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2022年09月30日 イイね!

LPレコードを聴くように

LPレコードを聴くように昔音楽を聴くのはレコードだった時代はジャケットに書いてある簡単な解説文を読みながら30センチのLPアルバムをターンテーブルに乗せて針を落として聴いていました。
最近YouTubeの貼り付けができるようになったのでそういう感じでくつろぎながら聴けるようにしたいと思いました。

試しに去年初めて知ってそれ以来一番好きな歌手になった水越けいこさんの好きな曲を集めたアルバム風のものを作りました。
この人はずっと前から活動していた自分と同年代の人なのに(1974年から!)去年までほとんど知らなかった事にも大ショックを受けました。1974年と言えば、EC(エリッククラプトン)が麻薬中毒から立ち直って再起した自分にとっては歴史的事件があった年でした。今から実に48年前の事です(ギョエ〜‼️)もうひとつ、水越さんの息子の名前は麗良(レイラ)だそうです。彼女も古くからのECファンだったのです❣️これは偶然のことでとても因縁と感慨深いものを感じました。私と同年代ならなおさらECファンはあちこちにいるものと思われます。

電車の中でもイヤホンで音楽を聴きながら過ごせるのは贅沢なイイ時代だと思います。

一昔前まではカセットテープのウォークマンで外で音楽が聴けるようになったのが画期的な事でした。

その次はCDウォークマンになりましたが大きくなったのはかえって不便でした。

今はスマホになってホントに便利です。

今はCDから直接音を取り込める高級なウォークマンもありますが高級なものは値段にビックリします。スマホとどれくらい音が違うのか興味はありますが種類が多すぎるのと、使い方が難しそうで欲しいと思う気持ちより使えそうもないという気持ちの方が大きく、結局スマホでもウチのステレオでもちゃんと聴けるのにそんなに意味あるのか?という結論に至ってしまいます。(スマホでさえ機能がありすぎて使いこなせてない)
マニアックな製品で、また高性能化に走ってVHSのアキンド松下軍団に敗れたbetaのようにドツボにハマってしまうんじゃないかと心配になります。
商売のヘタでお行儀のイイ秀才集団のソニー大丈夫か?
ウォークマン売れているんでしょうか?
元ソニー好きとしてはニッサンの凋落と共に余計な心配をしたくなります。

Posted at 2022/09/30 22:53:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2022年09月30日 イイね!

好きなSF映画

好きなSF映画私は特に映画好きというわけではなくむしろ映画オンチですが一応人並みにいろいろな映画を観てはきました。ですがその中で1980年のアメリカ映画の「ある日どこかで」はいまだに自分の中のダントツで今のところこれに勝る映画を観た事がありません。
今までで一番衝撃を受けた映画です。

タイムトラベルなのでジャンルはSF映画だと思うのですが、大げさな小道具は一切出てこないので安っぽさが全くありません。昔の時代に行く手段は、ただ行きたいと強く念じる気持ちだけなのです。その辺がとても格調高いのです。

昔の美人女優に会いたいという主人公の切ない望みが叶ってその時代にワープするのですが、その後の結末は残酷です。
いまだに初めて観た時の言葉にならないほどの衝撃の記憶が残っているほどです。
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もともとあり得ない話だと分かっているのにその部分には否応なく打ちのめされてしまいました。完全に自分が主人公の気持ちになっていました。

映画館で観た当時はまだビデオソフトなど家で観れる方法は無かった頃だと思います。
その後何年も経ってからDVDが出ていたのを知って家でも観る事が出来るようになりました。

でもなぜその映画を観たのかわかりません。ただ何となく観たとしか言えないのですが、確か大井町にあった映画館だったと記憶しています。今は街の様子も変わって映画館だった場所もありません。確か封切で観に行ったのだと思います。
大井町も今ではだいぶ様変わりして映画館だったところは武蔵小山に通じる道路になってしまいました。

もっとも強い印象を受けるのは、映像の美しさです。今の高画質と比較すれば比較にならない差があるはずなのに、この映画に出てくるホテルとその周辺の景色(湖畔?)の美しさは格別です。
自分も主人公のようにこの空気の中に入ってみたいと思わせる魅力がいっぱいです。

