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2022年12月04日 イイね!

GX-77を完璧な状態で使うための準備

GX-77を完璧な状態で使うための準備機械自体は完璧な状態で戻ってきましたが、ソフトであるテープは全て劣化しているのでまず一度テープを走行させて粉を落とさなけばなりません。一度で綺麗になるかはわからないので汚れがつかなくなるまで何回もやらなければならないかも知れません。なにしろ40年以上前のテープなので何が起きるかは恐らく作ったメーカーの方でもわからないと思います 。

ここで思い出すのはCBSソニー、現ソニーミュージックが1973年のサンタナ日本公演の音源テープを40年振りくらいに掘り起こして入念にメンテナンスして復活させた出来事です。
なんとレコードをリリースした後そのマスターテープは忘れた去られて倉庫の片隅に放って置かれて探し出した時には劣化が進んで相当慎重な作業で復活したらしいです。この記事が出た時は大きいレコード会社でもそんな杜撰な管理の仕方をしていたのかと驚きました。大メーカーのソニーですらその体たらくなので、私のいい加減な保管の仕方でもまあまあ大丈夫だったのかなと逆に少しホッとしました。
その音源はレコードとSACDの両方持っています。レコード発売当時は人気イラストレーターだった横尾忠則の22面体ジャケットも大変話題になりました。SACD化に際してはジャケットがシングルレコードと同じサイズで22面体のオリジナルを完全再現されました。そういうジャケットを制作する専門の会社もあるらしく、技術の高さにも感心しました。
このレコードも完全にSACDも日本によるもので、しかも4チャンネル音声で記録されたものです。
音源が同じなので出てくる音も当然同じはずですが、SACDの方は拍手の部分は後方からクッキリ聴こえますが残響音は小さめです。
レコードの方は残響音もリアから結構出ているので何故これだけ違いがあるのか不思議ですがミックスの違いによるものか、技術の進歩が違いになっているのかはわかりません。アナログの曖昧さとデジタルの潔癖さ?の違いかとも思いますがよくはわかりません。
本当はこういう細かい事を誰かと語り合いたいのですが、少なくともネット上では見当たりません。
もともと4チャンネルユーザーが少なかった上に現在でもマルチチャンネルSACDなどという狭い(少ない)世界のソフトをマルチチャンネル再生装置で聴く人などとても少ないからでしょう。
世の中の趨勢は小さく手軽にしかも高音質に聴けるモノが出回っているので、一時は盛り上がったかに見えたマルチチャンネルが再び日の目をみる事はもうないのではないかと思っています。…などと思っていた2年ほど前、オンキョーからサウンドスフィアという、ワイヤレスで(スピーカーコード無しで)5.1チャンネル再生ができるコンパクトなシステムが出て、若い人にもサラウンド再生が流行ればイイなと期待しました。ところが今年になって老舗オーディオメーカーだったオンキョーは倒産してしまいました。これでまた振り出しに戻ってしまいました。やはり軽くて小さいモノの方が主流になって行くのでしょう。
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話が大きく逸れてしまいましたが本来ならリビングのアンプに繋いでパイオニアのスピーカーで鳴らしたいところですが、ヴィンテージのテープたちが再生すると表面は磁性体の粉が、裏面はバックコートの成分の落ちたものがゴムのローラーにこびりついて汚れるのでまずはそれを落としてヘッドやピンチローラーを綿棒で掃除してやらなければならないからです。そのため、今は雑然とした自分の部屋で粉を落とす作業を地道にしています。
その作業が結構大変でやりにくいのです。知っている方は分かると思いますがオープンリールデッキの走行系はとても複雑で多くのパーツをテープが通過して再生されます。そのひとつひとつを専用のクリーニング液でこびりついた粉を拭き取っていきます。しかし拭き取る部分がカバーで覆われていてとてもやりにくいのです。オープンリールデッキの設計者はこれをどう思っているのか聞きたいところです。
カセットデッキの場合は自動でクリーニングしてくれるカセット型のクリーニングテープがあるのになぜオープンには無いのか?とても不思議です。大雑把には耳掃除用の綿棒で拭きますがテープの端にあたる部分はガイドするため角(コーナー)になっているのでとても拭き取りにくいのです。そこでその部分は歯間ブラシを使う事になりますが、それでもメカ全体を覆うカバーが邪魔をしてうまく拭けない部分があります。
そこは目視もできないのでとてもイライラします。かようにオープンリールデッキというものは精神衛生上もよろしくない機械だと思います。そもそも精密なメカを掃除する方法が耳掃除や歯間ブラシという超アナログで原始的な方法しか無いのがどうかと思います。
それでも手放せないだけの魅力があるので自分には決して安くない費用をかけて治していただいたのですが…
この機械は、当時の技術としては…というレベルではなく、今のモノより高性能だと思える性能を持っていると思うからです。

