今度はステアリングリモコンスイッチの色替えを...
こちらも純正の薄いグリーンのイルミでは見えづらく、(交換した他の色に合わせ)白色にかえてみました。
こちらは特に難所もなく初級コース、訓練用に最適かと、丁寧に行って所要時間30分程度です。
<基本的な手順は>
※取りかかる前、まず最初に(ホーンが鳴ってしまわないよう)ホーンのヒューズを抜いておく(エンジンルーム右横にフューズボックスあり)。
①「ホーンボタン/エアバッグ一式」を取り外す。
※「ステアリングスイッチ一式」取り外すには中央の「ホーンボタン/エアバッグ一式」をまず取り外す必要がある(「ステアリングスイッチ」の方がその下部になるため)※コード類はそのままに宙吊り状態で構わない。
②「ステアリングスイッチ」を取り外し、基盤を取り出す。
③LEDを組み換え
④点検~洗浄/清掃~組み込み、ホーンのフューズ再装着 ☆完了
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①ホーンのフューズを抜いたら いよいよ開始↓
<まず、ステアリング横のカバー左右2カ所を開ける>

※下図のようにカバーは2箇所の爪で止まっている。オモテ面から見て切欠きのある方側(上赤○図)から内装ハガシ等刺し込んでおこせば取り外せるが、薄いヘラを隙間(どこでもよい)から入れ込んでおこすようにし多少強引に引っ張っても外れる。なお、周辺はキズが付きやすいので慣れないうちは(ふた周辺を)マスキングした方が良いかも。
※慣れれば⇒いずれかの角を押せば反対方向の角が浮くのでそこを起点に道具を使うことなく引っ張って外すこともできる。
外したカバー↓↓
<「エアバッグ/ホーンボタン部分」をステアリングから外す>
※止まっている箇所は・・・左/右/下、三カ所がピンで止まっている
※ステアリング横のカバー左右2カ所から覗き込むと・・・左上、右上、左下にそれぞれピンが出ているからそれらをおこすと(指先で操作可能)⇒エアバッグ/ホーンボタン一式部分を固定している固定ピンが自然に外れ、取り外せる状態になる。
※なお、これらの作業はステアリングスイッチを取り外すためだけなので(ステアリングスイッチ一式がエアバッグ/ホーンボタンの下側になるため)前記のように完全に配線類をすべて取り外す必要はない。
②<ステアリングスイッチ一式をはずす>
エアバッグ/ホーンボタン一式が外せたらそれら付帯のコード類はそのままに(宙吊り状態のまま)、今度はステアリングスイッチを外すが、図のビス2か所を外せばスイッチ一式が外せる状態になる。ただ、この状態では配線が付いたままなので配線のカプラーを抜くが、配線止めバンドでコードがしっかり止まっているからこのバンドを切らないといけない。↓↓
※なお、このステアリングスイッチ配線にはエアバッグのアース線も一緒にくっついているからその(エアバッグのアース)線を外すと作業がしやすいが、その際は
<注意>
エアバッグのアースを外す場合は、まず問題ないとは思うが一応注意してバッテリーを外してしばらくおくなどそれなりの対処はしておく(私は一切しませんが)。
※もう一つ注意点がある、ステアリングスイッチ一式を取り外す際は右下図黄☆部のように、ビス以外にもスイッチの上部一か所が爪で止まっているようなので注意。これはそこを支点ににゆっくり起こすように引き抜けば外れる。
※たまたまステアリングが逆を向いていますがこれは下のピンを外しやすいような向きにしたため。

<基盤を取り出す>
スイッチ本体裏のビス3本を外せば図の基盤が出てくる。
※ここで注意したいのは外したスイッチ本体は裏返し状態のままにしておくこと。スイッチ各部材が脱落してバラバラになってしまうから。
③上図の4か所LEDを入れ替える。今回は[3216白]に換装してみたが結果的に明るさはちょうど良い感じになった。
※基盤を取り出すとわかると思うが、このスイッチ基盤では、面白いことに裏面からLEDを逆付しオモテ面を照射する格好になるので通常の裏表逆取り付けになる。
※なお、基盤側は「K」印のある方が「-」、用意したLEDは緑印のある方が「-」だ。
④組み込む前に基盤だけで接続テストしてOKなら基盤を洗浄清掃後、組み込んで終了。

<LED取り外し時の注意点>
それと、こちらの基盤もプリントは強靭とは言えない感じなので、既存のLED取り外しの際は必ず2本の半田ごてで(既存のLED両端を同時に溶かして)すくい取るように外す。こうすれば短時間でいとも簡単にLEDを取り外す事が出来る。
※この方法では2本の半田ゴテが必要になるがLED交換される勇気のある方なら半田ごての2本や3本は持っておられるはずだ。
とにかく決して無理にはがさないことだ(LED中央をニッパーでカットする、またラジオペンチで引っ張りながら片方ずつはがす...等、原始的な手法ではこのプリントは、はがれる危険性があり絶対やめた方が良い)。
<LED装着の際は>
既存のLED取り外し時に基盤に残ったハンダを★片方だけ吸い取り線でできるだけ除去し、☆もう片方はハンダが少し残っている状態にする。
⇒装着するLEDをのせて、☆ハンダが少し残っている側を⇒少し押さえ気味にしその残ったハンダを溶かすことで片方を仮付け。万一位置がずれている場合は仮付し直す。
⇒設置位置に問題なく仮付けできたら
⇒★反対側(ハンダを除去した側)を完全ハンダ付し、⇒今度は☆仮止めした方も完全ハンダ付し・・・完了。
<その他>
※なお、交換する3216LEDはかなり熱に弱いので装着の際は手際よくすること。フラックスを使う場合はフラックスを付けすぎないように(フラックス/ハンダの飛び散り、LED内部浸食による破損防止のため)。
※また、基盤にはスイッチ接点が直に出ているためフラックス等の跡はキレイに清掃して除去おかないと後々腐食による接触不良の原因になるから要注意!
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Posted at
2012/10/07 14:24:29