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2013年09月12日 イイね!

アクアのナビを VIE-X088VからX088VSに変更

 既存の2011モデルVIE-X088Vをたまたま安価に入手できたアルパイン最終HDDモデルVIE-X088VS(2012モデル)に交換

 アルパインHDDナビはなくなってしまい希少に
 2013春、アルパイン新型ナビが発売されましたが、それまでのHDDナビはなくなりすべてSDナビになってしまいました。これからはSDナビの時代だと言いますが本音は・・・?
 

 その新型SDナビですが、これら(特に8インチは)基本的に人気車種にターゲットを絞り込んだ車種別専用設計で、オーディオパネル一体型の大きなスイッチを装備するなどいっそう自動車メーカー純正品(メーカーライン装着の最初から付いているタイプ)っぽくなってきました。
 そのおかげもあって自動車メーカー純正品並みかそれ以上に見栄えが良くなり各スイッチ類操作性も一段と良くなりました。 
 一方で、内容的にはまだまだHDDに及びません。 他メーカーも地図データその関連機能面においてSDでは追いつかないのでしょうか、パイオニア(カロッツェリア)もパナソニック(ストラーダ)も、そしてトヨタ等の純正品でさえ上級機は依然HDDナビです。そうです、コストのかかるHDDナビは採算が合わないのでしょうか、現在上級機のみになっています。そうなるとアルパインSDナビはいったい・・・

 2013年、アルパインの向かう方向、主なターゲットが自動車メーカー純正ナビになってきているようでこの辺は少し残念な気がします。 
 もちろん装着感が自動車メーカー純正品っぽくなる事そのものは大歓迎です。しかしながら社外品なりのメリット自体も同時に薄れてきていて、たとえばその典型は、ワイヤレスリモコン非対応、プリアウトがない、一方で操作しやすい大きなボタン / 純正品風の一体型モデル...、など。 ⇔ その全く逆を行くパイオニア(カロッツェリア・サイバーナビ)とは路線が全く違った方向を向いてきているようで、その独自性が薄れてきていて(純正ナビの代替え品的な方向へ進んでいて)残念、という事です。
 --------------------
具体的には表面上だけでもこんなに違います。
<SDナビX008 ⇔ HDDナビX088VSの違い>
SD 地図16GB+音楽16GB ⇔ HDD60GB 
SD 5,1CH非対応   ⇔ HDD 5,1CH対応
SD プリアウト(SWのみ) ⇔HDD (FR / SW / C)
SD ワイヤレスリモコン非対応 ⇔ HDDワイヤレスリモコン対応
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<アルパイン最終HDDモデルは希少...>
 上記のようにこれまで使っていたのが2011モデルのVIE-X088V。 これをたまたま安く入手できた2012最終HDDモデルのVIE-X088VSに交換したわけですが、実のところ違いはほとんどありません。

<VIE-X088V>装着時


外観は↑↓ボタンの色が違うくらいですが、これ(ボタンの色違い黒)がなかなか良い感じでいっそう高級感が増しました。 ※パネルを黒マイカに塗り替えていますが偶然それと良く合っています。

<VIE-X088VS>交換後
相変わらずTV画面など写真を貼ったかのようにキレイです。


<VIE-X088V ⇔ VIE-X088VSの違い>※以下メーカーHP引用
 -----------------
VIE-X088VSはX088Vの後継モデルとなります。下記が異なります。
1.格納地図データ
※X088Vは2011年度データが格納、X088VSは2012年度データが格納されています。
2.地図表示色
3.更新地図無償キャンペーンの期間
※X088Vは2014年度まで更新が無料 X088VSは2015年度までの更新が無料です。
※お客様登録が必要となります。
4.製品外装色の違い
※X088Vはガンメタ調、X088VSはブラック調となります。
両モデルの違いは以上です。
------------------

 ということで、
 正直ほとんど違いません。  ・・・なのにわざわざ大して違いのない機種になぜ替えたか、といいますと、

①希少なHDD最終モデルである
②このシリーズの最終完成型である
※X08から大きく変わることなく毎年新型はマイナーチェンジだけでここまで来ていて、内部も相当改良しつくされている。
③ボタンの色が黒で当方のパネルとよく合う。★実はこれが交換した一番の要因だったり...。
④+1年分無料更新可能。