ついでに言うと、掃除の為にヘッドが見やすいように低いテーブルに寝かした状態にして椅子に座って掃除しています。本来の使い方はオーディオラックなどに収めた状態で使うものだと思いますが、それだとまた掃除する時はきっとやりにくい体勢で顔をひん曲げながらやるんだろうなと想像してます。ハタから見たら多分滑稽な姿に写るのでしょう。
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掃除道具一式 磁性体が当たるヘッド類は1と綿棒(紙の軸だと弱いので木の軸のものがよい)と歯間ブラシという超ローテクな道具。片側9か所×2で18か所も拭かなければならない。テープ裏面が当たるローラーは2と綿棒で地味に拭いていくしか方法がない。



そもそもオープンリールデッキを使うという事はそういう事なのだと思います。ウチのはそれでもまだ7号リールという小型機なのです。
標準は多分10号リール機だと思いますますがそれだと7号機の2倍くらいのサイズと動かすのが苦痛になるほどの重量になります。
GX-77は7号機の中でも特にコンパクトなので所有し続けられるギリギリのサイズだったのでなんとか今まで生きながらえてこれたのです。

GX-77の前はソニーのTC-6360Aという普及機を持っていました。これは多分ソニーのヒット商品で1モーターながら3ヘッドで値段の割に高性能なのが売りだったと思います。この機種にはもうひとつ特徴があって本体は木製のキャビネットに入っていますがキャビネットの前面がスラント(傾斜)していて立てて使うと本体が少し上を向くので低い位置に置いても操作がしやすかったのです。寝かせて使う場合は本体を引き抜き上下を逆さまにすると下の方が低くなり(自分の方を向く)どっちにしても使いやすくなっていました。こういう工夫はいかにも独創的な電気メーカーソニーらしいと思ったものです。
この製品の性能自体は良かったのですが、留守録音(タイマー)に対応して無かったのが自分にとってのネックで買い替える事になりました。今では死語のエアチェック(FM放送を聴いたり録音する事)をするには自分が居なくても電源が入って録音してくれる機能はどうしても欲しかったのです。alt
その時触手が動いたのが同じソニーのTC-6650という少し高級な機種でした。しかしその時は予算が無く一度諦めました。alt

その後しばらく経ってGX-77が出て高性能なスペックにも、オープンリールデッキの概念を覆すスタイルにも軽いショックを受けて絶対欲しい!と思いました。
なにしろ幅440ミリ高さ244ミリというサイズはアンプ、チューナーなどとほぼ同じでオーディオラックにも収まるのです。他のオープンリールには絶対できない芸当です。
TC-6360Aのサイズは幅は418ミリですが高さが392ミリもあるので単体でどこか別のところに置くしかないのです。

更に、このデッキに最適な超多機能タイマーが少し遅れて発売されました。DT-320という機種です。優れすぎていて自分ではとても説明しきれません。そこでネットの力を借りてこれを解説した記事を発見したので引用させてもらいます。

  • AKAI DT-320

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  • ¥34,800(1982年頃)

