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2022年09月26日 イイね!

2代目ラルゴ その14(カタログ編7 標準型3 その1)

2代目ラルゴ その14(カタログ編7 標準型3 その1)これが二代目ラルゴのカタログ最後のものです。(自分の持っているものの中で)
多分最終型だと思います。※量が多いので2回に分けます。
この後3代目になってボンネットが付いてハイウェイスターが誕生しました。大きくなって3ナンバーになったので5ナンバーのうちに買って良かった❗️(維持費が安いから)
メカもハイキャス(4輪操舵)が付いたりいろいろ進化しましたが4駆はフツーのものになってしまったのでその意味でも二代目で良かったと思います。
カタログは1992年1月のものと書いてあります。
今までホチキスを外さないでスキャンしてきたので端が膨らんでいたので今回は外してなるべく平らにして撮りました。
するとだいぶキレイに撮れるようになりました。
手間を惜しまず全部こうするべきだった❗️(後から気づくこういう後悔の連続です💦)
ただ綴じ具を外すとページ順もバラバラになって揃えて画面に並べる事も大変になってしまいました。
カタログの後ろに貰った販売店の名刺が貼ってありました。
当時住んでいた近所の日産サニー神奈川あざみ野営業所です。この近くの、外の通路に洗濯機を置くタイプのアパートにしばらく住んでいました。古いカタログを見ると同時にいろんな思い出が蘇ってきます。懐かしい😭点検か何かで行ったのか?内容が変わって写真も全部新しくなったのでカタログを貰っておいて良かった。
特に自分の乗っていたクルージング系の新しい写真も載っているのがgood❣️
モデル後期になって販売のテコ入れをするためにSVというグレードを新たに設定したのでこのカタログを作ったのでしょう。
このお店今でもあるのかな?
それにしてもカタログの写真を撮る人、ウマイですね。どうやってこういうキレイな写真を撮るんだろう…背景もイイ感じです。こういうところに行ってみたくなります。
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ラルゴはとても特徴のあるクルマでした。そこで憶えている限りの事を振り返ってみました。

自分の記憶を紐解くと、その時乗っていたクルマを買い替えるタイミングで2代目ラルゴの存在を知り、カタログをもらってこの4駆ちょっとイイなと思い、しかし2駆の方にしかガソリンターボがないのを見て、4駆にもこういう高性能版があったらもっといいのに…とだんだんのめり込んでいきました。


そうして具体的に買う気持ちになっていたところにマイナーチェンジの情報が入り、なんと私が想像していた4駆のガソリンターボが出たのです。しかも変更点は他にもいろいろあり、中でも大きなものは4駆がパートタイムからフルタイムになった事です。


パートタイム時代でも、他のワンボックスよりは進んだ副変速機を持たない走行中でも4駆にできるタイプでした。(デリカは副変速機付きで走行中の4駆切り替えは不可)


フルタイムの良いところはカーブを曲がる時に前と後ろの車輪の回転差をうまく吸収して滑らかに走れることのようでした。両方を乗って比べたわけではありませんが、フルタイム4駆の走りは確かに滑らかでした。


しかし常時4駆という事は燃費には少し悪い影響があるのではないかとも思いましたが、これも乗って比べて無いのでわかりません。


ともかくフルタイム4WDというのはこの時点では進んだ4駆だったのです。


もうひとつは、ガソリンターボ車がクルージングシリーズとして独自の顔を与えられた事です。(それ以外はサルーンシリーズになった)


一目で違いが分かるスポーティな顔になって、ますますガソリンターボ欲しい度が上がりました。


室内でもクルージングシリーズは3本スポークステアリングやホワイトメーターが与えられ、ファミリーカーのイメージをスポーティなイメージに変えてクルージングシリーズを選ぶ動機になりました。

メーカーが最初からスポーティな味付けにしてくれたので後から自分で手を加える必要を感じなかったのでそのまま乗ってました。オプションで付けたのはスキーなどでの着替えのためのカーテン(手動式)くらいのものでした。


