電動燃料ポンプをリヤに移動。ヒートソーク問題に効果があるか？？

夏場のヒートソーク問題（よくオーバーヒートと間違われている）液体であるべきガソリンが蒸発してキャブにまで届かないとか、届いても直ちにガスになり適正な空燃比状態を作り出せないでエンストしたりしてしまう。
エンジンルームを冷やすか何か考えて、熱くならないようにしつつ、燃料も熱くならないように色々工夫中。

今回はエンジンルーム左側の燃料ポンプは、金属製で表面積分エンジンルームの熱を受け取りガソリンに伝える。ならばこんなところにおくべきでは無い。さらにこの手のポンプは引くよりも押す設計らしい。そういう事だから、タンクのすぐ後ろが良いという。945などはタンクの中に浸かっていたほどだし。

タンクのすぐ前につけるなら、このパイプの後ろを切ってつなぐわけだな。前の日からアンダーコートを削ってラスペネを染み込ませておき、14ミリのstraight製のフレアナットレンチで外した。

前側の止めを外すと自由度が高くなる。パイプカッターで締めながら回してカット。

はい、カット終了。パイプについた錆を取り、タンク側はニップルとの接合部を磨き、虫眼鏡レベルで凸凹などを治して密着度を上げる。今回は液体ガスケットは使わないでやる。

NISMOのコピー品としか思えない中華の電ポン3000円とかのを買ってあったので、穴あけの位置合わせやホースのカット合わせにしてたのだが、配線まで繋いで、動作確認してエンジンかけて問題確認までやってしまった。

配管の切り方で微妙なカーブセットになった。路面の熱を拾わないように鉄板ガードをつけるかな。

かくして燃料ポンプはリヤに移動。ポンプにフィルターついてるので、中間にあったフィルターはこれもまた熱を拾うので撤去。燃料ホースが32度の時に、フィルターは45度の熱さだった。

NISMOは外してリヤの交換用にメンテをした。

走った結果。回転数は下から全開まで問題なしです。ポンプの音は少し静かになった。熱的にも良さそうだな。