実際この映画のファンクラブまであってロケ地を巡る人もいるようです。
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何となく抱いていた大雑把なアメリカ人とアメリカ映画の印象とは180°違う他に見た事もないくらいの繊細な映像です。アメリカという国の豊かさ懐の深さを思い知る感じです。

主演はスーパーマンで有名になったクリストファーリーブと007にも出たジェーンシーモアです。自分は映画マニアでは無いのでこれらの映画を観た事はありませんがミステリアスなある日どこかでのキャストにはピッタリな雰囲気です。

この映画では、音楽も重要なポイントで、ジョンバリーによる劇中に流れるサウンドトラックとラフマニノフの音楽もクラシカルな雰囲気ににピッタリです。
クラシック音楽は全くわからないのですが映画を観てからこの曲が大好きになりました。



Posted at 2022/09/30 23:06:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年09月28日 イイね!

2代目ラルゴ その15(カタログ編7 標準型3 その2)

2代目ラルゴ その15(カタログ編7 標準型3 その2)
※2代目ラルゴ標準型3の後編です
改めてカタログを見ていると、ワクワクした気持ちが蘇ってきます。
結局ほとんど買わないのにオプションの部分などは特にそそられました。
氷もできて湯沸かしポットも付いている温冷蔵庫(マルチクールボックス)などはその代表でした。
こんな凄いもの今もあるんでしょうか?
オプションカタログも多分独立してあったと思うのでそれも見てみたかった…

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ラルゴウミボウズ変遷史 なんとウミボウズは3種類以上あった❗️(3世代+1)

このクルマを見た時は画期的なクルマが出たなと思いました。


バネットラルゴウミボウズは、オーテックが作ったラルゴの特装車です。ラルゴのカタログの最後に載っていてとても楽しそうな雰囲気を醸していますが、キャンピングカーのような扱いのものでした。そのウミボウズもラルゴのマイナーチェンジのたびに進化(というより変化)していきました。

※カタログでは、「ベースキャンピングカーと謳っています。こんな言葉は無いと思いますが、キャンピングカーとは呼べないのでこういうあいまいな言い方にしたような気もします。


そもそも自分もウミボウズが3種類あったという事も今まで気づきませんでした。その上、ネットをほじくっていくとなんともうひとつの変種が見つかったのです❗️(川口隊長風)


ウミボウズとヤマアラシ

これはオーテックが作ったラルゴの変種(特装車)の名前です。

 

これらの古いクルマの事を調べようとネット記事を漁るといろんな情報が出てきます。

とてもありがたいのですが、よく見るとクルマ雑誌のライターが書いた記事にも間違っている情報が結構あります。

これは本当の事を知っているだけにモヤモヤします。

だから自分の知っている情報を出すのも全く無意味な事では無いと思います。

何十年も前の事なので、今の若い人が調べても結構抜けや間違いがあっても仕方ない事でしょう。

 

なお、今までこの名前の意味を考えたことが無かったのですが、両方とも妖怪の名前だとの事でした。

 

ウミボウズの方は自分の持っているカタログでは発売時期によって3種類確認できました。(部分的な色の違い)

最初のタイプはマイナーチェンジ前のものでサイドのカラーがゴールド

次はマイナーチェンジ後でサイドのカラーはグリーンがかったブルー、その後はイエローになりました。(※この型だけブルー/イエロイッシュグリーン/ホワイトと車体色が明記されている)

内装ではシートとサイドトリム(ドアの内張)の色が変わりました。全体的にはブルーです。

1代目 一部がベージュ

2代目 一部がホワイト ※これだけなぜかヘッドレストが穴明きタイプになっている。

3代目 一部がイエロー

※背もたれに専用のマーク?のようなものが付いています。

※1代目と2代目まではオーテック扱い、3代目は標準型と同じ扱いになっています。


残念ながら全てのカタログを持っているわけではありませんので他にもあるかはわかりませんがネット検索でも確認したところではこの3種類だけだったと思います。


※ウミボウズには3種類(3世代)あると書きましたが、なぜかもうひとつ謎のカラーのものをネット上で見つけました。そう言えば当時もこの写真を見た記憶がありましたがその時はなぜこのカラーがあるのかまでは深く考えませんでした。上中下に分かれているボディカラーの中央が白のものです。下半身と大型カンガルーバーの色はシルバーになり、ホイールとスカート類の色は標準型のままのようです。ウミボウズの人数はカップルなので二代目1989年)に相当する時期になります。試作品だったのでしょうか?気になります。

