目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
実はマックスに乗り換えてから
前車ムーブから移植したATクーラーに対して???的な
ムーブの時のような効果を体感できずにいました
おかしいな.....
ATフルードはオイルクーラーによって冷却されているものの、どうもシフトフィールがよくない(-.-)
ATクーラー無いのと変わらなくねーか?
的な
ムーブの時とはあまりにも違いすぎ
(ちなみに同じ14年902ムーブなのでほぼいっしょ)
マックスは電子制御ATだからその違いなのか??と思いながらも
やはり高速走行や峠での高負荷が続くといわゆる熱ダレを強烈に感じる
2
2年前ATクーラー移植ついでにATFも換えてるし
さらによくよく考えると
マックスのエンジン周り異音が発生してから回転ベアリング系の部品はだいぶ交換してきたのに音はだんだん大きくなり
今ではエンジン音より唸り音(異音)のほうが大きく聞こえるぐらい
これは原因がATミッションだと判断している
ニャー的な唸り音
ATクーラーをつけたのがダメだったのか?
12万キロだからミッションの限界?
色々考えても分からずATミッション載せ替えまで考えてた
で、先日(2022.11)E/Gオイル交換ついでにATFも交換したわけです
その後から
さらにAT滑り感覚が増えてキックダウンからの3速がなかなか繋がらない時もあるほど
峠や高速等の高負荷時は尚更酷い
ATF交換から明らかにおかしい
3
そこで今までわかったようで実はよく理解していなかったオイル(油脂)の動粘度と粘度指数について色々調べてみました
ATFにはエンジンオイルやギアオイルのように粘度表示が表示が缶にありません
過去車がATでは無かったのもあり、正直な所ATFについては粘度が共通?!なのかと勝手な解釈でいました
交換しないより交換してりゃ問題ない
程度な感覚でしたね
しかしATFの動粘度、粘度指数を調べていくうちにわかってきました
ムーブ時代に入れていた物とマックスに入れている物は違う
マックスにはアイシン製のAFW +というのを入れている
このAFW+はATミッションを作っているアイシン製という安心感
しかし調べてわかったのは省燃費用シャバシャバ柔らかATFだったのです
今時の多段ATなんかは柔らかいATF使うらしく、全車対応とはいえ時代に合わせた柔らか仕様
ちなみにムーブで入れていたのはカストロールDXIII
これのほうが動粘度は全然上
(数値で)
数値が高ければ良い訳ではありません
仕様用途にあった物を って意味ですね
燃費気にしてATも滑らかじゃないと嫌
だからシフトショックなど許せん!
って人向きのAFWでした
そのAFW+の性能を知ってから考えて見ると...
ATFが冷えてる時って多少のシフトショックや加速時のダイレクト感を感じるものですが、これはまったくそれがない
冷えてる時から滑らかなんです
余談ですが
滑らかフィーリングってのはそれだけクラッチを滑らせているらしいんです
滑らせつつも極圧性も高める
凄い事ですが、やはりこれも使用用途によりますよね
なので私のような走り用途には正反対な性能のATFだったのです
どうりでムーブ時代の冷えてる時のガッツリダイレクト感がない訳だ
4
調べるとスポーツATFやハイテンプATFなど
高熱に耐えうるATFってあるんですね
しかしいいお値段します
まだ確信もてない段階でお高いATFで効果なかったら痛い
なのでここは過去に入れたカストロールでも粘度は高いので入れ替えてみます
缶のデザインが変わってる
とりあえず2L入れ替えてみます
だいたい同じコペンで調べたら全容量4.7L
オイルパンで2.7L とのこと
しかしオイルパン抜きではだいたい2Lしか出ないのが毎度換えてるのでわかっています
2Lで希釈になるとはいえ全体の45%ぐらい(大雑把に約半分近く)を入れ替え(混ぜるともいう)すれば粘度変化は出るでしょう
いつもの漏斗とホースで
5
オイルパクパクの吸収剤が黒くて色見えないけど
先月換えてから約500キロしか走ってないからもったいないぐらい赤く透明です
冬将軍の日で4度ぐらいの気温
さらには強風
一番油脂類やっちゃいけない日
案の定風で飛び散りまくり
(-_-;)・・・
6
2缶(2L)入りレベルゲージも丁度よい
近所テスト走行ではダイレクト感が増したのがわかる
半分希釈でもやはり効果はあります
それと!
この1年悩ませれた異音(唸り音)が...消えた(・o・;)
やはりミッションからの唸り音はATFが柔らかすぎたのが原因てことも判明したのでした
異音にはこの1年悩まされてきただけにそれが一番嬉しい
どれだけ余計な部品を交換してきたことか
(ノД`)
7
とりあえず2L交換(約半分)でも狙い通りになってくれた
あとはエンジンオイル交換ついでに毎度の1L交換で大丈夫でしょうね
いやしかしこの動粘度と粘度指数
なかなか興味深い数値が並んでいて調べてると沼るけどなんか楽しい
エンジンオイルやギアオイルの○○W−○○なんかもその数値だけでは動粘度や粘度指数はわかりません
同じグレードなのにこんなに違うの?!
っていうのがわかります
走り系の高負荷走行ならATFも拘らないと駄目なのがわかりましたし、柔らかすぎは異音の発生もあるのだなと。
ここで街乗りしかしない人は勘違いしないように
用途に合った粘度を調べて選ぶということです
さらに長年悩んでるハイゼットのAT異音ももしかしたら
(-_-メ)ありえるかな
ドレスアップ省燃費な方々はシャバシャバ入れてくださいね
そんな人達はシフトショックも気にするだろうし
8
自分記録用
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