ウィークリー8プログラムと3系統のACアウトレットコントロールを搭載したオーディオタイマー。
マイコン技術を応用した1週間8プログラム機能を搭載しており、8パターンのタイマー予約が可能です。
各プログラムは1週間の望みの曜日を複数ランダムに指定できるため、ある曜日だけタイマー動作させることや、飛び飛びの曜日や毎日などのプログラムセットが可能です。
また、プログラムを毎週継続するRepeatや、1週間だけの動作にとどめるOne Timeの選択が可能です。
A/B/Cの3系統のACアウトレットコントロールを搭載しています。
これはACアウトが各プログラムごとに、A+C、B+C、A+B+Cの3通りの組み合わせでコントロールできるため、複数のデッキやチューナーを組み合わせて留守録音や目覚し再生が可能です。
トリプルディスプレイ機能を搭載しており、時刻表示は、秒単位までの現時刻、タイマーのON時刻、OFF時刻の3種類が表示できます。
また、プログラムナンバーやACアウト、曜日、Repeatなどの全てのインプット情報を大型の2色FL管で集中ディスプレイできます。
ディスプレイには2色FL管を採用しています。
ワンタッチプログラムチェック機能を搭載しており、プログラムナンバーのキーを押すだけでプログラム内容が確認できます。
センサーライトガイドシステムを搭載しています。
操作キー及びディスプレイは操作手順にしたがって左から右へレイアウトされており、次に操作すべきキーが点灯します。しかもキー操作に対応するディスプレイ箇所が点滅するため、確実な設定が可能です。
キー操作を電子音で確認するタッチトーン機構を採用しています。
現時刻表示は12/24時間の2ウェイ表示式となっています。
また、プログラムディスプレイスイッチでプログラム部分の表示のみを消すこともでき、高精度なクォーツ時計としても使用できます。
オートディマーセンサーを装備しており、部屋の明るさに応じてディスプレイの明るさを自動調整します。
プログラム修正が簡単に行えるフォワード方向、リバース方向のシフトキーを採用しています。
99分まで1分刻みにセットできるスリープタイマー機構を搭載しています。
ワンタッチ0秒リセット機構を搭載しており、現時刻をセットした時に時報と同時にセコンドセットキーを押すことで簡単に秒合わせができます。
メモリーセーブ機構を搭載しており、単一曜日をOne Timeで指定したプログラムはタイマー動作終了後もメモリー内容が保持されます。ただし、メモリーされているだけでタイマー動作はしません。
オートプログラムキャンセル機構を搭載しており、複数曜日指定のOne Timeプログラムは、その週の最後のタイマー動作終了後にメモリーが自動的にキャンセルされ、空きプログラムとなります。
自動復帰機構を搭載しており、インプット操作を途中で中止した場合、一定時間が経過するとそのプログラムは自動的にキャンセルされます。
メモリーバックアップバッテリーを内臓しており、停電時や電源切断時に30分間以上メモリー内容が保持されます。
別売りのクォーツシンセサイザーチューナーAT-S61と組み合わせることで、プログラムセット時にAT-S61のプリセットステーションがコントロールできます。DT-320側ではFM/AMのバンド選択も可能となっており、バンド選択をしたのちFM/AM各5局までの選局予約を時刻予約と共にセットできます。

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目も眩むような凄さでここまでくると、ご飯を炊くためのタイマー(昔そういうのがあったと思う)などと同じカテゴリーの電気製品に分類するのが失礼なほどの立派な人格者?だと思います。こんなに長い説明文を必要とするタイマーが他にあるでしょうか?
主役のGX-77自体よりこっちの方が凄いと思えるほどの後世に残したい「作品と言っていいと思います。

ところでこの機種にはシルバーとブラックの2種類あってどっちも気に入っていましたがオープンリールデッキで黒は珍しく、コンパクトなデザインが更に引き締まって見えるので少し高いのが痛かったですが(4000円)奮発して黒にしました。
アンプなどにはシルバーとブラックの2種類ある例がたまにありますが値段の差があることはあまり無いように思います。その点もプレミア感があって愛着がより深くなる要因です。


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椅子に座って台に上を向いて乗せてヘッドがよく見えるようにして掃除しています。
Λ(ラムダ)ローディングという画期的なメカでシンメトリーに配置したヘッド類の中心にローディングローラーを追加する事でテープの装填がとても楽になった。(普通のデッキにはない)
Posted at 2022/12/04 06:25:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | オーディオ機器 | 音楽/映画/テレビ
2022年12月03日 イイね!

