DS4の納車を終えた後、Kalafina Live Tour 2012 「After Eden」を見に渋谷公会堂へ行ってきました。
渋谷公会堂は昨年9月のガンダムユニコーン エピソード4最速上映会(オーケストラによるサントラ曲演奏付き)以来です。
当時はまだC.Cレモンホールだったっけ。
その時はよく調べずに行ったので渋谷駅からひたすら歩きましたが、原宿駅からの方がはるかに近いんですよね。
前の週に渋谷公会堂のすぐ近くのSHIBUYA AXで行われた部長のライブ(レポートは
こちら)へ行く時にそれを知りました。
Kalafina(カラフィナ)はアニメ「空の境界」(からのきょうかい)、魔法少女まどか☆マギカなどの主題歌を歌っている女性3人のボーカルユニット。
グループ歌手にありがちな同じ旋律を歌う「斉唱」ではなく、それぞれが別の旋律を歌う「重唱」です。(顔写真付き紹介記事は
こちら)
担当が低音、中音、高音と分かれていますが、曲によってリードボーカルが変わります。
ちなみに私はどちらのアニメも見たことがありません。
純粋に歌が気に入って今に至っています。
ただアニメの世界観を歌で表現しているそうなので、アニメを見れば曲に対する理解がより深まるそうです。
確かに聴いているうちに見たくなってくるから不思議です。
Kalafinaを知ったキッカケは、みん友さんのブログです。
よく登場していた時期があり、なんとなく気になっていたのでしょう。
ふいに、「そういえば録画しておいたSTUDIO MUSIXに出てた気がするな」と思い、
再生して初めて聞いた曲が魔法少女まどか☆マギカの主題歌の「Magia」でした。
この曲でハマり、アルバム3枚を手に入れてひたすら聞き込みライブに臨みました。
kalafinaのライブは初なのでどんな客層なのか、アニソンだしそっち系の人が多いのかな?と思っていたのですが、
女性6割、男性4割くらい?で、いたって普通の方々でした。
歌手として認められている証拠かなと思いました
バンドメンバーが袖から順番に登場して持ち場につきます。
拍手が鳴り止みません。(拍手はKalafinaライブの特徴のようです)
Kalafinaはどこから登場するのか?薄暗いなか目を凝らしていると、ステージ上段が明るくなり
1.Eden
が始まりました。
ステージ上段で3人並んで歌っています。
聞き覚えのある声が生で耳に飛び込んできます。
「あ~、やっぱり上手いわ~」
「キレイな声」
「意外と音がデカイな」
などと思いながらもいよいよ始まりました。
2.光の旋律
2曲歌い終わってMCです。
Wakanaだったかな?振り返って最初の2曲を紹介をしてくれました。
Hikariが喋っている時にマイクから当然「ボン!」と大きな音が鳴り、これでスタートの緊張が和んだ気がします。
これ以降も何曲かまとめて歌って振り返って曲紹介→MCというパターンで進行したのが新鮮でした。
もう一つ新鮮だったのが、1曲歌い終わる毎に拍手が起こることです。
3.neverending
4.輝く空の静寂には
5.ことのは
最新アルバム「After Eden」からの曲が3曲続きました。
曲が終わると3人がステージ裏に消え(衣装チェンジ)、バンドメンバーによる演奏が始まりました。
6.Numquam vincar
ピアノソロがしばらく続き、曲調が変わったなと思ったら突然ドラムの「ドドン!」という響きにビクッとしました。
それから一気にテンポが速くなりバイオリンやギター、ドラムが入り乱れなんとも格好良い演奏でした。
その後の曲紹介で知りましたが、まどか☆マギカのサントラからだそうで驚きました。
このバンドメンバーなら演奏だけでもお金取れるんじゃない?(すごいメンバーが揃っているそうですが)
ステージがライトで真っ赤に染まり始まったのは、
7.red moon
ステージ上段に3人が等間隔に並び、足を少し広げしっかりと前を見据え微動だにせずに歌っています。
格好良い!
演奏の音圧もすごかったですが、それに全く負けていない3人の歌声。
音と歌声、光に圧倒され包み込まれます。これがKalafinaワールドか?!
