
自分へのご褒美 な~~んてもんじゃねぇ~ 単に仕事する気にならなかったから
しかしそいだもんで、ばち当たったのかもしれん たぶんな
っとある7月12日 雨が降りそうな日じゃったが、ジープでちょいドラ
行先は未定 しかしちょい用があり開田経由高山方面へ それが運の尽き
結局開田で始まり開田で終わり…(涙 になってしまったダ
なにがちょいドラじゃぁ~!
っでいつもの展望台は霧で雨でな~~んも見えん 当然じゃが
砂利道も雨に煙る
大草原の小さな隠れ家は~
まだ雨が降ってはいるものの、エエ~感じの高原状態
御嶽山の眺望 って言ってもな~~んも見えん?
よ~~見な! ほら
雲の間からみえたじゃろ?
っでこの後雨が強くなり、仕方ないから、発電機回し部屋に入る
御嶽山を眺めながら、久しぶりにゆるりと過ごす・・・
ちょいと尾根遺産 おらキリマン1つねぇ~ 持ってきて~?
っな~~んて言いたくなるような感じで、昭和?の古い曲
(小柳ゆき?とか大黒摩季?とか訳の分からん名前の歌手の曲)を聞きながら
大変素晴らし~い15~6年ぶりくらいのゆるりとした時間が経つ
ちょっとお兄さん、ストーブの火がついているよ?
そりゃあそうよ、ここはその昔日本のチベットと呼ばれたところ、寒くて寒くて…
っは冗談ではなく、ホントに寒い 濡れたズボンやTシャツを乾かすにはこれが一番
一休みした後、まだ昼過ぎじゃから、さて高山方面へでも行くか~
っと車に乗り込みエンジンスタート・・・ スタート・・・・・・・
しない・・・・ シ~~~~ン 嘘 !だろ~?
あんま雨が強かったから、ヘッドランプ点けてきたが、それを消し忘れてたダ
が~~~~~ん・・・・・ イグニッションまわそうが、何しようがランプが点かない
完璧にバッテリー上がり 0になっているんじゃな・・・トホホホ(涙
こんな経験は何十年もしてなかったからあわてたダ
持っている物は無し 道具箱もその他諸々一切なし
周りを見ると運よく単管が・・・ 4Mと1M位のものがある
よっしゃ~っと元気が出てフロントにかまして持ち上げるが・・・、
うんともすんとも言わん 困った困った… 「ワレじゃったらどうするい?」
「そんなもん簡単、発電機のバッテリー持ってきて、回す」
確かに考え方は良いが、相手は24V軽油車 さ~どうする?
工具は無いし、ましてやジャンプケーブルなんか今日は積んで無い
ここら辺の知り合いに行ってもみんな軽トラか12V車しかない
近くの自動車屋まで20分位歩くか? 面倒だ・・・!
押しても引いても動かん 1トン以上ある車 しかも草の上、
これが舗装路じゃったら…? 多少は可能性あるかも???
っで考え付いたのが次の方法 ⇩⇩⇩
万能ジャッキ
積載ジャッキはいつもだいたい積んでいるから安心
コンクリートの板の上に枕木みたいな木切れ それにジャッキ その上に柱の木切れ
これで何とか一回ジャッキすると5㎝位ずつ進む 気の遠くなるような仕事
しかし今まで、な~んも無い所から脱出してきたオラたちの年代
っつうか無い知恵働かせて何とかするのが、昭和生まれのジジイ達
何回も何回も気の遠くなるようなジャッキ 車体を少しでも後ろへ動かすことを頑張り、
とうとう上の写真の場所まで押して行ったダ
たったこれだけ進むのにだいたい1時間半位かな?