オープンリールデッキAKAI GX-77復活記

オープンリールデッキAKAI GX-77復活記少し前に1980年頃からあったアカイのオープンリールのテープレコーダーを修理して使えるようになりました。20代に買ってもう40年以上になるので愛着もひとしおです。
自分が持っているオーディオ機器の中では最長老のもので家族の誰より古い付き合いです。ペットでもこんな長生きする生き物はそうはいないので(クルマでも)もう分身といってもいいくらいです。ほかの電気製品でもこんなに長持ちするものはちょっと思いつきません。SL(蒸気機関車)のように重厚でタフなヤツです。

図体が大きくて重い(17キロくらい)ので一時はもう手放そうかと思いましたがそのたびに思いとどまって数年前についに動かなくなり、さすがにもうオシャカか?とあきらめかけ思いつつ最後にもう一度ダメ元で治してくれるところを探して遂に見つけ、傷まないように何重にもくるんで段ボールに入れて送り、完璧な状態で帰ってきました。

完治して我が家に戻ってきた時は治してよかった!と心底思いました。
それ以前に本当に治せるのか?という不安と心配の方が先にあったからです。
しかしテープを再生すると微かな劣化もなく完璧に新品の状態に戻っていました。
持ち主の人間はあちこち傷んでいるのにコイツは40数年前のピカピカのままなのです!将来自分があの世にいっても元気に回っていてくれるのではないかと期待してしまいます。今からその時に面倒をみてくれる人の心配をしているくらいです。この点ではどんな名車もかなわないのではないかと思います。
ただメカの信頼性は抜群ですが、テープの耐久性は何十年持つのかは心配です。

スーパーに置いてある段ボールでは小さくて入らないのでカインズで大きくて丈夫な段ボールとロールのプチプチを買って機械をくるんでその上からウチにある古い衣料をバンバン詰め込んで万全の準備をして送りました。(ウチの近くにカインズができたときは、こんな田舎の住宅街の駅に馬鹿でかいホームセンターなんて必要かななどと思っていましたが今回の事でありがたさが身に沁みました。なにしろ歩いて3分くらいなので思い立ったらすぐに行けるのです。)
他の機器(アンプやチューナーなど)は全て処分したのでこれが以前のオーディオ機器の唯一の形見になってしまいました。

本当に新品のコンデションに回復した事に感激し、治してくれた方には感謝の一言です。ただ注意事項として古い機械なので火災などの事故を防ぐため使い終わったら電源をきっておくようアドバイスをいただきました。これからはより気を付けて大事に使っていこうと思います。
修理、いや治療の経過は逐一写真入り解説文を送っていただきました。人間でいえば人間ドックのようなオーバーホールを含んだ丁寧な作業をしていただきました。
とても感激したのでその過程を記録としてブログに残そうと思いました。

資料をブログに載せる事は了承していただきました。治ってからもだいぶ経ってしまいましたが、順にこのヴィンテージマシンの事を書いていこうと思います。
Posted at 2022/12/03 04:00:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2022年11月29日 イイね!

もうひとつの50周年バンドに

ポールマッカートニーのウイングスと同じ年に誕生した「Malo」がいます。ジャンルも同じロックですが国によってこんなに違うのかと思うほど隔たった音楽に聴こえます。イギリスのバンドは全体的にケルトの影響を受けているらしいのですが、イメージとしては石の国の陰鬱な湿り気か?と思います。日本も湿度が高いですがイギリスはもうちょっと乾いた湿気?のような感じがします。
これに対しラテンの国で生まれたマロは思いっきりカラカラに乾いたサウンドです。

兄のカルロスはラテンにフュージョンを加えてマイルドにした感じですが弟のホルヘのバンド「マロ」はもっとラテン剥き出しなリズムとメロディの原液を薄めないでそのままブチ込んだような強烈に濃厚な味です。

