2021年05月31日
暇なので調べてみました。(笑)
専門的な内容については基本的にネットからのコピペです。質問にはお答えできません。(笑)
だらだらと書いていたら長文になりました。興味のある方は暇な時に読んでください。引用部分が分かりにくいという指摘がありましたので、ちょっと修正しました。斜体文字部分が引用部分です。引用元を入れた方がいいんですけど、適当に見つけたので、どこか分からなくなっています。でも、引用元は大学、製薬会社、研究機関等信頼のおけるところの情報ですので、安心してください。
コロナウイルスの感染プロセス
①吸着:ウイルスは、最初に、ヒトなど動物細胞表面の受容体に結合する必要があります。新型コロナウイルスでは、表面に突き出しているスパイクタンパク質が、細胞表面にある受容体、ACE2に結合することからこのライフサイクルは始まります。ACE2とは「アンジオテンシン変換酵素2」という細胞表面にある酵素タンパク質です。認識して結合する受容体はウイルスにより決まっていて、例えばインフルエンザウイルスでは上気道や下気道細胞表面のシアル酸糖鎖という構造が、HIVでは免疫細胞上のCD4というタンパク質がウイルス受容体として機能しています。ACE2はアンジオテンシンⅡと呼ばれる血圧調節するホルモン(正確にはオータコイド)の分解に関与しますが、感染により血圧が急激に変化することはないようです。また、最近の研究ではヒトが作るFurinと呼ばれるプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)が切断する配列が(SARS-CoVにはなく)新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に存在することがわかり、Furinによる切断によってACE2へより強く結合し、感染が拡大したのではないかと考えられています。
②侵入:スパイクタンパク質がACE2受容体と結合した後、細胞表面にあるTMPRSS2(II型膜貫通型セリンプロテアーゼ)という酵素がスパイクタンパク質の一部を切断すると、結合の様子が変わります。これをきっかけにしてウイルスのエンベロープと細胞膜との融合がはじまり、細胞内に侵入します。膵炎の薬として使われているナファモスタットがTMPRSS2酵素がスパイクの一部を切断するステップを阻害することで、新型コロナウイルス薬として有望であると東京大学医科学研究所から発表がありました。
③ 脱殻:感染可能なウイルス粒子が分解されてなくなり、ゲノムRNAが露出して宿主細胞の細胞質に放出されるプロセスのことを言います。新型コロナウイルスの場合、②とほぼ同時に起こるようです。
④素材の合成:このプロセスは、ウイルスのゲノムから様々な核酸、タンパク質などのウイルス粒子の材料となる部品を作り出すことを言います。生物ではセントラルドグマと呼ばれる「DNA→RNA→タンパク質」という流れがあり、複製、転写、翻訳という過程で遺伝子の情報からタンパク質が作られていますが、コロナウイルスではゲノムがRNAのために少し複雑です。次の(ア)~(エ)のステップから成ります。
(ア) RNA依存性RNAポリメラーゼ(RdRp)の合成:(+)鎖のRNAをゲノムにもつコロナウイルスはまず最初に、ウイルスゲノムにコードされているRdRpを宿主のリボソームを利用してタンパク質合成(翻訳)します。RdRpは宿主の核内にあるDNA依存性RNAポリメラーゼとは異なり、ウイルスゲノムのRNA配列を読み取りながら新しいRNAを合成していく酵素タンパク質です。
(イ) ゲノムRNAの複製:(ア)のRdRpは(+)鎖5RNAゲノムから(ー)鎖RNAを合成し、さらに(ー)鎖を鋳型に(+)鎖ゲノムRNAを合成します。RdRpの阻害剤として、ファビピラビル(アビガン)やレムデシビルが期待され、治験が行われたり、認可されたりしています。これらは、もともとは、インフルエンザやエボラ出血熱の薬として開発されていたものです。これらの原因ウイルスはSARS-CoV-2と同様にRdRpをもつRNAウイルスです。
(ウ) 転写(mRNAの合成)と翻訳(タンパク質合成):ゲノムRNAだけでなく、より短い、サブゲノムmRNAを何種類か合成します。mRNA(伝令RNA)として機能し、ヒトのリボソームを介してウイルスタンパク質合成(翻訳)のために利用されます。
(エ) 通常、ヒトなどの細胞で1種類のタンパク質の情報は1本のmRNA上にのっていてそれを元にリボソームがタンパク質を合成します。しかし、コロナウイルスでは複数のタンパク質の情報がサブゲノムmRNA各々に同時にのっていて、1本の長いタンパク質の配列情報が連続して繋がっています。宿主細胞のリボソームはそれを一気に一本のアミノ酸の鎖(ポリペプチド鎖)として合成します。これをウイルス由来の「メインプロテアーゼ」6 と呼ばれる特定の配列を切断するプロテアーゼの作用で、必要な個々のタンパク質として切り出します。この仕組みはHIVやHCV(C型肝炎ウイルス)など、他のウイルスにも見られる特徴です。また、このプロテアーゼ阻害剤は、抗HIV薬や抗HCV薬として実用化されており、新型コロナウイルスにも期待されています。
