既存の2011モデルVIE-X088Vをたまたま安価に入手できたアルパイン最終HDDモデルVIE-X088VS(2012モデル)に交換
アルパインHDDナビはなくなってしまい希少に
2013春、アルパイン新型ナビが発売されましたが、それまでのHDDナビはなくなりすべてSDナビになってしまいました。これからはSDナビの時代だと言いますが本音は・・・?
その新型SDナビですが、これら(特に8インチは)基本的に人気車種にターゲットを絞り込んだ車種別専用設計で、オーディオパネル一体型の大きなスイッチを装備するなどいっそう自動車メーカー純正品(メーカーライン装着の最初から付いているタイプ)っぽくなってきました。
そのおかげもあって自動車メーカー純正品並みかそれ以上に見栄えが良くなり各スイッチ類操作性も一段と良くなりました。
一方で、内容的にはまだまだHDDに及びません。 他メーカーも地図データその関連機能面においてSDでは追いつかないのでしょうか、パイオニア(カロッツェリア)もパナソニック(ストラーダ)も、そしてトヨタ等の純正品でさえ上級機は依然HDDナビです。そうです、コストのかかるHDDナビは採算が合わないのでしょうか、現在上級機のみになっています。そうなるとアルパインSDナビはいったい・・・
2013年、アルパインの向かう方向、主なターゲットが自動車メーカー純正ナビになってきているようでこの辺は少し残念な気がします。
もちろん装着感が自動車メーカー純正品っぽくなる事そのものは大歓迎です。しかしながら社外品なりのメリット自体も同時に薄れてきていて、たとえばその典型は、ワイヤレスリモコン非対応、プリアウトがない、一方で操作しやすい大きなボタン / 純正品風の一体型モデル...、など。 ⇔ その全く逆を行くパイオニア(カロッツェリア・サイバーナビ)とは路線が全く違った方向を向いてきているようで、その独自性が薄れてきていて(純正ナビの代替え品的な方向へ進んでいて)残念、という事です。
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具体的には表面上だけでもこんなに違います。
<SDナビX008 ⇔ HDDナビX088VSの違い>
SD 地図16GB+音楽16GB ⇔ HDD60GB
SD 5,1CH非対応 ⇔ HDD 5,1CH対応
SD プリアウト(SWのみ) ⇔HDD (FR / SW / C)
SD ワイヤレスリモコン非対応 ⇔ HDDワイヤレスリモコン対応
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<アルパイン最終HDDモデルは希少...>
上記のようにこれまで使っていたのが2011モデルのVIE-X088V。 これをたまたま安く入手できた2012最終HDDモデルのVIE-X088VSに交換したわけですが、実のところ違いはほとんどありません。
<VIE-X088V>装着時
外観は↑↓ボタンの色が違うくらいですが、これ(ボタンの色違い黒)がなかなか良い感じでいっそう高級感が増しました。 ※パネルを黒マイカに塗り替えていますが偶然それと良く合っています。
<VIE-X088VS>交換後
相変わらずTV画面など写真を貼ったかのようにキレイです。
<VIE-X088V ⇔ VIE-X088VSの違い>※以下メーカーHP引用
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VIE-X088VSはX088Vの後継モデルとなります。下記が異なります。
1.格納地図データ
※X088Vは2011年度データが格納、X088VSは2012年度データが格納されています。
2.地図表示色
3.更新地図無償キャンペーンの期間
※X088Vは2014年度まで更新が無料 X088VSは2015年度までの更新が無料です。
※お客様登録が必要となります。
4.製品外装色の違い
※X088Vはガンメタ調、X088VSはブラック調となります。
両モデルの違いは以上です。
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ということで、
正直ほとんど違いません。 ・・・なのにわざわざ大して違いのない機種になぜ替えたか、といいますと、
①希少なHDD最終モデルである
②このシリーズの最終完成型である
※X08から大きく変わることなく毎年新型はマイナーチェンジだけでここまで来ていて、内部も相当改良しつくされている。
③ボタンの色が黒で当方のパネルとよく合う。★実はこれが交換した一番の要因だったり...。
④+1年分無料更新可能。
もちろん最新型SDナビに替える気など毛頭ありません、たとえいくら安くなっても。
<交換後>
・部品類、配線類はすべて一緒ですので本体交換だけでOKです。ただ、各種設定やHDD録音済み音楽は再設定または入れ直しになります。
・使ってみて…何ら変化は感じられませんが、しいて言えば上記のようにボタンの色がうまく合い見栄えが良くなったことでしょうか。

このように特に違いはありませんが、目に見えるところ、見えないところすべてリファインされた最終型という事だけで満足です。
これまでのアルパイン歴から(個人的に)思う事、
※参考画像の良いものがなくてすみません。
2007>VIE-X077

・まだ数少ないフルセグ地デジチューナー付だったが、チューナーは別体で取り付けには時間がかかり受信感度も△だった(当時はどれもそうだった)
部材の点数もこのように多く大変!

・初めて使ったアルパインナビ。これまで、パナソニックやパイオニア、純正しか使ったことがなかったため、はじめは違和感があったもののすぐになれた。
・当時としては、画質はかなり良いレベルだったし、オーディオ機能も充実していた。
2008>VIE-X08

・地デジチューナーが一体になり装着が楽でスッキリ、必要材料点数も減るが、

・しかし地デジ受信感度は依然良くなかった。
・一方、画質・音質面はかなり良くなったように記憶している。ディスプレイのバックライトがLEDになり画面は一段とキレイになった(起動後の時間、温度差等による画質ムラもなくなった)。
2009>VIE-X08S

見た目はX08となんら変わらないながら、地デジ受信感度が一気に改善され良くなった。
2010>VIE-X088

部材点数は基本的にX08S同等

初の8インチ、充実した機能、キレイな8型画面はまさに感動ものだった。ただ、先進の機能満載とは言えない面も...。
2011>VIE-X088V

これまで遅れていた面がやっと改善され、リアビジョンリンク関連、2画面表示、Bluetoothオーディオ、ウォークマン対応になった。加えて地デジの感度UPとディスプレイのLEDバックライトそのものの改良、スイッチ類の改良が施され、これによりいっそう画面がキレイで操作もしやすくなった。
また、X088の隠れた不具合箇所がかなり改良されているようで、それまであった不具合は一切出なくなった。なお、地デジ感度はこれまでで最強のものになった。
それと、取り付けの際、X088からの移設では電源類配線が少々違っていた(確か、カメラ類コードから出ているイルミの位置、映像AUXOUTピンがなくリアビジョンリンクケーブルのところから取る、など違っていた)。
2012>VIE-X088VS

ボタン類の色が黒になっただけで大きく違いはないが、目に見えない細部も改良されているに違いない(期待を込めて)、完成型。 font>
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Posted at
2013/09/12 18:23:10