もちろん最新型SDナビに替える気など毛頭ありません、たとえいくら安くなっても。

<交換後>
・部品類、配線類はすべて一緒ですので本体交換だけでOKです。ただ、各種設定やHDD録音済み音楽は再設定または入れ直しになります。
・使ってみて…何ら変化は感じられませんが、しいて言えば上記のようにボタンの色がうまく合い見栄えが良くなったことでしょうか。

 このように特に違いはありませんが、目に見えるところ、見えないところすべてリファインされた最終型という事だけで満足です。


これまでのアルパイン歴から(個人的に)思う事、
※参考画像の良いものがなくてすみません。

2007>VIE-X077

・まだ数少ないフルセグ地デジチューナー付だったが、チューナーは別体で取り付けには時間がかかり受信感度も△だった(当時はどれもそうだった)
部材の点数もこのように多く大変!

・初めて使ったアルパインナビ。これまで、パナソニックやパイオニア、純正しか使ったことがなかったため、はじめは違和感があったもののすぐになれた。
・当時としては、画質はかなり良いレベルだったし、オーディオ機能も充実していた。 


2008>VIE-X08

・地デジチューナーが一体になり装着が楽でスッキリ、必要材料点数も減るが、

・しかし地デジ受信感度は依然良くなかった。
・一方、画質・音質面はかなり良くなったように記憶している。ディスプレイのバックライトがLEDになり画面は一段とキレイになった(起動後の時間、温度差等による画質ムラもなくなった)。


2009>VIE-X08S

 見た目はX08となんら変わらないながら、地デジ受信感度が一気に改善され良くなった。


2010>VIE-X088

部材点数は基本的にX08S同等

 初の8インチ、充実した機能、キレイな8型画面はまさに感動ものだった。ただ、先進の機能満載とは言えない面も...。



2011>VIE-X088V

 これまで遅れていた面がやっと改善され、リアビジョンリンク関連、2画面表示、Bluetoothオーディオ、ウォークマン対応になった。加えて地デジの感度UPとディスプレイのLEDバックライトそのものの改良、スイッチ類の改良が施され、これによりいっそう画面がキレイで操作もしやすくなった。
 また、X088の隠れた不具合箇所がかなり改良されているようで、それまであった不具合は一切出なくなった。なお、地デジ感度はこれまでで最強のものになった。
 それと、取り付けの際、X088からの移設では電源類配線が少々違っていた(確か、カメラ類コードから出ているイルミの位置、映像AUXOUTピンがなくリアビジョンリンクケーブルのところから取る、など違っていた)。


2012>VIE-X088VS

ボタン類の色が黒になっただけで大きく違いはないが、目に見えない細部も改良されているに違いない(期待を込めて)、完成型。




Posted at 2013/09/12 18:23:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2013年09月03日 イイね!

アクアのサブウーファーを交換 「カロッツェリアTS-WX610A」→「ケンウッドKFC-SW50」→「カロッツェリアTS-WX77A」

いつものように付けたり外したり…、

<ウーファーあれこれ>
当アクアに搭載のウーファー、結論から言うと最終的(…多分、最終)に車輛代替え前の車(フィールダー)に搭載していたカロッツェリアTS-WX77Aになりました(というか戻りました)。

以下、あくまでも個人的な独断と偏見に満ちた感想、意見です。誤字や不明瞭な文面もあろうかと思われますがサラッと流していただけますと幸いです。
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最初は「荷室の犠牲なし」を最優先
 当アクア納車直後は、ただでさえ荷台の狭いアクアだけに絶対その「荷台スペースは犠牲にしたくなかった」という理由で(レジャーや仕事で荷を載せる機会が多いだろうとみていて)、
最初は、スペアタイヤ部デッドスペースへの収納設置により荷台スペースの犠牲が全くない<カロッツェリアTS-WX610A>を取り付けておりました。
※周辺はオトナシート+エプトシーラーにて制振、防音加工済み

 ご覧のように全く荷室スペースの犠牲一切なし。 加えて、本体も比較的軽量で中心に位置(設置)するためハンドリングへの影響がないというメリットもあります。


 一方、通常の前後スピーカー4発はというと、前々々記のように車外音漏れ防止に画像のような箱型一体式ソニックデザインのスピーカーを取り付けています。
※アクアは特に(スピーカー背面から漏れ出る音の)車外音漏れがかなりひどい状態で(特にリアドア側)、それに困り果てての選択です。
 基本的に停車時や微低速時、(ガソリンエンジンが止まっていて)エンジン音がないだけにそのオーディオ音漏れはよりいっそうひどく感じます。音楽だけならまだしも…実際に、たとえばBluetooth電話ハンズフリー時など音量を小さくしていても実に明瞭な相手方の音声が車外に漏れ出ていて聞き取れるどころか筒抜け状態でかなり恥ずかしい状況です。意外とそのことに気が付いていない方が多い事と思います。ぜひ試しに聴いてみてみてください、きっと驚かれることと思います。

