【nagatakuの映画評】容疑者Ｘの献身

実はテレビドラマをほとんど観ていなかったりするんですがｗ

変人ガリレオと呼ばれる物理学者，湯川学が主人公の本作。
冒頭で大がかりな実験を行い，事件を解決に導く。

そのあたりはテレビドラマのイメージそのままですな。

しかしメインの事件はテレビドラマとは趣を変え，
人間ドラマの体をなしています。

普段のガリレオを期待して観ると，そのギャップに戸惑いを覚える方も
いらっしゃるのではないのでしょうか。
＃ボクはドラマを観ていないのでそれほど違和感は無かったけど

今回，事件の中心？人物となる高校の数学教師，石神を堤真一が演じます。
福山雅治演じる湯川准教授と同期で同い年の設定ですが
生活に疲れた感で同い年に見えない，そのあたりもなぜ事件の中心人物と
なるのかの伏線のように思えたりするのです。

親友同士の物理学者VS数学者の攻防となった本作，数学者の石神の勝利で
幕を閉じるかと思った最後の30分でどんでん返しが。

ただ，思ったのはトリックがあんなザックリしたモノだったんだと
その点が不満だったりするのはﾅｲｼｮですｗ

まぁその点を差し引いてもなかなか見応えのある一本でした。

P.S 堤真一ってコレに引き続き，山登り好きなキャラに縁があるなぁｗｗｗ