
近年の研究によれば、わが地球は少なくとも
22億年前、 7億年前など、 複数回にわたり
想像を絶する
氷河期 を経験していたという。
全球凍結といわれ、そのときの赤道付近での
平均気温は、何と
-30度!だといわれている。
まさに、 地球全体が凍結した状態で、 生命を
生む温暖な星とは程遠い死の星といえますね。
地質調査により太古の氷河の存在を裏付ける研究によって、この仮説の信憑性は
かなり高いようだ、ということが、多くの科学者の間に広まってきているという。この
ような地球史上の劇的なる気候変動は、生物の発生、絶滅、多様な進化の過程に
おいても、大きな影響を及ぼしたことが有力視されつつある。
太陽活動のほかに、 地球自身の公転、自転や、地磁気、 プレートテクトニクスとか
大気成分、海洋成分変遷の内的攪乱とか、大気圏、成層圏、成層圏外バリア変異
とか、他天体との遭遇による外的攪乱など、考えられる要因は多岐にあるのかも?
最後の凍結 (6~7億年前頃) が解けたのち、 現存する多様な生物の祖先となる
本格的な多細胞生物があらわれ、地球上に生き物が爆発的に増えていったことは
多くの科学者が認めるシナリオらしい。
その後、氷河もない温暖な時期に恐竜たちが闊歩した時代があり、 それらが絶滅
するような劇的な出来事が地球を襲い、長い時をへて地上にあらわれた人類文明
の幾多も謎の消滅、やがて、南北極に氷河氷山が残る現在の地球気候に至った。
数十億年単位の地球史からすれば、 猿人類から ホモ・サピエンスにいたるまでの
人類の軌跡は、たかだか一千万年にも満たない。 ( 年代は、かなり不確定ですが )
数百万年前の原人、 数十万年から数万年前の旧人や新人 (現代のヒトの祖先)に
いたる歴史など、 地球年齢に比べれば、 つい最近のできごとになるわけですねえ。
炭酸ガス (二酸化炭素) などの温室効果ガスの濃度が上昇を続けていて、温暖化
が懸念されてる一方で、 映画 「 デイ・アフタ・トゥモロー 」は、炭酸ガス増加で大気
バランスが崩れ、
温暖化とは逆の急激な
寒冷気候化を引き起こすSFだったと記憶。
現代社会が排出する炭酸ガス増加によって、深海の低温固形物メタンハイドレート
が溶解し、大気に影響して急激な低温化を招く・・・という地球寒冷化に結びつける
理論も、まだ実証されたものではないし、 現在の地球気候とは全く違う全球凍結が
が何故起こりえるのか、 大変動の原因なるものは何か、 多くの科学者が納得する
明確な答えは見つかっておらず、謎はまだまだ多く未解明のままだという。
この驚異の
凍結説に関するものは、すでにweb上にも沢山ありますね^^;
Posted at 2009/09/15 19:30:22 | |
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