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今回訪れた讃岐の地、ため池が至る所にあることでも有名で、ここでバスを釣ることが、我々のもうひとつの目的でもありました。

２件目の渡辺に到着したのは10時前。ところが開店は11時からと言うことで、それまで近所のため池にて竿を出すことに。このところの冷え込みで活性は低いはずと思い、まずはワーム、カットテールのスプリットをキャストしてみる。すると即アタリがあり、20cmぐらいのバスがヒット。立て続けに同サイズが釣れ、こりゃ活性高いやん、とホクホク。同行のwogey隊長も得意のスプーンで入れ食い。

そのうち、今までのひったくるような子バスのアタリとは全く違う、モソッとしたアタリが来た。…これは、結構デカい奴がいる…。タックルをベイトに換え、ＴＤバイブをキャストしてみる。すると３投目ぐらいでゴンッと鈍いアタリが。アワセを入れると重い。「キター(ﾟ∀ﾟ)！」猛然と沖めがけて突っ走る魚のパワーを両腕に感じつつ、強引に手元に寄せていく。水面に姿を見せる魚体はけっこうデカい。45cmぐらいはありそうだ。空気を吸わせるとあっけなく抵抗をあきらめ、大人しくなる。大きな口に指を突っ込み、引き上げる。でっぷり太った、かなり老体の魚だった。

wogey隊長に写真を撮ってもらい、寸法を測ると47cm。サイズもさることながら、堂々たる体格はこの池が豊富な栄養素をたたえている事を表している。うーん、うどん巡礼の合間にこんな魚に出会えるなんて。恐るべき讃岐の地に感動を覚えつつ、再び訪れることを固く誓ったのでありました。

台風が近づいているらしい。しかも昼から雨だと。しばらくロドスタにも乗っていない。そう言えば、今年はほとんど夏バスを釣ってないなぁ…どっか釣り＆ドライブに行くか。という感じで、10年ぶりぐらい前に訪れたダム湖へ行ってみた。２号線バイパスを西に走り、相生を抜けたところで北へステアリングを切り、幌を降ろす。上郡へ抜ける県道は交通量も少なく、オープンで走るには丁度良いコースだ。曇り空の山道はそれほど暑さを感じない。

千種川に出来た新しい橋を渡り、そのまま上郡の街を抜けて目的地のダム湖へ向かう。このダムではあまりいい思いをした経験はないのだが、とりあえず竿を出してみる。最上流の空き地に車を停め、水際へ降りてみると、このところの日照りのせいで水がよどんでいて、とても釣れそうにない。しかもすぐに雨が降ってきて、早々に引き返す。

ダム湖下の河川沿いを流しながら、小雨の中、釣れそうなポイントを探っていく。数百メートルおきに堰堤があり、その上下には魚の気配が濃厚だ。最初にチェックしたポイントは水深が浅すぎてダメ、すぐにその下流へ移動する。水温の高い今の季節には、少しでも水が動いている場所に魚が集まる。流れ込み＆流れ出しをメインに攻めるのが一番だ。

堰堤の横に小さな流れ出しがあるポイントで、最初のヒット！でも小さい。抜き上げる間もなく外れてしまった。うん、ここはいいぞ。慎重にゲリヤマのカットテール・スプリットをボトムに沈め、泳がせる。こいつは小さい奴からデカバスまで、その場にいる魚を根こそぎ釣ってしまう最終兵器だ。２度目のバイトで、妙な手応えを感じたが、すぐ外れてしまった。この反応は…

次のキャストで、クンッとラインが横に走る。最初の奴とは全然違う、鈍いアタリ。ここで慌ててはいけない。そのままラインのテンションを感じたまま、しばらくタメをおき、ラインを巻きながら一気にアワセを入れる！思ったとおり、ずっしりと鈍重な手応え。こいつは結構なサイズだ。間髪を与えず、一気にランディングにかかると、ヤツも本気で抵抗を始める。６ポンドの細いラインなので、万が一口に擦れて切れるとヤバい。緩めにしたドラグが、獲物との距離を縮めながら小さな鳴き声を上げる。

