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torimama♪のブログ一覧

2014年05月23日 イイね!

「愛ふたたび」渡辺淳一

このカテ久々~!!

若かりし頃の私の男性観をずいぶん豊かにしてくれた(笑)渡辺淳一さんが亡くなって数週間。
失楽園ヒット以降のなんか違う感がぬぐえず、しばらくほとんど読んでいなかった渡辺作品ですが、これがどうやら最後の作品らしいというのを知り、久しぶりに手に取りました。

ざっくりまとめると、70いくつの整形外科医が、ついにバイアグラをもってしても無理になってしまう日を迎え(笑)、そこからそれでもOKな画期的なテクニック(あくまでも彼比であって、たいしたことではないのがまたトホホ)を編み出し、新しい相手と試したらバッチグー(死語かしら)な反応で、「愛ふたたびなのだ・・・」ってしみじみ呟いて終了・・・っていう・・・なんともトホホな小説でした(笑)

読んでみて色々思うところはあったのですが、どうにもこうにも表現が難しいテーマだったので、あえて詳しい感想は書かないことにします( ´艸`)

そもそも小説の体を成していないというか、先生それご自分の心情吐露してるだけじゃないの?っていうレベルの文章が延々続いて(スポーツ新聞のエッチ小説の方がまだ読ませるのでは・・・)、しかもそれがあまりにも男性目線のファンタジーなもんだから読んでてドン引き!!
ただ、男性と言うのは齢70を超えてなお、そんなにもそんなことに執着するものかと、そこは新鮮な驚きでした。
あくまでも人によっては、なんでしょうけど(笑)


結局、渡辺淳一と言う人は、
医学と恋愛の見事な融合→恋愛重視→性愛比率が増す→性愛メイン→性愛エスカレート→単なるエロ本、と変遷して終ってしまった気がします(笑)
頑張ってステキな小説いくつか書いて大ヒットして一定の地位を築いたら、余生は加齢で素直になるに任せて書きたいもの書き散らしたって感じ。
なんとなく陰鬱で古風なんだけどロマンチックでちょっとだけアカデミック・・・だった初期の作品のファンとしては、なんか残念な晩年でした。

渡辺淳一死去のニュースの時、ワイドショーに出ていたコメンテーターのお医者さんも「失楽園の印象が強いかもしれませんが、彼は医者ですし、かつて医療にも触れたすばらしい作品がたくさんあったんですよ」みたいなことをおっしゃていたのですが、ホントにその通り!!

がっかりしたままも嫌なので、私の中での彼のイチバンであるところの「野分け」でも読み返してみようかな、と思ったりするのでした。
Posted at 2014/05/23 15:22:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | 読みました | 日記
2014年01月27日 イイね!

「永遠の0」

先週金曜日にレイトショーを観て、週末に原作を読みました。

もともと原作がずっと前から手元にあって、映画を見るならその前に原作を読もうと思っていたのになんとなく読む気がしなくて、結果先に映画を見てしまいました。
そしてその映画があまりにもアレだったので、世間の評判と自分の感性の乖離っぷりに不安を感じて、思わず続けて原作を開いた感じです。

原作本も映画もやたらと評判のいい作品ですし、レイトショーだったせいか20人もいないくらいのお客さんたちから、終盤鼻をすする音が聞こえる聞こえる!!って状態だったにもかかわらず、全く感動も共感も出来なかった私・・・。

私は割と太平洋戦争ものが好きで、中でも特攻隊関係についてはアラフォー女性としてはちょいオタです(笑)
でも、それ差し引いても、この本は中身が薄っぺらすぎるでしょ?
戦争の部分は私でさえもどこかで聞いたことのあるようなありきたりのエピソードばかりだし、現代パートの姉弟はあまりにも軽薄すぎる・・・。
特にお姉さんの一連の恋愛話には何の意味が?

