21:30にコンビニに行って、フライフーズがほとんど陳列されていないって深刻な問題だと思うのは私だけでしょうか?
だってさ、やっとこさ帰宅しようと思ってさ、ビールとメンチカツ買って帰ろうと思うリーマンなんてザラにいると思うんですよ。その層を捉えないだけでマーケット一つ失ってるわけじゃないですか。
マチのほっとステーションだかなんだかって謳い文句はたいそうご立派だと思いますけど、フランチャイズの店構えるならその程度のストラテジー教育してもいいと思うんですよね。って、コンサルでもないのに偉そうなこと言ってるH-TECです。ハイ、完全に文句です。どうもこんばんは。
先日小型欧州車に関するエントリを書きました。で、そんなに早く反応なんてないやろと思ってた矢先なんですが、数週間前でしょうか、気になる記事を見つけましてちょっと掲載したいと思うんですよね。
以下転載になります。
これぞアベノミクス効果というべきか、国内高級車販売で5年ぶりの大逆転劇が話題を呼んでいる。2013年度の新車販売で独ダイムラーの高級車ブランド『メルセデス・ベンツ』の販売台数が前年度比39.5%増の5万9774台に達し、13.1%増の4万9435台にとどまったトヨタ自動車の『レクサス』を抜き去ったのだ。
「ベンツはラインアップを広めることで国産車からの乗換えを狙い、需要の掘り起こしに力を入れたことが寄与し、購入者の平均年齢が以前に比べて10歳ほど若返っている。この層がベンツの熱烈なファンに育てば、国内勢には大変な脅威です」(ディーラー関係者)
そんな中、5年ぶりの逆転を許したトヨタは「屈辱感に溢れている」とウオッチャーは打ち明ける。矢面に立っているのはレクサス事業担当の山本卓常務役員。昨年度の実績でベンツに抜かれたことがわかると、報道陣に対し欧米勢に比べてレクサスの車種が少ないことを理由に挙げ、今後は品揃えの充実を図ると宣言しながらも「台数を増やすために車種を増やすのではなく、選択肢を増やすのが目的だ」と付け加えるのを忘れなかった。顧客のためとは耳障りのいい台詞だが、ウオッチャーは辛らつだ。
「HV車を含む新車販売のトータルでは世界一とはいえ、国内の高級車でベンツの後塵を拝したことで豊田章男社長が激怒したようです。メンツ丸つぶれだから無理もありません。そこで『ベンツに負けるな』『車種を増やせ』と檄を飛ばした。しかし、消費増税で消費者心理が冷え込み、HV車でさえ厳しい中、高級車がそう簡単に売れるわけがありません。レクサス部隊には御曹司への反発が渦巻いているようです」
転載元↓
International速報 ベンツがレクサスを大逆転。ベンツが若年層にバカ売れ。焦るトヨタ。
と、私の懸念や裏腹に欧州勢(というかメルセデス)が圧勝のようです。
んー…
ここまでレスポンスが早いと、逆に疑ってしまうんですよね。
つまり、レクサスの購買層をマーケティング的に分析したとき、恐らくこの売れ方だともうアーリーマジョリティが買い始めているんですよね。ということは少なくともイノベーターやアーリーアドプターの購買時期は過ぎているということ。
とすると、ですよ。
レクサスの購買層にとっての実用価値ってレクサスのマーケティング的付加価値とは既にかけ離れているってことじゃないですか。
本当にそうなんでしょうか…。
確かに、いまの国産車の生産って、生産に関しては徹底したコストマネジメントを行って販売時での付加価値を付けるっていう考え方が主流ですよね。CS(カスタマーサティスファクション)がCD(カスタマーディライト)などと言われる時代。
私も一生産者として、(ちなみにレクサス関連も扱っています。)どんな高級車でもコストカットや単価の削減を強いられているということは現場サイドとして耳が痛いほど言われる話なので一応理解はしているつもりです。
生産主義から消費主義時代に変わり、やがて環境主義に推移すると言われている現在において付加価値ってのは必ずしもモノの物理的単価ではなく消費者にとっての実用価値ってことになってくると思うんですよね。
少なくとも、マーケティング理論的にはそう捉えられている。
とすれば、車両コストを徹底して抑え、その代わりサービス面を充実させるのは究極のCDとなってくるわけですよね。これが現在のレクサスの考え方だと思います。
で、まんまとレクサスはそこを外されたと。
んー、結局ブランド力の問題なのか…あるいは車両そのものに対するインプレッション的な(デザインだとか車両の味付けだとかみたいな趣向的な)トコなんでしょうか。実際に私自身がそういう購買層ではないので何とも言えないのですが、このへんの調査については引き続きある程度の結論が出るまで続けたいと思います。
では、次は車高調の話を書きましょう。
おやすみなさい。
Posted at 2014/05/30 00:13:45 | |
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