
日本百名山のピークハンターでもある、山登りの好きな人に野暮な質問
「今一番好きな山は?」 すると返ってきたことば
「最近登った山が一番好き」なるほど、 確かにそういう傾向は理解できなくもない。 たくさんのピークを踏んできた人は思い出に一番近い山が好きというのはストレートな考えだし登山ばかりでなく旅の思い出にも言えることだろうか。 有名山岳のピークを狙うだけの山行には正直興味がないけれど山への価値観は人それぞれに違って当然。
日本アルプスや
八ヶ岳など高山的な中部山岳が好きな人、大衆世俗的なれど何はともあれ日本一の
富士山が好きな人、
奥秩父や
奥多摩界隈の渋い森林の山が好きな人、 はたまた
牧歌的高原や
低山や
峠などの渋い味わいやハイキングをこよなく愛する人、 多雪ゆえに原始的面影の残る
上越東北の中山性の山域が好きな人、いやいや
沢登りや
クライミングこそが山の醍醐味だと知る人など十人十色のスタイルがある。周囲から抜きん出た孤高的独立峰の威厳に憧れるもよし、重畳とした山脈の連なりに連峰としての山岳的景観価値を愛でるもよし。
山岳文学的なアプローチとか、山岳写真やビデオなど趣味を通じてのアプローチ、非日常的世界へ分け入る探求心などなど、単純に勝敗記録に関する一般的なスポーツとは何か違う側面が「山」には内在しているのでしょう。
前置きが長くなり、いいかげん収拾がつかなくなりまして、このへんで本題に(殴)
山座同定 (遠くに見える山々を見定めること) カテゴリーが、かなり寂しいことが気になり、気まぐれながらも、すこしずつ埋めていこうかと思いたち新旧の画像を選んでいると・・・どうも新潟県境一帯の山に偏ってしまう。これも自己流的な山、偏向的な山への愛情の証なのかもしれない(汗)
ということで、さっそく掲げた画像は最近ブログアップしたもので
(谷川岳から上越国境を北望)山座を間違ってはエセヤマオトコの名に恥じるので写真と地図を必至に睨めっこ(笑)この山岳エリアに詳しい岳人に見られたら滝汗もの^^;
Posted at 2010/06/01 21:50:20 | |
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美しき日本の山なみ(山座同定) | 旅行/地域