目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
<あくまでも素人がやったものです。手順や方法に間違いがあるかもしれませんのであしからず>
今年の冬に、はや北さんにエンジンウォーターポンプからの冷却水漏れを指摘されていたので、ウォーターポンプを交換しました。
やっとだよ!(;´・ω・)
※先日、HVウォーターポンプの交換をした時に一緒にやれば良かったのですが、初心者なんで分けてじっくりとやりましたw
エンジンウォーターポンプはエンジンからベルト駆動しているので、作業の際に外すパーツが多くHVウォーターポンプの交換よりはちょっと面倒です。
(正直、こんなの作業したことはありません。ホントに初心者ですよw)
因みに、30プリウスからはエンジンウォーターポンプも電動式になっているようなので、交換は楽になった(=部品代が高くなった)ようですね。
なお、今回はバンパーと運転席側のアンダーカバーを外しました。
少々手間がかかりますが、バンパーを外したことで作業は格段に楽になったと思います。
(慣れた人なら不要な作業なんでしょう、たぶん)
あ、バンパーを外す作業はもう手慣れたもんですよ(笑)
2
まずは冷却水を抜きます。
…がエンジン側のドレインが見つかりません。
前夜もネットでいろいろと調べたんですが。
同じエンジンブロック(1NZ)でも調べたんですが…。
いや、素直にDへ行って教えてもらえばよかったんですが……。
なので不安を抱えての作業です。
(;´∀`)
3
最初にラジエター側から。
ラジエターのエンジン側(内側)で助手席側のさらに中段辺りにプラスチックの蝶ネジみたいのが付いています。
すぐ下にドレインの口もあります。
下へ潜れば見えますし、バンパーを外していれば横の穴からも見えます。
(エンジン側の冷却水はラジエターの上半分だけで循環しているので、中段にあるこのドレインで抜けるんですね)
ここに内径8㎜くらいのホースを繋ぎ、ラジエターキャップ、リザーバタンクのキャップを外して蝶ネジを緩めて冷却水を抜きます。
2L以上抜けたかな。
で、抜きながら下にもぐって色々と調べるも、やはりエンジン側からの抜き場所がわかりません。
怪しいボルト類はあるのですが確信が持てない。
いや、いきなり変な液が出てきたらビビるじゃないですか?...ってどんな液だよ!(´艸`*)
4
考えていても進まないので手を動かします。
まずは、Vベルトとウォーターポンプのプーリーを外します。
作業しづらいので先にエアクリーナーのインテークダクトを外してずらします。
インテークダクトに隠れていたVベルトのテンション調整ボルトを緩め、一番上側の小さいプーリー軸を緩めるとVベルトが外れます。
ベルトはヒビ割れやすり減りなどはありませんでした。
5
次にウォーターポンプについている大きなプーリーを外します。
...が、ボルトを外そうとするとプーリーも一緒に廻ってしまうので、プーリーの穴にドライバーを突っ込んで固定しながら外します。
(おそらくちゃんとした固定工具があるんでしょうけど...ねw)
6
作業しているとポロポロとピンク色の塊が落ちてきます。
プーリーが外れた状態で下から見てみると、かなりやばかったんですね
(/o\)
7
いよいよウォーターポンプ本体なんですが、結構悩みましたがドバっと冷却水がこぼれるのを覚悟でポンプ本体を外すことにしました。
(この決心をするのにかなり時間がかかりました。心折れそうでLINEでヘルプ呼びました(^^;))
バットで受けますが、案の定ハデに飛び散りました。
(*´Д`)アァ~
ラジエター側から出たのと合わせて全部で3Lちょっとくらい?
(飛び散った分を加えると3.5Lくらいかな)
エンジンの冷却水量は5.3Lらしいからまだまだ残ってますね。
※作業後に思ったのですが、ウォーターポンプより下のエンジン側やダッシュボード内 にあるヒーターコアの中にも当然冷却水が残っているはずなので、すべて抜くのはかなり大変な事だと思われます。
(サーモスタットが閉じているからどこかに残っているってのもあるのかな?)
ウォーターポンプのパッキンですが、剥がすのが大変、相当時間がかかると予測していました。
なので、スクレイパーやガスケットリムーバなども用意していましたが全く必要なしでした。
ウォーターポンプと一緒にサクッと外れました(笑)
(考えてみれば、冷却水のポンプなので上がっても100℃程度だし、焼き付いて剥がすの大変!ってことは無いんですよね)
で、結局これ以上水の抜き場所がわからないので元に戻すことにします。
<ここで、SABATORAさん、ユータ@さんが来てくれました。詳しくはブログで。>
ウォーターポンプのプーリーも問題はなさそうですが、買ってあったので新品に交換します。
純正品番:16173-21020(部品共販:2,080円)
Vベルトもついでなので新品と交換します。
(品番3PK860:行きつけのDで買いましたがDriveJoy製でした。千円ちょっとだったかな?)
Vベルトの張りを調整しつつ組み上げたらあとは冷却水を入れるだけ。
8
ラジエターキャップ側とリザーバタンク側に冷却水を入れます。
いったん一杯に(リザーバタンク側はFULLレベル)なったら、エンジンを強制的に連続運転させる「整備モード」で起動します。
※整備モードへの入り方は下記参照
http://minkara.carview.co.jp/userid/1279231/car/942802/3741296/note.aspx
まずサーモスタットが開く(85~90℃くらい?)まで待ちます。
プリウスには水温計がないので判断がつきませんが、ラジエターにある電動ファンが廻りだせば90℃は超えていると思います。
(自分はOBDコネクタにBluetoothのドングル付けてスマホアプリ「Torque」で水温を見ているのですぐわかりますが)
電動ファンが廻るくらいの状況になると、サーモスタットが完全に開いてラジエターキャップ側の冷却水が吸い込まれて水位が下がっているはずなのでその分補充して、すぐ下のホースをツンツンモミモミするとまた空気が抜けてくるので補充して…っていう感じで空気が抜けてこなくなるまで(20~30分?)やったら完了です。
本来なら「アクセル煽りながら」って手順らしいけど、プリウスは停車中にアクセル煽ってもそんなに回転上がらないしなぁ(笑)
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