masaru3のブログ一覧

今の愛車を購入して以来、ずっと欲しかったものがようやく手に入りました。それは「純正イグニッションキー」。写真下側のショボいコピーキー２本が手渡された時、「何コレ？」と思ったものです。

マツダ車のキーには、５桁の数字が彫り込まれており、もし紛失しても、その番号をディーラーに告げるだけで複製してくれます。トランクオープナーさえついていない初代Ｖスペに乗っていた時には、あまりの面倒さに予備キーをオーダーし、グローブボックスに忍ばせていたものです。

この「イグニッション・プライマリーキー」マツダ部品では欠品との事で、ヤフオクで高い値で出品されていたので、もう高いけどこの手しかないかなぁ、と思っていました。しかし、某板でディーラーに尋ねたらすぐ在庫を出してくれた、との書き込みを発見！ためしに姫路のマツダに聞いてみました。すると「ここにはありませんが、神戸にあるのでお取り寄せ出来ます」とのこと。やった！ただし「キー番号が不明なので、刻んでお渡し出来ません。ブランクキーの状態でお渡ししますので、お近くの鍵屋さんで刻んでもらって下さい」とのこと。

ほどなく、懐かしいマーク入りのキーを受け取ることができた。価格もヤフオク相場の半額ほど。さっそく近くのホームセンターに行き、ブランクキーからコピーして欲しいと告げると「ウチでは持ち込みの鍵はお作り出来ません」。何とも無愛想な返事が返ってきた。仕方ないので、少し離れた自転車店に行きお願いしてみる。すると「メーカー品の鍵は固いので、機械が傷むんで勘弁して下さい」との返事。うーん、やっぱ持ち込みはダメな業界なのでしょうか。

しかし諦める訳にはいかない。仕事の合間に立ち寄ったホームセンターでリトライ。すると「いいですよ。５分ほどで出来ますのでお待ち下さい。」と嬉しい返事が！「ただし、コピーキーからの複製なので使えない鍵が出来るかも知れません、その際は当店の責任は…」「いいよ、ダメならまた作り直すから。」ワクワクしながら待つこと数分、ついにユーノスマークの鍵を手に入れることができた。しかも店員さん、「お代は結構です、材料費はかかっていませんので。」あんたいい人だよ。また今度いろいろ買いに行くからね。

仕事を終えて先ほど、愛車の鍵穴にキーを差し込んでみる。少し固いけれど、ちゃんとドアが開いた。これでまたひとつ、欠けていたジグソーパズルの１ピースが埋まったようです。

いま履いているパナ、GridⅡがついているんだけど、そろそろ山が無くなりそう。先日、ヤフオクでNBターボ用の17インチホイールが出ていて、またもホイール欲しい病が発病しかけたけど、乗り心地を考えたら今のホイールがベスト。と自分に言い聞かせて我慢しました(笑)。

さてさて、前のカルディナ時代には、標準の14インチから一気に17インチに履き替えて、それでも静かな車にしたいとヨコハマのDNA dBを選んだのだけれど、やっぱりうるさくなるのねん。直進安定性も悪くなるし。ツーリングがメインなら今のホイールのまま、タイヤを静かなヤツにするのが一番かな。DNA dBかREGNO、他にお勧め品あります？

　※フォトギャラリー更新しました。

先日の感動も醒めやらぬうちに、誘われなかった釣友が「俺も逝きたい！」との事でいきなり決行。今回は前回の２軒を含む４軒を廻り、いずれもハズレなしで大満足。

●「裏の畑でネギを抜く」なかむら
やはりここは外せないという事で、坂出インターを降りて直行。今回は釜玉を頂く。あらかじめ碗の中でといた卵の中に、揚げたてのうどんを入れてもらい、手早くかき混ぜる。すると卵が半熟の状態に固まり、柔らかめのうどんに絡んで「和風カルボナーラ」と言われる状態に。烏賊足（ゲソ）の天ぷらと共に至福の一時を味わう。

●「坂出の製麺所」彦江
釣友の情報により訪れた店。何の変哲もない製麺所併設型の店だが、麺の出来が絶品。いりこの効いた出汁と相まって、まさに讃岐うどんの美味さを実感。ジモティらしき親子が仲良く食べていたのが微笑ましかった。

●「釜揚げうどん」長田ｉｎ香の香
有名店「長田」の分家だそうで、出てきたうどんは食感・喉ごしが最高に旨く、あっという間に１玉を平らげてしまう。おかわりと行きたいところだが、次があるので我慢。

