平成24年9月、2か月待ちの<
新型カローラ・アクシオ *ラグゼール>がやっと納車になりました。
この記事のずっと下の方にありますパッソKGC30からの代替えになります。パッソの燃費が以外に悪かったし(身内所有のプレミオ1800の方が良いのだ)、今一つ使い勝手がよくなかった、走りが最悪だったことなどが発端となり気が付いたら替えていた、みたいな感じですね。同じカローラ店でまたお世話になりました(当方、カローラ店の回し者ではありません)。
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<その新型カローラとはこんな車>
巷ではハイブリッド、RV系全盛の時代、これといった目玉もなく今もっとも流行らない地味な車です(24年秋現在)。しかしながら目立たずも地味ながら堅実に進化している車でもあります。
元々トヨタを代表する歴史ある大衆向けの量販車の代表車。合理的でありながらも細部の造りの良さ、整備性、耐久性、それに何と言っても取り回しの良さ、経済性においては天下一品です。
海外、特に東南アジアなどに出かけたことのある人ならカローラ(特に旧型、旧々、さらには旧旧々型、もう一つおまけに旧々々々型)が多く走っているのを見かけたことがあると思います。それだけ過酷な条件下でもそれなりに長期間、安いコストでしっかり働いてくれる丈夫で安心なすぐれものなのです。もちろん見栄えや乗り心地だって決して悪くはない。
このようないわゆる大衆車ではありますが、しかし、である。このカローラセダン(アクシオ)、決めればこれがなかなか渋くなるのです。幸いパーツ類も大抵はフィールダー流用可能です。
<乗ってみて>
◆最初に感じた事
実質車格ダウンしたはずの当カローラですが、はじめてドアを開けて運転席に乗ったその瞬間から良い方向に予想がはずれました。ドアの開閉から各操作類の質感、重厚感ははこれまでで最高のレベルに仕上がっていました。
◆走行性能、
エンジンですが今回からは上級グレードにも1500しか用意されていないのが少々さびしい限りですが、それでも走りはかなり改善されていて、おそらくミッション(CVT)の性能アップによるところが大きいかと思われますが、おとなしいながらもまずまずの走りといった感じです。前代モデルのエンジン音ばかりで加速感がいまいちついてこない、といった風ではなくなりました。
◆静粛性
エンジン音、かなり静かになっていますがそれだけではありません。特に、そのエンジン音にヒステリックでがさつなところがなくマイルドで心地よいと言えます。
車体の剛性がアップしている感じで、それを示すかのようにその路面からの音(ロードノイズ)も激減していて、これまたマイルドで角がなく快適です。
◆装備
まさにこんな装備があったらウレシイ、というものがほとんど付いています。個人的に気に入っている装備としては、
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HIDヘッドライト、 イルミネーテッドエントリー、 スマートキー、 ステアリングリモコン、 照明付きの全ドアワンタッチ式パワーウインドウ、 リアワイパー、 前ガラスにトップシェード高遮音ガラス、 前撥水ガラス、 スイッチ照明付リバース連動自動格納リモコンミラー、 オートハイビーム、 シートヒーター/クーラー、 エアコン内装備のナノイー、マルチインフォメーションメーター、 VSC/TRC...等々、
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なかでも今回のモデルから採用された「シートヒーター/クーラー」「リアワイパー」「ナノイー」「濃い目のトップシェード付高遮音前ガラス」などは非常にありがたい装備です。
装備面ももちろんですが、細部の造りにもアクア、ビッツ、ポルテ等とは次元の違うワンランク上の車格であることを感じさせられます。
<パールホワイトを選らぶ>
◆色はさんざん迷った挙句、(本当は209ブラックマイカが欲しかったのです)今後の手入れを考えて白パールに。それというのも、実は前々回が黒フィールダーだったのだが、その濃色ボディーカラーの手入れが大変なことを思い知らされていたから。
もちろんキズや汚れ、細かいことをあまり気にしない向きには黒系もありでしょう。しかし、一般的にみてプロの方以外、濃色系の手入れは困難だと思えます。
濃色車は少なくとも屋根付き駐車場、こまめに手入れのできる環境がないとすぐに黄砂、雨ジミ、鳥糞なんかでボロボロになってしまうでしょう。こればかりはコーティングをかけているか否かによりません。ただ、白パールも鉄粉、ピッチ付着に弱く、また板金塗装の折には色合わせが困難いという弱点があるにはありますが・・・。
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前置きが長くなりましたが、そんなこんなで納車までかなり期間があったこともあり倉庫は揃えていたドレスアップパーツでいっぱい(頭の中もいっぱい)、納車後はもう我慢できず仕事もサボって即、それらの取り付けにかかりました。
3日間の半徹夜作業も含みやっとそれなりの形になりました。
今、検討中の方に少しでも参考になればと思いペンを執ってみました。
まずは、
①<タイヤホイールから>
◆最初から新型専用の純正品(15インチで見た目もちょっと貧相かな)や超高価なものを付ける気は毛頭なく、かといって安価な特売品は論外、そこで日頃の取扱い、乗り心地、コストパフォーマンス等考慮の上、探しまくってやっと見つかったのがこれ、「エクスプローラ」なるホイール16インチ6.5J(+43)+「ヨコハマアース1」195/55-16。
展示品のためオール込みで\70,000-程度でした!! それなりに高級感もありまあまあ満足。
★ただ、ここで問題点発覚!改めてカローラカタログをよく見てすごく不安に・・・。旧14'系と同じだろうという安易な推測の下、購入していたものの、どうやら新型カローラはベルタとかヴィッツベースで標準が何と5J-14 、OPアルミで5.5J-15 ??,これはまずい!はみ出るかも
納車まで不安な日々が続く・・・