更に使い勝手の面でも改良が加えられました。


マイナーチェンジ前の4駆は、初めはラダーフレームのせいでスペアタイヤを床下に吊るすことが出来ず、仕方なく室内の床にデーン❗️と置いていました。(雑誌の写真参照)


そのため、平らなはずの床にタイヤがボコっと出っ張って他の荷物を積むのに非常に邪魔でした。


しかしマイナーチェンジ前の途中からはその対策としてスペアタイヤの上の床面を木の板で覆って二重床にしたのです。(座面の下)


スペアタイヤの無い所は空洞なので、私の場合、冬のふたり分のスキー板と靴などはそこに差し込む感じで収納してました。2駆と比べてスペアタイヤの分だけ荷室は確実に狭くなっているのですが、スキーなどの濡れたものをしまうのに二重床は便利でした。キャンプの時などは床上にまず大物を乗せて床下には汚れ物をしまうなどの事ができてむしろ便利でした。


しかし、ただでさえ重い4駆が二重床を追加した事で更に重くなったのですから燃費や動力性能には悪影響があったはずです。


また、この二重床の構造はタイヤを挟んだ両脇にスチール製の骨組みに厚いベニヤ板のような黒く塗られた板をボルトで止めたものでした。


ずいぶんおおらかというか雑な仕組みだなと思っていましたがある時ふとタイヤの隙間にも空きスペースがあるはずと思いつきました。というのはこの仕組みがとても大雑把な造りで空いている部分も板で塞がれていたのです。そこで両脇の端っこの三角部分をノコギリで切ってみると工具などの収納にピッタリのスペースがありました。フタを閉めれば元通りのフラットな床になるので我ながらグッドアイデアだと自画自賛しました。


その事で改めてこのボードはずいぶん大雑把な構造だなと思いました。


その辺が気になるところでしたが、実際に走った印象は重さや鈍さはあまり感じる事はなく、ターボの効く領域(60キロ以上くらい)では気持ちいい加速で乗っていて楽しかったです。


った1800ccのエンジンで1.7トンものクルマを軽々走らせるのはさすがターボだと思いました。


2000ccガソリン車や2000ccディーゼルターボ車だったらどうだったかの比較はできませんが結果的に1800ccガソリンターボ車にして良かったと思いました。


2駆との重さの差はギア比の変更で対応したようです。


正式名称

ラルゴは2代目の初期までサニー、チェリー、ダットサンの系列販売店で売られていたので頭にそれぞれの名前が付いていました。
その後それがとれました。ウチが買ったクルマの正式な名称は
「ニッサンバネットラルゴコーチスーパークルージングパノラマルーフ4WD5速フロアシフト」になります(多分)
※「コーチはこの頃のニッサンワンボックスの商用車のバン」に対して乗用車に付けられた呼び名

エンジン

ライバル車のデリカもタウンエースもエンジンはなぜか2000ccガソリンか2000ccディーゼルターボだった。


ラルゴだけが2輪駆動車に1800ccガソリンターボがあった。


その後マイナーチェンジした時4輪駆動車にも1800ccガソリンターボが出た。


このクラスでガソリンターボがあるのはラルゴだけだったからそれも決め手になった。(と言っても120psだから大したパワーでは無いが)


他のクルマに乗った事は無いが、60キロを越えたあたりからのガソリンターボの加速は気持ち良かった。


試乗記でも2000ccガソリンや2000ccディーゼルターボは非力と書かれているからガソリンターボにしてホントに良かったと思う。


フロントマスクや内装(メーターとハンドル)もガソリンターボ専用のスポーティな雰囲気のデザインで更に買う気をそそった。


※ラルゴでは、上り坂の時エアコンを切って走っていた記憶があります。平坦な道でもエアコンをつけるとパワーがガクっと落ちるのがわかりました。急ぐ時は平らな道でも出だしから60キロくらいになるまではエアコンを切っていたような気がします。それ以上はターボが効くので気持ち良かったです。ガソリンターボでも1.7トンもある重量にいくらターボとはいえたった1800ccのエンジンではやはりキツかったのでしょう。300キロ(30の間違いでは無い)軽い2駆だったらもっと軽く走ったと思います。