↑↑このような7,7cmミニバスレフボックススピーカーセット<TBE-1877廉価版>(←クリックでメーカーHPへジャンプ)で純正16/17cmスピーカー位置にそのままインストール可能です。裏側(背面)から音が出ないので車外音漏れは見事なほどありません。ところ構わず遠慮なくボリュームUPできます。
 また、(ミニバスレフボックス式ですので)背面音はなく特に厳重なデッドニング等施さなくともその性能を充分に発揮できるというメリットもあります。

 今回はその廉価版で我慢しましたが(それでも5万円弱と決して安くないものですが)、他に(車外音漏れの件で)選択肢がありませんでした。なお、トゥイーターだけアルパインDLX-Z30Dに交換しております。というのは、
 ※当方、このところ自身の耳が劣化してきているようで高周波の聴力が弱っているのか標準のトゥイーターではやや弱く感じられまして…、
 と、↑↑一応、表向きにはそうですが…、本当は心の奥底で
「今回はひどい車外音漏れのため、それまでずっと気に入って使っていたアルパインDLX-Z17の移設を見送った」という経緯の中、
 そのアルパインDLX-Z17を少しでも感じていたかった、そんな未練がどこかにあったからかもしれません。

 ところで、このスピーカー(TBE1877)の音質はというと、レスポンス/ハギレが良く、基本的にその値段に見合った音が出ているものの,残念ながら(小口径にもかかわらず相当頑張ってはいますがそれでも)低音は希薄で小口径スピーカーなりの低音しか出ておりません。

 そこで、今回それらの低音不足分&さらなる超低音域の補強を目指し、この↓↓サブウーファーを増設、となった訳ですが、これがなかなか設定がうまく決まらず苦労しました。
 調整に調整を重ね、これで決まったと思っていても数日試聴を繰り返すうちにやはりちょっと何か違うと感じてしまう...この繰り返しでした。
 要は、どうやっても低音域がぼやけるか、または抜けるかでウーファーとメインスピーカーのつながりがうまくいかない感じなのです。

 そのウーファーユニットTS-WX610A↑↑これがけっこうクセもので、思いのほか80Hz付近のピークとディップを含んだ強いクセがあり、しかも50Hz以下の超低音域がちょっと薄く弱い感じで、これらが障害となってメインのソニックデザイン4発とうまく合わせきれていないのです。
 ※理論上では80Hzくらいでクロスさせれば一見うまく合いそうに見えますが、実際にはどちらも80~110Hz付近とその前後に似たようなクセがあるようで、どうもそれらがうまくかみ合わない感じなのです。理論上でなく、実聴でどうやっても合わないのです。
 具体的にはイコライザーやクロスオーバーの変更、また変則的なタイムアライメントの設定にて100Hz弱付近のピークを強制的に抑えると低音全体が薄くなる、またはつながりが悪くなる...、といった状況で(かといってピーク付近の100Hzを抑えて50Hz以下の超低音域を無理にブーストしてもこれらスピーカー機器性能上の無理があって)…こんな感じで設定がなかなかうまく決まりません。

 
 その後数か月、聴けば聴くほど、調整すればするほどうまくメインスピーカーとウーファーはうまく融合できず、さらに(ゲイン、クロスオーバー、タイムアライメント、グライコ、位相…さらには設置方法等)それらの調整に試行錯誤する日々が続き…

とうとう限界点が見えてきたように思えて、残念ながらここでリタイア。
 要はカロッツェリアTS-WX610AやソニックデザインTBE1877それぞれの性能上の問題というより組み合わせ、相性の問題が大きいようです。他のメインスピーカーだともっとうまくいったかもしれませんが、今回なかなかうまく設定が合いません。

 ただ、あえてもう一つ付け加えるならも、TS-WX610Aにはもう少し超々低音域の伸びが欲しいといったところでしょうか。スケール感や量感自体はけっこうあるのですが意外と50Hz以下の空気が揺さぶられる感じの超々低音域はストンと落ちていてあまり期待できません。