⑤組立・成熟と⑥ ウイルス粒子の放出:さまざまなウイルス粒子を構成するパーツの中で、エンベロープに組み込まれるものは、粗面小胞体上でタンパク質合成され、小胞体膜上に組み込まれます。また、ウイルスゲノムRNAにカプシドタンパクが結合してヌクレオカプシドを形成し、これを囲むように、ウイルスタンパク質を含んだ小胞体膜が切り取られ、ウイルス粒子を形成、ゴルジ装置を介して、エキソサイトーシスで細胞外に放出されます。
7つのプロセスを経て感染を拡げています。ちなみにウイルス自体は何かに付着した状態で複製が可能なまま存在しています。色々と言われますが、数週間程度なら動作可能な状態を維持出来るみたいです。引用部分にありますが、表面に突き出しているスパイクタンパク質が、細胞表面にある受容体、ACE2に結合する事でプロセスを実行するのですが多分このスパイクタンパク質を維持出来る期間なんでしょう。アルコールに弱い性質なので、アルコール消毒は有効です。人間の身体にさえ侵入できれば後はプロセスを実行するのみ。意思があるわけでもない。この辺が某氏の陰謀説なんかに繋がっていると思いますが、ウイルスにとっては延々と同じプロセスを繰り返しているだけですね。変異株がどうとか言われるけど、プロセスを繰り返すうちにより強いウイルスが残って他が淘汰されただけです。コロナウイルスに限らず自然の摂理です。珍しいわけでも特殊なわけでもない。
問題となっているのが、抗体です。人には免疫というのがありますね。これがないと生きていけない。
免疫の種類は大きく「自然免疫」と「獲得免疫」の2つに分けることができます。 抗体は獲得免疫で作られます。 「自然免疫」は生まれつき体に備わっており、新しく体に侵入してきた病原体を食べて排除したり、抗体を作って戦ったりする機能です。
コロナウイルスに対しては後者の「獲得免疫」ですね。ワクチン接種で身体に抗体を持つ事でコロナウイルスに対抗しようとしています。ところで抗体って何でしょう?
抗体は、特定の異物にある抗原(目印)に特異的に結合して、その異物を生体内から除去する分子です。
抗体は免疫グロブリンというタンパク質です。異物が体内に入るとその異物にある抗原と特異的に結合する抗体を作り、異物を排除するように働きます。
私たちの身体はどんな異物が侵入しても、ぴったり合う抗体を作ることができます。血中の抗体は異物にある抗原と結合すると貪食細胞であるマクロファージや好中球を活性化することで異物を除去します。
うぬぬ。上の表記通りならワクチン不要じゃないの?身体が勝手に対応するんだから。と思いたいところですが、ここが新型コロナウイルスの凄いところ。
抗体には実は2種類あります。中和抗体と感染増強抗体。中和抗体は感染を抑えますが、感染増強抗体は文字通り感染拡大に加担します。
感染増強抗体が新型コロナウイルスと結合すると、ウイルス表面にあるスパイクと呼ばれる突起部分の形が変化してヒトの細胞とくっ付きやすくなるということです。
重症患者は感染増強抗体の量が感染を予防する「中和抗体」よりも多いことも分かったということです。
さらに、感染歴のない人の約5%からも感染増強抗体がわずかに確認されました。
新型コロナウイルスは通常1人から2~3.5人に感染するといわれています。おそらく感染増強抗体を持った人は更に高くなるんじゃないかと。スーパースプレッダーの出現です。このスーパースプレッダーという存在は最初の感染拡大時には出てくるんですけど、パンデミック(感染爆発)になると忘れ去られます。誰がそうなのかわからないためだと思いますけど、実は感染拡大に寄与するという点でスーパースプレッダーの存在は無視出来ないと思います。
感染増強抗体を持っている人は重症化しやすい可能性があるとしています。周りを巻き込みながら、自分自身も重症化するなんて最悪です。
感染歴のない人がなぜ、感染増強抗体を持っているかは全く分かっていません。
ワクチンを接種した場合でも感染増強抗体が作られますが、ウイルスの感染を防ぐ中和抗体も大量に作られるため、重症化の恐れはないとしています。
感染増強抗体の存在は6日前に発表されたようです。新型コロナウイルス、一筋縄ではいかないみたいですね。凄いわ。本当に人工的に作られたのなら、作った人はマッドサイエンティストですね。悪の天才です。
Posted at 2021/05/31 13:03:16 | |
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2021年05月31日
31日 個人的感触では酸素吸入は続いているものの、かなり回復していると思います。担当医からは朝、今週もよろしくお願いしますと言われましたが、もう今週で勘弁して欲しい。胸のレントゲン撮影。息を吸って止めてといつものやつですが、今日はまあまあ吸えて止められました。酸素吸入2から1リハビリで通路を歩いても呼吸は苦しくないので、まあいいかな。夜になって、安定しているという事で酸素吸入を0に。煩わしいチューブから解放されました。(^-^)
若干発熱がちと心配。
というか、担当医の先生、私が入院してから1日も休みなく毎日私と話を病室のインターフォン越しにしています。対応しているのは私だけじゃないと思うので、まさか病院に泊まり込み?一体何日連続勤務しているんだろう?患者は私みたいに容態が比較的安定している人ばかりじゃないと思うので、精神力半端ないですね。
そんな担当医の負担を少しでも少なくするように、早く退院出来るよう療養を頑張ります。
Posted at 2021/05/31 09:20:07 | |
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