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2016年05月18日 イイね!

2016/2017型新型サイバーナビが発表されました。一方、当方はやっとZH0999にステップアップ、しかし...


 久々の大幅モデルチェンジ、そして史上最強との予想がされていました最新型サイバーナビ(基本2DIN/ワイド200/8インチ/10インチ基本4モデル)それぞれが発表になりました。

 いうまでもなくHiFiカーオーディオの先駆けとなりその業界をけん引してきたのはパイオニア(カロッツェリア)で、それらの製品はホームオーディオのHiFi音響機器組み合わせ式コンポーネントステレオにちなんでカーコンポ(当時ロンサムカーボーイ)と呼ばれていました。
 そして時代はGPS衛星を活用したカーナビ、そしてさらに進化しAV一体型多機能カーナビへ。パイオニア(カロッツェリア)では、最先端の技術と斬新なアイディアを搭載したDVDナビ「サイバーナビ」という名の最高峰のAV一体型カーナビを世に送り出し、一世を風びしたものです。
 そしてその後30年、
 カロッツェリア30周年の節目でもある今回、この新型は相当な期待して良いと思います。これまでこの業界をけん引してきた一流音響機器メーカー「パイオニア」の30周年版ですから、確かにいくつか駄作もありましたが、今回はきっとすぐれたものに違いありません、…きっとそうだと思います。

 しかし、いざふたを開けてみると、あいにくまだクルーズスカウター&通信モデム搭載モデルの発売はまだ先で9月との事です。
 実は、今装着しているサイバーナビAVIC-ZH0099WSに関してはこの新型が出るまでの間に合わせ仮装着で、本命はこの新型待ちだっただけに少々肩すかしを食らった感じで残念です。

<2016新型サイバーナビAVIC-CW900-M>

 今度のサイバーナビはHDDではなくメモリーになってレスポンスも大幅向上した模様です。
詳しくはメーカーHP(←クリック)をご参照

確かに大容量HDDならではの数多くのメリットがある反面デメリットも多い訳で、 たとえば、一般ユーザー的目線で見れば
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・上記レスポンスの問題
・消費電力が大きく電圧低下に弱いケースが多い(とはいってもサイバーナビに限っては今のところHV / アイドルストップ車で大きく問題になる事はないようですが…)、
・本体自重はかなりの重さになるため、取り付け車種によっては問題が発生することがある(最近のHDDサイバーナビはそうでもないですが、たとえば旧トヨタ純正HDDでアイシンAW製など石のように重いです)。
・HDDはデリケートで振動、衝撃に弱く、また壊れた時の修理費が高くつく(ハードもソフトも同様、そもそも車載には向いていないはずのものなのです)…
・HDDモデルの特長であったオーディオ録音なども、今はUSB、SD、iPod、ウォークマン…などの方がはるかに使い勝手が良く、もはやナビのHDDに一枚ずつCDを録音、というのは一昔前の話なのではあります。今や音質もメモリー容量もHDDに全然引けを取りません。
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 このように弱点の多いHDDモデルですから、SD/SSDなどのメモリーの容量が大きくなってきた現在、メモリーナビではなくHDDナビでなければならない理由がなくなってきたのです。
 と、そうはいってもメモリーナビも(特にSDの場合)熱や静電気に弱く、また意味不明の突然データ損傷というのがまれにありますので一概に何とも言えませんが最悪、メモリーの場合、復旧は簡単です。

<今度のサイバーナビで、気に入ったところ>
※あくまでもまだメーカーHPで確かめただけですが、
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・従来からの欠点であったレスポンスの悪さが(一呼吸おいて反応する場面が多々ありましたが)解消され史上最速になっている点(そうらしいです、未確認)。
・楽ナビで好評だったワイヤレスリモコン(Blutooth式リモコン)操作のできるスマートコマンダーが付属すること(ただ、操作できる機能は全然不足していますが…)。
・クルーズスカウターのドライブレコーダー機能が強化され、エンジンOFF 時の留守番録画機能ができた事、前方だけでなくリアカメラも装着できるなど。
・音質向上??(まだ現物未確認のためこれから確かめます)。
・上質なデザイン?(実はこのデザイン、当方の好みではないですが…、いずれ目が慣れるでしょうか)
・10/8インチもあり(しかし当方の車には関係なさそうです)

