
前置き開始
----------------------------------
音楽CDが普及して何十年も経つわけですが、このCD音源は
マスタリング音源に比べて簡単に言えばデータ簡素化された
音源であり、本来のスタジオや製作者が想定したミックスに
比べて劣っている、とされてきました。
それをマスタリング音源に近づけるため、ハイレゾ音源というものが
普及してきており、ついにカーナビでも正式に再生できるように
なりましたとさ。
しかし、当然新しい技術に対して批判的な意見もあり
そもそもがCD品質で十分、ハイレゾはメーカー販売の策略、
下のようにハイレゾとCD音源では比較しても分からないと
主張する人もいます。
http://gigazine.net/news/20141203-hi-rez-audio/
ハイレゾとCDの比較 正解率は49.8% (ほぼ半数聞き分け不可)
この記事を読んで正直??? と思いました。
・初めて来る部屋
・初めて聴くスピーカー機器
・初めて聴く音楽
・そしてテストという緊張感
さすがにこれでは条件が厳しすぎるのかと。
普段聴いている環境で、そのままハイレゾを流したときにどう感じるか、
こそが重要かと思いますが。
ええい、ハイレゾがほんとに効果があるのか、自分でためしちゃるわい!
とハイレゾと非ハイレゾのブラインドテストを敢行しました。
長い前置きここまで(汗)
----------------------------------
ハイレゾと非ハイレゾのブラインドテスト
(テストサンプル)
視聴曲: Kalafina THE BEST “Red" より 9. oblivious
サンプルA: ダウンロードハイレゾ音源 24bit/96KHz
サンプルB: サンプルAを16bit/44.1KHzへダウンサンプリングしたもの
(テスト条件)
・前奏部が入ると音を忘れてしまう可能性があるため、前奏部をカット
・フォルダ内にA・Bのファイルを入れて、次へボタンを連打する
連打後2曲を流し、A⇒B B⇒A のどちらの順かを当てる
テスト結果
・5回連続 正当 その後、間違いがやや多くなってくる。 正答率8割
感想
思ったより違いがあるように感じられる。特にCD音源は声が
とにかく前に出てきて、バックコーラスも混じったように感じられた。
ハイレゾではいろんな音の位置感や分離感などが上に思える。
ただ、耳が慣れてくると脳内補完が始まるのか違いが分からなくなってくる。
どんな音楽・どんな環境でも違いがでるかといえば疑問は感じるが
自分の環境では違いを感じることができたと思います。
(追記)
テスト条件に記載ミスです、すみません。
音楽の聴き比べですが、「2回再生」ではなく「2回以上再生」です。
1順目で分からなかったら2順目・3順目と聴いて、A・Bの違いを
掘り出すやり方です。
1発で当てろと言われたらたぶん無理(^^;;;
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2015/03/17 10:15:27