
以下の動画は 「渋滞学」 東京大学 西成教授による実験で有名になった映像らしい。
車間距離を確保することで渋滞の停止域を吸収して流れ続けることができるという面白い実験映像。「論より証拠」と言わんばかりの映像で、何かのテレビ番組でも紹介されていた覚えあり。
←関越道下り 東松山IC付近の3車線渋滞
動画の上が渋滞吸収ナシ↓下が渋滞吸収された車列
車列後半の流れに違いがあるようで、実際の渋滞は、もっと規模の大きな車列(車両台数)でしょうが、このような客観的傾向を理解しているドライバーは少ないのが現状でしょうねえ。
交通の流れの中を急ぐドライバーの大半は車間距離を詰め、自車前方ばかりの主観的判断
(自己中心的思考)はあっても、自車後方の交通の流れまで考える
(客観的思考)ことはしないので。
3車線ある高速道路の交通量飽和のために渋滞が発生した時、何故か車間をあけてトロトロ走っている
「一番左側の車線が最もスムースに流れる 」一方で
『われ先に』 と車間を詰めて急ぐ車が多い
「追い越し車線の流れが最も悪く停止すること多し」といった経験則ありますねえ^^;
車線上の車間距離が短く通行量多いほど渋滞が起きやすいということは、そのような経験則からも理解できるとして、しかし、一台でも速く先を急ぎたいドライバーの本能、いや悲しいサガが多くあるかぎり、この渋滞実験のようにはいかないでしょうねえ。ワタシも含めて^^;

交通量増大と上り坂の速度低下「ザク渋滞」と思われる流れ(首都高速3号渋谷線下り 渋谷R付近)
Posted at 2010/07/27 21:40:42 | |
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