■私の思い出のエキサイティングなドライブコース!
※この記事は
ミッション01 思い出のエキサイティングなドライブコース について書いています。
※ しかし 本当はエキサイテイングでもなければドラマテイックでもない ただのドライブ すまんの~こんなブログに付き合せてしもうて スルー結構ダス
信州安曇野から白馬にかけて
・・・・今日のブログは笑って見ておくれ・・・・できればこんな曲聞きながら・・・
http://www.youtube.com/watch?v=x1KPvnCf7ao
ふと・・・
今となっては・・・もう40年以上も前のこと
今よりも、もっともっといろいろが不自由で大変じゃったが.生きている実感はあったナア~
そんな遠~い遠~い昔のことよ~
おらのまだ若かりし頃、オイルショック真っ盛り・・・仕事につけず毎日手あたり次第電話をして職探しに躍起になってた頃のことじゃった
ある朝いつものように電話帳を見て電話していると、白馬の今は無きフードセンターにバイトがあるということが分かった
もちろん選ぶことのできるおらの立場じゃない 即、着の身着のまま白馬へ向かった
住み込みで確か朝5時から夜10時ころまで働いて3000円くらいじゃったような気がするナ
魚の名前から始まり、えびのサイズの標記のしかた呼び方、陳列の仕方、商品の入庫状況、在庫管理、接客、ペンションへの配達、夜は遅くまで板さんのお付き合いで酒を飲む 等々様々な仕事をやらされた
吹雪の中の配達 ホテルや旅館の女将の配達が遅れると罵声をあびせられやっと戻ると次の配達 吹雪で道に迷い途方に暮れたことも 除雪してない道はきつい 氷のわだちが20センチ25センチとなっていくと、そう簡単には走れない 配達が遅れたってしょうがない 今のように舗装してないし道は細いし、知らないペンションやホテルばかり…
ある時ジムニーの2ストで配達途中、アッと思った瞬間、道路何回転したかわからない時があったんじゃナ 今ここはどこ?ってな感じで ショートホイールベースじゃからいとも簡単に回転してしまう 氷の道なら仕方のないこと・・・
今じゃ考えられん道路じゃったワイ
それに 雪が降れば店の前をブルドーザーで雪かき もちろん屋根なんかないブルで それこさブルブルしてかじかむ手で必死じゃった 毎日がつらかった
白馬から大町や松本に買出しに行くときは もっとたいへんじゃったナ
それこさ 延々と続く氷のわだち 道はくねくね曲がり、一応除雪した雪が両側にありわだちは3本 対向車が来ないことを祈りながら運転するんじゃナ しかしそういう狭いところに限って、対向車が来るんじゃナ
町場のスキーヤーは雪道になれてないので、あちらこちらで回転して突っ込んでいるんじゃナ っでも助けん 助けると時間に遅れるからナ 見て見ぬふり 心じゃ申し訳ないっていつも思ってた
そんなある日フードセンターにおらよか一回り位年上のとてもきれいな女将がやってきて、おらを誘ったダ
つまりその女将のいるY旅館へバイトに来いという引き抜きじゃったんじゃナ 当時白馬ではY旅館・T旅館・もう一つどこか忘れたが旅館の3軒の女将がそれこさ、美人で大変な男勝りの女将と有名じゃった
特におらに来いといったY旅館の女将は大変口が悪く、厳しくてバイトがよく辞めていったそうだ
そんなこと知らんおらは、フードセンターの女将の魔の手から逃れるために、Y旅館に移った
フードセンターの女将は今でいう心を病んでいた人じゃったんじゃナ
移ってからのことは省かせていただくが、実はおらも一度夜逃げしたことがあるワイ(笑
それはまた別の機会に
そんなんこんなんでオイルショック時代のおらの人生の1ページが白馬にはあった
その翌年の春、念願かなっておらはまっとうな職についた バイトばかりの流れモンの生活からやっと抜け出せたのダ
そののち、何度か訪れたことがあるが、最近何十年か?っかどうか忘れたが、久しく行って無かったナ
今回のこの企画を目にして、ふと昔がよみがえったんじゃ もう一度走ってみよう…ってナ
それで白馬行きを思い立ったんじゃ ただおらにとっては真夏の白馬よか真冬の白馬 しかも吹雪の白馬が好きじゃナ ブリザードの時にはまるで北海道並の厳しさがあるんじゃヨ
しかし今は夏じゃけんど、40数年前の思い出に浸りながらのドライブに行ってきたんダス
おらの青春の一コマを思い出しに・・・もちろん相棒のカメと一緒に
そして助手席には熱き思いを持った青春時代のおらの心と
では
はじまりはじまり~ (前置きが超長すぎ~~失礼!)
