いずぱぱのブログ一覧

新たな相棒となった、平成２年式　いすゞビッグホーン　イルムシャーＳ



初めてのＡＴに、



初めてのエアコン



初めてのパワーステアリング



初めてのパワーウィンドー



初めてづくしの車でした。



これだけ快適装備が付属しているものですから、ジェミニではできなかった（したくなかった）色々と遠出をするようになりました



彼女がスキーに行きたいと言うので、せっかく４駆にした事もあり、それまでは頑なに拒否をしていたスキーも始めました。





しかし、そんな彼女とも些細なことから直ぐに分かれてしまいました・・・







普通でしたら（？）彼女のわがままで購入した車なんて、直ぐに手放しても良いと思うのですが、すっかりこのときには、私が４駆の魅力に取り付かれていました。



ビッグホーンの積載性やどんな悪路でも走破できる走行性能に大変満足をしていたのです。



それに・・・



ジェミニのときなどは、絶対に言われませんでしたが、ビッグホーンに変えてから、女性達に



「乗せて～」



とまで言われるようになりました。






さて、４駆は改造するには楽しいと、知人達から言われていましたので、早速カスタムをしようと思案していました。



ジェミニの時は、あまりのパーツの少なさに苦労をしましたが、ビッグホーンは？



やはり、少なかったです・・・



それでも、アルミホイールに履き替え、



シャックルをロングタイプに変え、



ボディーのストライプを剥がして個性を出しました。









さて、この頃にはすでに新しい彼女も出来、更にバスフィッシングに夢中になっていました。



それは、



彼女の自宅付近には、沢山の野池があり、そこにはブラックバスが生息していて、みんな釣っていたと言うのです。



早速彼女に案内してもらうと、



そこはパラダイスでした。



なかには４駆でないと入っては行けないような林道や廃道を突き進むのに、５ナンバーサイズのビッグホーンは最適でした。





更にボートまで購入し、泥沼のように深みにはまっていきました。






こうして、彼女の家の近くの野池に魅入られて、



結婚をしました・・・・

「４駆ってイイよね！」



彼女がつぶやきました。



まだ付き合い始めたばかりの私は、彼女にもっと気に入られたいが為に、検討を始めました。



車を手放し、車の無い生活を半年ぐらい過ごしていた時期です。



この当時、４駆はとても人気がありました。



トヨタはランドクルーザー８０に７０、そしてプラド。更にはハイラックスやハイラックス・サーフ



日産はサファリにテラノ。ミストラルやダットサントラック



三菱には、パジェロやジープ。デリカ・スターワゴンにチャレンジャー



マツダはプロシードマービー



ダイハツではロッキー＆ラガー



スズキはエスクードにジムニー



そしていすゞはビッグホーンにミュー、ロデオ



その他にも発生車種があり、ここにあげた以上に大変種類が多くありました。





そして、私が候補に挙げたのは、勿論いすゞ



このときは既にビッグホーンは





ＵＢＳ６０型になっていましたが、私が買える値段ではありませんでした。



私が気に入ったのは、





このＵＢＳ５０型です。



この車を探すことにしました。



すると、またいすゞ車を購入しようとしていた私に姉が声をかけてきました。



姉の友人が、いすゞの本社に勤めていると。



その友人は私も非常に知っており、また実の弟のように可愛がってもらっていた方なのです。



そこで、姉の友人にお願いをしました。



暫くすると姉の友人から、一人の男性を紹介されました。



その方は、県内のいすゞディーラーの営業部長さんでした。



まさか２０代そこそこの小僧に、営業部長さんを紹介されるとは思っても見なかったので、大変恐縮している自分がそこに居ました。



しかし流石は営業部長です。



堂々とし、でも私をリラックスさせようと、姉の友人との関係や、いすゞへの入社の経緯等色々とお話をしてくれました。



そして私は希望の車種と予算を告げ、お願いをしました。





それから数日後、部長さんから連絡を頂きました。



「車を見に行くから、一緒に行こう」



早速見つかったのだと思い、急いでディーラーへ急行しました。




ディーラーへ到着し、周りを見渡しますが、ビッグホーンはありません。



どこにあるのだろうと思い、部長さんに尋ねると、