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 話が前後して申し訳ありませんが、 ★後にメインスピーカーは廉価版TBEから、同系ハイグレードモデルのTBMシリーズに交換しました。後日ブログで紹介予定ですが、 それが同系TBM-1877だとまったく別次元の音質で、低音は豊かで全体の音質も緻密で角のない柔らかで高品位な音質なのです。
 後から思うに、このTBM-1877なら上記TS-WX610Aでうまく合っていたかもしれません。
今、ソニックデザインをご検討中の方、もし予算が許せば(10万近いですが)絶対にハイグレードモデルのTBMシリーズをお勧めします。
※他にもアクア専用AQUA-Mシリーズ(フルレンジ・ハイグレードモデル\68,000-、廉価版\33,000-)というものもありますのでこちらをうまく活用してお好みの他のトゥイーターと組み合わせる...等の選択肢もあります。

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話は戻りまして、ここで(まだ廉価版TBE1877設置時の状況にて)、
考えを改め、設置性より音質を優先にする事に
 ここからは、それまでの「荷台スペースは犠牲にしたくなかった」という思いはあえて捨て、多少のスペース犠牲はやむを得ない、音質重視で行こうと考えるようになってきました。荷台(荷物)は工夫次第で何とかなってもオーディオ音質は常時聴くものだけにストレスになっていた事ですし…。

 ただ、あくまでも
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①荷室スペースの犠牲は最小限に抑える
②必要に応じて簡単にすぐにウーファーを取り外せる
③実聴で50Hz以下の超低音を無理なく再生する能力がある
④たとえば、もし気に入らなくなった場合など、かんたんに友人に押し売りできそうな?売れ筋、汎用性の高いアンプ内蔵タイプである
⑤そして何よりも自分自身が知り尽くしている信頼のおけるメーカー品である事
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…これらの基本方針に変わりはありません。
 上記条件内で次なる候補を探しました。
 もちろんスピーカー関係、特にウーファーとなればアメリカ製がすぐに思い浮かびますが自分自身にとってはカーオーディオ部門のJBL,BOSE,...等については未知の領域で、今回は(あいにくその性質を把握しきれておらず)あえて対象から外しました。
 そうなると自ずと候補は限られてきます。消去法で行くと<カロッツェリアTS-WX910A / 710A / 77A、ケンウッドKFC-SW50、アルパインSWE-3000、SWE-2200>が残りますが、

 この中で音質だけを取るなら何も迷うことなく断トツでTS-WX910Aだと思いますが、今回こちらも(上に物が載せられないなど)荷台スペースの制限上の問題から除外。
 それで実は今、TS-WX77Aは(代替前の旧車より取り外し保管したままで)手持ちがありまして、これと大きく変わらない新型のTS-WX710AやアルパインSWE-2200も候補から除外。
 そうなると、残るは<カロッツェリアTS-WX77A(手持ち品)、ケンウッドKFC-SW50、アルパインSWE-3000>の3機種に絞られてきますが、さてどうしたものか。

 本音を言うと、音質的にTS-WX77Aには全幅の信頼を寄せておりますがこれが設置上の問題がありまして、最初(納車当初)からこれ(TS-WX77A)の設置は見送っておりました。

※その設置上の問題とは、設計者の意図とは裏腹に実際に設置してみると荷台にできる約10㎝の段差が積み込む荷物の種類によってはとんでもない障害になってしまうのです。具体的には、たとえば釣りに出かけるときなどクーラーボックスその他の用品類が、その段差のせいで狭い空間にうまく組み合わせて載せられなかったりするのです→(前車で体験済み)。
 実は今もそれらの事が尾を引いていて、なかなかTS-WX77Aを設置しようという気になれずにいます。
 それで、ちょと冒険ではありましたが、

 ケンウッドKFC-SW50を購入、設置してみる事にしました。
※なお今回、アルパイン様には大変申し訳ありませんが、SWE-3000は対象外になってしまいました。こちらは妙に軽量で希薄なボックスから出る音が→ちょっと箱鳴りがひどくとても同クラスのものとは思えない出来だったためです、すみません好みの問題もあろうかと思われますが個人的にどうも好きになれそうもありませんでした。
 