…と、まだまだ多数ありそうですが、とりあえず上記数点の操作性、性能UPは大きく評価できるものだと思います。

<価格は?>
 この最新型の方は実売価格相場がいくらあたりに落ち着くのか現時点でまだつかみきれていませんのでコストパフォーマンス云々何とも言えませんが、価格はそれなりに高くなりそうな気配で、特に車種専用の大画面機種、CSや通信機器付きモデルはは恐ろしい価格になりそうです。ですが、サイバーナビは(拡張性、機能が充実していて性能が良ければということですが)高価でも全然かまわないと思うのです。
 一方、2016年5月10日の新型発表前の前モデルZH0999CS/WSシリーズの方はというと、これまで意外と価格が下がらず買い替えのタイミングをつかめないままだった方も多くいらっしゃる事と思いますが、ここにきてやっと単品モデルのZH0999/0999Wシリーズのみ値下がり傾向になってきました。
 しかも、まだまだ下がりそうな気配濃厚です。これら2014旧々型、2015旧型は絶好の購入タイミングがやってきそうです。
 それ以外にも0099S/WSの通信/CS付きモデルも一気に値下がりしましたので、こちらも(特に以前のモデルからの買い替えには)今が最高のタイミングだと思います。来年までまだもう一年無料更新も付きますので...。

<2015/2016モデルAVIC-ZH0999W単品タイプを入手>
 そんな状況の中、今回運よく安価に2015モデルのAVIC-ZH0999W(CS/通信なしワイド200モデル)を入手できましたので

<既存の2014/15モデルZH0099から→2015/16モデルのZH0999Wと付け替えて、その違いを検証>してみることにします。
※なお、CSと通信は2014モデルZH0099WSの物がそのまま使えそうですので流用することとします。
※また、以下はあくまでも個人的な感想にすぎませんのでお間違いのないよう…

なお、メーカーHP(←クリック)の方も合わせてご覧ください。

<0099⇔0999、実は大きく違わない>

☝ZH0099W
☟ZH0999W


※撮影タイミングの違いで実物の色合い(特にボリュームまわりが)少々が違っていますので比較しづらいかと思われますが...、0099にありました画面部分の外枠が⇒0999では画面外周枠ごとフラットなクリアパネルになっています。

 その他、0999では「ミュージッククルーズチャンネル」なるものが追加機能で付帯しますが、違いはそのくらいで実のところ大きく違いません。
 といいますか、検証してみますとすべての配線類(電源類、AVコード、カメラ、地デジアンテナ)、クルーズスカウター、通信モジュール、ワイヤレスリモコン、マイク...、すべて一緒のようです。したがいまして今回交換は、本体のみのすり替えでOKでのようです(0099⇒0999)。

 ご覧のように裏面形状も全く一緒です。


※当然ながら、地図データの無料更新も一年延びて2018まで可能になります。
※ただ、通信モジュールだけは最初に登録して以降3年で無料期間は了しますので来年2017年で終了です(その後は未定とありますがどうなるのでしょうか)。

・・・と、そうはいっても各設定は、し直す必要があります。
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・Bluetoothの再設定
・ユーザー登録(ナビ画面でもPCでも可能)
・スマートループ再登録(通信モジュールを生かすため登録)
・通信モジュール(特に不要、接続だけでOK)
・ナビの再設定(特にいじっていないのでそのまま)
・オーディオの詳細再設定(あらかじめ記録しておいたためスムーズにできました)
・地デジ、ラジオ再設定
・前後カメラの再設定(なし⇒あり、ガイドライン微調整)
・クルーズスカウター(カメラの視野微調整済みですので、その他は接続するだけでOK)
・ステリモ設定(接続してONに切り替えるだけ)
・「ミュージッククルーズチャンネル」登録(結構ややこしく面倒です)
・まだあったかもしれませんが大きくはこのくらいですべて完了まで1時間以内で済みました。いやMCC設定がややこしく+もう1時間弱要しました。
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そしで肝心の
<MCC(ミュージッククルーズチャンネル)は、>というと、ん~微妙で…何とも

