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甲斐右衛門のブログ一覧

2004年05月09日 イイね!

この支線の行方…

連休中久々に林道探索をしてきた。
最近は知っている林道を走ったり、仲間と一緒に走る事が多かったので本当に久々な気がする。
その場所は、とある林道の支線で地図上でみると途中で切れているのだが、別の林道の支線も同じ方向に向かっているのだ。
これは、繋がっているんじゃないか。そう考えると探究心がつよく沸いてくる。
早速ネットで調べてみたが情報は無し。。。
益々気になってくるが、ちょっと怖くて入れなかった。入ってはいけない感じもあるし。(直感的にね)
気になり始めてから2年ほどたって、ついに入る決心を決めたのだった。
いや、決心を決めたというより今までは直感的に入ってはいけない感じがしたのだが、その日はその直感がなかったのだ。
理由はそれだけ。でも結構重要な事だと思っている。

林道の楽しみ方には色々あるが、こういう探索的な楽しみ方もすごく好きだったりする。
いや、本来こっちの方が林道にはまった理由なのかもしれない。
小さい頃から、山などに入り道無き道をあるき広場に出た時の喜び、小川を見つけた時の喜び、そういう遊びが大好きだった。
その頃と規模は違っても楽しみ方はまるで一緒だ。
ちなみに、その山はうちの裏にあったのだが、今では半分が切りくずされて団地となってしまった。
悲しいものだ。。。

で、その問題の支線だが、とりあえず下っていくルートを選択。(選択というか成り行きでね(笑))
最初のうちはヌタっているが轍がある道を進んでいく。
予想通り結構長く続いてそうな感じはある。
途中から轍がなくなったかと思ったら突然急な傾斜に変わってきた。
そして轍の変わりに道の端には大きく深いクレバスが…。
その溝に2輪とも落としてしまったら恐らく脱出は困難だろう。
ちょっと下ってから下りで来てしまった事を後悔し始めた。
この道がちゃんと抜けているとわかっているなら下りは良い選択だと思うのだが、繋がっている保障は全くないのでもし行き止まりになったらこの道を登らなくてはならない。そう考えるとゾッとする。
それでも亀のようなスローペースで進んでいくと急勾配の左カーブでかなり深いクレバスが道を横切るような感じで行く手を阻んでいた。どんなに頑張っても避けようがなく一度クレバスにタイヤを落とすしかなさそうだ。
意を決して慎重にゆっくりゆっくりと左前タイヤを溝に落としていく、完全に左タイヤを溝に落とした時は右後ろのタイヤは浮いている状態…
その状態でフロントバンパーは地に付いて無いことを確認し、左前タイヤを溝から抜け出すように右にハンドルを切って前に進んでいく。
とりあえず下りなので三点接地状態でもちょっとのアクセルで前にすすめる。
左タイヤが登り始めたと同時に右タイヤが溝の上を浮いて通っていく。(確認はしてませんが恐らくそうだと思います。)
そして、問題なく右タイヤも溝を越えて難所を越える事ができた。
ほっと一息。またそのまま下り始める。
とりあえず注意しなくてはいけない溝は右端を走っているのでこっちは滑っておちないように左端を走らせていく。
どれくらいくだったのだろうか、とうとうガードレールが見えてきた。
これは、間違えなく繋がっている。そう確信した瞬間だった。
そこから数分とうとう出たのだ、知っている林道に。。。
やっぱり、繋がっていたのだ。
この時の達成感は本当に計り知れないものがあった。
この達成感、喜びがあるから危険だとわかっていても探索は辞められないのだ。

でも、今回は本当に怖かったのでちょっとは懲りて少しの間探索は十分な気がする。
それでも、またいつかそいう場所を見つけてしまったら走り出してしまうのだろう。
目的もゴールもない、探究心だけの冒険に。。。

※いや~ 前言撤回です(笑)。もうこんな事しません。本当に危ないです。
Posted at 2004/05/09 23:58:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 林道系 | 日記

プロフィール

「今夜の焼き肉の焼く順番を思考中・・・」
何シテル?   06/20 08:20
今、今後を左右する大きな分岐に立っている。 損得勘定抜きにして、全力で挑んでいこうと思う。 全力の結果、出た道が正しい道だと信じて。。。
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