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2010年07月30日 イイね!

夏山雪渓

夏山雪渓
夏山雪渓コースというと、 代表的なものとして、北アルプスの白馬、針ノ木、剣沢、槍沢、 南アルプスの大樺沢 東北では飯豊連峰の梅皮花沢 (石転び沢) などなど。 遠くから見る山の谷に長々と残り白く輝く夏山の雪渓。しかし、その近くまで実際に行って登ってみると意外と固くデコボコ また表面には泥木屑などでけっこうな汚れ。霧も発生しやすい。
Posted at 2010/07/30 13:53:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山の日記 | 旅行/地域
2010年07月22日 イイね!

ある日の山と渓谷

ある日の山と渓谷深く見下ろす渓谷と藪斜面の断崖。寸断したスノーブリッジを越えての渓流遡行の詰めでは、滑りやすくて危ない逆層岩盤に時々出くわすことがある。そんなときに、毛嫌いしたくなるような猛烈な藪の密叢も生い茂っていたりしてウンザリするものだが、 かえって、 藪の枝々が天然のザイルかわりになり助かることもあるのだからして、人跡も稀なる豪雪地特有の面白さ難しさといったらいいいだろうか。


ツツジ(写真上)シャクナゲ(写真下) 咲く密叢帯でホッとしたのもつかの間、不注意から足を滑らせ
数十メートルほど滑落。一歩間違えれば、あわや大怪我、いや命に関わる事故だったかもしれない。負傷の痛みや怖さのホトボリ冷めるまで、カメラを持つ手の震えがしばらく止まらなかったのも無理はない・・・おかげでピンボケ写真の大量生産であった(笑)

Posted at 2010/07/22 18:19:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山の日記 | 旅行/地域
2010年06月26日 イイね!

6月の会越国境と奥只見連山

6月の会越国境と奥只見連山浅草岳山頂付近より鬼ガ面山の方向に望む只見川流域の山なみ。遠く望むは人跡も極めて少ない秘境的エリアです。
氷河に覆われた海外の高い山の魅力とは違った、いかにも日本的な美観があるように思います。 というのも、海外の山に長期間遠征した岳人が、故郷である日本の山を思い出すとき、 霊峰富士でもなければ、日本アルプス でもなく、 いつも決まって渇仰するは、この奥只見一帯に見られるような上越会越の山々、その残雪美しい連なりだったという・・・

遠い異国での日本の山への郷愁ともいうべき思いであり、緑多き残雪の山なみが、喉の渇きの如く無性に恋しくなったというエピソードを聞いて、 人それぞれの心に宿る「ふるさとの山」 それは、幻の如く存在していて、それは心象風景としてイメージされている絵画のようなものかもしれないし、誰にも知られずに、そっと胸に隠されているからこそ、そのいとおしさがあるのだろうかと・・・

雪解けの音や野鳥の囀りがあれば、尚のこと景色はみずみずしい。同じ雪でも、越後の豪雪湿雪や雪国の風土、あるいは、北国へのある種の郷愁を感じてしまうのも何故だろう。

尚、この写真はフィルムスキャンにより出力し補正したものです。左下に見えるのは只見川の谷あい遥か左遠方にはピラミッド型をした尾瀬の燧ケ岳が望まれます。
Posted at 2010/06/26 23:40:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 山の日記 | 旅行/地域
2010年05月25日 イイね!

5月の上越国境

5月の上越国境谷川岳から遥かに北望するは関東最北、国境-くにざかい-
の山なみ。いわゆる、奥利根とよばれている山域だ。5月に
入ると山々の雪解けはさらに進み、残雪斑らもようの美しい
脊梁山脈から流れ出た雪解けは、 やがて里や平野を潤す。
あれは何々岳、あれは何々山、あれは・・・ どれもこれもが
懐かしい青春の連なりだ。 たとえ 歳月が雪の如く流れゆく
ものであっても。というわけで、山岳的景観をつたない写真
やヘタな文章で表現するのは、なかなか至難の業です(^^;
Posted at 2010/05/25 22:37:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山の日記 | 旅行/地域
2010年05月14日 イイね!

続・ある日の陽春 -越後の山-

続・ある日の陽春 -越後の山-重荷に喘ぎながらも、ようやく、森林限界を越えた。しばらく姿を隠していた本峰が忽然としてあらわれ、 流れる綿雲の影が頂きを霞めては通りすぎてゆく。この残雪地帯の一幅の絵巻に、しばし、呆然として仰ぎ見とれるばかりだ。

さすがに、 米どころ魚沼の里を潤す本邦有数の豪雪の山。 残雪の豊富なことは、その峰の陽春初夏の、かがやきからも見てとれる。

しかし、残雪おびただしく残る山肌でありながら、 なおも谷のブロック雪崩れを豪快に轟かせ落とし日ごとに夜ごとに雪どけが進む荒々しい地肌の面積を増やしているのだろう。

そこには、泥臭い、土臭い、しかし、何故かしら、なつかしい春山の悦びに満ち満ちた風光がある。 雪、 藪灌木、 荒々しい地肌、 雪崩れの跡といった日本的な山の風土の良さを確かに感じとるのも人気のアルプスや有名独立峰火山とは違った、 いかにも越後の春山らしい人けない静謐さがあるからだ。そういった陽春の山の価値観、山岳観を一度得てしまうと、もう他の山は自然として、山岳
として、その対象としての価値を見出せなくなるとまで言わしめる越後豪雪地帯の山。しかし、その味わいを知る人は、ごくごく少数派だ。だからこそ、静かな山を好む玄人向きの山かもしれない。

『 越後の山を知らずして山を語ることなかれ 』 とは、山の大先輩の言葉だった。 歳を重ねるごとにその意味の本質がわかってきたような気がする。

降り注ぐ強烈な紫外線、登高なかばの灌木と残雪の地帯。日焼け止めをタップリ塗り直し、仰ぐほどに気だるい老体を鞭打って、いざ行こう、あの雪嶺の高みへ。

バチン! 「 痛えええ~!」 残雪がゆるみ、 雪に伏していた藪が跳ね上がり、わが顔面を直撃した。
「ったくよぉ!これだから・・・越後の山は嫌いだぁ!」(自爆)
笑っていた友は、今度は、空洞になった残雪をスッポリ踏み抜き「コンニャロ~!」と雄叫び。(猛爆)

こんな調子では・・・頂上直下の滑落が心配になる珍道中というものだ(苦笑)
Posted at 2010/05/14 18:24:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山の日記 | 旅行/地域

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