本日、ボンネットを開けた際に、ふと目に入ったクーラントリザーバータンク。(エクスパンションタンクというらしい。)
相も変わらず、微妙に減り続けています。
内部に水滴が付いており、これ自体は異常とは思いませんが、キャップを開けて覗いてみましたが、まぁ、固いこと。中々開きませんでしたが、開いたキャップを見てみると、ふと気が付くことがあります。
このキャップの内側に水滴がついています。(矢印のところ)
フォルクスワーゲンの場合、クーラントの回路は、私のような昭和世代だと馴染みのあるラジエターキャップ<=>リザーバータンクという回路ではないようです。
このキャップの中心に仕込まれている、プレッシャーリリーフバルブによって、ある規定値以上の圧力になった場合に、圧力を逃がし、クーラントのシステムを守るようになっているようです。
それでは、この圧力はキャップの裏からどこに逃げるのかというと...
黄色の矢印のところに、穴があって青い矢印のところに排出されるようです。
ということは、タンク内がある程度の圧力になった場合、クーラントは蒸気となってエンジンルームに排出されることになります。
この逃げ道は、実際にタンクを分解しないと分からないので、想像でしかありませんが、キャップの裏側をよく見るとクーラントの成分でしょうか、白く結晶状になっているものがあります。
それで、タンクの横を見てみると...
同じく白いものがあります。なので、状況証拠としては固いですね。
圧力の逃げ道は上記の通りと思って間違いないと思います。
となると、冷却水の微妙な減少は、リリーフバルブが怪しくなってきます。
ディーラーの人も私も何回も漏れている部分を捜索しましたが、発見できないということにも納得できます。
取り敢えず、キャップを購入してみましょう。
まぁ、キャップを交換してもダメなら、フォルクスワーゲンは冷却水補充必須と思えばいいだけですね。
PS
新車時からエンジンルームがべたべたと汚れるので、ちょっと気にはなっていたのですが、冷却水の蒸気と言う事であれば納得の汚れです。

Posted at 2023/01/22 12:14:49 | |
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