Fタイヤ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
タイヤかえるね♪ヽ(´▽`)/
2
落とすね♪ヽ(´▽`)/
3
はずすね♪ヽ(´▽`)/
4
当たり面ワックスぬるね♪ヽ(´▽`)/
5
エア入れるね♪ヽ(´▽`)/
6
軽く締めるね♪ヽ(´▽`)/
7
パターンチガウね♪ヽ(´▽`)/アハハ
コーナー速なった!
8
2:ブレーキリリースと車体の姿勢変化
バイクの車体構成を数値的に表すものの中に、トレールとキャスターがあります。
トレールとは、ステアリングの回転軸を地面まで伸ばして地面に交差した点と前輪の設地している点の距離です。
前輪で舵を切る乗り物は、ほぼ全て前述の点が前、その後方に車輪の設置点があります。
この距離が長いほど直進安定性が高く、旋回性が低くなります。
キャスター角とは、ステアリングの回転軸が水平に対して何度立っているかを表した角度です。
この角度が少ないほど、前述の「ステアリングの回転軸を地面まで伸ばして地面に交差した点」がより前方に位置することになるので、トレールは大きくなります。
多くの方がご存知のように運動性能を重視するスポーツバイクほど、キャスター角が立って(90度に近く)いて、トレールが短い傾向があります。
しかし、直進時に充分な安定性を得るためにはどこまでもキャスターを立てて、トレールをゼロに近づける訳にはいかず、ここに各メーカーのバランス感覚というか設計思想が現れるのです。
実はこれらを始めとしたアライメント(車体の幾何学的構成)は可変なのです。
走行中にライダーが何か操作をするごとに、微妙に変化しているのです。
ならば旋回を始めるポイントで、車体の姿勢をより曲がり易い状態に持って行くことができないか・・・。
その答えが「ブレーキリリースで曲がる」なのです。
ブレーキングによって前に荷重がかかると、前輪が地面に押し付けられてグリップが増加します。
フロントフォークが縮むことによって車体が前に傾いてキャスターが立ち、結果としてトレールが減少します。
この状態、旋回を始めるにはもってこいなのですが、問題が一つ。
トレールによる直進性(ハンドルの切れ難さ)は、前輪の回転を妨げる各部の抵抗によって発生しています。
ブレーキをかけるというのは、ライダーがブレーキを介してこの直進性を増大させる事に他なりません。
という事は・・・曲がり始めるには、ブレーキをリリースしなければならないのです。
ブレーキを緩めれば、その分バイクの直進性が減少して車体は旋回に移ることを許されます。
「許される」だけなので、ライダーが曲がらないようにバイクを押さえつけていれば、減速力が緩むだけでバイクは曲がり始めません。
ブレーキリリースの過程でライダーが「コーナーの内側に身体の重心を移動していて」「バンクするにつれて切れてくるハンドルを押さえない」でいれば、バイクは旋回を始めるのです。
ブレーキを一気にリリースすれば素早く、ゆっくりリリースすればじんわりと。
ブレーキのリリース加減でバイクが倒れていくスピードが変化します。
なんだかセッティングというよりはライテクの話になってきましたね・・・。
しかし、この車体の動きを理解した上で「ブレーキリリースで曲がる」が体感できていれば「もっと曲がれるようにしたい」と思った時、セッティングに悩み迷う時間が確実に短縮できます。
ぜひ身体だけでなく、頭でも「ブレーキリリースで曲がる」を感じてみて下さい。
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