足回り

ただタイヤハウスを黒い樹脂で覆ったのではなく、ラダーフレーム構造にして地上高を上げタイヤ径を大きくし、それに伴い車内乗り込み用のステップまで付けたところが見掛け倒しではなく本気が感じられて好きでした。


やり方はデリカを見倣ったものだと思いますがデリカと違うのは、デリカは4駆自体が本格的な機構を持っていたのに対し、ラルゴは生活4駆に割り切ったメカなのに脚周りはデリカ的に凝ったところにあります。


他の4駆でここまでやっているものを見たことがありません。


実際雪道では頼もしく、ルックスにもタフな感じが表れていました。


ラゲッジルーム

基本の2輪駆動車はごく普通にスペアタイヤが後部の床下に吊り下げ式で固定されている。

これに対し4駆はラダーフレーム構造にしたせいでその場所にスペアタイヤが収められなくなった。そのため室内に収納することになり3座席目のシートの下に置かれることになった。最初は剥き出しで置いていたので(カバーはしてあるが)座席を畳んだ時は荷室にデーンとタイヤが置かれて非常に邪魔だったはずである。

そこで途中でタイヤの上に3座席目から後ろの室内全部を覆うボード(木製)が追加された。骨組みはスチール製で重い荷物を積んでもいいようにとても丈夫な作りだった。ボードの上にはカーペット敷かれバックドアを開けた状態ではその部分が隠れるよう垂れ下がる折り返し部分があった。全体として非常にしっかりした造りで人が乗ってもビクともしないのは良かったがその分重かったはずである。4駆のシステムだけでも重いのにスーパーパノラマルーフでプラス60キロの重量増の上にこの二重床の追加である。

この二重床構造はスペアタイヤが荷室に置かれている事の不便さと体裁の悪さを隠す一石二鳥の方法とも言えるが、もともとは荷室に邪魔なスペアタイヤ自体が無かったのだから本格的なラダーフレーム付き4駆にするための弊害でもあった。

 

よく、クルマに乗る時は少しでも燃料を節約するためになるべく余計な荷物を下ろしてくださいと言われるのにそれを嘲笑うようなラルゴ4駆の重量はいかがなものかと思っていた。

4駆自体がその常識に反するものだし、本格的な造りにするほど重装備になってますます矛盾が大きくなってしまう。


頭ではそう思っていたが、実際のラルゴの走りや乗り心地はとても良かった。

スーパー(超)パノラマルーフ

二代目初期型のパノラマルーフに対してマイナーチェンジ後は「超」が付くパノラマルーフになりました。しかし、ガラス面積がドーン!と増えた分重量も重くなって、パノラマルーフ無しに比べて初期型→50キロ増からマイナーチェンジ後→60キロ増になってしまいました。


60キロと言えば大人がひとり屋根にへばりついているようなものです。


そう考えると車体のバランスも大丈夫か?と心配になりますが乗っていて不安になった事はありませんでした。


クルマ全体の重量がとても重いからだと思いますがもしそんな危なっかしい感じがしたらとても落ち着いて乗ってなどいられなかったでしょう。


ただでさえ4駆化で重心が7センチも高くなった上に屋根も重くなったのにとても安定感があったのはある意味凄い事だと思います。


このパノラマルーフは前と真ん中と後ろの3つのパートに分かれていて、前はチルトアップ、真ん中はスライド、後ろははめ殺しになっています。前と真ん中は内側にスライド式のシャッターがあり、後ろは左右に分かれた脱着式のカバーが付いていました。ガラス面は側面まで回り込んでいるので、スライド部分を開けた時の爽快感は凄かったです。