 さてそのケンウッドKFC-SW50ですが、実はまだ音を聴いた事がないにもかかわらず非常に前評判がよかったので、このたび新たに購入し早速、仮設置&試聴してみました。
 サイズ的にもこのくらいならさほど邪魔になる事もないでしょう。
 すると、

  音出しの瞬間から驚きでした、「ケンウッドなかなかいいぞ!」 
 正直、(一部機器を除いて)このところあまり良い印象を持っていなかったケンウッドですが、このウーファーには素直に感激すると同時に考えを改め直しました。
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 ※そう、「ケンウッド」といえば前身は「トリオ」。数十年前のホームオーディオブームの時代にドロンコーンなるパッシブラジエーター式スピーカーで一世を風靡した一流オーディオ機器メーカーなのです。それに加え現在は確か「ビクター」と経営統合し「JVCケンウッド」社となっています。
 そしてその「ビクター」といえば、昔「蓄音器に耳を傾ける犬」のロゴ等があったのを思い浮かべる方も多いかと思われます。そう歴史ある一流音響機器メーカーなのです(…だったのです)。これまた一世を風靡した(家庭用)スピーカーの名器、SX-3Ⅱを世に送り出した一流メーカーでもあるのです。大げさでなく、このたびその意地と底力を垣間見たような気がしました。
 
※それとは別に、JVCケンウッド・ナビの品質はかなり良くなっていますね。画質、音質、拡張性、見栄え、先進性、それらを含めた総合性能は、今現在かなり上の方にランクされるものと思われます。また、ずっと以前から前面パネルの逆向きスラントが効くナビを製造している唯一のメーカーでもあります(これらは光線の反射防止に絶大な効果があります)。
 それともう一つ重要な点ですが、サービス体制も万全で対応が非常に良く好感が持てますので、つい応援したくなります。
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 話がそれましたが、
 具体的には音質面では多少雑でうるさい傾向にはあるものの、その小型ボックスからは想像できない良質の低音がしっかり出てきます。そして意外にも極端なひどいクセがなくしかも50Hz以下の超低音域も多少苦しいながらもちゃんと再生してくれます。 このサイズと価格でこの音なら文句ないでしょう。
ただ、そう良いことづくめでもなく個人的にはデザインと細部の造りに関しては多少疑問が残ります。

 些細なこと、どうでもいい事ではありますが、角の折り込み部⇒うまくシートが貼られていません。また(あくまでも個人的な思いですが)この高級感に欠けるロボット風のデザインはただけません。重心も高く安定が悪いです。※試しに上下さかさまに置いてみたら、これがとても座りが良く安定していました←重心の問題。



その後約2か月はこのウーファーで過ごすものの、結局また交換へとネクラな方へと向かう。


ケンウッドKFC-SW50を取り付けてみての感想…
・良質の迫力ある低音が低い方まで無理なくかなり余裕のパワーで出る。シート下に置く小型の安価なものとは全然別次元のスケール感。
・一応、25Hz~30Hzの再生も可能。
・ただそうは言ってもさすがにこのサイズの限界点か、35Hz~40Hz以下級の超低音域(空気が揺れる感じの耳で聞くというより体で感じる低音域)再生には無理があり、レンジの大きい超低音の効いた音源では音割れしないまでもいくらかばたつく感じがありちょっと苦しい感じです。この辺がちょっと惜しい感じがしますが、いたしかたないでしょう。中小型なのですから。逆にこのサイズでこのパワー感あふれるキレイな低音が出せるというのはまさに脅威といえます。
・一方、設置面では小型なので大きく邪魔になる事はありませんが、
・唯一、(これが一番の問題)とりあえず裏面にマジックテープを貼ってはいますがそれでも重心が高いせいか(特に本体奥行側の)座りが良いとは言えず、まれに転がる。かといって必要に応じていつでもすぐに外せるよう(半固定も含めて)固定はしたくないし。
※メーカーさんも軽~大型車、ウォークスルー~荷台/トランク設置と色々なパターンを考慮して最終的にこういった形になったのでしょうけど、
・底部の形状がブラケットを取りつけて固定しないといまひとつ安定しないのは残念なところです。もちろんブラケットを付けようとしない当方も悪いのですが、固定すると(仮固定/半固定含めて)椅子を倒して大きい物を積みたい時が問題です。