 2015モデルAVICZH0999シリーズの一番の売りはこのMCCだと思うのですが、結論から言いますとこれは「ないよりはあった方が良いかも?」といった程度の物に過ぎないようです。

 ちょうど昔、会社で利用していた通称「有線」、またはスカパーの音楽CHスターデジオあたりの感覚ですが、これに加え多彩な各検索機能、ジャケット画像表示、カラオケ、その他付加機能も多々あって、内容的には非常に興味をそそられるものなのですが、残念ながら肝心の音質に問題が残ります。

 元々がスマホの通信経由によるものですので無理からぬところですが、 音にこだわりを持つサイバーナビ・ユーザー層的にはかなり厳しい音質です。

 音質を例えるなら、
◆AMラジオ < 当MCC < FMラジオ < MP3 <CD
…といった感じでですのであまり多くは期待せず楽曲サンプルをリサーチする程度と思って割り切る必要がありそうです。

 よってこのあまり心地よくない音質のものをBGM的に聴くにも無理があります。特に写真の曲のようなダイナミックレンジの広い楽曲においては、たとえば低音が全然出ませんので、残念ながら曲の表現力がまるでなく、つまらない曲にしか聴こえてきません。
 
※ただ、純正スピーカー、機器の設定未調整状態で音質にこだわりのない向きにはその違いが極端には感じられないかもしれません。そう言う意味においてはこちらはむしろ、究極の音質を求めるサイバーナビ専用の機能としてでなく、むしろ楽ナビあたりへの標準装備されるときっと受けるはずです。

<ただ、デザインの方は良くなった>
 しかし悪い事ばかりではなく上記のように見た目の印象はかなり良くなり、画面も全面クリアパネルになり指紋やタッチ痕跡、キズの付着がさほど気にならなくなりましたのでこれはこれで◎だと思います。

 今改めて(0099⇒0999に)付け替えて思いますに、2014モデルZH0099Wの外観(特に画面周り)は妙に安っぽくデザイン、仕上げともにひまひとつパッとしていなかったですね。

★結論的にはAVIC-ZH0099W⇒ZH0999W交換、損失が少なくて済むならお勧めできますが、そうでなければやめておいた方が良いと思います、大きく違いません。
 それでも2011モデルZH09CSや2012モデルZH99CSさらにはや2013モデルZH0009シリーズ⇒ZH0999シリーズ(またはZH099)への2段階、また3,4段階ステップアップにおいては、通信モジュールの期限と無料地図データ更新期限の兼ね合いも関係してきますので、値段落ちの進む今が最高の交換タイミングだと言えます。


 こうなるとあとは、新型AVIC-CW900-Mが発売され、価格が安定してくるのを待つだけになりました。この度交換した2015/2016モデルZH0999も、あくまでもそれまでの間に合わせ仮装着ですのでこの先、気を付けて扱いたいと思います。
 ただ、実際に最新型を購入するのは来年になるかもしれません。いつも一年遅れの値ゴナレ期に購入しては回していますので...、それかもう車の方が代わっているかもしれませんが...。


<2016年6/28追記>
★↑↑・・・と思ったのですが、実は次回サイバーナビ購入計画はなくなりました。何と!!フロントカメラ入力がなくなっているのです。こんなのいらないです。それに予言通り車も替わってしまいました。
Posted at 2016/05/18 14:43:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年02月17日 イイね!

まもなくいやな黄砂のシーズンです。そこで便利なプロの洗車15点セットを紹介します。.。

 コーティング屋さんや中古車クリーニング専業店の方のマネをして自分なりにそろえてみた15点セットで、これから激しくなる黄砂への対策、特に凹凸の奥深くまでしみ込んでしまった黄砂への対応策に、と思いまして掲載させていただきました。

※これらは世界を変えるようなすごいものではなく、どこにでもあるありふれたものの中から使えそうなもの、またちょっとした工夫ですごく使いやすく便利なものになる、といったものの特集です。あまりたいしたものではありませんのであまり過大に期待せずご覧ください。