マイナーチェンジ前のパノラマルーフは極普通の前チルトアップ、後ろスライドの小さいタイプだったので、この違いはとても大きかったです。


クルージングシリーズでは最上級グレードのグランドクルージングには標準装備されていましたがスーパークルージングは設定のあるものと無いものもありました。だからパノラマルーフ無しにすれば値段も安いし重さも軽くなるので迷いましたがこれがあると無いとではもの凄い違いなので結局付いている方にしました。


多分無しを選んだら後で悔やんだのでは無いかと思います。


シートアレンジ

スーパークルージングの2列目の座席は左の1人掛けで右の2人掛けがピッタリ並んで3人乗りです。


左のシートは背もたれを前に倒すとテーブルになります。また180度回転して後ろ向きにもできます。(三列目と対座)


右のシートは全方向に90度ずつ回転することができます。左に向けるとテーブルを使えます。右に向けると、窓越しに外が見えます。後ろに向けると三列目と対座になります。


だから左右のシートを両方とも後ろに向ければ、2列目と三列目が全部対座になります。


オーディオ

当時は気にしてなかったので改めてカタログを見て今さらわかったのですが、ラルゴスーパークルージングのオーディオは1DINのチューナー付きアンプと、スピーカーはフロントドアとリアは荷室後方にツーウェイ(ツィーター+ウーハー)のものが付いていた事がわかりました。


前のクルマ(スカイライン)の時はオーディオレス車だったので、ちょうど出たばかりのソニーのカーコンポを買って汗だくになって自分でコンソールを外しアンプ類、荷室の内張りを剥がしてリアスピーカーを四苦八苦して取り付けたのですが、(確かダッシュボード両脇の足元に下向きにショボいスピーカーがついていた)

ラルゴは最初から基本的なアンプと4スピーカーが標準装備でついていたのでとりあえずこれでいいやという気分になってしまったのです。


そういうわけでクルマのオーディオに対する興味を失っていて、今頃資料を見直してわかりました。だから音もそこそこ出ていればいいやくらいの感じでした。大昔の標準装備のオーディオだからそんなにイイ音がするわけがありませんが、それにしても今乗っているキューブの標準装備のスピーカーの音は立派なものだと思います。多分ナビ内蔵のアンプもそこそこいいものを使っているのだと思います。(パナソニック製)


上級グレードのグランドクルージングはチューナー付きアンプがダイバーシティ内蔵になりました。ダイバーシティという言葉は最近あまり聞きませんが確かクラリオンが開発した当時の最先端の技術で複数のアンテナでラジオを受信するのでよりクリアな音で聴けるというものでした。


多分ラルゴのオーディオもクラリオンだったのではないかと思います。


アンプの位置は当時のクルマとしては一般的なインパネ中央の下の方でした。1DINが縦にふたつで2段のスペースがあり、そのうちの一段についていました。


今ならナビを付けたいので助手席グローブボックス上にディスプレイが付けられそうなスペースがあります。本体は1DIN部分に付けられそうです。


カタログによると、初期型(マイナーチェンジ前)のオーディオのオプションはCDではなくカセットでした。



Posted at 2022/09/28 17:38:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラルゴ | クルマ
2022年09月20日 イイね!

