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やっぱ、F1日本グランプリは鈴鹿でしょ！！

数々の名勝負が生まれた鈴鹿サーキット。
やっぱりいつ見ても素晴らしいレイアウトですよね。


さて今日の予選ですが、スピンやクラッシュが多発して波乱だなどと言われていますが、
私の視点から言うと、やはり昨今のF1ドライバーの技術レベル低下は目に余るものがありますね。
F1もフォーミュラニッポンやその他の低いカテゴリのレースのような“野良レース”に成り下がりつつあります。


その一番の要因は、何と言ってもサーキット自体の難易度の低下でしょう。
昨今のサーキットは、富士スピードウェイに代表されるような、広い広いランオフエリアをもつヘタレコース。
とてつもなく広大な上に舗装されています。

スタート時の混乱はもちろん、オーバーテイクの際や予選アタックの際にも、ちょっと(かなり？)ムリしても、舗装されたランオフエリアがあるので安心してコース外に飛び出すことが出来ます。

数秒のタイムロスがあったとしても、ほぼ何のダメージもなくコース復帰出来てしまいます。
ちょっとくらいミスしてもリタイアにつながるリスクが皆無だという安心感は、ドライバーの意識の中でかなり大きいものでしょう。
しかも大外からアクセル全開でコースに合流できます。

それどころか、200km/hオーバーで大スピンを喫しても、ブレーキさえキッチリ踏んでいれば、舗装された広大なランオフエリア上で何とかマシンを止めることが出来るので、タイヤ以外にマシンにダメージを受けることすら皆無です。

こんな生ぬるい環境でレースをやっていたら、そりゃあドライビングテクニックなんて身につきませんよね。
セナやプロストやマンセルのような、超超一流のドライビングテクニックをもった偉大なドライバーを知っていると、今のF1はとてもとても物足りない。



もう1つの大きな要因は、パドルシフトです。
一昔前はセミオートマと呼ばれていましたが、いつからパドルシフトと呼ぶようになったんでしょう？(笑)

とにかく、こんなものはレースを堕落させるヘタレ装備の最たるものです。
主催側が、なぜこんなものを導入したがるのか、全く意味がわかりません。

パドルシフトがレースを面白くさせることは絶対にありません。
ドライバーの操作が楽になって何がどう面白くなるというのでしょうか？
ここ数年、フォーミュラニッポンやSUPER-GTでもパドルシフトが導入されましたが、
これによって明らかにレースはクソつまらないものになっています。

電子デバイスの性能やセッティングの良し悪しでレースの流れが決まっていくなんて、スポーツとして何の面白みもないですよね。

野球で言ったら、ピッチャーを人間がやるのをやめてピッチングマシンを導入しよう！と言ってるのと同じでしょう。
ピッチングマシンの性能がよくて、さらに調整がうまくいけば、試合は断然有利になりますよね。
でもそんな野球を見て面白いでしょうか？



数年前、ABSやEBS等の電子デバイスが規制されてから、多少は改善されたと思いますが、まだまだ全然物足りません。

極端な話、エンジン(ECU)以外の電子制御はすべて一切禁止すべきだと思います。
パドルシフトはもちろんのこと、電子スロットルなんてあり得ないでしょ！
KERSって何？オーバーテイクボタンはニトロ燃料使おうぜ！
ステアリングに付いてるボタンなんて、無線とオーバーテイクボタンだけで十分でしょ。
レース中に燃費調整やらブレーキバランス調整なんてせこいマネするなって。


レース界というか自動車業界自体がこうしたマニュアル志向でものを考えるようになれば、
昨今よく言われている若者の車離れなんていうのも改善されるんじゃないでしょうか。

実際問題、今の車は興味をそそるようなものを持っていませんよね。
デザインも似たり寄ったりで個性がないし、エンジンパワーだけが大きいばかりで、操作する・走る喜びというものとは全く無縁のようにに思います。
速いだけの車じゃ、何の面白みもないし興味も湧かないですよね。

車に興味を持たない若者が悪いんじゃなくて、興味をそそるようないい車を作らない・作れないのが悪いんです。

もっと頑張れ、自動車業界。
所詮クルマなんて、嗜好品であって必需品ではないってことを忘れてはダメですよ。



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相変わらず、私のブログは何の話かよくわからん。(爆)