そしてあの新聞記者は何?
もしも話を分かりやすくするためにわざとああいう極端なキャラクターを作ったんなら、へったくそな作家だなーと思いました。
映画ではこの一連の役割をおめでたい若者弁護士に飲み会の場でやらせていただけまだ良いけど、元特攻要員に対して新聞記者に言わせた原作は本当にひどい。
特攻はテロだなんて、新聞社背負ってよく言えたもんです。

私は特攻隊を美しいとも神々しいとも思わないけど、彼らが洗脳されていたとか、心情的には殉教的自爆テロリストと同じとか、一種のヒロイズムを感じるとか、そんなのとんでもないと思う。
そして作中、元特攻要員のおじいさんがそれを否定してはくれるんだけど、その根拠が「無辜の民を標的にしたテロリストとあくまでも敵艦を目指した特攻隊は違うんだ!!」の一点張りなのがまたちょっと残念で・・・。

宮部が軍隊で周囲の人間に与え、残した愛が、様々な無形の力となって戦後の彼の妻子を救ったんだという流れはわかるけど、それにしてもオチもが都合良すぎる。
小さな伏線をきれいに回収してるわりに結局一番大事な久蔵さんの真意がわかわらないし。
原作を読めばそのへんも少しはすっきりするかと思いきや、原作を読んでも私の中では何も解決しませんでした。

宮部久蔵がどうして最後に特攻を選んだのか。

不本意ながらもたくさんの若者を送り出さざるを得なかった自分が生き残ってはいけないと思ったのかもしれないけど、じゃあそれまでの過程であなたが守ってきた信念はどうなるの?
あなたの言葉で生かされた部下の気持ちはどうなるの?

確かに久蔵にとっては恐れるのは死ではなく、あくまでも自分の死によって変わってしまう妻子の未来だったわけで、だから妻と子供の人生が守られれば良かったのかもしれないけど、だからって別人にそれを託しても、妻にしてみたらどうなの?託された大石の人生としてはどうなの?と思わないでもありません。

特攻を選んでも、まだ生き抜ける幸運がそこにあった。
にもかかわらず、自らそれを手放したのは久蔵自身なわけで、私には久蔵の選択は単なる自己満足としか思えませんでした。

私、そこで久蔵の選択が納得できなかったから、感動できなかったのかも。



結局、何が永遠の0なんだ?
って、あまりにもすっきりしない「永遠の0」でした(笑)


あ、気付けば思わず映画と本と両方の感想をごちゃまぜにしちゃってる・・・。
でも、岡田くんはめちゃくちゃかっこ良かったです♪
春馬くんもかわいかった!!
そこは、それとして、それなりに満足(笑)
Posted at 2014/01/27 18:19:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 読みました | 日記
2013年09月04日 イイね!

「ホテルローヤル」桜木紫乃

道東のラブホが舞台の小説が直木賞だって!!
というだけの理由で、読んでみました(笑)

確かにラブホが舞台だけど、残念ながら(?)そこに色んなカップルが来て云々という生々しい話ではなくて、ラブホ「ホテルローヤル」の創業から廃業そして廃墟になるまでといういわばホテルの「生」と、その数十年の間「ホテルローヤル」に関わった創業者、従業員、創業者の娘、そしてもちろん利用客、廃墟を見に(利用しに、かな)くる野次馬・・・の「性」と「生」が、時間軸を絶妙にずらしながら描かれている短編集で、その内容も構成もちょっと「おっ」と思ってしまうような、面白い本でした。

内容も登場人物の性格も全体的にうす暗くて、全編湿度が高い感じなのですが、そこが何とも道東っぽくて、一応道東の(なんでココが東!?って思うけど・・・)人間としてはグッときます(笑)

以前、谷村志保の「海猫」を読んだ時にも思ったのですが(あれは道東ではないけど)、北海道って決してさわやかな土地柄ではないと思うのです。
大地は大地だし、空は大きいけど、人間はそんなに開けてないと思う。
意外と内向的で排他的な気がします。


そういう、人の心の重さや暗さを内包したリアル北海道みたいなものを、「ホテルローヤル」にも強く感じました。
ある意味近親憎悪みたいな、「ん~、なんかヤダ。でもわかる。目を逸らせない」という気分にさせられる(笑)

お寺の奥さんが檀家さんをつなぎとめるために体で奉仕するとか、自分の奥さんが自分の上司と何十年も不倫関係だったことを知った高校教師が切ない決断をするとか、ラブホの娘に生まれて性に対して全く幻想も夢も持てないでいた女性の、人生の再出発への決意の行為とか、投稿写真(笑)に投稿する写真を撮りたいと恋人にせがまれて応じるも、体とは裏腹に突然気持ちが冷める女性の虚しさとか、ふいに浮いた5000円を目の前にして衝動的に夫をホテルに誘う妻の追い詰められた日常の末の葛藤とか・・・短編ひとつひとつには正直ほとんどリアリティを感じないのですが、それでも読むと心に色々ひっかかかるのでした。
なんでだろ。

道東女性シンパシー!?