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ウミボウズの変遷

最初(一代目)はひとりでしたが、

二代目は彼女ができてカップルになり、三代目では遂に子供ができました。

 

名前から想像がつく通り、ウミボウズはマリンレジャーを想定した装備がありました。

 

デリカで言うとシャモニーに当たると思いますがシャモニーはスキーなどのウインタースポーツを想定しているのにたいし、マリンスポーツ(夏のレジャーシーン)に焦点を合わせた感じの雰囲気です。

 

ハデなルックスと楽しそうな内装に心が動きましたが、自分で買うか?となると話は別で、これ一台をずっと乗り続けるのはちょっとキツいので買う選択肢からは外れました。

でも当時は街でよく見かけてちょっと羨ましく思ったものです。

 ウミボウズのタイヤは標準型より1サイズ太い205/65になり、オールシーズンではない事をこのカタログで知りました。


ヤマアラシはラルゴの後期に発売されたオフロード系のテイストです。

こっちはデリカ4駆にキャリアやラダーを付けた正統派オフローダーのドレスアップ例のような雰囲気です。

これはウミボウズと違ってひとつのモデルで終わりましたがワイルドでダークな雰囲気がデリカ的で良かったです。しかし気持ちはガソリンターボの4駆に移っていたのでこれも選択肢になりませんでした。

ヤマアラシのタイヤはウミボウズより更に太い215/70になり、高性能4WD用と書いてありますが、なぜか銘柄は書いてありません。(クルージング系の2WDはわざわざポテンザと書かれているので気になります。)




























































 


Posted at 2022/09/29 09:04:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラルゴ | クルマ
2022年09月26日 イイね!

2代目ラルゴ その14(カタログ編7 標準型3 その1)

2代目ラルゴ その14(カタログ編7 標準型3 その1)これが二代目ラルゴのカタログ最後のものです。(自分の持っているものの中で)
多分最終型だと思います。※量が多いので2回に分けます。
この後3代目になってボンネットが付いてハイウェイスターが誕生しました。大きくなって3ナンバーになったので5ナンバーのうちに買って良かった❗️(維持費が安いから)
メカもハイキャス(4輪操舵)が付いたりいろいろ進化しましたが4駆はフツーのものになってしまったのでその意味でも二代目で良かったと思います。
カタログは1992年1月のものと書いてあります。
今までホチキスを外さないでスキャンしてきたので端が膨らんでいたので今回は外してなるべく平らにして撮りました。
するとだいぶキレイに撮れるようになりました。
手間を惜しまず全部こうするべきだった❗️(後から気づくこういう後悔の連続です💦)
ただ綴じ具を外すとページ順もバラバラになって揃えて画面に並べる事も大変になってしまいました。
カタログの後ろに貰った販売店の名刺が貼ってありました。
当時住んでいた近所の日産サニー神奈川あざみ野営業所です。この近くの、外の通路に洗濯機を置くタイプのアパートにしばらく住んでいました。古いカタログを見ると同時にいろんな思い出が蘇ってきます。懐かしい😭点検か何かで行ったのか?内容が変わって写真も全部新しくなったのでカタログを貰っておいて良かった。
特に自分の乗っていたクルージング系の新しい写真も載っているのがgood❣️
モデル後期になって販売のテコ入れをするためにSVというグレードを新たに設定したのでこのカタログを作ったのでしょう。
このお店今でもあるのかな?
それにしてもカタログの写真を撮る人、ウマイですね。どうやってこういうキレイな写真を撮るんだろう…背景もイイ感じです。こういうところに行ってみたくなります。
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ラルゴはとても特徴のあるクルマでした。そこで憶えている限りの事を振り返ってみました。

自分の記憶を紐解くと、その時乗っていたクルマを買い替えるタイミングで2代目ラルゴの存在を知り、カタログをもらってこの4駆ちょっとイイなと思い、しかし2駆の方にしかガソリンターボがないのを見て、4駆にもこういう高性能版があったらもっといいのに…とだんだんのめり込んでいきました。


