先日の日曜日(7/27)、仕事終わりに午後から、石狩太美にある「ロイズふと美工場」で行われたイベントに行ってきました。
毎年この時期に行われている旧車のイベントです。
このイベントを主催している「ロイズ」ってのは、今では北海道のお土産として定番となっているチョコレートで有名な
(株)ロイズコンフェクト。
余談ですが、ロイズのイチオシ商品はコレ!

似たような商品は沢山ありますが、ココのはやはりチョコレートの美味しさが違います。
イベントのほうは、'60~80年代の旧車を中心に100台以上のマニア垂涎の車が展示されています。
ロープなんかほとんど無く(触ろうと思ったら触れます。でもダメですよ〜)、屋外の会場(普段は駐車場)にフツーに並べられていて一般の展示会なんかよりも間近で見られます。
しかも、
ここに展示されている旧車の大半がROYCE'の社長である山崎泰博氏のコレクションだと言うから驚き!
(いやいや、どんだけ儲けてるんだいっ!!)
まあ、
入場無料でこれだけの旧車が見られるんだから良しとしましょうか(笑)
この日は朝から霧雨が降ったり止んだりといった感じで、この手のイベントにとってはとても残念な天候でした。
着いた当初はボンネット開けてエンジンルームなんか見せていましたが、雨脚が少し強くなった時にみんな閉られちゃいました。
噂によると、この車たちはロイズの別会社で管理されていて、しっかりレストア・整備されているとか。
確かにどの車も外装はもちろんエンジンルームも綺麗でしたよ。
とにかく写真を。

右から、日産フェアレディZ432、マツダコスモ、奥にトヨタ2000GT

S20型エンジンで「4バルブ・3キャブレター・2カムシャフト」から
432と命名。

グリルの両脇にあるドライビングランプが大型ですのでこれは前期型ですね。
因みにこのドライビングランプはフォグランプと同様、あくまでも補助灯であってヘッドライトではありません。
元々はこの位置がヘッドライトの(つまりリトラクタブルではない)デザインだったようですが、あまりにボンネットの低いデザインのため当時の北米基準(確かヘッドライトの中心の高さの規定があったのだが、どの位だったかな?)に適合しないため、高さを稼ぐ目的で止む無くリトラクタブル式のヘッドライトを採用したんだとか。

左のフェアレディZはL型のSOHC、オリジナルに忠実にレストアされています。
右のスカイラインGT-Rは中を見るとちょっとやんちゃな仕様になってます。
ワタナベのホイールが当時の雰囲気を盛り上げていますね。

左:いすゞべレットGT typeR 右:ホンダS600

左:ホンダシビックRS 右:ホンダS800
エスロクもエスハチも間近で見ると非常にコンパクトですね。

ホンダライフ
ライフも販売終了してしまいましたねぇ。
因みにこの初代と2代目(JA4)の間には20年以上の空白期間があります。
いずれまた復活するのかなぁ。

バモスホンダ
初代は社名より車名が前に来ます。
雨が降っていたので、屋根のない車はビニールがかけられていました。
唯一無二なパッケージングですね。

左:いすゞ ヒルマンミンクス 右:いすゞ ベレル(後期型)
初めてベレルの実車を見ました!
ヒルマンミンクスはイギリスのルーツ自動車のノックダウンで生産されてましたが、ベレルはいすゞオリジナル。
ただ、色々と問題・不具合の多かった車で更に不人気車だったため短命に終わってしまったらしい。
後継車はフローリアン。

デザイン的に不人気であったため後期型ではテールランプの形状変更、ヘッドライトの4灯化などが行なわれてます。

左:いすゞ アスカ 右:いすゞ ジェミニ irmscher ターボ
アスカはフローリアンの後継車になります。
この初代はいすゞオリジナルですが、2代目はレガシィのOEM、3代目と4代目はアコードのOEMとなってますので、いすゞオリジナルのアスカはこの代のみになります。
因みに、アスカは2002年まで販売され、いすゞが乗用車部門を撤退する最後まで販売されていたセダンとなります。
ジェミニはこの2代目(キャッチコピーは「街の遊撃手」)がいすゞの乗用車の中では一番の販売台数を記録しています。
当時のCMは印象的でしたよね。

左から、日産ダットサン210型、日産ブルーバード、日産サニー

右から、日産グロリア331型(5代目)、日産グロリアA30型(3代目)、日産セドリック 30型(初代)
グロリア331は330の51年排ガス規制対応版

スカイライン軍団(多いので型式省略ですw)
歴代スカイラインでは、GT-R不在の時期でしたがその直線基調のデザインが7thへの流れに繋がっている
鉄仮面が好きですね。

左から、トヨペット クラウン、トヨペット コロナ、トヨタ パブリカ、トヨタS800
クラウン〜コロナ〜パブリカは似たようなボディデザインですが、細かい作り込みの違いでそれぞれの車に明確な格付けがされていますね。

マツダ ルーチェロータリークーペ
13A型ロータリーエンジン(655cc×2ローター)
セダンとはボディが別物です。
奥にあるのは、マツダ サバンナ

左から、マツダ ファミリア ロータリークーペ、マツダ カペラ、マツダ コスモAP

右から、マツダ ポーター、マツダ キャロル、マツダ R360

右から、三菱 スタリオン、三菱 ギャランクーペFTO、三菱 コルトギャラン

日野 コンテッサ、左にあるのはダイハツ タフト

右から、スバル アルシオーネ、スバル 1000、スバル 360

スバル 1000は日本初のFF車。
実はこの車は私の親父が初めて買った車なのです。
子供の頃の写真には、この車と写っているものがたくさんあります。
とても懐かしかったです。

お尻はちょっと下がった感じですね。
とても可愛いです。
あぁ懐かしい…。

カテゴリ不明の一角
軍用のバイクや四駆あり、Jeep、トラック等…

日産パトロール

三菱ジープ
日本でジープと言えばこれですかね。
実際にライセンスを受けて製造していましたが、1998年に幕を閉じました。

マツダ T2000
いわゆる「オート三輪」です。

こういった車は扱われ方が荒いので程度の良いものが少ないらしいのですが、しっかり手入れされてて綺麗です。

いすゞ ユニキャブ
こんなのあったんですね〜。
調べてみたら、駆動形式はFR、ホイールベースも若干長めで、アプローチアングルやデパーチャアングルを見てもJeepやランクルの様なバリバリのオフローダーではなさそう。

後ろに見えている建物が、この車たちの車庫。

なんとシャッターにはトヨタ2000GTの絵が...!
(;゜0゜)
途中で雨が本降りになったので足早に見て会場を後にしました。
写っていない車がかなりありますが、また来年(?)見に来ようと思いますので、その時にご紹介いたします。