好きな音楽の話17 EC観たさの余りに買ったLDプレーヤー

好きな音楽の話17 EC観たさの余りに買ったLDプレーヤー暗号のようなタイトルになってしまいましたが、LDとは今では懐かしい“絵の出るレコード”レーザーディスクの事です。もう全て古い話で1985年の事ですが新しい技術のレーザーディスクで最新のエリッククラプトンのライブが観れるとあっては買わないわけにはいきませんでした。
レーザーディスクはオーディオのトップメーカーパイオニアが満を持して世に出したビデオテープに代わる画期的画質の映像ソフトとハードでした。
しかし私はコンペティター(競合メーカー)のヤマハが出した製品の方に惹かれてLV-X1DIGITALという機種を買いました。
どちらのメーカーも音響がメインなのに映像機器で競争していたのは今では不思議な感じがしますがともかく昔の日本の技術は凄かった❗️ビデオデッキといい、ビデオカメラといい、レーザーディスクといい、とにかく最先端機器は日本の独壇場でした。そのうえこんな狭い日本人同士でVHSだBETAだ(またはLDだVHDだ!)と規格争いをしていたのだから!(島国根性丸出し💦)※この話は長くなるのでまた別の機会に…
この製品は王道を行くパイオニアに対してトンガった画質が売りでした。
それは思い切り画質の鮮鋭さに振ったところにあり、そのかわりに画面のノイズも隠さず見せてしまうという、競合(後発)メーカーならではの攻めた製品でした。
この製品自体の事ももっと書きたいのですが、これで観れるECのコネチカットライブがまた素晴らしいものでした。
なぜかDVDではオフィシャルで出なかったようです。
しかしYouTubeでは観る事が出来るのを発見したので観てほしくてアゲました。
こちらはLDと同時にビデオテープでリリースされたものをアゲたものらしく画質がトロンとしているのが残念ですがノーカットで観れるのが素晴らしいです。しかし出来うることなら今でも頭に残るLDの先鋭な画像のものを観たかった!観てもらいたかった!
実はもう私はLDのソフトもハードも手放してしまって手元に残っていません。
個人的な事を言えばこの後所帯を持ったのと同時に家財道具が倍増して住む場所が手狭になりその内子供も産まれてますますオーディオやビデオなどという生活に不必要なものの置き場がなくなっていきました。
もっともその前にLDが故障し、仕方なく放置していました。
その後また観たいと思いましたが結局再びバカでかい装置と場所取りなソフトを置くのは諦めて今日に至っています。

ライブはライブエイドと同じ年のものです。1983年のARMSが記憶に新しいものですが
それと打って変わったような清新なECがここでは観れます。ファッションも髪型も(髭さえも)むしろ若返って演奏も力が漲った雰囲気で、最新のテクノロジーを駆使して産まれたレーザーディスクで観る画像にこれ以上ふさわしいものはないと思えるものでした。日本の最高の技術と世界最高のアーティストの夢の組み合わせで幸せな気分に浸りながら山のように積んだオーディオビデオ機器に囲まれて観ていました。今では薄っぺらいパソコンで観ています。

この時のクラプトンはとにかく最初から最後まで神々しいまでに弾きまくっていてカッコ良さもMAX状態です❗️

※このライブの事はしばらく忘れていました。久しぶりにYouTubeで出会えて懐かしさいっぱいです。
※タイトル画像はLV-X1です。LV-X1DIGITALは音声がデジタル(LV-X1はアナログ)でLV-X1の上位機種です。外観の違いは緑のラインが赤になります。
(書きたい事がクルマ、オーディオ、音楽と渋滞してしまって困っています。とりわけECの事は書きたい事だらけです。)
Posted at 2022/09/21 00:21:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 クルマ オーディオビデオ機器 | 音楽/映画/テレビ
2022年09月16日 イイね!

2代目ラルゴ その13(カタログ編6 標準型2 その2)

2代目ラルゴ その13(カタログ編6 標準型2 その2)2代目ラルゴカタログ編6標準型2の後編です

まるで鉄仮面RSのよう⁈ラルゴクルージング系4駆のデザイン
ラルゴの事を書いているうちにラルゴ愛がますます強くなってしまいました。そこでラルゴ4駆の良さをデザインの面からも説明したいと思います。

私のラルゴは4駆の更にガソリンターボというマニアック(オタク的)な車種だったので、多分オフロードワンボックス4駆のお手本のようなデリカと比べると売れ行きもだいぶ少なかったと思います。でもラルゴの4駆はとても真面目に作られたクルマでワンボックスの4駆だからといって安易に妥協してないことは4✖️4マガジンの記事にも書いてあります。