そうして具体的に買う気持ちになっていたところにマイナーチェンジの情報が入り、なんと私が想像していた4駆のガソリンターボが出たのです。しかも変更点は他にもいろいろあり、中でも大きなものは4駆がパートタイムからフルタイムになった事です。


パートタイム時代でも、他のワンボックスよりは進んだ副変速機を持たない走行中でも4駆にできるタイプでした。(デリカは副変速機付きで走行中の4駆切り替えは不可)


フルタイムの良いところはカーブを曲がる時に前と後ろの車輪の回転差をうまく吸収して滑らかに走れることのようでした。両方を乗って比べたわけではありませんが、フルタイム4駆の走りは確かに滑らかでした。


しかし常時4駆という事は燃費には少し悪い影響があるのではないかとも思いましたが、これも乗って比べて無いのでわかりません。


ともかくフルタイム4WDというのはこの時点では進んだ4駆だったのです。


もうひとつは、ガソリンターボ車がクルージングシリーズとして独自の顔を与えられた事です。(それ以外はサルーンシリーズになった)


一目で違いが分かるスポーティな顔になって、ますますガソリンターボ欲しい度が上がりました。


室内でもクルージングシリーズは3本スポークステアリングやホワイトメーターが与えられ、ファミリーカーのイメージをスポーティなイメージに変えてクルージングシリーズを選ぶ動機になりました。

メーカーが最初からスポーティな味付けにしてくれたので後から自分で手を加える必要を感じなかったのでそのまま乗ってました。オプションで付けたのはスキーなどでの着替えのためのカーテン(手動式)くらいのものでした。


更に使い勝手の面でも改良が加えられました。


マイナーチェンジ前の4駆は、初めはラダーフレームのせいでスペアタイヤを床下に吊るすことが出来ず、仕方なく室内の床にデーン❗️と置いていました。(雑誌の写真参照)


そのため、平らなはずの床にタイヤがボコっと出っ張って他の荷物を積むのに非常に邪魔でした。


しかしマイナーチェンジ前の途中からはその対策としてスペアタイヤの上の床面を木の板で覆って二重床にしたのです。(座面の下)


スペアタイヤの無い所は空洞なので、私の場合、冬のふたり分のスキー板と靴などはそこに差し込む感じで収納してました。2駆と比べてスペアタイヤの分だけ荷室は確実に狭くなっているのですが、スキーなどの濡れたものをしまうのに二重床は便利でした。キャンプの時などは床上にまず大物を乗せて床下には汚れ物をしまうなどの事ができてむしろ便利でした。


しかし、ただでさえ重い4駆が二重床を追加した事で更に重くなったのですから燃費や動力性能には悪影響があったはずです。


また、この二重床の構造はタイヤを挟んだ両脇にスチール製の骨組みに厚いベニヤ板のような黒く塗られた板をボルトで止めたものでした。


ずいぶんおおらかというか雑な仕組みだなと思っていましたがある時ふとタイヤの隙間にも空きスペースがあるはずと思いつきました。というのはこの仕組みがとても大雑把な造りで空いている部分も板で塞がれていたのです。そこで両脇の端っこの三角部分をノコギリで切ってみると工具などの収納にピッタリのスペースがありました。フタを閉めれば元通りのフラットな床になるので我ながらグッドアイデアだと自画自賛しました。


その事で改めてこのボードはずいぶん大雑把な構造だなと思いました。


その辺が気になるところでしたが、実際に走った印象は重さや鈍さはあまり感じる事はなく、ターボの効く領域(60キロ以上くらい)では気持ちいい加速で乗っていて楽しかったです。


った1800ccのエンジンで1.7トンものクルマを軽々走らせるのはさすがターボだと思いました。


2000ccガソリン車や2000ccディーゼルターボ車だったらどうだったかの比較はできませんが結果的に1800ccガソリンターボ車にして良かったと思いました。


2駆との重さの差はギア比の変更で対応したようです。


正式名称

ラルゴは2代目の初期までサニー、チェリー、ダットサンの系列販売店で売られていたので頭にそれぞれの名前が付いていました。
その後それがとれました。ウチが買ったクルマの正式な名称は
「ニッサンバネットラルゴコーチスーパークルージングパノラマルーフ4WD5速フロアシフト」になります(多分)
※「コーチはこの頃のニッサンワンボックスの商用車のバン」に対して乗用車に付けられた呼び名