納車引き取り後はいてもたってもいられず、まず最初にこの問題から、
おそるおそる前側から取り付けてみる、、ダメなら仕方ない、
すると、
それらの心配をよそにあっさり問題なく収まりました。ただほとんど余裕のない状態です。そんな風ですから、なぜか必要以上に幅広に大きく見えてしまい全体のバランスが今一つな感じです。まあいいか、ということでこのまましばらく乗る事に...。
とりあえず同じ不安をいだいていらっしゃる方に、参考になればと掲載しておきます。
※6.5J-16(+43)、195/55-16でツライチまでほんの数ミリ余裕という状況です(サスはノーマル)。
★これらは後に旧純正品に交換しています。
次に
②<エアロ>
純正のサイドステップ、+ 前モデリスタ


モデリスタは先端のとがっている部分が生理的にどうしても好きになれませんが、他にこれといったパーツが見当たらなかったためここは妥協。とはいえ、いざ取り付けてみるとワンポイントアクセントのメッキモールが非常によい感じです。モールが同色なのもポイントです。 ※もう一つTRDもありますがこちらはクセがあって少なくともセダンには似合わない気がしました。
<取り付け>
これらは、特に加工やバンパー脱着不要で簡単に取り付け可能。サイドも同様。全部でものの30分もあれば簡単に取り付けられます。
ただ接着テープ止めがほとんどなので一発で決めないと修正はまず不可能です。また、接着部分には無理な負荷がかからない状態(仮止め状態で無理なくピッタリ合っている状態)で接着止めしないと後々必ず接着部分がはがれてきますからこの辺も要注意かと。
<リアは・・・?>
前、横、ここまでやると当然ながら後、リアが間抜けで問題。旧々型12’系にはC-ONEの良いものがありましたが今はどこにも該当がないっ。今後に期待。
…で、後日、仕方ないからリアは純正マッドガードを



サイドマッドガードで途切れた感じだったのを何とかこれ(純正マッドガード/リア)で回避
※こちらはリアだけで注文可能。ほんの数千円。
◆なお、取り付けは、ビス+両面テープ貼り付けになります。
簡単に数分で取り付きますが、それでもきちっと位置を隙間なく決めないと必ずウキが出来てみっともないばかりでなく汚れや小石がたまってしまうので注意しましょう。
③<ナビ関連>
本来なら何としても使い慣れていて気に入っている手持ちのアルパインビッグX VIE-X088VSをインストールしたかったのですが、簡単には行きそうもなくこれは今後の課題にしてとりあえず2番目に気にっているパナソニックCN-H500WDを前車からの移設で取り付けました。
※当方のこだわりである「ワイヤレスリモコンがフルで使える」「サブウーファーRCA出力がある」その他、性能、コストパフォーマンスどれをとってもほかの選択肢はありませんでした。
それ以外にも、データ更新が3年間無料で(メーカーから更新DVDが送られてくる)、しかも簡単に行えるというメリットは大きいです。
今回は、運良く新型CN-H510WD発売に伴い旧型が安く購入できました。※購入価格8万円程度とラッキーでした。純正ナビなら廉価版さえ買えない値段でHDD上級ナビが買えるのだ。機能的にも純正に勝るとも劣る部分などくない。
※純正品はトヨタ関係者しかわからないような不親切な仕組み制約があって好きではありません。
マップオンデマンド無料更新も簡単とは言い難く恐ろしく時間もかかる。本来もっと簡単であるべきはずのG-BOOK関連も普通に使っている人をまず見たことがない。簡単であるはずべきの純正品があろうことか複雑で難しすぎるのだ、一般人には。
加えて走行中のナビ操作関連(TV/ナビキットを入れてもいちいちスイッチ操作が面倒でしかも地図の復帰に問題もあり)それらの制約等のデメリットを受け入れてまで純正を取り付ける意味があるだろうか。
★ただ、こんな風に良いことずくめのパナソニックHクラスストラーダ、残念なことに譲れない致命的な欠陥が一か所あるにはある。失礼ながらパナソニックストラーダの発展を願ってあえて辛口で書かせていただきますが、それはHDDオーディオ再生中の一時停止、停止機能がないこと。これはアルパインやカロッツェリアには当たり前のようにあります。このような単純で必要な機能がないというのは疑問です。純正品との併売から故意にそうなったのでしょうか。純正品(のパナソニック製)にはちゃんと一時停止/停止機能がありますからそうとしか思えない状況です。\1,000のCDプレーヤーでも当たり前についている機構ですから。
もちろんカタログにも取説にもこのような不都合な事は載っていませんので今、検討されている方は充分ご注意を...。現状ではもしワイドサイズのアルパインがあったら私はそちらを選ぶだろう。ゴメンナサイ