読後感もさほど良かったわけでもないのに、この作者の作品をもうちょっと読んでみたくなってしまって、別の本2冊買っちゃいました。

結局けっこう好きなのかもね(笑)
Posted at 2013/09/04 17:08:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 読みました | 日記
2013年06月19日 イイね!

今更ながら( ´艸`)

今更ながら( ´艸`)今まで読まずに我慢してたのに・・・最終回目前で、ついに読んでしまいました(笑)

っていうか、読みたいけどハードカバーで買うほどのことも無いと思っていて( ̄∇ ̄*)ゞ、かといって私の生活圏の図書館ではどこも10人以上待ちとかで諦めてたんだけど、「そういえば、楽天koboなら楽天のポイント使ってお安くなるんじゃない!?」と思い立ち、初めて電子版の本買っちゃいました。

電子書籍なんて・・・って思ってたけど、すごくいいです。
私良く、Nexus7をジップロックに入れて(!)お風呂に持ち込んでTwonky Beamでテレビの録画を見たりしてるのですが、そのノリでお風呂に本が持ちこめる(笑)
湯気で本が痛むことも無いし、軽いし。
昨日抜糸に行った病院でも、1時間もあった待ち時間、ハードカバーを持ち歩くこと無く読んで楽しめたし。
あれは、電車通勤の都会の人とかには本当に便利かもですね。
電子書籍のいいところが、よーく分かりました。


そして、本題(笑)
いやこれ、とっても面白かった!!
ドラマとだいたい同じでちょっと違うんだけど、小説は小説で面白いです。
他の有川作品を読んだことが無いのですが、いかにも今どきの、さらさら読まされる文章(笑)
海堂尊に似た書き方だなーと。
それ自体はあまり好きではないんだけど、内容と相まって、軽やかで爽やかで良かったです。

何よりも思ったのが、「ドラマの脚本家すごいな」ということ(笑)
原作の雰囲気や筋をほとんどまったく壊すことなく、確かにこういう登場人物を増やして、こういう設定にちょこっと替えたら、それはそれでもっと面白くなるかもしれない、というドラマに見事に仕上がってる気がしました。

原作は、槇&柚木さんのエピソードがドラマよりもう少し描きこまれていて素敵でした。
対して空稲コンビについては、爽やか過ぎる関係が良いような悪いような・・・。
内心、お互いをすごく思い合っているのにあと一歩踏み出さず、おばさんとしては、2人とももうちょっと素直に相手に気持ちを伝えればいいのに、と思ってしまうんだけど、最近の20代(ってかアラサー?)の恋愛ってあんななのかなぁ。そりゃ、未婚率も上がるわ!!
まるで配偶者のいる人同士みたいな、好きなくせに踏み出さないで満足してるじれったい感じが、なんともホントにじれったいです(笑)

ぶっちゃけて言ってしまえば、「もうさ、あたまなでるとかほっぺなでるとか、いい年の男と女がなにやっちゃってんの!?」とか、思っちゃって・・・。
最近の若い子は、男女ともに中性的なのか。

大前提として存在するテーマが、空稲の仕事についての挫折からの再生みたいなものだから、そこは仕事も頑張っていかなくちゃいけないんだけど、この年まで生きてみて思うに、仕事って、どんなものでも、うーん・・・芸術家とかはさすがに違うけど、本当にたいていの仕事は、誰かが替われるものだと思うのです。
ワンマン社長やトップクラスの政治家が突然倒れてさえも、多少の混乱の末、結局落ち着きません?
でも、人と人との関係は、同じものを他の人とは絶対に築けない。
そんなことを思ってしまう私としては、空井くんには稲ぴょんの「仕事をずっと見てます」じゃなくて、稲ぴょんから大事な仕事を奪ってでも自分は稲ぴょんが欲しいよっていう、結論を出してほしかったです(笑)←おばさんの妄想怖いわ。