 底部の形状
・もう2cmでも重心が低かったら設置が安定するでしょう。


・そもそもアクアの荷台設置には向いていないかも….という結論

 一見、片隅に配置されたウーファーを見る限りではさほど邪魔な感じは見受けられませんが、実際にはこれがけっこう邪魔な物体なのです。 ※邪魔というか、「本体を損傷させないように...」
という気持ちが少なからず出てくるため、結果的にこのウーファーを避けて荷物を置いたり…と、余計に気を遣ってしまうため、その辺がけっこうストレスになり邪魔になるという事です。

そして、また交換へと向かう

 そうは言ってもこれはこれで我慢できなくはなかったのですが、肝心の音の面でちょっとだけ問題発生。こちらケンウッドウーファーKFC-SW50も結局、交換したTS-WX610Aとやや似ている面があって、どうもうまく既存の[ソニックデザインTBE1877]と合わせきれないのです。
というのが具体的には、
 TS-WX610A比べるとやや低いところ)60~80Hz付近でしょうか、そのあたりにピークとディップがあるようでそれらが既存のソニックデザインとうまく合わないのです。

※既存のメインスピーカー(ソニックデザイン)はその特性上、80Hz以下のクロスオーバーは考えられませんが、本来このウーファーはそれ以下(80Hz以下で)クロスを取った方が良いタイプのウーファーなのかもしれません。もしくは逆転の発想で60Hz~80Hz以上のすごいパワー感を生かす方向で設定するのが良いのかもしれません。
 いずれにしても当方の目指す方向とちょっと違った特性であることに違いありません。

 その辺がクセのないTS-WX77Aだとキレイに決まりそうな気がするのですが、さて、、

なお、これらはあくまでも個人的な好みの問題の部分が大いにありますのでその辺をご考慮いただきますようお願いします。

 こうなったら「どのみち荷台の犠牲は仕方ないのだ」とすると→「いっそTS-WX77Aを設置してみようか」と思い始めるようになりました。

↓↓これがそのウーファーです(生産完了品ですがまだ一部で安価に販売されています。 
★今の値段なら絶対お買い得!!。


それではモノは試しと、前記のような事情で現在手持ちのTS-WX77Aと入れ替えてみることにしました。

 こちらは上記解説のように段差ができるため最初から(アクア搭載の)対象から除外していたのですが、音質的にはこれまでの経緯からしてこれ(TS-WX77A)が一番(ソニックデザイン1877Bと)よく合うであろう事は間違いないと考えられます。特に目立ったピークやディップ、ひどいクセがなくかなり低い方(25Hzくらいまで)まで無理なく低音~超々低音まで出ますので。
  思えば、これまで音の面ではこのTS-WX77Aの音を基準に比較&設定してきたようなものです。
 ただ、おとなし目の音質ゆえにどうかすると物足らなさを感じられる向きもあろうかと思われますが、個人的には音質面で一番信頼している機種でもあります。

 さて、難関は設置性の問題だけでしょう。設置によってできる段差がいったいどれだけ邪魔になるだろうか?またそれらの攻略方は?…ここはあれこれ考えるよりまずやってみる。
 
そして交換取り付け
取り付け交換は、リモコン配線の取り替えだけが面倒で後はウーファー直後の配線をつなぎかえるだけですので簡単と言えば簡単です。

↑↑リモコン配線を這わすのもオプション品の配線類が多数あってなかなか大変です。
↓↓ 一つ気を付けたい事に(配線時)、リモコン線のジャックの爪が突出していて折れやすいですので狭いところを引っ張って通す時の事を考えると図のようにマスキングテープなどで覆っておいた方が良いかもしれません。

それとこのリモコン本体、これまでの物と少々違っていて微妙に全長が長いため、(それまで取り付けていた)同じ箇所にまっすぐ収まりません。つや消しグレーの色もいまいち高級感にかけます。



設置してみる

 考えるよりやってみるものですね。これが意外にも良い感じなのです。元々底が深いトランク形状なのでひどく盛り上がった感じもしませんし。
 このままで特に大きな障害もなく事前に予想したよりずっと普通に荷物を積めそうです。ただ、ケースバイケースですが・・・。
 思いますに、いっそこのウーファーに高さを合わせて(何か物を敷くなり枠を造るなりして)全面フラットにしても良いかと思われます。深さは問題ないと思いますし副産物的に床面からの走行ノイズも減ると思います。ついでにシートを倒した時の段差もなくなる。まあ、これらは次の課題にするとして...