「これからだよ、車に乗って行くよ」



と私に告げ、部長さんの運転するアスカの乗りました。



部長さんが乗っているアスカ






いすゞオリジナルのではなく、レガシーのＯＥＭ車でした。



「こんな車になんか乗りたくはねぇんだよなぁ」



などと呟いたのを、今でも忘れません・・・・





さて、着いた先はと言うと、オークション会場でした。



そこはいすゞの専門の会場で、数々のいすゞ車がありました。



部長さんともう一方営業マン、そして私の３人でビッグホーンを探しました。



するとありました！ビッグホーンが！



オーバーフェンダーが付いたイルムシャーＲが！



しかし良く見ると、グリルに付いているエンブレムがちょっと違和感があります・・・



ＳＵＢＡＲＵ



そうです、スバルへＯＥＭしていたビッグホーンでした。



その車はＭＴでした。私の希望はＡＴでしたので、却下。



もう暫く探していると、ありました！



グレードはイルムシャーＳ



ＡＴでディーゼル車、色は白。



一目で気に入り、部長さんに告げました。



「よし！わかった！任せろ！」



そう力強い返事をいただき、その場を後にしました。





それから数日後、ディーラーから電話が。



無事に落札したので、一度来て欲しいとのことでしたので、早速向かいました。



そこには、先日オークション会場で見かけたビッグホーンが展示してありました。



すると、担当になった営業マンがやってきて、しばし談笑。



「いやあ、部長には怒られましたよ。この予算でこの車はキツイと言ったら、部長は『俺の顔を潰す気か！！！』って、あはは・・・」



部長さん、怖い方なんですね・・・



でも私には優しかったですよ！



だって、気に入った車を用意してくれたのですから（笑）






そうして、私の元には４台目のいすゞ車となる、


ビッグホーン　イルムシャーＳがやって来ました！

今回は前回と話が少しリンクします







ダートトライアルに参加する車両を探していた時期、高校の同級生だった友人からサークルの誘いを受けました。



「バスケットボールのサークルを行っているが、練習の仕方が判らないので、参加して欲しい。」



そうして、そのサークルに参加することになりました。



このとき誘ってくれた友人が、カルタスに乗っていました。





カルタス　ＧＴＩ



このカルタスは、友人の職場の先輩の物で、今は借りているとのこと。



そして、先輩はこのカルタスを売りたがっている。



更に聞けば、ＬＳＤやダート向けの足回りも入っている。



それを聞いた私は、是非譲って欲しいと先輩に頼むように伝えました。



すると、



「だめだよ！　俺が使っているのだから！」



・・・・・・・



先輩は売りたい、私は買いたい。



お前はタダで借りている。



？？？？



本来ならば、直ぐにでも商談成立となる話なのですが、友人のその一言で不成立となったのです。



何だか腑に落ちない理由でしたが、仕方なしに諦めることにしました。






そんなやり取りをした暫く経ったある日の事です。



その友人から夜に電話がありました。



「事故った。お前このカルタス買う？買うなら直すけど・・・」



何だか、事故ったから私に譲るように感じましたが、とりあえず私は乗ると伝えました。








そうしてカルタスは修理に入ったのですが、なかなか修理から上がってきません。



そうこうしているうちに、私の興味がダートトライアルからバス釣りへと変化していきました。






しかし、カルタスは乗ると言った為に修理に出しています。



気持ちが変わったことで、カルタスは必要なくなった（欲しくなくなった）のでどうしようか考えました。



一旦私が買い取り、それから売却をしようかとも思いました。



色々考えもしましたが、とにかく友人にその事を伝えねばと思い連絡をしました。



すると・・・



「お前が乗るって言うから直したのに！」



と憤慨しました。




借りている車なのですから、事故を起こして直すのは当たり前だと思うのですが・・・



しかし私は、



「ごめんな」と謝り、彼も仕方が無いと理解をしてくれました。




その後に聞いた話では、修理からあがり、他の人に渡ったのですが、ちょっとした不具合があった為に返却されて（私はその不具合を知っていましたが、それでも事故を起こす前は購入しようと思っていました）、なかなか売却が出来なかったようです。





