エンジンルームのクリーニング

993の空冷エンジンはリアフードを開けても、ほとんど見えません。
見えるのは、バリオラムの鋳物のパイプとかそれ程度です。

ですが、エンジンルームが綺麗だと気持ちいいです。
オイルの滲みや、その他トラブルも見つけやすいので、
いつもきれいにしています。

エンジンルームには、電装系パーツや、グリスアップされているところなど、洗っちゃいけない場所も多いのと、
樹脂やゴムのパーツも多く、劣化させないように注意が必要です。

ですので、クリーニングする際の洗剤は信頼できるものを選びます。
このGRIOT'Sのエンジンルームクリーナーは

「バイオ成分によって、塗装や金属、ゴム類にも安心して使用でき、しかもオイルやホコリの汚れを強力に落とします。また、落とした汚れを生物分解し、環境に悪影響を与えない物質に変化させるので、水で洗い流しても安心です。エンジン本体はもちろん補機やハーネスにも最適です」

とあるので、これを信じて使ってますが、
洗浄能力も、その安全性もいまのとこと空冷エンジンでも問題はなさそうです。

使い方は、
・　小さなスプレーボトルにGRIOT'Sのエンジンルームクリーナーを入れます。
・　エンジンルームが冷えているときに、クリーナーを汚れている箇所にたっぷり吹き付けます。
・　歯ブラシやスポンジで軽くこすって汚れを浮かせます。

993 のエンジンは、そもそも濡れてしまう構造です。
よく、ガイドブックなどでは、「濡らしちゃいけません」と書いてありますが、そもそもエンジンフードのグリルから雨も入りますし、洗車すると水も入ります。
多少は濡れても問題ない部分はグリルからの水侵入する範囲で、濡れちゃいけない部分はそれ以外という理解でもおおよそ間違えていません。
ジャブジャブに水をかけてもいいわけじゃないと思いますが。

なので、いつもクリーナーを洗い流すのはスチームクリーナーを使っています。
楽天で3000円くらいで買った小型のものでも十分使えましたが、今はエレクトロラックスの大型タンクのものを使ってます。
国内であればケルヒャーのものなどが入手しやすいでしょうね。

仕上げは樹脂やゴムパーツにアーマーオールを使ってます。
同様のゴムや樹脂の保護材が使えると思いますが、エンジンルーム専用というのはあまり見たことがないですね。