★何と言ってもパナソニックナビで一番大きいのは家庭用TVビエラ譲りの簡単操作ワイヤレスリモコンが当たり前に便利に使えることです。運転席からはハンドルリモコンでわずかな操作が出来なくもないですが助手席から(また後部座席から)の操作にはワイヤレスリモコンは絶対欠かせない、必需品です。
もちろん運転席からの各オーディオ/ナビ操作も運転中揺れながらタッチパネル操作するのは困難を極めますがワイヤレスリモコンなら簡単です。タッチパネルが手あかで汚らしくなる事もない。
<取り付け>
簡単そのもの、取説なしでものの数分でポン付完了。パネルは引っ張るだけで簡単に外れます。配線も10P/6P/5P/20P仕様(5Pは車速類、20Pはハンドルリモコン)仕様ですのでかんたん。
★唯一、パネル外しの際、プラスチックの止めピンが外れてコンソール内に落ち行方不明になる事がしばしばありますので注意!!
※なお、ついでに手持ちのアルパイン6連DVDチェンジャーを前車から移設取り付けしましたが、前回のアルパインナビと違って今度は連動できず単体での扱いになってしまいました。この件は後日UP予定。
④<バックカメラ>
トヨタ純正を除いた全カメラの中で今、一番画像が鮮明でキレイだと思えるイクリプスBEC111を事前に用意していましたが、
前データがなく推測で取り付けにかかって…まずはガーニッシュ外しのためトランク裏カバーを外してみると…、
何と、取り付け部分には純正一体式カメラが付くようにトランクパネル鉄板に大きな四角い穴が開いているではありませんか。そこからガーニッシュの四角穴に向かってカバーが付いています(純正一体式カメラ状のカバー)。
さらによく見てるとカメラ収納取り付け部分のスペース(ガーニッシュ裏)の奥行きのがあまりないようで、汎用カメラだと取り付けが少々困難な状況です。※普通に付ければかなりカメラが突出する格好になりそうです。
それでも(カメラの突出がかなり大きくなっても)かまわなければ⇒ガーニッシュさえ加工すれば取り付けできそうですが、カメラの突出を出来るだけ少なくしようと思えば⇒ガーニッシュはそのままに既存のボディ穴位置に少しだけカメラを埋め込むようにどうにかして取り付ける、選択肢は上記2つしかなさそうです。

