参考出品」の表示になってますね。
ま、どっちでもいいんですが。

X-LANDER(参考出品)
1.3Lデュアルジェットエンジン+1モーターのハイブリッド
おそらくベースはジムニーでしょうか。
ハイブリッドシステムがどんな感じの仕組みになっているのか気になります。
写真だけ見てるとサイズ感がわからないので、コレだけだ見てると幼児が乗る電動カーみたいに見えなくも無い(笑)

左:ハスラー・クーペ(参考出品)
新型ハスラーのクーペバージョン
ルーフの後部がクーペ状に斜めに傾斜してます。
ここまで出来てますが、市販化の予定は無いらしいです。
因みに「クーペ」とは、フランス語で「切る、切り取る」の意味(クーペ=車の後部を斜めに切り取る)があり、フランスパンで上に1本切り目が入ったものも「クーペ」と呼びます(余談)
右:リカージョン (参考出品)
インタークーラーターボ付きバイク
(バイクは「二輪車編」で別に紹介します。)

ピンク①:スズキ・ハスラー
市販車なんで特に解説は無し。
クーペ版と見比べると、色が違うだけでも印象が全く違いますね。
次、トヨタ。
えー、残念ながら正直目新しいものは無いです。
FCVも以前のモーターショーから出てます(FCV-R)し、86のオープンカーもモーターショー用に作りました感がする(市販化なんか考えてなさそう)し、LFAも
去年自宅近くのジェームスでニュルパッケージをじっくりまじまじと見たんでワクワク感はないし。
でも一応写真撮ったので、

FCVコンセプト(なぜペンギンが一緒なのかは不明)
次世代燃料電池自動車。
2015年に市販開始と言ってますが、おそらく「燃料電池ユニット」を使用したまったく別物のデザインでの発売になるかと思われます。
ミドルサイズの車かと思いきや、全長は4870mm
クラウンよりほんのちょっと短いくらいです。
ただ、高さがあるんでかなり大きく見えます。
フロントフェンダーにはトヨタのハイブリッド車と同様のエンブレムが。
ただし「FUELCELL」と書かれてます。
電気自動車と同様、インフラの整備が進まない限り一般に認知してもらうのは難しそうですね。
(世界のトヨタですから、金に物を言わせて力づくで…)

FT-86オープンコンセプト
86ベースのコンバーチブル
市販化は…無いだろうなぁ。

JPN TAXI コンセプト
クラウン・コンフォートに続く次世代タクシー専用車
LPガスエンジンのハイブリッド車です。

ドアの「トヨタ」のカタカナロゴが渋い。

車内を良く見ると、中央に走行メーター、左側はナビ内蔵の料金メーター、右側は「佐藤様」とか表示されていて配車システム?
左側の後席ドアのみ開口部の大きいスライドドア。
フロアは低く乗降性は良くて中も広々。
乗車中、外の景色が良く見えるように窓を大きく取ってあるとのこと。
これ、もうちょっと細部を手直ししてファミリーユース向けに売り出したら意外と売れるかも。

LFA
こういう車はエンジンルームも綺麗にまとまってますね~。

ピンク②:クラウン・アスリートG "ReBORN PINK"(限定650台販売終了)
だいぶ見慣れましたね。
左奥には「どこでもドア」が!
通ってみたけど何も起こりませんでした。(笑)
おまけ<TOYOTOWN>

TV-CFでおなじみのTOYOTOWNが会場に再現されていて、ベンチに座って記念撮影出来るようになってました。
(今回一人で行ったので記念写真撮れず)
次、マツダ。
はい、マツダさんはコンセプトカーは1台のみで、後は市販車を展示してじっくり見てもらう作戦。
うーん、それじゃディーラー行くのと変わらないような。
残念。
唯一、東京オートサロンでもお披露目したAxela sportを参考出展。

SKYACTIV-Dに6MT、純正エアロや足回り(一部市販していないパーツや、社外ホイール等のパーツも使用)、フルバケットシートなどでレーシング仕様に仕上げたもの。
スポイラーも市販されているものですが、市販品には赤いピンストは入ってないとの事です。
「総額でいくら位?」って聞いたら、説明員が困ってましたよ。(笑)
コレはコレで悪くは無いのだが、他にレースカー1台持ってくるだけでもすごく華があったような気がするのだが。
(マツダにはいいレーシングカーがいっぱいあるんだし)
お次は向かいのダイハツ。
今年のダイハツの目玉はコペン。
年内発売開始と言われてます。
(S660とコペン。今年は軽コンバーチブルの直接対決か?)