夜逃げしたときも、期待に胸ふくらませたときも、また 震えながら心細く走った時も、吹雪で前が見えずワイパーが凍ってしまって何も見えんくなった時も、いつも通った道 その道をもう一度走ろう…!
台風一過の上天気!・・・ではないが、きっと晴れるだろう
そんなあわ~い期待を胸に、車検上がりのカメを磨く手に力が入る

7月12日土曜日早朝
6時過ぎ 木曽を出発
途中塩尻のいつものスタンドで給油
なんか相棒の調子がとてつもなくエエ
塩尻ICで乗る 高速も100kmで安定 追い越しもすんなり はるか遠くに今日の目的地、北アルプスが薄ぼんやりと
まず梓川SAで休憩
休憩後すぐ安曇野IC(旧豊科IC名称変更)で降りる
安曇野といえば 観光名所てんこ盛りの地域(碌山美術館からはじまりアートヒルズ・ガラス工房・穂高神社・鐘の鳴る丘・岩崎ちひろ美術館まで)
遠くにアルプスが見える
そんな中おらの若かりし頃行ったことのあるわさび園にお邪魔
映画少年時代にも使われた水車が、今では朽ち果てそうな感じが時の流れを感じさせる
しばし青い時代の感傷にふける
高瀬川沿いに大町市目指してひた走る 俗にいうオリンピック道路
大町市を過ぎると、3つの湖がある 仁科三湖
もちろんその昔苦労して走った国道を走る 最近できたバイパスではない
木崎湖
中綱湖
そして青木湖
それを過ぎると佐野坂トンネル出たところの信号を直進
ここは昔無かった田んぼの中のバイパスを走る
アルプスが見え、景色がいい~
白馬まで来るとそれは文句なしにすんばらし~い!
夏のジャンプをがんばってやっている選手がいた 奥は五龍岳
途中知り合いのホテルのまえで休憩
松川を手前に白馬3山を写真に収めるシニア集団
おらも一枚パチリ! 鑓ヶ岳 杓子岳 白馬岳が白馬三山
窓に映る北アルプスを見ながら
旧道は帰りに通るとして佐野坂からオリンピック道路を終点まで走る
帰りは国道を大町市まで走る
あとはアルプス沿いの有明大町線・塩尻穂高線・サラダ街道を通って19号
残雪の北アルプスに若き日の自分を重ね、胸があつくなった今回の何十年ぶりかのドライブ
バイパスができ、オリンピック道路ができ、建物や行きかう人々や車が変わっても、そこにある雄大な自然、北アルプスは変わらない もちろん人々の営みも普遍である
若きおらの熱い思いをふと思い出し、残された人生を思うきっかけになった今回のミッション01ドライブ
この企画との出会いは、おらにとてつもなくすんばらし~い時間を提供してくれたダ
いつもいつもど~でもよいくだらないブログに最後までお付き合いいただき、すまんの~ ありっと~
おしまいおしまいおしまい
次回はそれこさ変わった物お見せしますダ
っま別にどうでもよいブログには変わりないのじゃが…
Posted at 2014/07/14 16:05:17 | |
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