①全体用洗車大型スポンジ・ソフト(角を鋭角に切ったもの)
②細部、下部洗浄用、薄小型スポンジ(角を鋭角に切ったもの)
③虫、ピッチ取り洗浄用クロス(50cm角ファイバークロスを織り込んで10×5cmに縫ったもの)
④洗車ブラシ(柄30度曲げ加工品)
⑤柄付きホイール洗浄スポンジ(柄45度曲げ加工品)
⑥柄付き下回りピッチ洗浄除去用ファイバーたわし
⑦細部洗浄ブラシモール際用(柄30度曲げ&ヒネリ加工品)
⑧細部洗浄ブラシ全般用(柄30度曲げ加工品)
⑨プラ無垢洗浄用(柄30度曲げ加工品)
⑩隙間洗浄用ヘラ
⑪全体用ふき取りクロス
⑫細部/全体兼用ユニセーム
⑬腕抜き
⑭薄手手袋
⑮前掛け
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 これらずっと愛用して使っております。良さそうな気がするのと実際に使える便利なものとは違うものですが、こちらは老舗プロの長年の経験から生み出されたいずれも合理的で使える用品の物まね用品類になります。

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 それぞれの用途、使い方は下記のようになります。

①全体用洗車大型スポンジ・ソフト(角を鋭角に切ったもの)
 細部や下回りを洗浄したあと、最後に全体を洗い流すのに使うスポンジです。できるだけ大き目で角を鋭角にしたものが使いやすいです。
※スポンジが四角いブロックのままだとスポンジが入りきらないところ、当たらないところが多く出てしまうものです。たとえば、バイザー裏、グリル、ドアハンドル、ナンバーP、ミラー周辺...などがそれにあたります。でもこの角がほんの少しとがった形状だとたいていの個所に難なくフィットします。

 砂泥や降り積もった粉塵のカミ込みキズを極力抑えるため、裏表両面を交互に使い水をかけながら最初は下から上へ、最後は上から下へと洗浄して行くことをお勧めします。



②細部、下部洗浄用、薄小型スポンジ(角を鋭角に切ったもの)
 全体を洗い流す前に、あらかじめ下回りやエアロ、グリル、ミラー、ナンバーP周辺、モール溝、バイザー内部...、といったゴチャゴチャした細部を洗浄するのに使います。

 こちらも先を鋭角にしたものが便利に使えます。
※普通のスポンジをハサミで切れば好みの形状が簡単に造れます。


③虫、ピッチ取り洗浄用クロス(50cm角ファイバークロスを織り込んで10×5cmに縫ったもの)
 夏場など虫が付きやすい時期に最適です。スポンジでは落ちない付着物が布系のもで洗うと過激な洗剤を使わなくとも簡単に落とせるものです。ファイバークロスを使うのは柔らかめでクッション性がありキズ防止になるほか、洗浄力にも優れているからです。

※洗剤を使いすぎると明らかに塗装面~コーティング済みでしたらその層も弱ってくるものですが、このように化学薬品によらず物理的な除去ですと劣化がより少なくて済みますので安心です。洗剤によって環境を汚染することもありません。

※ちなみに、虫類は基本的に水溶性ですので乾いた状態では取れにくいものですが、少し湿らせて時間をおくと戻って柔らかくなり除去も簡単にできるはずです。


④洗車ブラシ(柄30度曲げ加工品)
 主にタイヤやタイヤハウス内~下回りの本洗浄前の下洗い用に使いますが、ボディーやホイールには細かい傷がつくため使いません。また、砂泥をかんだ大汚れでない限り通常は使いません。

 この角度が付いているだけでフェンダー、タイヤとの絶妙なクリアランスが確保でき実に便利なのです。奥の方も干渉することなくブラシを入れ込みゴシゴシできます。
 そのほかこれらは床マット洗いなどにも便利に使えます。


⑤柄付きホイール洗浄スポンジ(柄45度曲げ加工品)
 ホイール洗浄に使います。元がワックススポンジでそれを洗浄しやすいように切り取り、加工して45度曲げさせた柄を付けたものになります。腰がありますので角ばった凹凸面の隅、細部、またその柄の角度は裏側などの洗浄に有効です。