その結果まさかの涙腺崩壊でした。
8.adore
9.Gloria
アルバム未収録だったのでアルバムしか聴いてない私は初めて聴きました
「Lacrimosa」のカップリング曲です。
10.sandpiper
11.Magia
Kalafinaにハマるキッカケになった曲。
ライブで聴きたかった曲の一つでしたが、意外と普通に聴けました。
STUDIO MUSIXで繰り返し見たせいかな。
12.magnolia
13.destination unknown
どちらもギターが格好良くノリの良い曲。
手を振ってノッてる人が多く居ました。
14.胸の行方
1番はkeiko、2番はWakanaがメインで歌います。
Keikoが体全部を使って全力で歌う姿が印象的でした。
15.in your eyes
Keikoが手拍子を求めてスタートしました。
ここからラストへ向けてスパート開始。
16.fantasia
17.Kyrie
18.音楽
サビでの「魂の中にある一条の光を信じて」で突き上げた手の人差し指で天を指差しています。
おお、格好良い!すぐ真似しました。
Keikoが我々を煽ります。Kalafinaの煽り役はKeikoのようです。
「この曲で最後になってしまいました」
「ええええ~」
「やだ!」
「これから!」
確かにあっと言うまで「もう?」って感じ。時計を見ると8時過ぎで2時間が経過。
1曲1曲が長めのせいでしょうか。
19.symphonia
3Rdアルバム「After Eden」のエンディング曲。
壮大でゆったりとした感動曲。初めて聴いた時に目がウルウルになった曲です。
背後のスクリーンに写し出された青い空と流れる白い雲が曲のイメージにピッタリでした。
残念だったのは手を振ってる人が数人居たこと。
私の席からは視界にギリギリ入る程度でしたが、手の動きが気になって曲に集中できません。
ホームページ上でサイリウムや派手な動きの禁止を告知している理由がよく分かりました。
これはMay'nのダイヤモンドクレバスにも当てはまりますが。。。
アンコール
20.progressive
手を振るイメージがバッチリ出来ていた曲でライブでぜひ聴きたい曲でした。
アンコールという事もあり会場も盛り上がっていたので、イメトレ通りに手を振れて大満足。
ようやく汗をかきました。
通常はHikaruによるグッズ紹介があるそうですが、今回は他に言うことがありグッズ紹介は無し。
そしてKeikoから嬉しい知らせが2つ告げられました。
1つ目は次のライブが決まったこと。
Keiko
「ライブがやりたい、ライブがやりたい! ライブがやりたい!! ライブがやりたい!!!と言っていたら次のライブが決まりました!」
7/16(月)海の日 渋谷NHKホールです。
2つ目は新曲の発売です。
4月から始まるテレビアニメ「Fate/Zero」2ndシーズンのオープニングテーマ。
その曲を初披露です。
21.to the beginning
ピアノから始まり「Red Moon」の格好良さに「symphonia」の壮大さを少し加えた印象。(あくまで私見です。しかも自信無し。)
聴いてて「Kalafinaの曲だわ~」と安心しました。
22.Eden
最初に歌った曲をもう1度。まさにアンコールでした。
あっと言う間で大満足の2時間半。
参加して良かったです。
3週間アルバム3枚を聞き込んでライブに臨み、1週間経過しました。
計1ヶ月で思ったこと。
ライブに行ってWakana株が急上昇。
Wakanaの声質は他の2人と違います。
Keiko、Hikaruはクッキリした声質、Wakanaは鼻にかかった甘ったるい感じ。
そのせいかCDを聴いていてもKeiko、Hikaru程のインパクトが無かったのが、ライブへ行って見事に覆されました。
ソロで歌っているのを見ていたら引き込まれました。Wakana格好良い!
全体としてはリードボーカルで突っ走るHikaruをKeikoが低音で支えてWakanaが高音で柔らかく包み込む感じ。
Wakanaの声までクッキリしていたら声が喧嘩しあってまとまらずにKalafinaが成立しない気がします。
Keikoはお人形さんみたいな可愛い顔、そして小さな体からは想像出来ないしっかりとした低音を響かせます。
あの小さな体のどこで響かせているんだろう?
Hikaruは前をキッと睨むように歌う姿が凛々しいのですが、喋ると3人の中で一番”ぽわん”としてます。
そして曲によって声を使い分けます。
「Magia」では凜とした声、「sprinter」「Eden」では若々しい感じに。
私は「Magia」から入ったので「sprinter」を聴いた時は「この声は誰??」でした。
3人それぞれ特徴とギャップがあって面白いです。
ライブへ行くと本人が見れるし、生歌生演奏が聴ける、楽しい、感動する、新たな発見も出来る。
良いことずくめです。
Kalafinaは大人しいイメージが強かったので「静」ばかりかと思っていたら「動」もキッチリあり、それがちゃんと格好良い。
アンコール前のラストスパートは圧巻でした。
ファンの方々もそれぞれに楽しんでいる様子で、手を大きく振り上げたり、体を揺すったり、小さく手を上げたりでした。
ただ、どこまでノッて良いのか分かり辛かったです。慣れてないから?
ひょっとして手を上げたら周りに迷惑?と思いながら、でもKeikoは煽ってくるし。
何度か行けば分かるのでしょうね。
「kalafinaが格好良い」は嬉しい発見でした。
曲が終わるごとの拍手に驚きましたが、その拍手がなかなか鳴り止まないことにも驚きました。
次の曲が始まるか、MCが始まるまで止まりません。
拍手は歌や演奏に対するお礼や賛辞を表わす手段です。
確かにどれだけやっても足りません。
ライブは基本は着席で、曲によって一斉に立ち上がったり、MCになったら着席したり。
拍手もそうですがマナーが良いです。落ち着いて聴けます。
最後の曲では「このままずっと続いてくれないかな」と思いながら聴いてました。
今回GETした物
1.タオル
汗を拭くつもりが涙を拭いてました。
2.テープ(kalafinaロゴ入り)
後半の曲でステージから発射されました。
Kalafinaヘビロテがいつまで続くのやら。
「Fiction Junction」なる次のステップもありますしね。