昔から好きなバンドなのに何故か情報が極端に少なくてほとんどメンバーの事がわかりません。
とっくに消滅したバンドなのに最近のYouTubeにたくさんの動画が上がっています。
オリジナルメンバーはほとんどいないみたいですが何人か残っているのかひとりもいないのか確かめる事もできません。ただ、見たところみんな結構なトシなのでキャリアが長いことはわかります。(ホルヘ=英語表記ではジョージは亡くなってしまいました)

しかし強烈なMaloサウンドはそのままで、当時のレコードよりむしろパワーアップしてる感じさえします。

最初にアゲる動画はどこかの街の山あいの路上で行われたライブです。なぜこういう形で無料ライブをしているのかは分かりませんが思わずここに飛び込んで(ワープして)生で観たくなる強烈なラテンリズムに溢れています。知的な欧米のサウンドとはあまりに違い真逆なのでハイな気分になれます。
ヴォーカルの3人は日本で例えれば魚河岸にいそうな威勢のイイお兄さんやオジサン的雰囲気です。


次は50周年を記念したライブのようです。
画面を漁っていて偶然見つけ、マロが結成から50周年経つという事もこれで知りました。
こっちはとても長いので途中でところどころカットされているのが残念ですが会場の空気感が伝わって充分楽しめます。
どこかの港で行われたものですが何故かヴィンテージカーもずらっと大集合して気分を盛り上げています。みんカラメンバーとしてはこっちにもっと注目しなければいけないところですが車種が全然わからなくて何も解説ができません💦。ただMaloの連中と同じく強烈な匂いを放つ超個性的なクルマばかりです。個人的にはヌラヌラしたスタイルばかりの今のクルマ(特に日本車)よりこの時代のクルマのほうが絶対気合いが入っていてカッコイイと思います。
リードヴォーカルのリチャードビーンがオープンカーに乗って登場しそのままステージに上がって歌いはじめるところから古くからのMaloファンの私はその演出の粋さに目が釘付けになってしまいました。このライブも異国感に溢れていて日本とは遥かに離れた異国である事を強烈に感じさせてくれます。


※この動画はパート2らしく、パート1はUSS Hornet Car Showというオールドカーのお祭りの模様を写しています。

Posted at 2022/11/29 04:08:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 クルマ | 音楽/映画/テレビ
2022年11月27日 イイね!

アイルランドとロックの関係

…というテーマで自分が知っているアイルランドに関連する曲を集めました。

今年は「アイルランドに平和を」から50年つまり1972年にリリースされたウイングスの大ヒット曲から半世紀です。
ウイングスはポールマッカートニーが音楽は素人だった奥さんたちと一緒に結成したバンドですがこれが初のシングル曲だった事は初めて知りました。
当時の私は中2でクリームを初めて聴いて大ショックを受けたちょっと前でラジオのヒットチャートでウイングスやレッドツェッペリンがバンバンかかっていた頃で音楽に目覚めた頃でもあります。
この人たちは全員が70代ですが今でも現役でやっている事は凄い事だと思います。
この曲は政治的内容が問題となって放送禁止になった事を強く覚えています。同じ頃ジョンレノンの「女は世界の奴隷か」という強烈な題名の歌もしばらく放送禁止になったような気がします。二曲ともメロディはとても優れていて、さすが元ビートルズのメンバーだけの事はある名曲だと思います。レッドツェッペリンはハードロックの王者的なバンドで「ブラックドッグ」などはとてもヘビーなサウンドでよく覚えています。
しかしこのバンドは一方でアイルランドの民謡的なケルト音楽にも傾倒していたらしく、アルバムでは何曲かケルト音楽に影響を受けた曲を演っています。
その中で1971年の「限りなき戦い」はフェアポートコンベーションの女性ボーカルサンディデニーを迎えて録音されたものです。
自分が知っているアイルランドに関する音楽はこれくらいしかありませんが、ウチの娘がアイルランド旅行すると聞いて急遽ニワカ勉強して記事にしたくなりました。浅い知識で強引にECの曲も入れたりして作ったのでだいぶ水増ししています💦
ツェッペリンは友人のM君がいちばん好きだったバンドで、ウイングスも私が中2だった頃のバンドであれから50年経つのか…と白髪頭にこみあげるものがあります。