※ただ、スポンジの特性上、傷はつきにくくはありますが洗浄力は期待できませんので、まだ傷んでいないホイールで美しさを保ちたい方むけです。

 最近はこの手の角張った形状のホイールが主流でその洗浄には誰もが困っている事と思います。
 ホイール内側も丸見え状態で結構汚れも目立ってしまうものですが、ここがキレイだとホイールも一段と冴えるものです。
 ご覧のように内側も楽に洗浄できます。


⑥柄付き下回りピッチ洗浄除去用ナイロン(ファイバークロス)たわし
 主に写真のような個所、下回りピッチ落としに使います。
 車体下部はピッチでひどく汚れるものですが、そんな時便利なのがこの柄付きタワシ。フワフワッとしたモケット状ファイバークロスが装着されていますので、無理にゴシゴシしなくとも軽く洗浄するだけでピッチが取れます。傷つきが少ないので安心です。


 塗装を悪化させ、環境破壊を招く恐れのある科学薬品類にやたら依存することなく、こうして物理的に安全に汚れ落としするのがまともな人間のする事です。


⑦⑧⑨各歯ブラシの違い
 いずれも柄の付け根部分をライターやバーナーであぶって約30度曲げ加工したものになります。これだけで自動車用途にはかなり使いやすくなります。
※なぜ歯ブラシなのかというと、安全で種類が豊富にある事によります。ただ、用途に合った毛並みや大きさのものが案外少ないですので見つけるのに少し苦労したりします。



⑦<中央青柄>細部洗浄ブラシモール際用(柄30度曲げ&細幅&側面カット加工品)
その名の通りモール際や内部の洗浄に

モール溝にキレイに入り込みます。「固目のもの」と「柔らか目のもの」が2本あるとなお便利です。


⑧<左薄緑柄>細部洗浄ブラシ全般用(柄30度曲げ&ひねり加工品、やや大き目ソフトタイプ)

 それこそ万能に使える細部用のブラシです。ホイール角奥溝、ドアヒンジ回りからすべての場面で活躍します。万能ではありますが、やや大き目のため精密な際の洗浄には向きません。
※ソフトで毛先の細くなった柔らかめのものが安全で効果的です。また加工して付けた角度や微妙なヒネリが実際の使用時に非常に有効です。


⑨<右透明白柄>プラ無垢洗浄用(柄30度曲げ、毛短カット加工品)
 磨き粉をはじめとするワックス類、コーティングメンテ液、さらには黄砂類がプラ無垢部(特にミラーカバー、ワイパーカバー、バンパーモール類)にしみついて取れなくなることが良くあります。その際は、乾いた状態でブラシをかけると簡単に除去できます。その際はこういった毛足の短い腰のあるものが有効になります。



<番外ブラシ編>

 一昔前まではこのような金属柄の、しかももっとハードな毛並みのもの(グリーンのもの)がつかわれていましたが、今思えばむちゃくちゃです。金属柄が干渉して、また固く長い毛並みはポイントからずれやすく目的とする個所のみならず周辺も傷だらけになるのは避けられません。
 ですが、いまだに何も感じずこれらを使っている中古車クリーニング屋さんも多いと聞きます。確かに大汚れ状態の中古車洗浄においてはこちらハードブラシでないと対処できないのかもしれませんが、少なくとも我々一般ユーザー向きとは言えません。



⑩隙間洗浄用ヘラ
 普通に売っている塗装用品のヘラを使いやすいように両端を切削&中央部折り曲げ加工したものになります。
 とがった方はエムブレムの凹凸部洗浄に、平たい方はバンパーのスキ間などの掃除にクロスをあてて使います。柔らか目な材質のものが安全です。




⑪全体用ふき取りクロス
 洗浄効果に優れ、かつソフトで抜群の吸水性が売りのクロスです。

※全体洗車後は、速やかに水気をふき取らないと、大気の汚れを吸い込んでしまいかえって汚くなってしまうばかりか水玉跡さえついてしまうケースがあります。またそうでなくとも目に見えないそれらシミのきっかけや癖を付けてしまうなど、塗装面、ガラス面問わず(速やかに水気をふき取らないと)ろくなことになりません。
 特に水質が悪い(たとえば硬度の高い地下水などにおいては)ふき取りが甘いと一発で水玉跡だらけになってしまい、除去にはプロの手が必要になる、または再生不可能状態に陥りますので要注意です。
 迅速に安全に切れ良く水気を拭き取るには欠かせないのがこのファイバータオルです。バスタオル級の大きさがあれば一枚で十分ですが、水を絞ることを考えると普通+α程度の大きさが無難と思われます。



