2020年10月25日
Hi-Fi(ハイファイ)とは、字義的には、High Fidelity(高忠実度、高再現性)の略語であり、音響機器などにおいて「原音や原画に忠実な再現」という意味を持つ。また、録音や録画し再生する場合に発生するノイズやひずみが、最小限に抑えられている、といったことをいう。映像において同様に情報量が多いことについては高精細度(「ハイデフ」とも)と言う。
1950年代以降、オーディオ事業が世界的に発展していく流れの中で、レコードプレーヤーやコンポーネントステレオなど、特に高音質を目指す家庭用オーディオシステムの商品カテゴリーをハイファイ・オーディオと呼び、その他一般的なオーディオ商品カテゴリーを「ゼネラル・オーディオ」と呼んだ。その名残りで、現在でも家庭用高音質オーディオシステムをハイファイ・オーディオと呼ぶことが多い。その場合、高音質であるかは必ずしも重要ではない。
以上、ウィキペディアより
これを読む限り、ホームでの「原音や原画に忠実な再現」、録音や録画し再生する場合に発生するノイズやひずみが少ない事をハイファイと言っているんだと思います。
昔の車での音は、オルタネータやワイパーなどのノイズ源があって、色んなノイズ対策の商品がありました。でも今の車って、そんなノイズの音を聞いた事がありますか?私は納車時にサウンドナビをポン付けしましたが、聞いていないです。多分、最近の車は対策されているんだと思います。また、カヲデオの機材のカタログやホームページを読んでも、ノイズの低減や低ひづみの事を書いています。なので、メーカーのいうハイファイとは、低ノイズと低ひづみです。じゃあ、どうして話がややこしくなるのか?
原音再生について色んな意見が出ますけど、実は低ノイズや低ひずみの事であって、元の音がどうかなんて事は言っていない気がします。強いて言えば、記録メディアの音がちゃんと再生できるかどうかです。正しい再生が出来たら正しい音が聞ける。当たり前の事ですね。
車の厄介なところは、どんなに正しい再生が出来ていても、車内の反射で耳に届く時点で違って聞こえる事だと思います。これがカヲデオの話がややこしくなる原因。更にややこしくするのが、サウンドナビにもある調整機能。クロスとEQはホームでもありますけど、タイムアライメントなんて普通は無いし使わない。このタイムアライメントは実は曲者です。車内反射と関係しています。このタイムアライメントについて賛否がありますけど、話が長くなるので割愛。
ホームではさほど気になりませんが、車の場合は車内反射の影響があるので、耳の位置で変わる事もあります。昔コンテストに出ている人で、評価する人の耳の位置で調整する人がいました。そうしないとコンテストで勝てないと言って。(^^;
私はコンテストに出ませんので、自分の耳の位置でちゃんと聞こえたらいい。気にするのはノイズやひづみ。無音時になんか聞こえる気がするとか、なんかこの人の声ヒスっているよねとかです。幸い最近は高域が聞き取りにくくなってきたので、高域ノイズが気にならなくなりました。(^^;
オフ会とかで、聞いた車の音に違和感を感じたら、耳の位置を変えてみると違って聞こえるかもしれません。シビアに調整している車はピンポイントになっている事があります。ちなみに私のプリアルはちょっと前までそんな感じでしたが、今はアバウトです。(笑)
ちょっと追記
そもそもハイファイとは、1950年代のホーム機材を基準にしています。うちにあった古いステレオなんて、電源を入れたらブーンと言うハムノイズが。今の機材でそんな音が出たら故障ですね。(笑)
ハイファイなんて実は死語ですね。いつの間にかハイファイという言葉が独り歩きして、更にメーカーがピュアオーディオとか原音再生とか訳の分からない事を書いて、お客さんを惑わすので、間違いだらけのオーディオ間違いだらけのカヲデオになっていると思います。
純正でも十分ハイファイです。無音で何か聞こえたら対策が必要ですが、何も聞こえなければ問題無し。音のひずみなんて普通に聞くのなら気にする必要なんてありません。(^-^)
もうちょっと高音がとかもっと低音をなんて半端な事をするから、音が崩れて泥沼に嵌まるか崩れた音を聞き続ける事になります。カヲデオやるなら、とことんやる。お金も時間もつぎ込めるだけつぎ込め!とちょっと過激な発言かもしれませんが、それぐらいやらないと圧倒的な音の差なんて出ません。(笑)
Posted at 2020/10/25 09:04:05 | |
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