ついでに、日本からアイルランドに行く場合トルコ経由で行くという事で、イスタンブール空港に立ち寄るらしいです。
という事でイスタンブールといえば私の年代だとだいたいこの曲を思い浮かべるはずなのでこの曲も一緒に入れておきました。


いかにもポールらしいメロディです。YouTubeを漁ったらこのメンバーで演奏している動画もありました。奥さんのリンダはキーボードとボーカルもやっています。


これはケルトとは関係ありません。かつての仲間でライバルでもあるポールとの対比で載せました。


この曲もケルトの影響を受けているらしいです。(意外)


フェアポートコンベーションの女性ボーカルサンディデニーを迎えて録音された。


ツェッペリンの好きな曲なので入れました。このヘビーなサウンドが本来のイメージ


サンディデニーのソロ


その関連でEC版


1978年の「飛んでイスタンブール」


同じ頃の大ヒット曲「異邦人」(何となく雰囲気が似ているので載せました。)


Posted at 2022/11/27 04:24:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2022年10月06日 イイね!

バネットシリーズの販促ビデオ(1989年頃)

バネットシリーズの販促ビデオ(1989年頃)雑誌に載っているラルゴガソリンターボ4WDの情報は全てグランドクルージング(グレードの高い方)です。
日産の広報が貸し出したクルマがグランドクルージングだったからでしょう。

ところが、日産が作ったバネットシリーズ宣伝用ビデオ(多分VHSテープか)にはなぜかスーパークルージングが使われていました。なぜ豪華な方ではなく下のグレードの方を使ったのかわかりませんがこれと同じモデルに乗っていた私にはとても嬉しい事です。
ただ、チラッと映る運転席のシフトレバーはオートマチックでした。(ウチはマニュアル)

もしかして、ドライバーの女性が寝転がるシーンがあるので、8人乗りのスーパークルージングの方が都合が良かったのか?と思います。
7人乗りのグランドクルージングは2列目が豪華なキャプテンシートになる代わりに2人乗りになり、中央が空いてしまうからです。
8人乗りのスーパークルージングは2列目左が1人乗り、右が2人乗りでシート同士がくっついているのでフラットにした時隙間がなく、ベッドとして使うのに最適なのです。

ビデオでは若い女性が運転する自分のと同じラルゴスーパークルージング4WDが海に山に大活躍していてメチャクチャ嬉しい❣️

おそらく、販促用として日産のディーラーなどで流していたのだと思います。

その他、ウミボウズ(カップルになった2代目)とバネットカッパも出てきます。

時期からすると、ちょうど私がラルゴを買った時くらいです。(1989年)

ビデオの内容はその頃のトレンドだったアウトドアの楽しみを紹介するものでキャンプ道具なども出てきますが、どれも今ではちょっと古臭い感じがするのがかえって面白いです。出演する男女のファッションや髪型にも時代を感じます。
キャンプ料理の方法もチラッと出てきますがとてもアバウトで大雑把な感じがまだ流行り始めだった雰囲気で面白いものです。多分スタッフの知識もそれほど無かったのでしょう。

キャンプ道具では当時は主流だったコールマンのホワイトガソリンツーバーナーと珍しいイワタニプリムスのLPガス真鍮製ツーバーナーが出てきます。イワタニのものは全身ゴールドでとてもゴージャスです。当時もオッと思いましたが今持っていたら凄いお宝でしょう!

自分が買ったクルマと同じものとその時代を一緒に写した映像が見れるこのビデオは私には宝物です。まるで自分もその中のどこかにいるみたいです。作ってくれたニッサンありがとう❣️
そして動画をアゲてくれた方にもお礼を言いたいです。ありがとうございました❣️


Posted at 2022/10/06 02:04:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラルゴ | クルマ

プロフィール

「気に入りました http://cvw.jp/b/1309032/42873871/
何シテル?   05/20 04:07
nakamachoです。よろしくお願いします。クルマの他オーディオビデオも好きです。
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