こうして、新たな車探しが始まったのですが、彼女の一言



「４駆ってイイよね！」



で腹は決まりました。

思い立ったが吉日



早速次車の資金の為に、ジェミニを売却です。



しかし、現在のように車買取店やネットでの売買等簡単な時代ではありませんでした。



そこで当時は、雑誌の個人売買の欄を利用するしかありません。



当然掲載されるまで時間がかかりますから、その間から次車の検討に入ります。





次車の検討に入るにあたり、私が参加している大会の規定が変更される旨が伝えられました。



それは、ロールバーの装着です。



ジェミニで参戦していた地方大会では、まだロールバーの装着は自由でした。



大会に参戦するにあたり、参加車両へのロールバーの装着は、公認車検を受けなければなりませんでした。



私が参加していた大会は、初心者や未入賞者などが気軽に参加できるように間口を広げていましたから、



公認車検の取得、と言う面倒な手続きをしなくても良かったのです。



しかし、安全と言う観点から、今後はどの大会でもロールバーを装着義務化に進んでいたのです。





そうなってくると、車体費用とロールバー等の部品代、それに公認車検費用を勘案して、なるべく車体費用は安く上げなくてはなりません。



そこで頭に浮かんだのは、



スターレット・ソレイユ



そう、全日本に参戦している先輩の友人が以前使用していた車です。



もうこの車では参戦していないので、譲ってくれないかと相談しました。



すると・・・



「いやあ、前の会社に置いてきちゃったから、取りに行けないよ・・・」



と悲しい結末に・・・






ならばと最初から競技に使用していた車を探すことにしました。







まず第一候補に考えたのは、





マーチＲ


しかし、このとき既に第一線からは退く車でしたので、なかなか見つかりませんでした。





次に、



雑誌の個人売買欄で見つけたのは、





ファミリア　４ＷＤ


これも第一線からは退いていましたが、未熟な腕の私には丁度良い。



しかも値段も丁度良く、ロールバー等のパーツも付いているので、車検を取り直す必要なし！



早速売主に電話をしましたが、先客ありで残念無念・・・








この探していた時期に、ジェミニの嫁ぎ先も見つかりました。



神奈川県に住む方に売却をすることにしました。



この方も以前はジェミニに乗っていたと言うこともあり、



この方なら大事にしてくれると思い、譲渡することに決めました。



すると、色々な思い出等感傷に浸っている隙も無く、膳は急げとばかりに早速その方が引き取りに来、持っていたパーツも全て渡して、後は託しました。






さてさて、私の車探しは更に難航していました。






そんなジェミニを手放した頃、



私に新しい彼女が出来ました！



この女性は、なんとこんな車に乗っていたのです！






マーチ　スーパーターボ



そうです！



私が最初に考えていたマーチＲの一般向けの車です。



私はジェミニを手放し、移動手段がバイクしかなかったこの時期に、この車でデートをしていました。



勿論運転もよくしました。



が、



正直な感想は、



「こんなもんなの？」



「シフトは緩いし、そんなに加速も良くないし、これで早く走ることが出来るのかな？」



でした。



そう思っていると、余計に次車選びが難航していました。






ジェミニを手放してから、早半年。



この頃から、ダートトライアルのチーム内では、何故だかバスフィッシングが流行り始めていました。



勿論このとき既に私もバスフィッシングを始めていましたから、チームの方達と一緒に釣りに行っていました。



なかなか競技用の車が見つからず、ダートトライアルへの参加の気持ちが薄れてきてしまい、一層釣りへの興味が沸いてきました。








すると、彼女からこんな一言が発せられました。







「四駆って良いよね！」







この言葉に惑わされました・・・

念願だったダウンサスやスポイラーなどを装着したジェミニですが、



その辺りから、



車以外にも興味が沸いてきました。



それが未だに続く、



釣りです。



この当時、



先日紹介したグランドシビックに乗っている友人と、



２台で走りながら釣り場に行っていました。



このとき主なターゲットは、



流行りでもあった、



ブラックバス



いつも一緒に行くのですが、



決まって釣れるのは友人のみ。



非常に悔しくて、



毎日のように、



釣り場に通っていました。



しかし、



こんなシャコタン車でしたから、



釣り場の周りの畦道では、



道路整備の如く、



スポイラーで地ならし状態の摺りまくり・・・



いつも釣りに行くとスポイラーは傷だらけになっていました。










丁度そんな時期、



ダートトライアル全日本選手権に参戦している、



先輩の友人から、



「今度クラブを立ち上げるから、お前も参加しろ」



と声をかけてくれました。




実はこのとき、



ライセンスは失効していました。



ライセンスは毎年更新で、



私が取得した当時（今はどうだか判りませんが）は、



初登録から２年間は無所属でも良かったのですが、



３年目からは必ずクラブに参加していないと更新が出来ませんでした。



なので、



このときは失効していたのですが、



多分猶予があったらしく、



人数集めが必要だったので、



立ち上げ要員として参加することになりました。









さて、



新たに交付されたライセンス。



しばらくはそのままでしたが、



あるとき前車を譲ってくれた先輩から、



「せっかく交付されたんだから、一緒に走らないか？」



と声をかけてくれました。



しかし、



もうジェミニでは参戦するつもりは無く、



その事を先輩に告げると、



「俺の車でダブルエントリーすればいいんだよ」



なるほど！



そういう方法があったか！



これならば、



ジェミニは壊れる心配はありませんからね！！



この時先輩は、



今まで参戦していたスターレットではなく、



ナンバー無しの改造スターレットを購入していました。



その車を見た私は、



即座に参加する旨を伝えました。










実際一年間この車で参戦しましたが、



勿論車が良くても、



腕はカバーできませんでしたから、



いつものように結果は、



「参加することに意義がある」



でした・・・。






このときに感じたのは、



やっぱり他人の車では、



「思い切ったことが出来ない」



と言うことでした。



更に、



ナンバーが付いていませんので、



練習でも大会でも、



運搬用のトラックを借りてこなくてはならず、



非常に不便であり、



いつでも気軽に乗ることは不可能でしたので、



なかなか思うように乗りこなすことが出来ませんでした。





この時、



再度ダートトライアルへの参加の面白さが芽生え、



また、



一緒のクラブの面々との繋がりが拍車をかけ、



自分のダートトライアル用の車が欲しくなってきました。









正直この時、



ジェミニでは、



やりたいことを全てやったので、



自分の中では完成系に近い仕上がりになっていたので、



飽きがきていました。






そうして、



僅か２年間と言う短い期間でしたが、



ジェミニを手放すことを、



決心しました。