メーター脱着×備忘録◯逆・わらしべ長者物語
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
【はじめに】
Up!のメーターの風防部分は、反射映り込み防止の為かなり強い傾斜で整形されている。その傾斜面に2本の太いプッシュボタンがあり、大きめの穴が空いている。傾斜が強く、それも上向き(BMWE87は下向き。)なために、実はここからホコリが結構入るのだ。
「つきみだいふく」さんが推奨されているゴムグローメット作戦は実に良いアイデアで、自分も写真のとおり先月施工済です。これは、私も絶対のお薦め。
しかし、その前に既にホコリが入ってしまっていた。
それが結構大きめのホコリで、案外目立つ。
そこで、分解してホコリを除去することに。
(見ぬふりをしとけばよかった・・・後述)
先ず、メーター下、ハンドルコラム上の細いカバーパネルを手前に引いて外す。固いが写真のように4個のクリップで止まっているだけなので必ず外れる。
2
次に、クリップの奥にあるT20のネジ2本を外す。
下に落とすと厄介かと思い、タオルなどで養生した。
(実際には、Up!はアンダーパネルがハーフなので、落としてしまったがコロコロと落ちてきた。)
また、メーター周囲には傷防止のため養生テープを”チョンチョン”(これは失敗。後述)と貼っておいた。
3
メーター本体をグリグリ手前に引っ張ると、まるごと抜けてくる。
裏で1個のコネクターでつながっている。
オレンジのレバーを起こしてやればロックが外れる。
ステアリングがテレスコせずチルトだけなので、メーターパネル本体を引き抜くスペースがほとんどないが、ひっくり返したりしてなんとかギリギリ抜ける。
(後悔1)メーター下のカバーパネルは、ステアリングコラムとの間を人工皮革で化粧しているのだが、これは上に引けば人工皮革の部分ごとコラムから外すことが出来る。自分はそれに気づかず外さずにメーターを無理矢理抜き取ろうとしたで、そのカバーパネルをはじめ周囲をキズ付けてしまった。
カバーパネルもキズだらけになってしまい、修復しようとしたが、きれいには直りきらなかった。恐る恐る値段を確認したら、驚きの850円!という低価格だったので、あれこれ考えず交換してしまった。
(後悔2)狭いので、そこら中をこすってしまう。養生テープは惜しまずたっぷりと使い念入りにすべきです。気をつけたつもりだったが、フード内側やメーター下のカバーパネル(交換:上述)を傷つけてしまった。嗚呼。
4
前面透明アクリル風防は爪で止まっているだけ。
丁寧に外します。
(後悔3)これまた気をつけたつもりだったが、アクリル風防の爪を2本折ってしまった。嗚呼。
ハッキリ言って、爪は取り外すことを想定した作りや強度になっていない。柔軟性はないし薄いし。
今思えば、その外の黒いプラ枠部分から外すべきだったかもしれない。いずれにせよ後の祭りだ。
写真はないが、外したアクリル風防とメーターを、パソコンで使うエアダスタースプレーで吹き飛ばすことに。
(後悔4)エアーダスターの赤いノズルが吹き飛んでしまい、風防裏に当たり傷が!嗚呼。救いは端っこの目立たない処だったこと。良かった。
(後悔5)指紋防止用に薄いゴム手袋などをした方が良い。アクリル裏面に指紋が残ると厄介だ。(実は、確認したつもりだったが指紋が残っていた。翌日、もう一回ばらすことにした。写真は翌日のもの)
(後悔6)冬の晴れた日にはやらない方が良い。エアダスターで飛ばすそばから新しいホコリが付いてしまう。スマホのシート張りのようにセロテープみたいなものの方が良かったかも。
後は、逆手順で戻す。
5
【総括= こりゃ「逆・わらしべ長者」物語 だ!】
各後悔にもあるように、一つを得ようとして多くを失うことはよくあること。0.1mmのホコリ2~3個を取るために、爪2本(最終的には3本)を折り、アクリル表裏のみがき傷や小傷、フード裏のこすり傷を作ってしまった。もし新品に換えれば4万だ。どう考えても割に合わない。所謂”どツボ”にはまっていく というやつだ。
だから、こんな作業はやらない方が良い。というより、こうなる前にゴムグローメットを一刻も早く施工すべきですよ。ホコリが気にならない人はいいですけど。
まあ、こういうのって金さえ出せば新品パーツがあるわけで、最終的には新品買って気持ちをスッキリさせることもできる。
あまりにもツボにはまったときは金で精神的リセットをすると割り切って気楽に構えてやりましょう!その方が精神衛生上よろしいかと。(と、言いながら実は涙!!)
【作業後記1】
・今朝、最終取付作業を実施したところ、「SAFE LOCK」と出てイモビ作動、エンジンが掛からなくなってしまい、レッカーでディーラー入院してしまった。南無!但し、本作業との因果関係は分からず。
・こうなったら「逆・わらしべ長者」物語の上がりとして、メーター交換も併せてディーラーに発注しました。当然アクリル風防だけでパーツは出ず、丸ごとアッセン交換。
新品メーター4万円也って!嗚~呼~。なにやってんだか、俺は。
【作業後記2】
・1週間後、ようやく戻ってきた。どうやら「SAFE LOCK」は、メーター交換とは関係なかったようだ。なんでも、水がミッションのアクチュエーター制御系に侵入したようで、アクチュエーターモータ3個(ギア+と-、クラッチ)交換、ハーネス1式交換となった模様。焦った~。
・メーターの交換は、パーツ代4万円+セットアップ+工賃=約5万円となってました。
おまけに、弄って遊ぼうと思ってた旧メーターは、リビルトに回すそうで強制回収されてしまった。
もう、「いくらでも金払いますわ、好きにしてください。」の境地です。
精神的ショック、極めて大なり。
当分車いじりをするのは止めときます。
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