※本当なら最後端部にウーファーを置けば荷物の積み込みも楽になるのでしょうけれど軽量カ―のオーバーハング部に載せる機器は数センチでも荷重を前(車体中心部寄りに)に持って行きたい事情からこの場所設置となりました。
 
 オプションの汚れ防止カーペットが寸足らずになってしまいました。↓↓


肝心の音質は、
 まだチューニング途中で完全とは言えませんが、概ねクロスオーバーは⇒ソニックデザイン80Hz-12dB/ウーファー77Aはそれよりちょっと低めの70Hzくらいでゲインは上げ気味、さらにタイムアライメントはほとんど無修正に近い状態が良いように思えます。
◆このようにまだ調整途中ではありますが、ズバリ一言出うなら◎星★★★★★
◆70~100Hz付近のクセがなくそれより下が余裕で出ますのでクロス等の設定も容易です。今のところ特に音質面には何ら問題が見当たりません。もちろん中小型パワードサブウーファーというカテゴリ内での話にはなりますがよくできたウーファーだと思います。
◆音の出口が片側のみになりますので音像定位を心配されるかもしれませんが、実際には不思議なことに前スピーカーから音が出ているような錯覚さえおこします。おそらく超々低音域~超低音域が充分に出ますので80Hz以上の余分な低音成分をカット出来る事によるものでしょう。
※80~100Hzの低音はどこから出ているか突き止めやすいものですが、それが60Hz以下になるとどこが音源かわかりにくくなります。低い周波数ほど広がりやすいからです。
◆また、少々音源の低音が強くても追従しますしひどいクセがなくどのメインスピーカーにもうまくフィットするものと思われます。 もちろん当方のソニックデザインTBE1877にも簡単に合わせることができました。
 
★荷室スペースにこだわらず最初からこのTS-WX77Aを入れておけばよかった。またまた遠回りしながらも少しずつは前進しております。

 
 ちなみにこのウーファーは、設計の簡単なただのバスレフとは少々違い、設計の非常に困難なバックローディングホーンタイプになっているようです。

 ただ、バックローディングホーンではありますが、レスポンスの良さや効率の良さを目指しての物ではなく薄型形状での音質向上を目指しての策バックローディングホーン型なのだと思います。本来バックローディングホーン型はエネルギッシュでクセが強く出るはずですがこちらは非常にうまく活用されていておとなし目でクセがなく、かといって他のウーファーではまともに再生できないかなり低い帯域まで何なく再生していまいます。ややもすると大型密閉型の音質に似ているようにさえ思います。

 
これで、完結、たぶん...。あと、問題は荷室の段差、これは何とかしないといけないかも。


とりあえず、ありそうなパターンを想定して荷物を載せてみました。
通常の普通よりちょっと多めの荷物パターン①、座席そのままでOK


長ものを積むパターン②、座席倒しでOK


ちなみにゴルフバッグパターン③、片方(小さい方)座席倒しでOK


さらに究極の「魚釣りパターン」その④も合格で、これなら何とかなるでしょう。それでも不便なら車は別のもので出かけるのが賢明かと。


◆国産パワードサブウファ―各種を使ってみての感想
-------------
アルパインSWE-3000>
すみません、音も造りもやや軽薄で...

カロッツェリアTS-WX610A>
低音のピークがやや上より(70~90Hzくらい)でそれより下は弱い傾向にある。ただ、スペアタイヤ部収納ながら意外と量感はある。何と言ってもスペースの犠牲がなくハンドリングへの影響も出ないのが◎。
※今回、たまたま相性が悪く感じられ交換へと向かってしまいましたが、通常は特にこだわりがなければこれで充分と言いますか、これがベストな選択なのかもしれません。何と言っても荷台スペースの犠牲、ハンドリングへの影響がないというのは何物にも代えがたい重要なファクターに違いありません。また、純正~社外スピーカー、RCA接続/スピーカ線分岐...と幅広く対応できるものと思われます。

ケンウッドKFC-SW50>
 ピークというか得意な帯域は50~80Hz前後(超低音~普通の低音域)に思えるが、特にひどいピークはなく45Hz前後までの低音のパワー感はかなりすごい。ゲインを上げると車体が共振してルームミラーがビビりまくりだ。TS-WX610Aよりやや低い帯域も余裕で出る。これらは(収納設置によるボード類の妨げがなく)直接音を聴く事による違いも多少はあるかと。
 また、小型なので汎用性が高い。
 ただ、さすがに35~40Hz以下の超々低音域は多少もたつく感がなくもない。35Hz以下が実用帯域と言えるかというとそれは微妙だ。