⑫細部/全体兼用ユニセーム
 上記以外にも根強い人気のこの「ユニセーム」もすごく役に立ちます。何せ使い込めば使い込むほど柔軟で扱いやすくなるという超耐久で、個人使用においては軽く10年以上使えます。
 もちろんこの小さなクロスからは想像できない吸水力/量があって、拭き上げ時の切れも抜群で、しかも傷もがつきにくい、という優れものになります。
 もちろん、サイズ的にも性質的にも水絞りが非常に楽にできますので実際の使用時には素早くストレスなく扱えます。

 絶対的な吸収量は⑪のファイバータオルにかないませんが、意外と良く吸水しますし切れも抜群です。それに絞りが容易なのと隅のふき取りにおいてはこちらが完全に圧勝です。
 なお、いずれも致命的な拭きキズが付きにくく安全で安心です。

※ちなみに、他にもこんなふき取りクロスがあります。

 トヨタ純正のコーティングに付帯するもので、こちらも吸収性、切れ、絞りも良好です。また、クッション性のあるスポンジ状ですので、よほどのことがない限りキズが入らないというメリットもあります。濃色系には最適かと思われますが、唯一、耐久性がなくランニングコストは高価についてしまいます。


※その他、窓ふきにはこういった「窓ふき専用クロス」もあります。
これはいいです。洗剤類は一切不要で、まるでワイパーでもかけたように内窓もひと拭きでムラなくキレイになります。もちろん外窓の虫汚れなどもかんたんに除去可能で拭き跡が筋を引いて残ることがありません。
 ガラス拭きにはフカフカしていない薄手のファイバークロスが最適です。





⑬腕抜き
⑭薄手手袋
⑮前掛け
 なんでもない事ですがこれがあるとないとでは大違いなのです。
写真は小柄な女性でエプロン負けしてまるでペンギン状態です。また、ホースは本来傷付き防止に肩にかけるものですがいずれも気にしないでください。

 このフルセット完全装備ですと、手足はもちろん衣服にも水がかかる心配が一切なくジャブジャブ水かけて、無理な中腰体位(いや体勢か)をとることもなく思い切り遠慮なくボディーにもシャワーヘッドにも近づけますので腰が痛くなることもありません。
 本来、洗剤は使わず(使っても最小限で)水をかけながら洗い流して行くというのが本当の洗車、洗浄だと思います。スポンジ+洗剤で思い切りアワアワ状態にし、あとはただ水をぶっかけるというのは、汚れを伸ばしているだけで効率悪く、またキズも入りやすく、それに相当な水量ぶっかけても洗剤成分は十分に抜け切れていないはずで、時間も水道も無駄にしているにすぎません。
※洗剤でアワアワだらけになると一見キレイになりそうな気がしますが、現実的にはそういう気がするだけでその実、洗浄効果、効率は上がっていません。むしろ洗剤成分の残留蓄積による弊害の方が大きいのも現実です。

 老舗のミガキ屋さんはこれ(エプロン)がないと作業にならないといいます。究極の水研ぎミガキ(レクサスなどの仕上げにあるような水をかけながら磨くという究極のミガキ)があるからだそうです。

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 この中で不要なものはありませんが、しいて言うならブラシ類をはじめとする各用品に兼用できるものはあると思います。それ以外はどれが欠けても十分な洗浄はできないと思います。


<一口に洗車と言ってもこれがなかなか奥が深く...>
 車の洗浄が簡単そうで難しいのは、その外装に鉄板、プラスチック、ガラス、ラバー類...と、様々なパーツが入り乱れ形状もごちゃごちゃしているからだと思います。

 各部分による性質の違い、また汚れの種類も違うためそれらの適切な対処方も複雑になります。
 たとえば、
・ガラス面ならはっ水ガラスなのか親水ガラスなのか、
・塗装面ではバンパーやモール、鉄板部分などの違いによる塗料性質違い、
・その他、プラ無垢、ラバーの種類の違い...
そしてこれらの各性質の違いからくる適切な対処法の違い~

