アルテオンの DSG は「0GC」というコードで一般には DQ381と呼ばれているようです。
 
写真はちょっと下の方に DSG オイルフィルターしか写ってませんが、これしかありませんでしたので、こちらで。
この DQ381 の定期点検内容を確認してみると、120,000km 毎のオイル交換となっていました。これは、DQ250 に比較すると倍の距離となっており、信頼性が向上したと VW は判断したようです。
この DSG オイル交換は、巷ではメーカー60,000kmで、ちょっと早めに40,000kmが推奨とされているショップを多いようですが、この交換間隔からすると DQ381 のことでもないような気がします。
もっとも、ショップさんの方も経験則で推奨されているのでしょうから、ひょっとすると DQ381 でも DQ250 と同じような間隔でトラブルが起きているのかもしれません。
ざっと交換手順と内容を読んでみましたが、当たり前ですが基本作動油の汚染度に注意を払う必要があります。これは、DSG オイル は、単純に潤滑のみという訳ではなく、油圧回路の作動油にもなっているからだと思われます。
VW 純正の DSG オイル交換ツール(VAS6262A)の形状をみれば分かりますが、DSG オイルをボトルの外にすら出さない配慮がされています。いわば作動油を工場出荷状態で入れられるようになっています。
とは言うものの、ショップ等での作業は DSG オイルを別タンクに移し替えて作業をしている場面も見られたりするので、それほど気を使わなくてもいいのかなぁと思ったりしますが、少し引っかかるところですね。
また、DSG オイルフィルターですが、VW は基本交換不要を謳っています。
交換が必要になるのは、
・オイル内に金属片が見つかった時
・クラッチが焼けたり、機械的故障が見つかった時
となっています。
とすると、DSG オイル交換時にオイルフィルター交換するのはやり過ぎかもしれませんが、交換した時にゴミが混ざる要素があるかもしれないという点で新品に交換した方が安牌な気もしますね。
個人的には交換してもいいのですが、オイルフィルターの設置方向が横向きなんですよね。基本交換不要だから横向きにしたのかもしれませんが、ちょっとね...
うーん、ちょっと腰が重くなってきましたね。
もう少し調べてみます。
  Posted at 2024/10/27 17:53:04 |  | 
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