
私ではなく、友人の話ですが かなり激しく擦ってしまい
フロントバンパーが派手に傷付き、フォグ割れ、フェンダー曲がり、ホイール傷など
広範囲にわたって、負傷していました。
灯火系が完全に割れているので車検に通らず修理は必須。
友人の保険契約書を見ると車両保険免責0円があったので
気軽にコレを使って直せばいいじゃん。とアドバイスしておきました。
しかし、そういえば保険ってとてつもなく大きく改悪したんじゃなかったかな?
と思い出して再度保険について調べてみると、びっくりするほど状況が
変わっていました。
自損事故による車両保険のデメリット
・3等級ダウン
・3年間は事故有として割引率が大きく下がる
この後者の事故有の割引率というのが大きなデメリットで
信じられないほど保険料があがります。
人によってそれぞれ値段が変わるので、計算しやすい例として
現在の保険料10万円、13等級として仮算出してみました。
保険を使わずに6年間払う金額は
57万円
車両保険を使って6年間払う金額
75万円
つまりは免責0円でも20万円を超える修理じゃないとホイホイと
車両保険を使えない。
さらに 不可避的・偶発的な破損による車両保険についても
・1等級ダウン
・1年間は事故有として割引率が大きく下がる
車両保険を使って6年間払う金額
62万円
こうなると何のために車両保険をかけているのかもう分からなくなってきます。
そりゃ、派手に突っ込んで修理費100万とか、車が盗難に
あって消えてしまったとか、そういう場合は有効なんでしょうが
修理のほとんどが10万~20万くらいと考えると車両保険なんて
本当に必要なんでしょうか。
今までの基本的な考えである、事故をしても多少保険料があがるけど
車が元に戻る、という考えは綺麗さっぱり無くしたほうがいいと思います。
特に買って年数が経ち、車の残存価値が減っている場合は
車両保険見直し必須です。
いまさらなんですが、保険料の超改悪について、保険員が一人一人
尋ねて丁寧に説明すべきなんじゃないかと、強くそう思いました。
Posted at 2015/05/10 22:26:49 | |
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