激しくテールウォークをしながら姿を見せたのは、どっしりとした体型の川バスだった。空気を吸わせて、素早く大きな口をつかんで抜き上げる。写真を…しまった！こういう時に限って車の中に置いたままだ。急いで重い魚体をつかんだまま走り、カメラを取り出して撮影する。スケールを持って計りたいけれど、魚の命が危ういので手尺で計ってすぐリリース。（注：兵庫県条例ではバスのリリース禁止は制定されておりません、念のため）

自分の手は親指から小指まで広げた長さが22センチ、その約２倍なので44センチのバスという事になる。ふぅ、とりあえずこれで満足だ。その後、何匹か小さいのを追加したけれど、お腹が空いてきたので撤収。ステアリングを握る手が少しバス臭い。走り出すと、雨上がりの少しひんやりした空気が、すぐに匂いを消し去っていった。これで安心して今年の夏を終えられそうだ。

バス釣りをしてきました。仕事でいつもお世話になっている、バス狂のMIさんとMAさんの愛車、アルファードで朝３時前に姫路を出発。４時半に木の浜にあるレイクマリーナから出船しました。ボートはレンジャーの20フィート。これなら３人の釣行でもゆったり釣りができます。心配していた天候もなんとか持ちこたえ、たまに小雨が落ちる程度。よっしゃー、釣るぞー！

まず湖西の大津港沖のシャローから釣行開始。30分ほどするとMIさんにヒット、と思うとMAさんのロッドも曲がっている。いきなり40cm、30cmのダブルヒットに「今日は調子ええんちゃう？」と期待が高まります。さらに２人とも良型がヒット。MIさんはロングビルミノーで45cm、54cmと立て続けに大物をヒットさせ、「こんな調子のいい琵琶湖は久しぶりっス」と興奮気味。おいらと言えば、20cmくらいのが１匹つれただけ…
(T^T)

11時を過ぎ、アタリが無くなったため、マリーナへ戻り昼食を。その後、赤野井沖のウィード群で釣りを再開。１時頃からとうとう雨が降り始め、モチベーションが一気に急降下。他の２人に「ちょっと寝ていいっスか？」と断って、デッキの上で横になり爆睡。だって寝ていないんだもん。そして「ヒット！の声に目が覚めると、MAさんの竿が曲がっている。これは寝ている場合ではない！気合いを入れ直し、ラバージグをウィードベッドの上へ落とし込んでいくと…

「きたー！」待望のヒットに心臓がバクバクし始める。久しぶりにバスの引きを味わいます。バラさないように慎重に寄せると、MAさんがランディングしてくれました。サイズは44cm、ようやく釣れました。ガイドしてくれた２人にも安堵の表情が浮かびます。その後、もう一度大津に戻り、サスペンドミノーで38cmを追加。激しくなってきた雨を後に、マリーナへ戻りました。

しかしバスボードは楽しいですね。おそらく60キロほどだと思うのですが、湖上だとすごいスピード感があります。オープンカーとは違った爽快感。琵琶湖は今までいい釣りをした記憶が無かった私ですが、また行行ってみるかな。

仕事関係の釣りキチ５人で、兵庫県北の三尾港から仕立船を出して行ってきました。あいにくの雨でどうなるかと思いましたが、30cmの釣人生初クロソイを釣って上機嫌。釣果はごらんのとおりです。また行くぞ～☆

久しぶりにフライを巻いてみた。こんどの日曜のギル釣り大会に使うやつ。あんまり久しぶりなんですっかり忘れてる。教本を引っ張り出してようやく思い出す。そっか、レッドワイヤーを最初に巻くんだっけ。ここで解説。レッドワイヤーとは鉛のはりがねのこと。沈むフライを巻きたい時におもりとして使うのです。

時間をかけてようやく２つ出来上がる。相変わらずへたくそだ。でも、自分で巻いたフライで釣れると気分がいい。巻きながら、心はすでに釣り場で竿を振っている自分がいる。そう、釣りとは道具の準備からもう始まっているのだ。

　一日幸せになりたかったら、お酒を飲みなさい。

　一週間幸せになりたかったら、結婚しなさい。

　一生幸せになりたかったら、釣りをしなさい。
　
　（中国の古いことわざより）