Yuki Kajiura LIVE vol.#9『渋公 Special』に行ってきました。(2012.9.9 渋谷公会堂)
Yuki Kajiura LIVEと銘打ってありますが、歌うのは梶浦さんではなくFictionJuncitonの女性ボーカル4人であり、梶浦さんはキーボード演奏とコーラス、MC(司会進行)担当。
ライブタイトルにFictionJunctionって入ってないのはなんででしょうね。
ライブのメンバーは上記+フロントバンドメンバーの5人で総勢10人、ゲストボーカルの2人を含めると12人でした。
梶浦さんの曲やFictionJuncitonの曲はインストや造語が多くて「とっつきにくい」、というのがあり中々踏み込めませんでした。
ところが、今年7/16のKalafina Live 2012 「to the biginning」
レポ★ で「FictionJunction YUUKA」の「nowhere」をカバーしてくれちゃったもんだから話が変わりました。
「造語格好良い!」
と初めて思えた曲でした。
それ以来ハマってしまいファンクラブ入会、今回のライブ参加となりました。
梶浦さんの策略?!
いやいや、優しいお導きってことで。
その「nowhere」
VIDEO
さかのぼると、「Magia」→「Kalafina」→「nowhere」という流れで今回のライブに辿り着きました。
ライブでぜひ聴きたい曲もありとても楽しみにしていたし、梶浦由記さん、FictionJuncitonが少しでも分かったら良いなという思いもあっての参加でした。
セットリスト
M-01. overture ~ lotus
M-02. let the stars fall down
---MC---
M-03. my long forgottern cloistered sleep
M-04. I swear
M-05. everytime you kissed me
M-06. I reach for the sun
---MC---
M-07. Distance
M-08. eternal blue
M-09. さよならソリティア
M-10. 風の街へ
M-11. 時の向こう 幻の空
---MC---
M-12. paradice regained
M-13. Credens justitiam
M-14. L.A.
M-15. 媛星
M-16. デュラン召還
M-17. 目覚め
M-18. stone cold
---MC---
M-19. Sweet Song
M-20. 光の行方
---MC---
M-21. Parallel Hearts
Encore
EC-01. everlasting song
EC-02. zodiacal sign
---MC---
EC-03. maybe tomorrow
知ってる曲は半分程度で、勉強不足だったのは否めません。
着席が基本で、立ったのは数曲。
着席だとじっくり聴けるし色々観察も出来ます。
私の対角線上に居たドラムの佐藤強一さんが、体をこちらに向けて演奏していたので対角線上なのに正面からバッチリ見られてラッキーでした。
どっしりと安定しており見た目の派手さはありませんが、実はノレるドラムを叩いている感じ。
そう思えると派手でなくても格好良く見えてくるから不思議です。
私の正面に居たKAORIは後述するとして、その隣に居たKEIKO!
優しく丁寧に表情豊かに歌う姿が本当に素晴らしいし、それが歌声にも表れてます。
聴いて良し、観て良し、KEIKO大好き!笑
YURIKO KAIDAとWAKANAは私の席からは座高の高い人が居て見え辛かったというか、見る余裕が無かったというか。。。
美ししい歌声はしっかり届いてましたよ!
