ギアポジションセンサーの交換

２型以降からメーター内にギアポジションが表示されていますが、
稀に？この表示がおかしくなってしまう現象が発生します。
自分のも発生してしまいました。

症状として
４～６速で走っていると表示が消えたり、違うギア表示されたりと精神安定上よろしくないので、重い腰を上げて修理に取り掛かりました。

ギアポジセンサーの居場所はクラッチの後ろ側。
サイドスタンドで傾けていれば、オイルを抜く必要なないです。

切腹(笑)

数年ぶりにお会いしたクラッチ。

クラッチプレートなど引き抜いて問題のセンターナット外します。

メンテナンスマニュアルには専用の工具が記載されていましたが、アストロのオイルフィルター回しで代用しました。

ナットに抜け防止し処置で打ってありますので適当に戻す。

インパクトレンチで一気に緩める。

クラッチハウジングを引っ張り出す。

センターにベアリングが入っているので、失くさないように慎重に。

そして写真下部のクリーム色したのが、問題のセンサーです。

多分犯人はコイツでしょう。

新しい物に交換。
クラッチの裏側に設置するのやめて欲しい。

燃料タンク下にコネクタがあるので、付け替えします。

せっかくクラッチを外したのだから、クラッチも新品にしましう！

アドバンテージFCCのトラクションコントロールクラッチです。

説明書にはパーツリストの図がそのまま記載されているだけ。
特記事項は「プロにやってもらわないと保証しないからね」と「MOTULのファクトリーラインのオイル使ってね」だけ。

サービスマニュアルに沿ってくんでみましたが、問題発生。

クラッチが切れない・・・

何度確認してもダメ・・・
泣きそうになりながら考えてみる。

説明書に「08、09モデルにはウェーブワッシャーとワッシャープレートは純正装着されていません」
と・・・ちょっと何言いたいのかわからないんですが・・・

自分の10モデルは確かについていましたが、試しにウェーブワッシャーとワッシャープレート外すとクラッチ切れました。

とりあえずこの状態で様子見します。

あとはもとに戻して完了です。

ODO:58,689km

交換後２００ｋｍほど試走してきました。

はやりギアポジションセンサーの不具合だったようで、今の所正確にポジションを表示してます。

自分の場合は５万キロ１２年くらいでダメになりました。
ギアチェンジは頻繁にする方（一般道でも６速多用）なのでダメになったのかもしれませんね。