電子マネーを悪用した新たな被害が増えているらしい。最近明るみに出たのは、ネット業者
を装い、 セキュリティー設定を即す内容の
偽メールを送って信用させ、何回か
連絡メールの
やり取りをさせる。 この
偽メールをまず信じてしまったことが詐欺手口の罠にハマる第一歩
になってしまう。その後のやりとりを通じ、
個人情報を相手に送ってしまったようだ。
やがて、
ユーザーのセキュリティー設定方法に誤りがあると偽り、
サーバーに負担をかけて
いるために多くの人に迷惑がかかっている旨、 修理費用が請求される、 という手口らしい。
修理費用の14万円のうち、半額を当社で負担するので、残りの7万円を振り込んでほしい
などと請求され 『
迷惑をかけてしまった。その額ならなんとか払おうかな 』 と思ってしまう
らしい。 最終的にはユーザーの
電子マネーの暗号コードを入力させ、金が使われてしまう
というもの。 監視が厳しくなってきた銀行オンラインを経由せず詐欺集団の匿名性を確保
したまま詐欺行為が出来るというのが、 この新手口の悪質で巧妙なところ。心理的に
詐欺
グループは善人である、騙されるユーザーは他人に迷惑をかけている悪人だという先入観
を植えつける。その心理作戦にまんまとハマってしまうのだろう。
こういう悪質な詐欺グループは、
あの手この手の悪知恵を使って金を巻き上げようとする。
まずは、 その第一歩の入口で詐欺に気づくかどうかが勝負どころかもしれない。
ワンクリック詐欺、 フィッシング詐欺などいろいろあるが、 個人情報を相手に送信した覚え
がないのに、サイト画面や変なメールを信じないこと、覚えのない請求は一切無視すること
不審な相手にコンタクトしないこと、 不審なサイトやメールを通じて決して個人情報を送信
しないこと、心配な時は警察や消費者センター等に相談すること、 などの自己防衛が必要。
心配なのは携帯使用頻度の高い子どもたちだなぁ・・・ 仮に恥ずかしさ後ろめたさがあると
誰にも相談せず一人で判断して騙されるかもしれないから。
↓だましのテクニック(警視庁HPより)
Posted at 2009/10/05 19:02:39 | |
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