この頃にはもう高山なんて諦め、ただひたすらジャッキとの格闘
で頑張りぬいたら上記の様になったダ ここになるまで3時間半位は有にかかっている
ここまでこれば、後は下り坂に向かって押すだけ
押せば長~~~ぃ斜面があるから、押し掛けができるんじゃなぁ~
といって車を走らせるが・・・・・・・
ブカブカいうだけでエンジンがかからん(涙
焦れば焦るほどわからん しかももうすぐ交差点だししかも坂が無くなる・・・
産まれて初めての経験 ジーゼルが押し掛けでかからんなんんて…
慌てたねえ~ とうとう交差点で右折して止まる きも~ちわずか右上がり
するとその前の畑にいた婆様 オラの事を知ってるようで、
「どうしたねえ~?車こわけた?」「そりゃあいかんね~ 〇〇自動車屋へ行けば?」
「ン! そうする っでも何とかするわ ダメじゃったら行く~」
まずボンネットを開け中を見る そして
冷静に…冷静に…考える そして考える なせエンジンかかからんかと?
まず電源 入れても、バッテリーが無いから何も動かん
つまりエンジンストップが効いており、切った状態が続いているはず
と確認すると やはりその通り キルスイッチが入った状態で燃料ストップの状態
となると強制的に電源入った状態にして 燃料カットを解除すればよろしいかと
な~~るほど さすが慌てないじじい 自画自賛! そして丁度
針金が運よく1本だけダッシュに入っていた それを使い無理やり燃料ストップ解除
そしてスイッチはいれたままでバックする~~36は重い 押すとわかる重さ
ジープは実に重い 若ければさることながら、重い!
さすがジジイ一人で36ジープを動かすのは大変! この歳でジープを押すことになるとは
そんでもやっとこさ2m程バックさせ、素早くハンドル切り替えし、車に乗り込む
ここいら辺は慣れたもの、最近は2年前にスズライトでも押し掛けやっているからナ~
そういえば 昔はバイクも車もみ~~~~んな押し掛けやってたよなぁ~
そしてサードに入れてクラッチをつなぐ…
っとブル~~ン!
と いい音 最高な気分!!!!
レストア時のエンジンかかった音もよいが、こんときのかかった音は忘れられんなぁ~
これで家までエンジン切らずに行けば、もう大丈夫じゃろ
あんまりくたびれたから、途中で一休み 道のわきに36を止め「ワラビ採り」
勿論エンジンかけっぱなしだけど
まだまだはえているワラビ 開田はまだ採れる
最近体の調子が良くなく、出不精になり動きが大変悪かったが、今回の件で
おらの人生 捨てたもんじゃないナ~ っと思うようになったダ
昔とは質も量も違うが、まだまだ楽しい事が起こるじゃなぁ~
まだまだ突然訳の分からん事起きるんじゃぁなぁ~(笑
うちについておっかあに話すと、「なに開田から歩いて帰って来たの?」だと
先日も隣町からいい時間のバスがなかったから、国道を歩いて帰ったダ
2時間かかったかな? まだまだ歩ける まだ行ける!っと思った次第
そういえば若い頃は電車が無くなると歩いて帰ったワイ
いっとう長く帰ったのは、まだ若くて気が強かった頃のこと
阿倍野から富田林まで線路歩いて帰ったなぁ~ 酔っぱらっていたから、線路帰ったが、
なんせ一番怖かったのが、橋の上、これは下見ると・・・泣きそうになったダ(汗
勿論 着いたら朝になってたっつう事
今回もそういうオラのあほんだらよく知っとるおっ母だから、無理もないか?(笑
しかしここで一つ賢くなった、ジャッキで押すときはハンドルを固定する
曲げるときはハンドル切って、その後キーを抜いてハンドル固定それで押す
これしないと曲がって行ってしまうから要注意! 最近の車は知らんぞ!
乗ったことないからナ
それよりも何よりもジャンプケーブルや工具ぐらい持ち歩けよ!っつうこと
そりゃあわかるが、車検から戻ってきて、まだ移してないんじゃナ
修理屋では「じいさんバッテリーチャージャー持ってないの?」
「ライトエースに積んである」 「あちゃ~…」
っつう ほ~~んと今回も下らん
どうしようもないジジイのジープ押し掛け日記ですタ
おしまいおしまいおしまい