KAORIのすぐ後ろに居たギターの是永さんでさえ、あまり見てませんでした^^;
すごいメンバーが揃っているが故に、自分が追いつけない感じです。
梶浦さんと言えば「梶浦造語」も魅力のひとつ。
楽器だけだったり、日本語や英語の歌詞では表現出来ない音を表現出来るのが梶浦造語なんだなと。
歌い手さん達を声という音を出す「楽器」だと思えば、そりゃあ色んなことが出来ますよね。
ゆったりとした曲が多いですが、中にはノリノリな曲もあって、アンコール2曲目の「zodiacal sign」は大盛り上がりでした。
VIDEO
KEIKOはKalafinaでもFictionJunctionでもノリノリで煽ってきますね。
歌うこと、観客席と一体になるのが大好きで楽しくて仕方ない感じがMay'n部長に似てます。
造語曲で一番のお気に入りは今回のライブでは披露されませんでしたが、「MATERIALISE」。
初めは「なんて変な曲なんだ」と思いましたが、聴き込むにつれて梶浦造語、フロントバンドメンバーによる演奏、歌い手さん達の歌唱力と美しいハモり、梶浦サウンドの魅力が凝縮された曲のひとつだと思えてきました。
「MATERIALISE」
VIDEO
「stone cold」、「everlasiting song」が聴きたくて無理してでも8/31の日本語オンリーに行こうと考えた時期もありましたが、今では造語無しだと物足りないのでは?と思えます。
(上記2曲は今回のライブで歌ってくれました♪)
自分はKalafinaからFictionJunctionに辿り着いたので、両者を比べてしまうのですが違いはあってもどっちも好きです。
純粋に音を楽しめるのがFictionJunctionだと思ってます。
魅力的な歌声とコーラスワークによる暗く独特の世界にどっぷり浸かれるのがKalafinaでしょうか。
最近は「さわやかソング」も増えてますが。
今回、一番聴きたかった曲がアンコールの1曲目で歌ってくれた「everlasting song」
「everlasting song」
VIDEO
「なんか良い声出してる人が居るな~」と思って↑の動画で確かめたところ、KAORIでした。(1:06から加わります)
なので今回一番注目していたのはKAORIでした。
自分の席がステージ向かって右手側。
そこはちょうどKAORIの定位置で、正面から見ることが出来てラッキーでした。
YURIKO KAIDA、WAKANAと違って、澄んだ高音でしょうか。
イイもの持ってるんだから、もっと活躍して欲しいと思いました。
KAORIがボーカルを務めるアナザーユニオンのライブチケットを入手出来たので、もっと間近で聴いてきます。
3時間のライブはあっと言う間に終了。
会場でのカメラの台数からして、映像化されると思うのが普通でしょう。
じっくりと見ることが出来るので楽しみです。
ライブ後は違う席で参加していたsin@monさんと合流、打ち上げをするべく夜の街へ。
7/16のKalafinaライブでも一緒で、その時は今回のライブについては全く触れて無かったのに直前になってお互い参加することが判明して、「あれれ、渋公スペシャル行くの? じゃあ現地で!」ってノリでした。
これも何かの導きだったのでしょう。
ライブ後のビールはやはり美味い!
さっきまでのライブについては消化しきれてないせいもあってあまり話さず、ライブ以外の話の方が多かったです。
短い時間でしたがこちらも濃い時間でした。
次回は来年1/6 Zepp東京で行われるFJCのファンクラブイベント。
チケット当たりますように。。。
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なんかしっくりこないな~
そもそも「FictonJunction」って何?
ググれば分かるかもしれませんが、敢えてそうしないで考えました。
英語なので日本語に訳してみよう。
FictionJunctionという単語は出てこない。
2つに分けて、
Fiction 作り話、創作
Junction 接合点、合流点
梶浦さんの曲って作り話というか物語っぽいけど、接合点って一体。。。
ふと思い浮かんだのが冒頭のYuki Kajiuraのマーク
左側のマーク、YとKをモチーフにしてますが、これって合流点(高速道路のジャンクション)っぽくね?
合流点なのでそこを通る人達は流動的。
だからFictionJuncitonも流動的。(曲によって歌い手が変わる)
歌い手さん達が、Junciton(合流点)で出会うことで新たなFiction(曲)が生まれる。
FictionJuncitonは新たな曲が生まれる、梶浦さんの音楽を具現化する「場所」であり、
その「場所」の交通整理しつつニコニコと微笑みながら見守っているのが梶浦さん?
う~ん、こじつけだけど自分としてはかなりスッキリしました。
梶浦さんが音楽の素晴らしさを直接伝えてくれる機会。
だから、「Yuki Kajiura LIVE」なのでしょう。
ライブレポートと呼べる代物ではなくなってしまいましたが、ライブへ行って気付いたこと、レポを書きながら気付いたことをアップしました。
Kalafina同様、どっぷりとハマるでしょうね。