 さらには汚れ方の違いで言えば、
 たとえば
・油性汚れ(水あか、グリスたれ、タール/グリス状ピッチ、シミ)なのか、
・水性汚れ(水あか、水滴跡付着、雨だれ、ピッチ....)なのか、
・また、付着してしまった物の性質がどうなのか(虫、ピッチ、鉄粉、樹木の汁、鳥フン...)
 まだまだありますが、
 それらの場面にあった対処法の違い、・・・など、あげればきりがないほど複雑で奥が深いものです。

 そのあたりが食器を洗うのとは少し違って、乗って外を走らせる道具/機械である車の複雑でやっかいなところではないかと思います。


<さらにあると便利な用品>
 電動歯ブラシ:傷を付けずにキレイにエムブレムなどの溝をクリーニングできます。


トラップ粘土:ザラザラ落としに有効です。

これだけはちゃんとしたメーカー品を買わないと必ず後悔します。

またまだありますが、これ以上はプロの分野になりますのでこの辺でいったん終了とさせていただきます。


Posted at 2016/02/17 18:44:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年12月30日 イイね!

カーポート設置、しかし結露がひどく水滴落ち防御のため内側ビニールシートを張ってみると...。

 屋根付き駐車場の有無で車のコンディションは大きく違ってくるものですが、それがたとえば安価な簡易アルミカーポートであったとしても、これがあるとないとでは状況は全く違ってくるものです。
 通常、屋根付き保管というと雨がしのげるというところが一見大きいように思えますが、実際にはそればかりの問題ではなく紫外線がら守れるというところが最も重要なポイントになってくると思います。たとえば、プラ無垢部やライトレンズ、モール類の劣化状態にはそれらの差ががはっきり表れてくることと思います。
 思えば人間もそうなのかもしれません。シーズンには週3回以上漁に出かける漁師同然の当方、このところ直射にさらされている部分だけ(顔や腕~頭頂部までも)肌はシミ、シワだらけで、眼もの方も同様に弱ってきています。自身には修復歴(手術歴)もあって、キズ/へこみ跡もあり、さらにはエンジン、足回り、バッテリー(内臓、手足の筋力、脳みそ、気力)ともこのところへたってきていて経年劣化が一段と進んできています。


 前置きが少々長くなってしまいましたが、当方もそれに倣って昨年、カーポートを(画像のような3連結+延長一間1,8mにて)新設しましたが、現実的には安価なもので組んだこともあって、そう良い事ばかりでもなく問題点も多く、以下のように大きく分けて4点の致命的欠陥があります。
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①夏(いや春秋も同様に)、暑い。通常の廉価版波板仕様においては、まるで栽培ハウス内のような灼熱地獄状態です。熱線カット天板だとかなり違うようですが...、あいにく当方のカーポートはケチったため通常の廉価版ポリカ浪板仕様です(おおいに後悔)。
②大損害から守るため、初めから吹けば飛ぶような設計になっている屋根、台風のシーズンにはハラハラドキドキものです。
③それに気まぐれに降るドカ雪も耐荷重的に危険で、
④そして今、一番困っているのがこれ、結露問題です。季節によってはプラスチック浪板は結露がひどく、特に朝方中心に水滴がかなりひどくポタポタと落ちてくるのです。
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※なお、これらは骨組み枠の造りや屋根板の種類によってある程度は防げるそうで、特に屋根板に平板を使用する高価なタイプだと結露にはめっぽう強いそうです。また、同じ波板仕様でもあらかじめ結露する事を想定のうえ、その結露水の逃げ場をある程度確保されているタイプで、かつ断熱系の浪板を使うことでいくらかは結露は少なくなるそうです。それと浪板の色が濃いほど早く結露水が蒸発するため水滴落ちも少なくなるそうです。
 ただ、いずれの場合もあまり高価だと簡易カーポートとしての意味がありません。あっさり車庫を立てた方がまし、という事にもなりかねません。
 
 それにしてもこの結露対策だけは何とかしなければなりません。朝になるとポタポタ結露のしずくが落ちてきて、それらが集中的に一部分だけに水滴跡(いわゆる「雨ジミ跡」)をつけてしまいます。これでは屋根付き保管の意味もありません。 かといって大金かけて改装するのもどうかと思いますし、