もともとのラルゴがとてもグリーンなデザインでそれを4駆化した手法もとてもスマートです。昨今のSUVはなぜかどれも判で押したようにホイールハウスに黒い樹脂製のカバーを付けてSUVであることをアピールしていますが、まるで黒いワクをつければSUVだとでも言っているみたいです。他になんかやり方はないのか❓と思ってしまいます。

写真では見にくいですがラルゴもタイヤハウスの内側にベースの2駆の14インチから15インチにサイズアップしたタイヤとリフトアップして隙間が大きくなったことを調整するために樹脂製のパーツを付け足しています。もとのタイヤハウスを延長した形と大径タイヤにキチンとフィットする形状になっているのが今の時流に乗った勢いで出てきたSUV達と違うところです。(エコヒイキか💦)

またエアロとオフロードを融合したようなサイドスカートとボディーとの一体感がとても良く多分ラルゴの開発と同時に設計されたからか後付け感が全くない優れたデザインだと思います。
ドアのない右側のサイドスカートはリフトアップした車高の高さと臓物をカバーしてボディと一体感のあるデザインです。カタログではなぜか右側からの写真はほとんどなく、サイドステップのある左側の写真ばかりですが空力特性をも考慮したような形状の右側のデザインを基本に左側をデザインしたのだと思います。
左のスライドドア乗り込み用の広いステップもサイドスカート部の一部のように一体化(ビルトイン)されています。両側とも前にNISSAN後ろに4WDの文字が立体的に成形されているのもグッドです。
フロントドアへの乗り込みもボディデザインに合わせたステップがついているので7センチもリフトアップした室内への乗りにくさをかなり軽減してくれています。

この4駆化のために付け足したパーツのどれもがとてもメカっぽくて合体ロボのようでもあり完璧に計算されたさりげないデザインなので後付け感が全くありません。それどころか下半身を黒いパーツで覆った事でもとの2駆よりも締まった感じさえします。

「超」に進化したパノラマルーフは元のセミハイルーフ形状のまま前後方向は一列目から三列目まで、横方向は側面までガラス面が回り込んだ大型のものになり、開放感は抜群でした。
これだけ巨大なガラスを元の屋根の形を全く変えないでビルトインしたのは実に見事だと思います。10年近くも乗ったのに雨漏りや軋み音などは一切ありませんでした。ボデーの強度も凄かったのでしょう。
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クルージングシリーズの4WDはハイウェイスターの前身か

1986年に出た2代目ラルゴは2000ccガソリン車と2000ccディーゼル車の他に2輪駆動車だけ1800ccガソリンターボ車がでました。

その後1989年のマイナーチェンジで4WDにも1800ガソリンターボが登場してクルージングシリーズと命名されました。(それ以外はサルーンシリーズと命名された)その時フロントグリルが専用のものになりました。このデザインはどことなくスカイラインRSの鉄仮面(グリルレス)を思い出させるもので、中央部が透明なアクリルの代わりにボディと同色のパネルになりました。4WD専用のサイドスカートのデザインも同じく鉄仮面のエアダムスカートのようなデザインでラルゴにスポーティなRSのイメージを足したような雰囲気がとても気に入りました。

内装もスポーティな雰囲気が続き、ホワイトメーターと3本スポークステアリングでスポーティなクルマに乗っているんだという気分を味わえました。シート地も区別され、上下に分かれたツートーン色でサルーンシリーズの地味な雰囲気に対し、若々しい印象でした。素材もざっくりした手触りで夏もべとつかずサラッとしていい感触でした。当時のウチの家族構成(夫婦と幼児ふたり)にはピッタリな感じでした。

スポーティな顔とサイドスカートという組み合わせはその後に出た3代目のハイウェイスターのヒントになったのではないか?と思っています。



 





















Posted at 2022/09/19 10:35:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラルゴ | クルマ
2022年09月09日 イイね!

