シフトロッドのピン

シフトロッドのピンがやせてきて入ってるだけの状態でした。
左が取り外した物。
右が新品。
純正品番 94305-80222 ピン
サイズが8×22なので、
EKシビック系品番 90751-S04-000 ピン
こちらも使えると思います。
ちなみにミッションはY１ミッションで
シフトロッド・リンケージもEF8用です。

純製品番 54113-611-505 クリップ
左が取り外した物。
右が新品。
このクリップでピンが脱落しないようになっているんで、ピンがやせてグラグラでもシフトチェンジは一応できます。

純製品番 24316-PS1-000 ブーツ
左が取り外した物。
右が新品。
シフトチェンジのたびに伸縮を繰り返すブーツ。
縮んだ状態で硬化してました。
幸い破れてはいませんでした。
破れているとミッション側のオイルシール(純製品番 91215-PL3-005)にゴミが入りオイル漏れが発生します。

交換するのにあると便利なのがM８×15とM８×30のボルト。
キャップでも六角でも、どちらでもいいです。

ブーツをめくってクリップを外すとピンが見えます。
（私の場合はこの時点でピンがポロリと落ちてきました）
ピンを抜くときはM８×30のボルトをピンに当ててガンガンとハンマーで叩いて抜き取ります。
ピンが抜けたらシフトレバーの下側のボルト類をバラし、シフトロッドを引き抜いてフリーにします。

新品のブーツをミッション側にはめます。
この時、ブーツにある水抜き穴が下になるように取付けます。
シフトロッドを元通りに差込んで(上下間違えないこと)
シフトレバーもボルト類を元通りに締めます。
M8×15のボルトを反対側から挿してピンの位置を決めます。
①ピンをハンマーで叩く
②どっか飛んでいく
序盤は①②を繰り返しますがピンの先だけ挿せたら、M８×15のボルトを衝撃で飛ばないように反対側から押さえながらピンを叩いて入れていきます。
ハンマーが直接ロッドに当たらないように最後の方はM８×30ボルトをポンチのように使って叩きます。

クリップにある凸がピンの中心(下側)になるようにはめます。
これまた新品は小さくて、
①クリップを手で押し込む
②どっか飛んでいく
を繰り返します。
入れる前に手で広げたりするとクリップがガバガバになるので注意。

ブーツをシフトロッド側に被せて完成。
シフトフィールが少しだけ良くなりました。