 上記のような事情で、結果的にもっとも原始的でかつ効果的、かつ安価に上がるこのような手法にてこれら結露に対処してみました。 


内側にビニールシートを貼り付けてみました。

◆「ユタカメイク シルバーシート#3000 2,57m-5,24m」¥通販で1セット\2.000少々のもの、これを2セット用意し、これを内側に張ってみますが、これがなかなかどうして必要十分な防水&紫外線、熱線カットしてくれるのです。しかもある程度光は通りますので著しく暗くもなりません。

両端をひも(できればラバーコード)で引っ張り、要所は下記のようなドリルビス(錆びない304ステンレス製)で止めて固定。

このようになりました。


 半日、総材料費\5,000前後でできるかんたんな紫外線、、熱線、結露防御対策です。見栄えが良いとはお世辞にも言えませんが、これだけで充分機能は果たしております。
 実は仕事場の方も同じ手法で施工し2年経過していますが、数回の台風通過にも負けず何事もなく順調に過ごせております。

 ビニールシートを張るという事自体、応急処置的要素が濃いものですが、キレイに貼れれば思ったよりみすぼらしい感じはありません。何といても万全の結露対策ができてしかも暑くならず暗くもならず、求められる機能はすべて果たしております。

 認可が不要で安価なアルミカーポート、車の高価なオプションを付けるくらいで購入設置できますので勧めです。
 なお、設置の際は、あまり屋根が高くならないような最小限の高さにとどめ、かつできるだけ直射が避けられるような位置に配置した方が無難です。朝日も夕日も当たり、しかも屋根が高いため雨がバンバン降りかかるようでは意味がありません。
Posted at 2015/12/30 13:43:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年12月20日 イイね!

4年乗ったアクシオとお別れ間近で...用品類すべてをノーマル戻し、すると!!

 早いもので気が付いたらもう4年アクシオに乗っていましたが、これまでコツコツといじくりまわしてきて外装もこのような状態でしたが、


先日、ふとしたきっかけで急きょSAIに代替え契約。
まもなくそのSAIがやってきてこちらアクシオは下取りに出ますが、その前に暇をみつけてはノーマル戻し...。

 取り外した用品類はナビ(純正交換)、前カメラ、ドラレコ、レーダー探、スピーカー(純正交換)、~前モデリスタエアロ、アルミホイール、LED FOG、GIGAHIDバルブ...、まだまだあります。外した点数は数えきれない点数になります。
 いざこれらを取り外す段になって...、しかしよくもここまでいろいろ取り付けたものだと我ながらあきれるしだいで...。

内装ノーマル戻し(純正ナビ類)


外装もノーマル戻し


モデリスタエアロ、ミラーメッキ類は時間かけてじっくりと→運よく痕跡なく取り外せました。
一方、サイドステップの方はうっかり元のカバーがなかったため断念、
ついでにフィールダーから取り外したメッキ調シールを移植(少しシワはできたもののこちらも運よく再利用可能でした)。

「ラグゼールグリル」はフィールダー用にいただき交換、
なんだか前周りが旧型SAIかカムリのような容姿になりましたが、これがなかなかいい感じです。

 そしてその後すべて取り外し完了し、今はSAI納車までどノーマルアクシオに乗っていますが、なんと言いますか、これが予想外に乗り心地と言いますか居心地が非常に良いのです。
 ホイールやエアロを擦る心配がなくナビも純正で何も考えることがなく扱え、盗難の心配もありません。とにかく何も気を遣うところがなく全くストレスがないのです。ノーマルタイヤの心地よさも改めて痛感しました。

 ノーマルに戻ったアクシオは、まさにカローラ本来のあるべき姿に戻ったのだと痛感した次第です。
 
 
Posted at 2015/12/20 16:15:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2015年12月09日 イイね!

アルパイン フロントカメラ HCEC-212FD 6P配列


<アルパインフロントカメラHCE-C212FD 6Pの配列>
こちらも線を通す際、ピンを抜いて時々わからなくなることがありますのでこの場をお借りしてメモさせてください。


Posted at 2015/12/09 17:45:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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