●「やはり最後はここ」うどん本陣 山田屋
鮮度が命の讃岐うどんを扱う店は営業時間が短い。特に製麺所併設型の店は昼過ぎには閉まってしまうので注意が必要。その点、この山田屋は夜８時まで営業しているので安心。大庄屋を改築した堂々たる店構えは、接客やデートにも最適だろう。肝心のうどんは天ぷらうどん、これまた絶品。一緒に頼んだおでんがまた旨かった！

讃岐うどんはコシが強くてカツオだし。こういった形容詞で括られる事が多いようだが、こうして巡礼してみると、各店それぞれに麺、出汁に個性をはっきりと実感できる。そして巡礼者が後を絶たないのも頷ける。さて、次はいつ巡礼に来られるだろうか。

皆さんには、かつての恋人と街でばったり出会って、当時の記憶がフラッシュバックした経験はないだろうか。幸いというか不幸なのかも知れないが、私にはその経験がない。しかし、友人が似たような体験をした遠い昔のことを、ふと思い出したので記してみたい。

今やNAVI誌等に投稿するほどの自動車狂の友人のこと。欧州車を何台も乗り継ぎ、今やベンツなぞお乗りあそばす彼にも、かつては蒼い時期があった。免許を取ってしばらくは都会暮らしだった彼が、最初のマイカーを購入したと言うので見に行ってみた。そこには、ボディに１本線しか入っていない白い８６が。

「え？８６じゃないの？」そう、それはＡＥ８５＝スプリンタークーペのＳＴだった。しかもオートマ。

「なんでＧＴ＝８６じゃないの？」との問いに彼は「いや、ＧＴは高いし、これで十分だよ」との答え。ふむ、確かに高校時代、クルマなんぞに興味なかった彼にとっては、動く道具としての機能があれば満足だったのかも知れない。

しかし彼は私と同じく「マニアック」だったのである。釣り仲間だった彼は、高校生の分際で超高級ロッド＆リールを購入し、気に入らないからと、ロッドガイドまで交換してしまうほどのマニアだった。彼の影響で釣りにのめり込んだ経緯は次の機会に譲るとして、彼が車道楽にハマったのは私と、もう一人の友人によるところが大きいようだ。

我々の影響のお陰で、ほどなく彼は自動車の楽しさに目覚め「やっぱりマニュアルがいい！」と２年ほどで当時人気車種だった「カリーナＥＤ」に乗り換えたのである。今度はオートマのほうが似合う車種だと思うのだが、なぜかＭＴ、グレードはＧ。最上グレードのＧリミテッドの内装を簡素化したツインカムエンジン、３Ｓ－ＧＥを積んだモデルだった。

「なんで今度はＥＤにマニュアルなんだよ！ＥＤはエキサイティング・ドレッシーの略だろ？お洒落にオートマで乗る車なんちゃうの？」しかしツインカム＋ＭＴの走りに目覚めた彼にはまったく気にならなかったようだ。その後、プジョーへ乗り換え、さらにルノーに走る前の彼と、郊外の中古車屋巡りをしていた時に、その事件は起こったのである。

「あれ、スプリンターが置いてあるぞ。お前が乗ってたのと同じＳＴじゃん。」それを見た彼は「ほんとだ、俺のと同じオートマだよこれ。」と言いながら、その車を懐かしむようにじっくり眺め回した。「今のＥＤを大阪で買う時に下取りに出したんだよなー。あれから半年くらいかな。」彼はその頃、大阪に転勤していた。

「あれ？このバンパーのへこみ具合…ひょっとして…俺の車？」いきなり真剣に車の後部をのぞき込む彼。「…間違いない、運転に慣れない頃にぶつけた傷だ…大阪で売った車に、岡山で再会するとはな…」というなり、感慨深げに黙り込んだのだった。

市場に出て半年も経つのに、まだ売れ残っている車を見て、彼はどんな心境だったのだろう。あれから何年も経ったけれど、めったに見なくなった８５を見るたび、必ず甦る記憶なのです。

その歌声をＦＭで初めて耳にして、もう10年近くも前になります。彼女の歌声は、他のどんな人よりも優しく、深く胸の奥に届きました。やがて深夜のＦＭで、彼女のＤＪによる番組が始まりました。少し舌っ足らずな彼女の話し方が好きでした。彼女は３枚のアルバムを発表後、やがて我々の前から姿を消しました。

あれから５年。もう戻って来ることはないと諦めていた彼女が、また活動を再開したという知らせを、つい先ほど目にしました。しかもニューアルバムを作成中だと。たぶん、みんカラの人達は誰も知らないだろうけれど、嬉しくてついブログに記してしまいました。過去のアルバムも再販されるといいな。