masaru3のブログ一覧

ようやく今年も一段落。桜の花が咲き始めると、じっとしていられません。今年はちょっと北のほうへ出かけてきました。

播但連絡道を北上、神崎南ICで降りて加美町へ抜けようと思ったのですが、ちょっと回り道して銀山湖へ。このあたりはまだ桜の蕾も固いままで、ぜんぜん咲いていません。黒川ダムまで行って引き返し、そのまま「酷道429号」を通ります。とても国道とは思えない細い峠道。うひー、こういうの大好きです。ほどなく青垣町へ入りますが、このあたりも桜は３分咲きで、撮影できそうな場所は見あたらず。うーん、いきなり北へ行きすぎたかなぁ。

青垣町から加古川沿いに南下していくと、ついに桜並木が現れました。何十本もの立派な桜が咲く並木道、しかもほとんど人がいません。出発が遅いうえに回り道したので午後４時になってしまいましたが、なんとか撮影できました。さっそくフォトギャラリーにアップしましたので、お暇な人はどうぞ。

2010年、春。

桜カレンダー別バージョン。車内から見上げる桜の花、１年でいちばん大好きかも知れません。

ロードスターの数少ない短所、それはシートをリクライニングして、思いきり空を見上げられないこと。でも走り始めてしまえば、どうでも良いことに思えてしまいますが。

３月も後半とは思えないくらい風は冷たいけれど、姫路の街でも桜の花が咲き始めました。来週は暖かくなるそうなので、来週末は一気に満開になりそうです。頑張って仕事を片付けて、来週末はのんびり山里の桜並木を眺めながら、ドライブにでも行こうと思っていますが、どうなることやら。

写真は４月のカレンダー。一昨年にコンデジで撮りました。桜の花をバックにアールヴァンレッド・マイカのVR-Aを撮るのが毎年楽しみなのですが、なかなか良い写真が撮れません。腕が無いのは当然としても、もっといいロケーションを探さねば。

すでに多くの方が目にされていると思いますが、「日経ビジネスオンライン」にて、マツダ・ロードスターの記事が掲載されています。執筆されているのは、フェルディナント・ヤマグチ氏。もの書きが本職ではないそうですが、どっこい下手な自動車ジャーナリストより真贋を突いた記事を書かれております。

初めの頃の連載で氏はレクサスを褒めちぎっておられたので、大した関心もなく読み飛ばしていたのですが、先月になぜかロードスターの連載を始めたので、気になりつつも仕事が佳境に入っており、それどころではなく…（中略）…ようやく時間も取れるようになったので、先ほど興味深く読ませて頂きました。

連載２回目からは貴島孝雄氏へのインタビュー記事でした。我々ロードスター・フェチにとっては多くが既読な内容でしたが、購読者数の多い日経ビジネスオンラインでの掲載、かなりの人の目に触れたことでしょう。

さて、お堅い日経ビジネスオンラインにて貴島さんのインタビューが実現した背景には、どうやら編集部に熱心なロードスターファンがいたようです。"編集Y"と名乗る彼は元マリナブルーのNAに乗られていたようで、「番外編」と称してずうずうしくも貴島さんに質問し、その内容を結構な文字数に起筆しているのですが、さすが元オーナー。我々の知りたいことをズバッと貴島さんに尋ねてくれました。


編集Y氏「大変申し訳ないのですが、今、NAがもし手元にあったら、NCが欲しくなる、とは思えないのです。」

貴島氏「それでいいのです」

編集Y氏「え…？」

貴島氏「いま、調子がいいNAをお持ちだったら、NCをお求め頂く必要はありません。あれ（NA）がロードスターの原器ですから。しかし発売から21年、NAは寿命が尽きてしまう頃です。その時に、同じ楽しさをお求めになる方に乗り換えて頂くクルマがなくてはメーカーとして申し訳ない。だから、NCは絶対に必要なクルマなのですよ」


さらに編集Y氏は続けます。


編集Y氏「ならば…本来ロードスターは、NAのサイズで作るべきということですよね。でも、クルマは居住性や衝突安全性を求められてどんどん大きくなっている。やっぱり、もうNAのようなクルマには、私たちは二度と乗ることはできないんでしょうかね？」

　貴島氏の答えはまたも簡潔でした。

貴島氏「そんなわけはないでしょう」

編集Y氏「え？」

貴島氏「たとえばNAと同じプロファイルで、衝突安全性をクリアし、より快適に楽しくする。それをやるのが“技術者”っちゅうもんでしょう。マツダはもちろんソレができる、と、私は思うちょりますよ」


これを読んで私は泣きそうになりました。NCより安全で快適で、しかもNAのようにワクワクするクルマ。そう遠くない将来、世の中からユーノス・ロードスターの大半は消えてしまうでしょうけれど、同じ血脈を受け継いだ、新しい世代のロードスターが走り続けるなら、それは素晴らしいことではないでしょうか。

次の連載最終回は、ロードスターとの生活を楽しんでいるオーナーへのインタビューらしいです。じっくり楽しませて頂きましょう。

'70～'80年代の音楽が好き、中でも山下達郎さんが大好きで、しかも初期のFUNKEYな楽曲が好みなアナタ！ジャンク・フジヤマを知ってますか？まだインディーズから１枚のアルバムを引っさげてデビューしたばかりですが、なんと村上"ポンタ"秀一氏に見いだされ、氏を含む豪華なメンバーのサポートを受ける彼はいかほどの才能の持ち主なのか？

私の駄文よりも「百文は一聴にしかず」。MySpaceにて彼の楽曲が試聴できます。興味がある方はこちらからどうぞ。





まだまだ荒削りなところもあるものの、声質は若かりし頃の御大に確かに似ています。今後の活躍が楽しみ！

※公式サイトはコチラ。


追記。動画があったのでご紹介します。イントロのカッティング、ポンタさんのタイコといい、我々ヲヤジ世代にゃたまらん！




御大の名曲をここに列記するのは可哀想かも知れないけれど。クリスマス・イヴ以降の達郎しか知らない人には是非！初期の作品を知ってもらいたいと思います。最近世間で流行りの音楽はどうもヌルすぎて駄目ですわ。

BOMBER
Words by 吉田美奈子 Music by 山下達郎
山下達郎: Electric Guitar & Background Vocals / 上原"YUKARI"裕: Drums / 田中章弘: Bass / 椎名和夫: Electric Guitar Solo / 難波弘之: Keyboards / 吉田美奈子: Background Vocals