カロッツェリアTS-WX77A>
 音質に激しさはなく何度かフィルターをかけて出てきたような音?。おとなし目ながらフラットでかなり低い方まで出るからクロスオーバーその他の設定選択が非常にしやすい。個体差があるのかもしれないが当方所有のものでは20Hzさえも再生可能で25Hzは充分に実用帯域だ。
 設置上の問題がなければ◎だが...。

アルパインSWE-2200
 これも上記TS-WX77Aと同類で息の長い最高傑作品だ。好みの問題ながらこちらはカロッツェリアTS-WX77Aと比べるとややうるさいくらい量感というか激しさがあったように記憶しておりますが、もう2年以上聴いておらず、この場ではっきりしたコメントできずすみません。

その他超小型シート下設置タイプ各種
 にぎやかにはなりますが、いずれも見せかけの低音で少しでも無理するとすぐにボコボコといった感じに音割れしますので本格派にはおすすめできかねます。でも、純正スピーカー追加でただボンボン響けばよい、という向きには良いかも。シート下設置なら直接音が体に響いて心地よい。
※この手の製品は、「社外上級機のスピーカー」+追加で取り付けるものでない事だけは確かだ。
「社外上級機のスピーカー」の方が逆に低音が正確に低い方まで出る分、間違いなくバランスを悪くしてしまう。もちろんヘッドユニットのアンプ性能が著しく劣っているとそうとも言えませんが...。

いずれの場合も、
 ドアスピーカーをグレードアップさせた社外品+デッドニングしてある場合、※下手すると(位相やタイムアライメントの狂いから)各スピーカー⇔ウーファー間で低音が相殺され、妙な音になる恐れがありますのでその辺のチェックは厳重に。また小型ウーファーといえども電力は相当食いますのでこの辺もご注意を。

★なお音質調整には、テスト用音源の入った音質調整用のCDなどが市販されていますのでそれらもうまく活用して基本的なところを調整。そして、最終的には普段聴きなれた音楽を聴きながら好みの音になるよう微調整していけば良いと思います。要は、聴く本人が心地よければそれがベストな音響セッティングなのですから。

★いろいろ書きましたがあくまでも個人的な好みの部分がありますので(前記のように)さらっと流していただけますと幸いです。

====その後====
 ふと思う事があって...。というのが、

 プリウスやフィールダーといったHB車の荷台を見ると、これらの床面(荷台面)下には何層かの仕切り板、空間があって、車体の底面(スペアタイヤが設置されている車体底面)からその床面(荷台面)までの空間は床下収納スペースになっているようです。特にプリウスなどはそれがやたら広く深く取ってあり、無理やりバックドア開口部と荷台床面が平行になるように設計されているようです。
 それらがなかったら実際にかなり広く深い荷台空間が取れると思いますが、まあそれはそれで良いとして...。
 それで、アクアも10cmくらいなら荷台の底上げしても良いかと、ふと思ったのです。この薄型ウーファーに合わせて荷台床面をフラットにしたらどうだろう...?それで、いつものように、考えるよりまずやってみる。

薄型ウーファーに合わせて荷台床面をフラットにする
とりあえず仮設置にて
すると、これがなかなか良いようで…

何のことはない、ゴミ箱から発泡ウレタンンの適当なものを拾ってきて敷いてみただけ。
イクリプスナビ梱材の高さがたまたまうまく合ってそれを活用、その上にマットを敷いてみただけですが

そうと言われなければ、(床下にウーファーTS-WX77Aとゴミの発泡ウレタンがある事に)誰も気が付かないです。自分でもそのことを忘れてしまいそうです。

元々深さのある荷台ですのでこれで(この高さで)十分だと思います。
今は仮設置ですが、そのうちに成形加工してキレイに仕上げてみようと思います。

★↑↑話は変わりますが、やはり副産物的にそれまでひどかった荷台床面からの騒音がかなり低減されました。


※最後に、日頃思う事…車輛設計の折、できる限りの車重軽量化をめざしビスの一本単位まで見直して合理化を図って出来上がった軽量車アクア、それをこんな風にやたら重量増加させてしまうこと、本当はあまり気がすすまないのですが…。
Posted at 2013/09/03 15:31:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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