エンジン

ライバル車のデリカもタウンエースもエンジンはなぜか2000ccガソリンか2000ccディーゼルターボだった。


ラルゴだけが2輪駆動車に1800ccガソリンターボがあった。


その後マイナーチェンジした時4輪駆動車にも1800ccガソリンターボが出た。


このクラスでガソリンターボがあるのはラルゴだけだったからそれも決め手になった。(と言っても120psだから大したパワーでは無いが)


他のクルマに乗った事は無いが、60キロを越えたあたりからのガソリンターボの加速は気持ち良かった。


試乗記でも2000ccガソリンや2000ccディーゼルターボは非力と書かれているからガソリンターボにしてホントに良かったと思う。


フロントマスクや内装(メーターとハンドル)もガソリンターボ専用のスポーティな雰囲気のデザインで更に買う気をそそった。


※ラルゴでは、上り坂の時エアコンを切って走っていた記憶があります。平坦な道でもエアコンをつけるとパワーがガクっと落ちるのがわかりました。急ぐ時は平らな道でも出だしから60キロくらいになるまではエアコンを切っていたような気がします。それ以上はターボが効くので気持ち良かったです。ガソリンターボでも1.7トンもある重量にいくらターボとはいえたった1800ccのエンジンではやはりキツかったのでしょう。300キロ(30の間違いでは無い)軽い2駆だったらもっと軽く走ったと思います。


足回り

ただタイヤハウスを黒い樹脂で覆ったのではなく、ラダーフレーム構造にして地上高を上げタイヤ径を大きくし、それに伴い車内乗り込み用のステップまで付けたところが見掛け倒しではなく本気が感じられて好きでした。


やり方はデリカを見倣ったものだと思いますがデリカと違うのは、デリカは4駆自体が本格的な機構を持っていたのに対し、ラルゴは生活4駆に割り切ったメカなのに脚周りはデリカ的に凝ったところにあります。


他の4駆でここまでやっているものを見たことがありません。


実際雪道では頼もしく、ルックスにもタフな感じが表れていました。


ラゲッジルーム

基本の2輪駆動車はごく普通にスペアタイヤが後部の床下に吊り下げ式で固定されている。

これに対し4駆はラダーフレーム構造にしたせいでその場所にスペアタイヤが収められなくなった。そのため室内に収納することになり3座席目のシートの下に置かれることになった。最初は剥き出しで置いていたので(カバーはしてあるが)座席を畳んだ時は荷室にデーンとタイヤが置かれて非常に邪魔だったはずである。

そこで途中でタイヤの上に3座席目から後ろの室内全部を覆うボード(木製)が追加された。骨組みはスチール製で重い荷物を積んでもいいようにとても丈夫な作りだった。ボードの上にはカーペット敷かれバックドアを開けた状態ではその部分が隠れるよう垂れ下がる折り返し部分があった。全体として非常にしっかりした造りで人が乗ってもビクともしないのは良かったがその分重かったはずである。4駆のシステムだけでも重いのにスーパーパノラマルーフでプラス60キロの重量増の上にこの二重床の追加である。

この二重床構造はスペアタイヤが荷室に置かれている事の不便さと体裁の悪さを隠す一石二鳥の方法とも言えるが、もともとは荷室に邪魔なスペアタイヤ自体が無かったのだから本格的なラダーフレーム付き4駆にするための弊害でもあった。

 

よく、クルマに乗る時は少しでも燃料を節約するためになるべく余計な荷物を下ろしてくださいと言われるのにそれを嘲笑うようなラルゴ4駆の重量はいかがなものかと思っていた。