こちらはKOPEN RMZ
S660と見比べると、コペンのほうがかなり市販車レベルに近い仕上がりのような気がします。
(言い換えれば「市販車レベルの無難なデザインに落とし込んである」ともいえるが)
コペンは外装パネルが「着せ替え」できます。

オレンジ色の車体が、こーやって、ヨッ、サッ、とやると、

何と言うことでしょう~、緑色に~。
(外したパーツが右奥に)
KOPEN XMZ
黒い樹脂パーツでちょっとクロスオーバー風なイメージ。
ところで、外したパネルはどこに置きましょ?
大きな車庫が必要ですね。
さらにこの構造はすぐに市販化はムリでしょうね。(市販車ではパネル交換は出来ないでしょう)
ちなみにまたまた余談ですが、以前販売していたコペンは「COPEN」、今回出展しているコペンは「KOPEN」です。お間違いなく。
もうひとつ、

観音開きの大型冷蔵庫…ではなくて「DEKA DEKA」

全高1850mm、デカい。でも軽。
細かく見ていると、次期1BOX軽に採用されそうなデザインがあちこちに。
ダイハツのブースでは、メルマガに登録すると抽選でくじが引けて、当たるとKOPENのミニ四駆がもらえる抽選会をやってました。
チャレンジしましたが見事にはずれました。(^_^;)
次は日産。
ん? 日産も目を引くものが無い・・・?
・・・って言うか、札幌モーターショー、手ぇ抜いてない?
だって、東京モーターショーには、

IDx FREEFLOWとか、

IDx NISMOとか、(これ、最高でしょ!見たかったのに~)

Blade Gliderとか、
展示していたはずなのに、札幌には一切来てない。
おいっ、手抜きだろっ。

デルタウイングのコピーと問題視されてるZEOD RC
いちおう置いてありましたが完全なモックアップ。
窓とかエアダクトなんか絵で描いてありますし。(笑)
完全に萎え~です。
(デルタウイングはGT6に収録されるはずだったんですが、版権の問題で不可能になったみたいですね)

R380-II
直6DOHC,1998cc、220ps以上
40年以上前のレーシングマシン。これは良かった~
パーツ一点一点を細かく見るとその頃の時代を感じさせてくれます。
車体やインフォメーションパネルにはNISSANとあったけど、「プリンス自動車」でなくていいのか?
合併した直後だからNISSANなのか?。
微妙な年代。
GT-Rとかの市販車もありましたが割愛。
ふ〜っ、いよいよ最後、スバル。
LEVORGの発売間近ってこともあってやはり賑わってます。
当然LEVORGもありますが、今日はちょっと後回し。
まず目を引いたのがコイツ。
BRZ GT300
水平対向4気筒ターボ (1994cc)、350ps以上
No.61 山野哲也・佐々木孝太が乗っていたGT300マシン。
最高速は250km/h以上

いや、リヤのディフューザーが凄過ぎです。

ステアリングやメーター周りには色々スイッチがあって、テプラで「RADIO」とか「PIT」、「PASS」(パッシング?)とか書かれてます。
車内はカーボン多用してます。
わかりづらいですが、センターには腕時計が貼り付けられていて妙にリアル。

CROSSOVER7コンセプト
7人乗りのSUV
次期EXIGAでしたっけ?。
コンセプトカーですが試乗(運転席に座るだけですが)できましたよ。
ここまで出来るって事は製品化近し?
今回のモーターショーの大穴、自分的には1番の「イイね!」がこれ、

CROSS SPORT DESIGN コンセプト
BRZベースのハッチバックなんですが、デザインといい全体のボリューム感といいすごく良い!
SUVですが、BRZベースなんで4WDではなくFRです。

よーく見るとまだコンセプトカーなんで、

アイサイトの目がこんなになっちゃってます。
レーザービームでも出そうです(笑)
あっ、LEVORGも最後に見ましたよ。
以上、国内メーカー編でした。
<「国外メーカー編」へ続く>