ドラマの結末は原作と違うとか同じとか諸説あるけど、個人的には2秒事件とか起しといて(ちなみに2秒の件も猪苗代湖もエレメントの件もドラマオリジナルエピソード)、恋愛という意味で2人がくっつかないというオチはカンベンだなーと(笑)、それはそれはもう、わかりやすいハッピーエンド熱望です( ´艸`)


そして今回、原作を読んでみようと思ったもう一つの大きな動機だった「あの日の松島」。
前からレビューなんかで「すごく感動した」「涙が止まらなかった」というのを読んで、一体何が書かれているのかと思っていました。
感動ポイントは、震災の時の自衛官の行動というか、姿勢なのかなと思うのですが、あそこに描かれている自衛官は、ごくあたりまえの有事の際の自衛官像だと私は思いました。
というか、そんな姿も衝撃的に感じてしまうほど自衛官の仕事って理解されていないのかと、ショックだったくらいです。

ああいう有事に、ああいう活動を、使命感と組織力をもって出来るように彼らは日々訓練されているわけで・・・それでもやっぱり、大惨事を目の当たりにすれば、心に傷も付く。
あの日を語れば、崩れる。
だって、普段はみんな普通のお兄ちゃんでおっさんで、友達のだんなさんで息子の友達のお父さんなんだもの。

と、わかったようなことを言ってみたりする、戦車のある町生まれの子(笑)
Posted at 2013/06/19 10:06:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 読みました | 日記
2013年05月07日 イイね!

もはや古典。

私は若かりし頃、渡辺淳一が大好きでした。
彼の書く、昭和の香りの恋愛観というか、あくまでも男性本位な恋愛観が好きでした。
「失楽園」以降はちょっと勘違いした感のある作品群が受け入れられずにいるのですが、なんだかんだ言いつつも作品は読むという読者です。


今クール、そんな渡辺淳一の往年の名作「雲の階段」がドラマになり、しかも主人公はあの(セカンドバージンにはまったわたし的に外せない)長谷川博己が演じて、エンディングがB'zの新曲だとか。
これはもう、見ないわけには・・・(笑)

というわけで毎週見ているのですが、わたしはあのドラマなかなか好きです。
昼ドラみたいなわかりやすい展開と、わかりやすい愛憎劇(笑)
あんまりシリアス&思わせぶりにひっぱるドラマは見ててイライラしちゃうので、非現実的で単純な作りのドラマが、1時間の現実逃避には意外と良いです。


昨日ふと原作を読み返そうかなと思って読み始めたのですが、何せ原作は80年代のものなので、古い古い!!
東京から来た子宮外妊娠の女子大生を助けた後、東京で再会して「傷跡を見せてあげる」とかって誘われちゃうのですが、そこで主人公三郎が思うのは「こんなナウでいかす女性と一緒にベッドインできたら最高だと思う」。

ナウでいかす・・・(゚д゚)

ベッドイン・・・( ̄▽ ̄;)

・・・古っ。

昔はまっていた当時ですら「古めかしくも美しい世界」みたいに思って読んでいたんだから、平成25年の今読んだらそんな風に思ってしまうのも当然なのでしょうけれども。

それを思うと、今回のドラマ、なかなか上手く話を現代に置き換えてるなーとも思えます。
携帯の無い時代の話なのに自然に携帯も使われているし、三郎が院長令嬢からもらうプレゼントがダンヒルのライターからフランクミュラーの腕時計になってるし(笑)
こういう脚本作るのって、楽しいだろうなぁ。



余談ですが。
私、ファイターズが勝った日にはたいてい23時からのプロ野球ニュースを見ているので、夜は忙しくてドラマを録画しておいてもなかなか見る時間がなくて、だから普通はあんまりこの時期のドラマは見ないのです。

でも。
今クールは「空飛ぶ広報室」(これ最高!!)と「ダブルス」(これ最悪!!)と「雲の階段」の3つもちゃんと毎週見れちゃってるって、どういうことかしらー!?
ドラマどころか、本まで読めちゃうってどうしてかしらー!?

もうちょっと私の夜を忙しくして欲しいんだけどなー(笑)
昨日までの3連敗は、単純に首位チームと5位チームの実力差なのかな(;´д`)

今日はファイターズは試合が無いけど、巨人vs阪神があるので楽しみです!!
Posted at 2013/05/07 12:11:28 | コメント(4) | トラックバック(0) | 読みました | 日記

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