4駆自体がその常識に反するものだし、本格的な造りにするほど重装備になってますます矛盾が大きくなってしまう。


頭ではそう思っていたが、実際のラルゴの走りや乗り心地はとても良かった。

スーパー(超)パノラマルーフ

二代目初期型のパノラマルーフに対してマイナーチェンジ後は「超」が付くパノラマルーフになりました。しかし、ガラス面積がドーン!と増えた分重量も重くなって、パノラマルーフ無しに比べて初期型→50キロ増からマイナーチェンジ後→60キロ増になってしまいました。


60キロと言えば大人がひとり屋根にへばりついているようなものです。


そう考えると車体のバランスも大丈夫か?と心配になりますが乗っていて不安になった事はありませんでした。


クルマ全体の重量がとても重いからだと思いますがもしそんな危なっかしい感じがしたらとても落ち着いて乗ってなどいられなかったでしょう。


ただでさえ4駆化で重心が7センチも高くなった上に屋根も重くなったのにとても安定感があったのはある意味凄い事だと思います。


このパノラマルーフは前と真ん中と後ろの3つのパートに分かれていて、前はチルトアップ、真ん中はスライド、後ろははめ殺しになっています。前と真ん中は内側にスライド式のシャッターがあり、後ろは左右に分かれた脱着式のカバーが付いていました。ガラス面は側面まで回り込んでいるので、スライド部分を開けた時の爽快感は凄かったです。


マイナーチェンジ前のパノラマルーフは極普通の前チルトアップ、後ろスライドの小さいタイプだったので、この違いはとても大きかったです。


クルージングシリーズでは最上級グレードのグランドクルージングには標準装備されていましたがスーパークルージングは設定のあるものと無いものもありました。だからパノラマルーフ無しにすれば値段も安いし重さも軽くなるので迷いましたがこれがあると無いとではもの凄い違いなので結局付いている方にしました。


多分無しを選んだら後で悔やんだのでは無いかと思います。


シートアレンジ

スーパークルージングの2列目の座席は左の1人掛けで右の2人掛けがピッタリ並んで3人乗りです。


左のシートは背もたれを前に倒すとテーブルになります。また180度回転して後ろ向きにもできます。(三列目と対座)


右のシートは全方向に90度ずつ回転することができます。左に向けるとテーブルを使えます。右に向けると、窓越しに外が見えます。後ろに向けると三列目と対座になります。


だから左右のシートを両方とも後ろに向ければ、2列目と三列目が全部対座になります。


オーディオ

当時は気にしてなかったので改めてカタログを見て今さらわかったのですが、ラルゴスーパークルージングのオーディオは1DINのチューナー付きアンプと、スピーカーはフロントドアとリアは荷室後方にツーウェイ(ツィーター+ウーハー)のものが付いていた事がわかりました。


前のクルマ(スカイライン)の時はオーディオレス車だったので、ちょうど出たばかりのソニーのカーコンポを買って汗だくになって自分でコンソールを外しアンプ類、荷室の内張りを剥がしてリアスピーカーを四苦八苦して取り付けたのですが、(確かダッシュボード両脇の足元に下向きにショボいスピーカーがついていた)

ラルゴは最初から基本的なアンプと4スピーカーが標準装備でついていたのでとりあえずこれでいいやという気分になってしまったのです。


そういうわけでクルマのオーディオに対する興味を失っていて、今頃資料を見直してわかりました。だから音もそこそこ出ていればいいやくらいの感じでした。大昔の標準装備のオーディオだからそんなにイイ音がするわけがありませんが、それにしても今乗っているキューブの標準装備のスピーカーの音は立派なものだと思います。多分ナビ内蔵のアンプもそこそこいいものを使っているのだと思います。(パナソニック製)


上級グレードのグランドクルージングはチューナー付きアンプがダイバーシティ内蔵になりました。ダイバーシティという言葉は最近あまり聞きませんが確かクラリオンが開発した当時の最先端の技術で複数のアンテナでラジオを受信するのでよりクリアな音で聴けるというものでした。


多分ラルゴのオーディオもクラリオンだったのではないかと思います。


アンプの位置は当時のクルマとしては一般的なインパネ中央の下の方でした。1DINが縦にふたつで2段のスペースがあり、そのうちの一段についていました。


今ならナビを付けたいので助手席グローブボックス上にディスプレイが付けられそうなスペースがあります。本体は1DIN部分に付けられそうです。


カタログによると、初期型(マイナーチェンジ前)のオーディオのオプションはCDではなくカセットでした。



Posted at 2022/09/28 17:38:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラルゴ | クルマ
2022年09月20日 イイね!