2代目ラルゴ その12(カタログ編5 標準型2 その1)

2代目ラルゴ その12(カタログ編5 標準型2 その1)2代目ラルゴのマイナーチェンジ後です。このカタログを見て買うのを決めました(車種は スーパークルージング)
※ページ数が多いので2回に分けて載せます。

最初のカタログ(マイナーチェンジ前)を見てラルゴの意外に本格的な作りの4駆に興味を持ちいつか欲しいなと思いつつ、しかしなぜ2駆にあるガソリンターボが4駆には無いんだと思い4駆にもこういう高性能版が出たらいいのに…と思っていたら、マイナーチェンジでまさにそれが出たのです。しかもフロントマスクも専用のものが付き(北米仕様らしい。この手法はキューブライダーのフロントバンパーでも使われている。)、普通の大きさだったガラスルーフは側面まで回り込んだ巨大なスーパーパノラマルーフになって私にとっては盆と正月とクリスマスがいっぺんに来たような仕様になってカタログに載っていたのです。
もう、買う以外の選択がない状態でした。

ただ気掛かりだったのはラダーフレーム付き4駆システムと巨大サンルーフによって2駆よりも290キロも増えた超ヘビー級の重量になったのにエンジンは全く同じものだった事です。
これでも高性能と言えるのか?と思いました。
しかし乗ってみたらその心配は杞憂でした。
出足こそちょっと重いかなと感じましたが60キロを越えると(ターボが効いている領域)気持ちいい加速が味わえたのです。
結局ギア比の変更が効いたのだと思います。
そのかわりに燃費が10.6キロから9キロに落ちています。オートマチックでは8.8キロから7.8キロになってます。メチャクチャ悪い!これもマニュアルを選んだ一因です。

マイナーチェンジ前はパートタイム4WDだったので普段は2駆にすることによって微かに燃費の悪化を防ぐことが出来ましたがマイナーチェンジ後はフルタイム4WDになったのでイヤでも4駆になってしまうのでこのクルマに乗っている以上は常にガソリンを食っているんだという思いがついて来ました。
だからいつも2駆の方だったらもっと速くて燃料も食わなかったんだろうな…とも思っていましたが比較したわけではありませんがフルタイム4駆ガソリンターボの走りはとても良かったので差し引きこれで良かったという結論に達していました。
重量に対するパワーが大したことが無い割にはとても良く走ったと思います。
これの次にはエルグランドの3200ccディーゼルターボ(2駆)、その次はデリカ2400ccガソリン(2駆)に乗りましたがその2車と比べてもパワー不足という感じはありませんでした。ターボの効いた領域の走りはスピードが乗って高速ではとても気持ち良かった!上り坂でも遅くてスピードが落ちるような事は無かった!

今でももしニッサンのディーラーにセレナとこのラルゴがあったら絶対こっちを買う自信があります!(💦)
ただ注文を付けるとしたら、最新の安全装備(自動ブレーキは欲しい。レーンアシストはウンと高くなるので要らない)と今の技術による燃費改善(4駆はメチャクチャ重かったから)とナビ(この時代にはまだ無かった)は欲しい。
それとこの時は5速マニュアルを選んだが今度はオートマチックに乗ってみたい(試乗記でも評価が高かった)
もう一つはグランドクルージングにしか付いてなかったバックドアガラスハッチ(セレナにも継承されているニッサン伝統の装備)を是非付けてください!(今さら💦)これは大きいバックドアを開ける事による荷崩れを防ぐとても便利な装備です。
この仕様でもう一度出してくれたら六本木のニッサンに買いに行きます😊!