カメラを目立たないように取り付けたかったからガーニッシュ穴を加工することなく既存の車体側の四角い大きな穴にカメラを埋め込めるよう考えてみる。
そこで元々付いていたカメラ穴カバーにカメラを取り付けてみる事に。まずはそのカバーを部分カット、それにカメラ本体をブラケットと両面テープで仮固定、そしてその周辺をホットボンド&両面テープグルグル巻で何とか接着&防水、位置決めに多少戸惑いましたがここは何とか画像のように事なきを得ました。
★ただ今回、紆余曲折しながらも無事に取りつけはできたものの本来ならどう考えてもスマートに純正バックカメラを取り付けるべきでしょう。値段自体もそう変わらない事ですし。
<注意>
※位置決めされる場合は、完全に位置が決まるまではガーニッシュ両サイドの固定ピンを抜いてから仮合わせする。ピンを何度も脱着するのは困難です。
⑤<スピーカー、ウーファー>
◆あらかじめトヨタに聞いていたスピーカサイズは各16cm4発とのこと。それで、カロッツェリア16cmTS-C1610A/TS-J1610を用意していていざ取り付け、★本来ならアルパイン17cm4発で行きたかったのですが・・・。
★しかし、ここで大問題発生、何とトヨタの言う16cmとは通称17cmのことらしい。車体側付属のスピーカー、ホールともに(前後ともに)17cm仕様ではないか。逆にカロッツェリア16cmでは小さすぎて隙間ができうまくフィットしないのだ。
ここで、すべて仕切り直し。アルパインかカロッツェリアかと迷いましたがツイーターの取り付け性を考慮し、前カロッツェリアTS-C1710AⅡ+後ろTS-J1710のセットで再スタート。
◆こちらは難なく取り付きました。整備性を考え大げさなデッドニングは一切しない方針で不足分はウーファーで補てんするつもりです(ただし防振対策はする)。
※元々ナビ付属アンプパワーの駆動+16/17cmスピーカーの限界点を考えるとデッドニング効果よりもその弊害面で疑問が残ります。板金塗装、軽整備など一切できないこういった前提でのデッドニングなどとんでもないこと。
★それよりみんな忘れている事があります。重要なのはドア内貼りの防振だ。純正スピーカーがあのゴミみたいなスピーカーで(スミマセン)あれだけの低音が出るのは全体をうまくバランスさせてドア内貼りもうまくパネルとして利用している事にあります。社外スピーカーに交換したもののいまいち音がよくならないと感じた方は少なくないと思います、そう<内張り面>⇔<スピーカー前面>がうまくフィットしていない事によるものです。
ここでは内張りの要所をエプトシーラーで防音制振。
※手法は後日upします。
◆ツイーターは画像のような位置に付けましたが欲を言えばちょっと上向きに、また完全に埋め込みたいところです。
その後改良済み(フォトアップもご覧ください)

画像のようなリングをはめ込んでスキや段差をごまかす。

★これらは事情により後にソニックデザインSP-C10に交換しています。
⑥<ウーファー>
◆トランク下スペアタイヤ部埋め込みのカロッツェリアTS-WX610Aをチョイス、トランク空間を全く犠牲にしないという優れもの。
一見、どう見ても大した音が出そうもなく受け入れがたい感じがしますが、これがなかなかどうして意外とよく鳴るのです。
テスト音で鳴らしてみると実聴で何とか26~28Hzまで音は出ますが、まあ通常40Hzくらいまでが実用帯域というところでしょうか。超々低音をあまり得意としていないものの、それでも体感できる低音は非常に良質のものと言えます。
他にもアルパインSWE3000や同社TS-WX66A/88Aと聞き比べてもこれが最高に思えました(トランク設置の場合)。シート下設置用小型ウーファーにありがちなボコボコという見せかけの低音とは別次元の空気が揺れる感じのスケール感が何とも言えずGOOD。ただ、ボディー直取り付けという事もあってか音圧(というか振動)でトランク部~リアガラス~鏡がやたら振動してブレるのがちょっと気にならないでもない。
<取り付けてみて>
ドアスピーカーはどうせならアルパイン最上級機にすべきだったでしょうか、ちょっと後悔。アルパイン上級機に馴れきってしまった当方の耳にはカロッツェリアの音は確かに正確で非常に繊細鮮明ながら、何だろう?TS-C/Jは何かキレイにまとまり過ぎてどこかちょっと物足らない感じがします。エージング不足でしょうか、今後の音質変化に期待。
まあ、いずれにしてもアルパイン上級機の大きなトゥイーターはドア側に奥行きがないから付かないし、仕方ないか。 少なくともトゥイーターは、危険で目障りで芸のないダッシュボード上設置などする気は全くありませんし。
⑦<ドアカーテシランプ>
スピーカー取り付けの際、ついでに付けました。もちろんランプLED仕様。解体屋で見つけたマツダ車ものですがうまくフィットしました。
⑧<モデリスタ メッキミラーカバー>

画像のように簡単に貼り付けるだけのものですが、結構インパクトがあり車が冴えます。
ただ、これが(貼るだけの簡単な部分メッキカバーが)
\15,750-定価販売、 どう思いますか、ちょっといやかなり値段高過ぎ!そうとわかっていて買う方も悪い…
⑨あとフォグHID、マフラー、リア周りエアロ、ルームランプLED、エアコン/パワーウインドウ/エンジンスタート...等の照明LED打ちかえ....後日掲載しますので今しばらくお待ちください。