好きな音楽の話17 EC観たさの余りに買ったLDプレーヤー

好きな音楽の話17 EC観たさの余りに買ったLDプレーヤー暗号のようなタイトルになってしまいましたが、LDとは今では懐かしい“絵の出るレコード”レーザーディスクの事です。もう全て古い話で1985年の事ですが新しい技術のレーザーディスクで最新のエリッククラプトンのライブが観れるとあっては買わないわけにはいきませんでした。
レーザーディスクはオーディオのトップメーカーパイオニアが満を持して世に出したビデオテープに代わる画期的画質の映像ソフトとハードでした。
しかし私はコンペティター(競合メーカー)のヤマハが出した製品の方に惹かれてLV-X1DIGITALという機種を買いました。
どちらのメーカーも音響がメインなのに映像機器で競争していたのは今では不思議な感じがしますがともかく昔の日本の技術は凄かった❗️ビデオデッキといい、ビデオカメラといい、レーザーディスクといい、とにかく最先端機器は日本の独壇場でした。そのうえこんな狭い日本人同士でVHSだBETAだ(またはLDだVHDだ!)と規格争いをしていたのだから!(島国根性丸出し💦)※この話は長くなるのでまた別の機会に…
この製品は王道を行くパイオニアに対してトンガった画質が売りでした。
それは思い切り画質の鮮鋭さに振ったところにあり、そのかわりに画面のノイズも隠さず見せてしまうという、競合(後発)メーカーならではの攻めた製品でした。
この製品自体の事ももっと書きたいのですが、これで観れるECのコネチカットライブがまた素晴らしいものでした。
なぜかDVDではオフィシャルで出なかったようです。
しかしYouTubeでは観る事が出来るのを発見したので観てほしくてアゲました。
こちらはLDと同時にビデオテープでリリースされたものをアゲたものらしく画質がトロンとしているのが残念ですがノーカットで観れるのが素晴らしいです。しかし出来うることなら今でも頭に残るLDの先鋭な画像のものを観たかった!観てもらいたかった!
実はもう私はLDのソフトもハードも手放してしまって手元に残っていません。
個人的な事を言えばこの後所帯を持ったのと同時に家財道具が倍増して住む場所が手狭になりその内子供も産まれてますますオーディオやビデオなどという生活に不必要なものの置き場がなくなっていきました。
もっともその前にLDが故障し、仕方なく放置していました。
その後また観たいと思いましたが結局再びバカでかい装置と場所取りなソフトを置くのは諦めて今日に至っています。

ライブはライブエイドと同じ年のものです。1983年のARMSが記憶に新しいものですが
それと打って変わったような清新なECがここでは観れます。ファッションも髪型も(髭さえも)むしろ若返って演奏も力が漲った雰囲気で、最新のテクノロジーを駆使して産まれたレーザーディスクで観る画像にこれ以上ふさわしいものはないと思えるものでした。日本の最高の技術と世界最高のアーティストの夢の組み合わせで幸せな気分に浸りながら山のように積んだオーディオビデオ機器に囲まれて観ていました。今では薄っぺらいパソコンで観ています。

この時のクラプトンはとにかく最初から最後まで神々しいまでに弾きまくっていてカッコ良さもMAX状態です❗️

※このライブの事はしばらく忘れていました。久しぶりにYouTubeで出会えて懐かしさいっぱいです。
※タイトル画像はLV-X1です。LV-X1DIGITALは音声がデジタル(LV-X1はアナログ)でLV-X1の上位機種です。外観の違いは緑のラインが赤になります。
(書きたい事がクルマ、オーディオ、音楽と渋滞してしまって困っています。とりわけECの事は書きたい事だらけです。)
Posted at 2022/09/21 00:21:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 クルマ オーディオビデオ機器 | 音楽/映画/テレビ

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「気に入りました http://cvw.jp/b/1309032/42873871/
何シテル?   05/20 04:07
nakamachoです。よろしくお願いします。クルマの他オーディオビデオも好きです。
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