カタログとしては、横型になったのと見開きに折り込んだ部分が付いたりしてますます大変な作業になりました。大変すぎるけどもう引き返せない…
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ラルゴスーパークルージング4WDは今も理想のクルマ

今また車中泊が流行り初めているという事をめざましテレビで知りました。

今にして思えばウチのクルマだったラルゴスーパークルージング4WD1列目から3列目までフルフラットで2列目もグランドクルージングのキャプテンシート(ふたり掛け)ではなく3人掛けシートのため隙間なく床面になるので買ったそのままの状態で史上最強の車中泊グルマだったのです❗️その状態でも座席の下にはまだ荷物が積めます。


ワンボックスの4WDガソリンターボは後にも先にもこのラルゴだけです。


クルマとして命とも言えるエンジンは、それまで非力と言われてきた2000ccガソリンと2000ccディーゼルターボに代わって私の悲願だった1800ccガソリンターボが遂に4駆にも搭載されました❗️

スペックだけ見ると物足りない感じがしますが、実際乗ったら重いワンボックス4駆にしては思いの他速かった❗️

今まで買わないでこれが出るのを待ってて良かった❗️と思いました。


この後のラルゴは大型化して3ナンバーになったのでひとりで乗るにはちょっと大袈裟な感じがありますがこのラルゴは5ナンバーで鼻が無いので以外と全長も短くコンパクトなのでひとりで乗ってもあまり気がひけない感じも良かったのです。

(次のクルマはエルグランドだったのでひとりで乗るには大き過ぎた)



 



 

Posted at 2022/09/09 01:25:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラルゴ | クルマ
2022年08月28日 イイね!

2代目ラルゴ その11(カタログ編4 標準型1)

2代目ラルゴ その11(カタログ編4 標準型1)
ここからはラルゴの標準型のカタログです。自分は3タイプ持っています。まず初期型(マイナーチェンジ前)のものを載せます。(ウチのラルゴはマイナーチェンジ後)

これはラルゴに興味を持って最初に手に入れたカタログです。なぜか六本木のニッサンディーラーでもらっているようですがどうしてそこにいったのか記憶がありません。麻布警察の隣となっていますが今では両方ともありません。アマンドも載っていますが今のアマンドは建て替えた後のものです。
A4の横をちょっと大きくしたサイズなのでA4のスキャナーでは一度で撮れません。
だから1ページ毎にずらして2回ずつスキャンしているので22ページ×2で44枚にもなってしまいました。
なんでこんなサイズにしたのかなんとかしてくれニッサン!またはなんでクルマのカタログをスキャンできるように作らなかったのかエプソン!私はいったいどこに怒りをぶちまければいいのでしょうか(今さら…💦)
このカタログの見どころ
1-1 このラルゴは2代目の初期型ですが、その中でも何度目かの小変更を経たもののようです。(2度目か?)
そう推測する根拠は、2WDにオートマが設定されている事(最初はマニュアルだけだったはず)です。TVKで放映していた新車情報’86で出たばかりのクルージングサルーンが取り上げられていますが、その時はマニュアルでした。(番組内でもオートマは開発中と言っている)
1-2 カタログ表紙に4WDにフルレンジ電子制御オートマチック新登場と書かれている。
1-3 初期のモデルは4WDに「リヤラゲッジボックス」は付いてなかった。
(雑誌の試乗記参照)
1-4 今じゃむしろ懐かしいデジタルメーター装着車がある。
1-5 ディーラーオプションにカセットデッキとブラウン管テレビがある!
1-6 オーテックの特装車「ウミボウズ」の初代が載っている。
(ウミボウズもマイナーチェンジ毎にひとり→ふたり(カップル)→3人(子供ひとり)と進化した)
その他にも見どころ満載です!これだけで寝苦しい夏の夜を一晩過ごせそうな濃~い内容です!(個人の感想です💦)スペック表を見るのも面白いのでジックリご覧ください。
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Posted at 2022/08/28 18:13:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラルゴ | クルマ

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「気に入りました http://cvw.jp/b/1309032/42873871/
何シテル?   05/20 04:07
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